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2004年6月2日(水)

株式会社ウェディングが、請求放棄を行いました

掲示板の投稿を消さなかった損害賠償として、6,000万円を請求してきた訴訟について、原告の株式会社ウェディングが請求放棄を行いました。放棄は一方的に行える(被告側からの異議は出せない)ので、民事事件は確実に終了です。また、同じ請求をすることも出来ません。

原告側の行動 被告側の行動 結果 再度、同じ請求
取下げ 同意 裁判前の状態に戻る 出来る
取下げ 不同意 裁判継続
請求放棄 被告側勝訴 出来ない

平成16年(ワ)第510号損害賠償請求事件
原告 株式会社ウェディング
被告 吉本敏洋

請求の放棄書

平成16年5月24日

京都地方裁判所第6民事部い係B 御中

原告訴訟代理人 弁護士   南   聡
同 弁護士 小川  顕彰

上記当事者問の御庁頭書事件について、原告は、被告に対する本件請求の全部を放棄致します。

以上

ところで、もうすぐ発売されるハッカージャパン7月号(隔月発売)に、ウェディング問題についての記事を書きました。こちら側から見た経緯を客観的に書きましたので、それなりに分かりやすいかと思います。

2004年5月27日(木)

YahooBBマガジン7月号に、ウェディング問題の記事

ちょいと紹介が遅れましたが、YahooBBマガジン7月号に、ウェディング問題の記事が掲載されています。0.75ページに渡って掲載されています。

なお、記事中、私が「あと10年経ったら状況が変わるかもしれません」と言ったようになっていますが、そのようなことは言っていません。「10年間、悪マニを匿名でやれたら、何か変わるかもしれないと思った(だが、7年しか出来なかった)」と、取材で答えたことの間違いです。

まあ、事前にゲラは送ってもらったのですが、仕事でも無いし、一々見てないので(^^;。

2004年5月25日(火)

はてなと悪徳商法のコラボレーション?

人力検索サイト「はてな」は、有料で質問を受け付けているのですが、悪徳商法に関する質問をすると会社名が削除されるようです。例によって、まったく説明が無い模様。質問者の利益よりも優先すると言うことですから、関連会社か何かでしょうか?

(はてなにより削除しました)という会社の人が、勤務先の会社名を地図に載せているので広告代を払う様にと訪れています。払わなければ行けないのでしょうか?
以前、事務員が誤って支払ってしまった際の領収書には「尚以後は自動更新とします」と書かれています。
同じように困っているかたのページや法的に断れることが判るページを教えてください。

参考:はてなとウェディングの蜜月関係?

2004年5月11日(火)

早すぎる死か。永遠の自由か

P2Pファイル共有ソフト「Winny」の作者が、IT革命を起こそうとした罪で逮捕されました。

「ソフト自体は、中立だ」「新技術(新流通システム)の芽が摘まれる恐れがある」と言う声や、「幇助犯の拡大は、ネットの自由を無くす」と言う声に対し、京都府警のマリー・アンチネット氏は、こう答えたとされています。

「ネットが使えないなら、TV局や出版社などで表現すればいい」

参考記事:

2004年5月7日(金)

消費者ポータルに、第3の記者登場

消費者ポータルJAPANに、新たなる記者の方が参入してくれました。その名も、要.cc の斉藤要さんです。

「自称、亜細亜主義者」とのことですが、亜細亜主義と言うのが、どのようなものなのか良く分かりません。画数が多くて、書くのが大変そうです(^^;。でも、記事のほうは、そんな堅そうでもありませんね。「つづく」となっているので、要さんのサイトとともに要注目です。

参考:記者募集のお知らせ

2004年4月27日(火)

岐阜北警察署が、悪マニを捜査しているようです

プロバイダのBIG-NETから、以下のようなメールが届きました。第2、第3の家宅捜索も間近でしょうか?

本日岐阜北警察署から、お客様の氏名・住所・連絡先などについての捜査関係事項照会書が届きました。弊社では捜査当局から捜査関係事項照会書が届いた場合にはお客様の情報を提出しております。今回の照会についても提出となりますのでご報告させて頂きます。

照会内容:

・住所
・氏名
・連絡先
・その他開設者を特定する事項

これらのうち、住所・氏名・連絡先については登録して頂いている情報を回答いたします。

岐阜北警察署の担当者並びに連絡先は下記のとおりです。本件については、こちらにお問合せいただきますようお願いを致します。

岐阜北警察署刑事課 ****様
〒502-0803 岐阜県岐阜市上土居2-2-22
058-233-0110(内線401)

−−−−−

下記のURLの内容が添付されていましたので、これに関することと思い
ます。詳細は上記にお問い合わせください。

http://www6.big.or.jp/~beyond/akutoku/news/2003/0311-22.html

なお、この記事については、4月22日に読売新聞から削除要請が来ています。

また、記事にかかれている本人と思われる方からも、削除要請が来ています。詳細については述べませんが、「新聞社データベースに記事が残っている段階での削除は、致しません」との返事を送っております。

2004年4月25日(日)

取り下げの不同意書

とりあえず、書いてみた。WORDで、「訴状」テンプレートを作ったので、書くのは楽。嫌なテンプレートだ(笑)。

2004年4月24日(土)

