問いかけ続けること
現状を最善とせず、いつも自己のあり方を問い直し、よりよい方向を求めていく姿勢から生まれた、「この新聞は成長しようとしています」という私たちからのメッセージ。表紙の描き手が変わって、いよいよあなたに届き始めたのではないでしょうか。
タイトルや表紙だけを新しくしようとしているのではありません。どんな方を読者としてターゲットにするのか、どういうねらいのもとに記事を編んでいくのか。そういった内容と共に、新聞の配布方法、経費の運用方法など、でき上がってしまっていた体制への問いかけも積極的に行なっています。
あなたからつながる
さてここで確認しておきたいことがひとつ。それは、この新聞は、あなたなしでは生まれない、ということ。あなたが表紙をめくったその時から、あなたはこのメディアを通じて、作り手である私たちと、またほかのたくさんの読者の人たちとつながり、この新聞作りに参加しているのです。そんなあなたを始め、読者の方々の思い・批判・要求を、どうやったらもっと多く汲み上げることができるのか、ということを私たちはこれからももっと大切に考えていきたいと思います。
今号を読み終えたら、ぜひもう一度、ここを読み直してください。そしてそのとき、どんな言葉が印象に残っていますか?どんなキーワードが、あなたの心に浮かんできますか?
一文でも、それこそ一言でも充分なのです。あなたの心のふるえが凝縮された一言を、ぜひわたし達に、そして新聞を通じてほかの読者の方へ伝えてください。
波紋はさざ波を呼び、大きなうねりとなります。