★☆読者の声☆★


◇毎号、興味津々になって読ませてもらっています。質・量共に大変ボリュームがあり、読みごたえがあります。スタッフの皆さんの心意気が伝わってきて、感動したり、我が身を振り返って反省したり、とにかくいつも勉強させられます。
 さて、富山県氷見市に住む指導林家、中田市郎さんは80歳。とても80歳とは思えない軽い身のこなしで毎日山に通い、作業に精を出しておられます。私は昨年の秋頃から時々中田さんを訪ね、山の作業のお手伝いをさせてもらっています。
   私が中田さんの山に通うようになった動機は、林務職員のくせに林業のことを知らないのはおかしいと思い、勉強したかったということと、「すごいじいさんがいる。」と聞いて、ぜひ会ってみたいと思ったといことです。中田さんの山で作業するたび、また、中田さんの家で囲炉裏にあたりながら、いろいろなお話を聞く度、新しいことを知りとてもうれしい気持ちになります。仕事ではいわゆる公共事業に携わっていて、“林業”とはあまり縁がないのですが、広い意味での“山づくり”という点で、やはり中田さんの山づくり、山に対する思いを私達はお手本にしなければならないと思います。
 それから、「つくば有機セミナー報告」の中の橘先生のお話のところで、「ああ、おもしろかった!」と言える人生は最高だ、と書いてありましたが、私も中田さんの姿を見ていてつくづくそう思います。中田さんの山くらいの規模では林業収入のみで生活していくことはできません。木材価格の低迷は続いています。それでも中田さんは、いつも積極的に新たな面白いことを考え、実践し、ますます魅力的な山をつくっています。「なんでも面白そうだなと思ったらやってみる。いろいろやってみても、損にはならないし、そういうこ とを考えていればボケることもない。」と笑顔で話す中田さんは、私の目標です。まだまだ私が知らないことはたくさんあるので、少しずつ身につけていこうと思っています。
(富山県黒部市・山口みどり)


◇教員生活をスタートして早くも三週間が経とうとしています。私は歴史を教えることになりました。歴史は苦手分野なので、毎日青くなりながら授業しています。
 着任早々いじめ事件にぶつかりました。この学校は他に比べて生徒がおとなしく、というよりもしめつけが厳しいからなのですが、その反動でか、陰のいじめが多いようです。どうなることやら…まだたったの三週間ですが、忙しさに辟易しつつも楽しさも感じています。
(神奈川県・能津直子)


◇今回有機セミナーに参加して、有機農産物の奥深さとそれに携わる人々について、とても勉強になりました。有機栽培で採れた作物を一度口にすると、市販の作物が偽物のようにまで感じました。少しずつですが、食べ物を選ぶとき、見た目重視だったのに対し、本来の食べ物の味を求めるようになってきました。もっと手軽に有機野菜を手に入れることが出来たら良いのにと思いました。
(水戸農業高校・池田理恵)



◎皆さんのご意見、ご感想は、私たちスタッフはもちろん、読者の皆さんに対しても良い刺激になります。どんなことでも思っていることを書いてください。お手紙、FAXお待ちしています。

(宛先)〒305 つくば市天王台1ー1ー1
筑波大学応用生物化学系 橘研究室気付


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