悪徳な悪徳商法サイト

こんにちは。相変わらず Google八分されていて、夜も眠れないBeyondです。この心労を癒すために、パァーっと水族館にでも行って、ジェリーフィッシュ(くらげ)でも見て過ごしたいところです。

さて、Googleにて、キーワード「悪徳商法」を検索して見てください。もちろん当サイトは見つかりませんが、右の方に「スポンサーリンク」と言う広告が、沢山表示されると思います。盛況ですね。その中の一つに、「悪徳商法相談室」と言うサイトがあるのですが、どうも怪しげなサイトのようです。

と言うのも、リンク条件についてのページを見てみると、

リンク希望について

許可制をとり許可しております。

必ず事前に「こちら」から許可申請の書込をお願い致します。
その際、サイト運営者名・連絡先・サイト名・リンク希望の趣旨を必ず明記下さい。

特約事項

  1. 許可無くリンクをした場合、罰金10万円とし法的手段等の然るべき処置をとります。
  2. 申請後、1週間以上経過しても回答の連絡がない場合は不許可と認識下さい。

※リンクをする場合は、『http://www.akutokusos.com/』(インデックスページ)にお願いいたします。

と書いてあるからです。無断リンクは、「罰金10万円」だそうです。

これまで、日弁連香川県消費生活センターのリンク条件を批判してまいりましたが、ここまで酷いのは初めて見ました。本当に、消費者の味方をするつもりが、あるんでしょうか?どっから10万円なんて罰金が出てくるのか、全くのなぞです。

と、普通なら、ここで終わっても良いのですが、良く見ていくと、ほかにも変な記述があります。それは、「架空請求」の対処法についてのページです。

架空請求と言えば、紀藤弁護士も述べているように「身に覚えが無いものは、無視。身に覚えがあったとしても、無視」するのが最上の選択である、いたって初心者向けの悪徳商法です。しかし、このサイトの支払う義務のページによると、

  • 『放置』は、どの場合でも通用することではなく、一定条件の時だけに有効
  • 何でもかんでも放置してしまうと、二次被害、三次被害へと広がってしまったとの報告が当協会に殺到している
  • 正式な手続きで、対処を取らなければ、業者は『あなた』に請求をし続けることとなります
  • 直接電話が来たり、漢字フルネームで文書が届くようでしたら、きちんとした対処手続きをとらなければなりません

などと書かれてあります。

「へぇ〜、正式な対処手続きをしないと、いけないんだ」と思って、トップページに書かれてある対処手続きについてのリンクをクリックして見ると…、なんと!最低 3万円払って賛助会員登録を行わないと、対処手続きが出来ないそうなのです。

風が語りかけます。ひどい、ひどすぎる。

悪徳商法相談室は、有限会社日本広域総合企画と言う探偵屋さんが運営している、NPO法人日本広域総合調査協会の一部とのことです。本当に公益的な活動を行っている真面目なサイトなのでしたら、まずはリンク条件を撤廃し、その経緯をサイトで報告すべきだと思います。そして、賛助会員等の記述についても(もし、誤解があるのでしたら)誤解が無いように見直すべきでしょう。

掲示板にて情報提供してくれた、多分役立たず(HNです さん、どうもありがとうございます。

2004年4月22日(木)

ハーバーライフの週末社長様に取材して見ました

最近、掲示板に、「私は、週末社長です」と言う書き込みが、非常に多く見られると思います。それらは全て、ハーバライフと言うマルチ商法の宣伝です。色々な人が書き込んでいると思われるのですが、なぜかみんな同じようなデザインで、なぜか全て「松浦」さんの体験談になっています。

で、それについて「調べて欲しい」と言う要請がありましたので、株式会社ウェディングの話ばかりでマンネリ化していると批判もあることから、たまには気分を変えるためにも、電話で取材してみました。

取材結果リスト:

週末社長様 社長様連絡先 結果
宮田 真吏 049-264-3761 留守電
細金 陽子 0476-46-1685 不在
大森 浩 048-443-6567 留守電
前川 由紀子 090-1795-2012 留守電
松岡 浩 090-8511-0164
菅野 ゆか 03−3416−0447 都合により通話出来ません
山本 博之 049-295-1260 不在
村井 健一 048-597-5330

平日に電話したと言うこともあって、ほとんどの方に連絡が付きませんでした。やはり、週末社長様だからでしょうか?まだまだ、沢山、週末社長様はいらっしゃるので、また週末にでも取材してみたいと思います。

なお、ハーバライフはマルチ商法なので、一人一人が独立した事業主となります。でも、会社を作っているわけじゃないので、「社長」じゃない気もするんですが、まあ置いときましょう。

松岡さんの話:

