表紙のことば 荒川 陽子
・・ 郷 ・・
私の故郷は、九州の大都市です。それはもう汚くて、都市の汚さは日本でも5本の指にはいる程ではないかと思ってしまうほどです。騒音、大気汚染、ヘドロなどなど。しかし、そんな故郷でも私にとっても大切な故郷であり、時々むしょうに帰りたくなります。
表紙は、1946年にアメリカ人が見た日本の農村です。この様な場所を故郷にもつ人は、都会に出てきても自分の田舎を忘れるようなことは決してないのでしょう。
田舎、都会かかわらず各々の故郷を皆さんが大切に暖めて下さることを願って。
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