び「松岡さんのページには、『私は、佐賀県に住んでいる松浦です』って書いてますよね?誤字ですか?」
松「いえ。あれは、グループのホームページで、松浦さんはグループのリーダーです」
び「グループって、良く分かりませんが、あれは松岡さんのページではないのですか?」
松「最初のページだけが、私のページで、あとはグループで共通で使っているページに行くようになっています」
び「じゃあ、ポルシェがどうとかは、すべて松浦さんの話と言うことですか?」
松「ええ、そうです」
び「では、そう言った話を聞きたいので、松浦さんの連絡先を教えて頂けますか?」
松「なぜですか?」
び「松岡さんでは、お分かりにならないとのことですので、実際に本人に話を聞いて見たいと思いますので」
松「ビジネスを始めようと言うことですか?」
び「始めるとか始めないとかは、実際に話を聞いて見ないと分からないことだと思います。そういった話を誰に聞けばよいのかと言うと、松浦さんですよね?」
松「じゃあ、ちょっと本人に言ってよいかどうか確認して見ます」
び「え?松浦さんは、ビジネスでやっておられるのですよね?」
松「ええ、そうですけど」
び「では、特定商取引法に基づいて、連絡先とかも、ありますよね?」
松「彼も、自分のホームページでは公開していると思います」
び「それでは、ホームページのURLを教えていただけますか?」
松「ちょっと、ホームページの方は分からないんで」
び「では、連絡先の方を教えていただけますか?」
松「…」
び「もしもし?連絡先、を教えていただけますか?」
松「えー、じゃあ、私が教えてもらったときから変わってなければ、090-8390-0011 のはずです」
び「これはー、携帯ですよね?事務所の住所とかは、分かりますか?」
松「いえ、私たちは、個人事業主としてやっているので、事務所とかはありません」
び「では、そちらのご住所は分かりますか?」
松「聞いてないので、分かりません」
び「そうですか、ありがとうございます」

村井さんの話:

び「村井さん、ホームページをやってらっしゃると思うんですが、ハーバーライフの。これで、『私は、佐賀県に住んでいる松浦です』って書いてるんですが、これは村井さんのページでは無いのですか?」
村「いえ、私のホームページです」
び「でも、松浦って書いてあるんですが」
村「あのオレンジ色のページは、グループでやっていて、グループのページです」
び「アドレスとか見ても、村井さんのページですよね?」
村「グループで、そういう風にやるようになってるんです」
び「そうですか。それで、体験談とか載せてますけど、これは本当のことだと確認されたんですか?」
村「ええ。全て松浦さんの、体験談です」
び「それは、村井さん自身が確認されたんですか?」
村「ええ。松浦さんとは、良く会ってますし。すべて本当のことです」
び「松浦さん以外にも、茨城県のマーチンさんとか横浜のロバートさんとか色々載ってますが、全て村井さん自身が確認したのですか?」
村「ええ、実際、その人たちとは良く会ってますし、大阪のほうとかにも良く行っていて、皆で集まったりして話を聞いているので、本当のことです」
び「そうですか。それで、ハーバーライフはマルチ商法だと思うのですが、そうですよね?」
村「ええ、そうです」
び「そのことは、ページを見ても全然書いてないのですが、違法にならないのですか?」
村「良く分かりません」
び「良く分からないって、村井さん自身が、特定商取引法とか勉強して、ビジネスをやってらっしゃるんですよね?」
村「ハーバーライフの、、バナーを張っているのありますよね?あれは、全て本社のほうで確認して、法的に問題ないってことで張っているので、問題ありません」
び「本社の方で問題ないって言っても、宣伝しているのは村井さんですよね?村井さんが、確認しないと駄目なんじゃないですか?」
村「それは、そうなんですけど、本社の方でやっていて、勉強会とかもやっていて、大丈夫です」
び「そうですか。それで、実際、儲かっていらっしゃるのですか?」
村「ええ、儲かってますよ」
び「そうですか。あ、ビジネスのほうは、いつからやっているんですか?」
村「去年の5月からです。」
び「ちょうど1年くらいですね。どのくらい儲かってますか?」
村「それは、言わないといけないんですか?」
び「そうですね。お願いします」
村「50万です」
び「それは、必要経費とかを引いて、50万なのですか?」
村「その通りです」
び「そうなんですか。では、これからも続けるおつもりなんですよね?」
村「もちろん。続けていきます。詳しいことは、本社のリレーション課ってところに、、、、」
び「はい、どうもありがとうございます」
村「これで、よろしんですか?」
び「はい、ありがとうございました」

沢山の週末社長様をご紹介くださった、KKKさん、どうもありがとうございます。

2004年4月21日(水)

朝日新聞より削除要請が来ました

かなり前のことですが、載せてなかったので。

4月21日現在、1ヶ月経っても返事は来ておりませんから、一社員のイタズラもしくは、「権利侵害の事実は、確認されなかった」と言うことかと思います。

日時:3月10日17時8分

朝日新聞社の著作権センターです。このホームページの中の「悪のニュース記事」には、アサヒ・コムの記事が無断で転載されています。記事本文を無断転載することは、弊社の著作権を侵害するものです。即刻、記事見出しと記事ページへのリンク部分との間に設けている記事本文の転載部分を削除するよう求めます。

 アサヒ・コムから記事見出しを取り出し、それに該当する記事ページのURLを記載して記事ページに直接リンクをはるのであれば、弊社としてはとくに問題はありません。

日時:3月21日1時54分

朝日新聞社著作権センター御中

>  朝日新聞社の著作権センターです。このホームページの中の「悪のニュース
> 記事」には、アサヒ・コムの記事が無断で転載されています。記事本文を無断
> 転載することは、弊社の著作権を侵害するものです。即刻、記事見出しと記事
> ページへのリンク部分との間に設けている記事本文の転載部分を削除するよう
> 求めます。

悪のニュース記事は、不特定多数の者が、当サイトの掲示板内で論評する目的で、記事を投稿するシステムです。各投稿は自動的に公衆送信化され、管理者が事前にチェックを行っているものではありません。

ですから、どのページが、御社の著作権を侵害しているのかが分からないので、具体的な URL を列挙してください。

また、削除要請は、お使いになったフォーム上の注意点を良くご覧になって、適切な方法にて行ってください。

http://www6.big.or.jp/~beyond/akutoku/mail/sendmail.html

2004年4月20日(火)

移送申立書

私が出した移送申立書と、株式会社ウェディングの意見書を載せておきます。

平成16年(ワ)第510号 損害賠償等請求事件
原告 株式会社ウェディング
被告 吉本敏洋

移送申立書

平成16年3月28日

被告 吉本 敏洋

京都地方裁判所 第6民事部い係B 御中

 上記当事者間の貴庁平成16年(ワ)第510号損害賠償等請求事件について、次のとおり、訴訟の移送の申立てをいたします。

申立の趣旨

 本件を東京地方裁判所へ移送する。
との決定を求める。

申立の理由

1 被告吉本敏洋の住所は、訴状当事者目録記載の通り東京都(中略)であり、御庁からあまりにも遠隔地にある。

 本件については、インターネット掲示板に関する事件で前例が少なく、表現の自由について憲法上の法律論が展開されるなどして訴訟が長期化するおそれがあるが、遠隔地であるが故に当事者の日程の調整が難航することによって著しい訴訟遅延を招くおそれがある。

2 また、被告は個人であり、御庁への出頭に要する時間的・経済的負担は甚大である。被告が御庁に出頭するためには往復1日間の出張が必要となるため、仕事を休まなければならないが、被告は有給休暇が無い労働契約環境にあり、出頭に掛かる費用と休業による損害で二重の負担が発生する。

 代理人を任ずることも、遠隔地のため、多大な困難が予想される。

3 一方原告は、東京都渋谷区内に東京支社および東京店を有し、原告WEBサイト上にて「グループ年商92億円。グループ総資本1億4,700万円」を謳う大企業である。

 また、本件とは別事件においてではあるが、原告は藤原朋奈弁護士を代理人として、被告がサーバーを借りているサーバー管理会社に通知書を送るなどしている。藤原弁護士は、東京に事務所を置く弁護士である(疎甲第1号証)。

4 よって、本件訴訟については当事者の公平を図る必要性から、民事訴訟法第17条により、職権で東京地方裁判所に移送していただくよう申し上げ致します。

疎明資料

疎甲第1号証 日弁連WEBサイトの弁護士情報(写)

平成16年(ワ)第510号 損害賠償請求事件
原告 株式会社ウェデイング
被告 吉本敏洋

移送申立に対する意見書

平成16年4月7日

京都地方裁判所第6民事部い係B御中

原告訴訟代理人 弁護士 南    聡
同 弁護士 小川 顕彰

意見の趣旨

 本件移送申立を却下する
との決定を求める。

意見の理由

1 訴訟遅延のおそれはない。
 被告は、本件訴訟が、事案の性質上、長期化するおそれがあり、被告住所地が京都地方裁判所から遠隔地であることと合わせて、著しい訴訟遅延を招くおそれがあると主張する。

 しかし、本件訴訟は、インターネット上の電子掲示板上の書き込みについて、当該電子掲示板管理人である被告の責任を問うものであるが、このような事案については、すでにいくつもの前例が存在しており、現時点で新たな憲法上の法律論が展開される可能性は低い。

 したがって、そもそも本件訴訟が長期化する蓋然性は現時点では高いとはいえない。

 また、被告は、遠隔地であるが故に当事者の日程調整が難航する結果、訴訟遅延を招くおそれがあると主張するが、移送決定がなされれば原告側にとって遠隔地となり、やはり日程調整が難航するのであって、移送決定の前後で日程調整が難航する状況に変化は生じない。

 したがって、日程調整の難航は移送申立の理由足り得ない。

2 被告が個人であることは、移送の理由とはならない。

 確かに、原告は法人であり被告は個人であるが、そのことのみをもって原告と被告との衡平がとれないということはない。

 被告が京都地方裁判所へ出頭する時間的・経済的負担と、原告が東京地方裁判所へ出頭する時間的・経済的負担に大差はない。

 また、被告が将来的に訴訟代理人を選任する蓋然性は極めて高く、代理人が選任されれば、被告が京都地方裁判所へ出頭することによる時間的制約は問題とはならない。

 さらに、被告が京都地方裁判所への出頭が容易な弁護士を代理人として選任することにさほどの困難はない。

 被告は、原告が別件で第一東京弁護士会所属の弁護士を代理人に選任している事実を移送申立書の中で指摘しているが、その事実が本件訴訟との関係でどのような位置づけになるのか明らかではなく、本件移送申立の判断に影響を及ぽすものではない。

3 証拠の偏在は存在しない

 本件訴訟において、京都地方裁判所で訴訟を行うことが不適当な程の証拠の偏在という事情は認められない。

4 よって、本件訴訟において、被告が主張する事由で本件を東京地方裁判所へ移送する必要性は乏しく、本件移送申立は却下されるべきである。

以上

2004年4月19日(月)

訴えの取り下げ書

裁判所から郵送されてきた、訴えの取下げ書の内容を載せておきます。

平成16年(ワ)第510号損害賠償請求事件
原告 株式会社ウェデイング
被告 吉本敏洋

訴えの取下書

平成16年4月12日

京都地方裁判所第6民事部い係B御中

原告訴訟代理人 弁護士 南    聡
同 弁護士 小川 顕彰

 上記当事者間の御庁頭書事件について、原告は、都合により、被告に対する本件訴えの全部を取り下げます。

以上

2004年4月18日(日)

こうえんデビュー

悪マニ7歳の春、ついに、こうえんデビューしてきました!最初は、ちょっと怖くて、上手くみんなの輪の中に入っていけるかドキドキでしたが、優しい方ばかりで、なんとか最後までやり遂げることが出来ましたヨ!!直前まで、関係者にすら知らされてなかった大物(?) ゲストまでやってきて、ドッキリ・びっくりな2時間でした。

初めてのことで、色々と至らない点があったにも関わらず、厳しいツッコミも無く、楽しい時間が過ごせました。沢山の方にお集まりいただいた、その事実こそが、これからのネットを変えていく大きな力になるのだと思います。つまり、掲示板でも BLOG でも、参加する・始めると言う事こそが大切なのです。たとえそれが、大した内容で無くとも、単なる個人の自己満足であっても、ただのリンク集に過ぎないとしても、何かを変えていくことに繋がるのだろうかと思います。

そういう意味で、今回の会合は、成功だったと言ってよいかと思います。まだまだ問題は山積みであり、色々とご批判もあろうかと思いますが、是非、考える会掲示板のほうに書いて欲しいと思います。結論は、まだ決まっていません。考える会なんだから、考えないと意味がありません。

2004年4月14日(水)

17日に、講演を行います

4月17日(土)のウェディング問題を考える会・第1回総会で、講演を行います。是非お越しください、と言いたい所ですが、初めての講演なので、あまり期待しないでください(^^;。

なお、不特定多数向けの講演については、今までお断りしてきたのですが、今後は下記の通り対応します。密かに講演人生を目指しているので(笑)、お気軽にオファーしてください。

○ 講演、講義等

有料です。OHPか、パワーポイントが使えるようでしたら、お引き受けします。講演費については、そちらの基準で構いません。

○ 討論会、対談、座談会等

有料です。

○ 勉強会等、少人数でのセミナー形式

なんらかの、消費者問題に関する活動を行っている団体からのオファーでしたら、無料でお引き受けします。交通費だけお願いします。それ以外の場合は、有料です。

○ 取材やコメントを希望される場合

基本的に無料です。謝礼金などはいりません(くれるものは、貰います(^^))。ただし、実際にどこかで会う場合は、交通費を取材時にお支払いください。ただし、東京都内に限ります。

写真撮影は、紙面にデカデカと載らないのでしたら可能です。TV 撮影も、自宅で無いなら可能です。

○ 記事の執筆

有料です。原稿料については、そちらの基準で構いません。

□ 交通費について

交通費は、以下の基準でお支払いください。

1.東京都内の場合
一律、2,000円
2.東京駅から、新幹線(のぞみ)で2時間以内
東京駅からの新幹線(のぞみ)料金 + 2,000円
3.それ以外の場所
実費(事前にお知らせします) + 宿泊料金(施設はご用意ください)

□ 肩書き等について

消費生活専門相談員、消費生活アドバイザーのほかに、.com Master 2002 ★★ も持っています。本職は、プログラマーです。

□ 得意分野

消費者問題、ITセキュリティ、サーバ管理、インターネット全般。CGI や、WEBサーバ技術(Apache)については、かなり詳しいです。

2004年4月13日(火)

とりあえず答弁書

ちょっと手抜きですが、私の書いた答弁書を、PDFファイルにしてアップしておきます。頑張って、訴状と比較してください(^^;。

2004年4月12日(月)

株式会社ウェディングが、訴訟を取り下げました

第1回口頭弁論が明日に迫った、平成16年(ワ)第510号 損害賠償等請求事件についてですが、原告の株式会社ウェディングが訴訟を全て取り下げました。先ほど、京都地裁から電話がありまして、当然「口頭弁論は中止」とのことです。

私の書いた答弁書が、あまりにも素晴らしい出来で、「感動した。取り下げる」ってことでしょうか(笑)。

まあ、いまさら民事を取り下げられても、Google八分されたままですし、匿名掲示板(仮)は閉鎖されたままです。ウェディングの告訴により、プロックスシステムデザインからは解約されてしまいました。家宅捜索で色々と持っていかれ、出費もかさんでいます。刑事事件の方はどうなるか分かりませんので、今後の対応については、よく考えたいと思います。

なにはともあれ、ウェディング側としてはネットの評判を大変気にしているようで、取り下げたのも、皆様がいろんなところで話題にし、応援してくださったおかげだと思います。今後も、ネットの自由を脅かす勢力との戦いは続くと思います。引き続き、応援のほどをよろしくお願いいたします。

(補足)

実際に訴訟が取り下げられるためには、被告(Beyond)の同意が必要です。既に、答弁書を提出しているので。

一応、2週間の期限があります。同意はまだ行っていません。

2004年4月10日(土)

たし目5月号は、「消費者の権利」特集

たしかな目5月号表紙たし目5月号の特集は、「暮らしに生かそう『消費者の権利』」と題して、36年ぶりに改正が行われる「消費者保護基本法」について解説されています。

「消費者の権利」とイキナリ言われましても、何があってどういう権利なのか分かりませんから、この特集は大変に役立つと思います。今後は、「自立した消費者」意識が求められるとのことですから、これらの権利については知っておいて欲しいと思います。

あと、第2特集の商品テストでは「ベビーカー」の比較テストが行われています。私には関係のない特集ですが、様々なテストの結果が、沢山の図や写真で説明されているため、とてもわかりやすい記事だと思いました。ベビーカーの購入を検討されている方だけでなく、現在使用中の方にも、是非読んで欲しいと思います。

2004年4月9日(金)

株式会社ウェディングによる圧力の影響

さて、皆さんご存知のとおり、当サイトは株式会社ウェディングのクレームにより、google で検索できなくなっているのですが、それがどの程度の影響を与えているのか調べてみました。

以下のグラフは、会議室の1日あたりの投稿数を、最近1年間についてグラフにしたものです。見やすいように、7日間の移動平均と21日間の移動平均で表示しています。

ゴールデンクロスとかデッドクロスとか詳しいことは分かりませんが、ウェディングからクレームが来た12月以降、明らかに投稿数が減っているように見えます。これは、取りも直さず、被害者(または被害者予備軍)が、当サイトにたどりつけていない、または書き込みを躊躇していると言うことでは無いでしょうか?

2004年4月6日(火)

サイゾー4月号に、株式会社ウェディングの記事

現在発売中のサイゾー4月号55ページに、「グーグル八分の真相」と言う記事が掲載されています。

1/2ページと分量は少ないのですが、注目すべきは「ウェディング」が実名で出てくることです。「ウェディングは、京都府警汚職に関係して前社長が贈賄で逮捕された前歴があり、ダーティーな過去を消し去ろうと躍起になっている」とまで、書かれています。チャレンジャーですね(笑)。悪マニ十字勲章ものです。

他にも、「渋谷でわざとキャッチセールスにひっかかってみました」など面白い記事が掲載されているので、是非買ってみてください。

誰だかわかりませんが、メールで情報を教えてくれた方、どうもありがとうございます。

2004年4月5日(月)

株式会社ウェディングが、再度、告訴するようです

ちょっと前のことになりますが、3月31日に、悪マニを置いているプロバイダのBIG-NETから、以下のようなメールが届きました。

先程株式会社ウェディングからお電話を頂きまして、このままではらちがあかないので弊社を含めて告訴をしますがよろしいですか?というご連絡を頂きました。

弊社はお客様のコンテンツを設置する場所を提供しているだけで、お客様が配信しているコンテンツの内容に関しましては、弊社は一切関与しておりませんので、弊社が告訴対象になることは不本意な所です。

弊社としましては、ユーザーのホームページ等に書かれている件については、それが明らかに法律違反であったり、社会的・道義的通念上、明らかに問題である、と判断が出来る場合を除いては、ほとんどの場合、御指摘をされていますページの内容についてその事実関係を把握し判断する事が出来ませんので、当事者とユーザーの方との直接のやり取りをお願いして頂いております。

先日からのやりとりについて、株式会社ウェディング様と早急に解決していただけますようお願いを致します。

結局、家宅捜索はされたが逮捕はされてないわけで、再度、逮捕を目指すようです。容疑は、また名誉毀損でしょうか?

インターネットマガジンのインタビューでは、「悪マニに対しては争うつもりもないし、悪意も敵意もない」と述べていたのですが、なんだか随分と違う対応です。まあ、インターネットマガジンの、ツッコミが甘いということかも知れませんが。

2004年4月4日(日)

管理人Beyond の実名を公開します

今回、株式会社ウェディングに訴えられ、京都府警に家宅捜索までされたわけですが、これを機会に、私、Beyond の実名を公開することにしました。また、「悪マニBeyond 氏と一緒に、ウェディング問題を考える会」が結成されましたので、お知らせいたします。

ここで、「いつの間に訴えられたの?」「家宅捜索されたのは、匿名掲示板(仮)だったのでは?」と、疑問を持つ方もおられることでしょう。実は、匿名掲示板(仮)の管理人と、Beyond は、同一人物です。既にご存知の方や、感づいていらした方もおられると思います。公然の秘密に近いとは言え、積極的に公表していなかったため、知らない方も多いでしょう。まあ、そういうことです(^^;。

それで、なぜ今になって実名を公開するのかと言うと、簡単に言えば「匿名による制約が大きくなってきた」からです。制約は、今に始まったことではなく、かなり前から感じていました。匿名を貫くと言うのは案外「面倒」なのです。

匿名を選択することによる利点と欠点が存在します。また、実名を公開することの利点と欠点も存在します。それらを考えた上、実名公開を選択することにした次第です。

悪マニの死と再生

さて、実名公開することで、「今までの方針は、どこ行った」とか、もしかすると「裏切られた」と感じる方もおられるかも知れません。しかし、私としては、公開はある意味「敗北」だと考えています。つまりは、苦渋の選択、やむを得ない選択だと言うことです。

これまで、紀藤弁護士などから「実名公開した方が良い」と言われつつも、あえて匿名にこだわってサイトを運営してきました。なぜならば、「告発サイトは実名でやるべきだ」と言う誤った考えを払拭し、匿名でここまで出来るということを示したかったからです。

一般的に、「悪いことをしていないなら、実名を名乗るべきだ」と考える人も多いかと思います。しかし「出る杭は打たれる」と言う言葉が存在する上、全世界に情報発信するインターネットにおいても、それは正しいことでしょうか?また、被害者の匿名報道の問題が出ている昨今、実名じゃないことが、そんなに後ろめたいことなのでしょうか?

悪マニは一見して怪しげ、管理人も匿名で怪しげですが、きちんと読んでいただければ、それなりに真面目なサイトであることが分かってもらえるかと思います。ただ、「匿名だと、ちょっと…」と考える、言ってみれば「頭の固い人」がいることは否定できません。内容では無く、実名と言う「肩書き」によって信用を勝ち取る手法は、全く持って非悪マニ的ですが、100億企業ウェディングと戦うには、個人の力だけではおのずと限界が出てきます。

悪マニの、一つの時代が終わるのだろうと思います。しかしこれは、Beyond の役割が終了し、別の役割に変化するというだけのことです。これまで匿名Beyond がやってきたことは、今後は是非、別の誰かがやって欲しいと思います。そして、悪マニの今後の新しい展開を、これからも応援していただけると嬉しく思います。

ウェディング問題を考える会について

株式会社ウェディングの行為が、ネット上の議論を萎縮させ、消費者利益を損なっている可能性があることを鑑み、それらの問題について共に考え、助けあいと情報公開の場を設けることを目的として設立されました。第1回総会が4月17日に東京で開催されます。当然、私にも講演のオファーが来ています(笑)。

悪マニ管理人プロフィール

名 前 : 吉本 敏洋
資 格 : 消費生活専門相談員、消費生活アドバイザー

2004年4月2日(金)

ココログ始めました

ココログに支店を作ってみました。

まあ、特別変わったことをするわけではありませんが、1990年ノーベル経済学賞受賞者ハリー・マーコビッツ(Harry Markowitz)氏の教えに従い、「卵を、ひとつのかごに入れるな」と言うわけです。マーコビッツ、マーコビッツ、マーコビッツ、マーコビッツ…

2004年4月1日(木)

こじん情報漏洩のお詫びとお知らせ

日頃は、「悪徳商法?マニアックス(通称:悪マニ)」に格別のご高配を賜り、誠にありがとうございます。

さて、本日(1日)、悪マニが保有する大量の故人情報が、外部に漏洩していることが判明しました。1日現在、史上最大の流出数であり、閲覧者や関係者の方に、多大なご心配とご迷惑をお掛けしたことを、謹んで深くおわび申し上げます。

件数や漏洩した内容など、現在のところ分かっているのは以下のとおりです。現在、操作当局との協力の下、全容解明と詳細な流出方法の特定に努めております。判明した事実については、弊サイトでも、遅滞なく公表させていただきます。お手数ですが、最新の状況についてはそちらをご確認いただけますようお願い申し上げます。

漏洩した件数について

確認されている故人情報は、82兆1109億2500万件(うち地球人19兆7947億2000万件、エラヒム人17兆5685億8000万件、パペッティア人15兆3886億5000万件、クリンゴン星人7兆8159億3400万件、ゼントラーディ人41兆7470億件、他15兆3791億7400万件)です。

情報は、CD-Rなどの電子媒体ではなく、紙で流出しています。打ち出された紙を見たところ、あまりの文字の多さで、「黒が7分に、白が3分」と言った状況でした。

漏洩した内容について

以下のような故人情報(センシティブ情報含む)が漏洩しました。

  • 今まで食べたパンの枚数
  • 真名(まな)
  • 初恋の淡い思い出
  • 出生の秘密(実は皇帝の娘だった等)
  • アトランティスでの階級
  • 昔、蜘蛛を助けたかどうか
  • 最期の言葉

予想される被害

  • 陰陽師に操られる可能性があります。
  • 顔を知られると、デスノートに書かれる可能性があります。
  • 架空請求被害が報告されています。

架空請求の例:

最終通告書

前略

貴殿は、当然支払われるべき、「天使の分け前(エンジェルズ・シェア)」のお支払いが完了されていません。このまま放置されますと、年18% の利息が、8代先まで加算される他、最終戦争(アーマゲドン)の時に不利な扱いを受けることになります。

至急、下記の連絡先まで、連絡してください。

連絡先: ミカエル商事

エンジェルズ・シェアは、いつの間にか取られているもので、自分から支払うものではありません。よって、この請求は根拠の無い不正なものです。このような請求には取り合わず、無視するのが最善の方法です。

流出経路

故人情報は、すべて管理人Beyond の脳内に保存されていました。超伝導量子干渉計(SQUID)を利用し、脳に直接ハッキングを掛けた疑いがあります。

該当者への対応

流出被害にあわれた方には、500円分の祈りを捧げさせて頂きます。

2004年3月31日(水)

インターネットマガジンに、株式会社ウェディングの記事

現在発売中の、「インターネットマガジン5月号」に、株式会社ウェディングがgoogleにクレームをつけ、当サイトが検索できなくなったことに関する記事が掲載されています。タイトルは「誰も書かなかった検索サービス削除の実態。グーグルから消えたサイトの謎を追う」です。

6ページに渡って詳細に解説されており、色々な人の見解も掲載されていて、大変面白いです。途中までWEBサイトで立ち読み出来ますが、是非、買って読んでみてください。

2004年3月19日(金)

PDF閲覧を高速化する

悪徳商法マニアの方は、PDFファイルを開くことが多いかと思います。国民生活センターの発表を始め、官公庁の広報は、PDFファイルで配布されるためです。

ですが、PDF を開くのには、なんだか時間がかかりイライラしてきます。そこで登場するのが、Adobe Reader SpeedUp です。このソフトをインストールすれば、初回の起動からサクサク動いて大変快適です。是非、お試しください。

なお、なんか良く分からないエラーが出てインストールできないと言う方は、VB6(SP5)ランタイムを先にインストールしてください。

たまには、悪マニの記事も役に立ちますね。(影の声)「たまには、、ですか?」 いやぁ、毎日ですよ!
# もはや、誰もついて来れないネタ(^^;

参考:窓の杜の記事

2004年3月11日(木)

匿名掲示板(仮)が、家宅捜索されました

株式会社ウェディングに、刑事・民事で訴えられていた匿名掲示板(仮)が、名誉毀損の容疑で家宅捜索を受けました。

それに伴い、サイトも消滅。賢明な皆様は、見てみぬ振りをするのがよろしいかと思いますが、ネットの真価が問われる時かもしれません。

2004年3月9日(火)

SPA!3月16日号に、株式会社ウェディングの記事

現在発売中の SPA3月16日号に、「デジタル利権を考える」と言うタイトルで、悪徳商法?マニアックスが google で検索できなくなったことについての記事が掲載されています。

記事中、ウェディングだけが W社と匿名になっておりますが、google、ウェディングそれぞれの見解が掲載されています。興味のある方は、ご覧になってください。

2004年3月2日(火)

RSS/RDF の配信を開始しました

トピックスのRSS/RDFの配信を開始しました。

トピックス最新記事(RSS)

また、「RSSとか、よ〜わからん」と言う方でも、以下のタグをページに埋め込むことで、あなたのページに最新のトピックスが表示されるようになります。

<script language="JavaScript" src="http://www6.big.or.jp/~beyond/akutoku/rss/topics.js">
</script>

↓JavaScript がONになっていれば、表示されます。

2004年3月1日(月)

株式会社ウェディングが、匿名掲示板(仮)に6,000万円請求

多少、飽きてきた感もあったウェディング問題ですが、ついに6,000万円の損害賠償を求める訴訟が起こされました。相手は、匿名掲示板(仮)で、場所は京都地裁です。オラすっげえワクワクしてきたぞ(DBネタ多すぎ)。

これまでの経緯については、angelicanalの日記で詳しくまとめられていますので、そちらをご覧ください。

ところで、angelicanal さんもそうなのですが、株式会社ウェディングのことを、はてなダイアリー上で話題にしている方は、注意した方が良いかもしれません。Theoria さんがウェディング社のことを書いていたところ、はてな管理人より、以下のような警告メールが来たそうです。

削除の要請がございました。削除要請について、ご対応をお願いできますでしょうか。

なお、本日より7日以内に削除等が行われず、情報の削除に同意しない旨のご連絡がなかった場合には、弊社にて削除操作を行わせて頂きます。

また、情報の削除に同意されない場合、theoria様の連絡先の開示等の方法を検討させて頂きます。

頑張って書いても、削除された上に個人情報まで開示されるそうです。知っておいた方が、よろしいかと。

2004年2月28日(土)

オウム真理教教祖に死刑判決

近所で配っていた号外麻原彰晃こと、松本智津夫被告に死刑判決が下されました。左は、近所で配っていた号外です。

まあ、私はオウムとの関わりは、ほとんど無いのですが、もう8年も経ったのかと思うと感慨深いです。あの頃の秋葉原は、白いマハポーシャ集団が沢山いました。

と、ゆーわけで、記念にオウムソングでも載せておきます。今となっては、知らない人とかも多いんでしょうか?

ところで、日本の黒い夏 [冤enzai罪] と言う映画をご存知でしょうか?松本サリン事件の被害者がマスコミによって犯人に仕立て上げられる様子を、リアルに描いた傑作です。映画は、Aパートの「警察とマスコミによる人権侵害編」と、Bパートの「サリン散布編」に分かれており、Bパートの迫力は、ものスゴイです。化学兵器の恐ろしさが良く分かります。主題であるAパートも良く出来ていますので、未見の方は、この機会に是非ご覧になってみてください。

2004年2月25日(火)

はてなから謝罪のメールが届きました

昨日の、はてなが個人情報を自分の意志で開示した件について、謝罪のメールが来ました。公式に違反を認め、規約の改定を行うとの事です。

さて、先日お問い合わせいただきました、はてなからの個人情報開示につきまして、弊社利用規約に不備がありましたのでお詫びとご報告をいたします。

Beyond様の情報開示の根拠について、弊社利用規約4条2項3

「当社の業務提携先、広告主、その他の第三者に本サービスについて説明する際、ユーザーの統計情報を 用いる場合。その場合、当社関係者以外の者がユーザー個々の登録情報を閲覧することはありません。 但し、法的拘束力のもとで要求された場合、あるいは当該ユーザー自身の権利、財産を保護する目的が生 じた場合は登録情報を開示する場合があります。 」

を根拠とさせて頂きましたが、この度のような捜査関係事項照会依頼書が届いた際の対処については定めがなく、根拠として不足している点がございました。申し訳ございません。

弊社では、明日をもって利用規約の改訂を行い、関係官庁の要請があった場合の対処について定めると共に、はてなユーザー様全員に規約改訂についてのお知らせを行うことにいたしました。

この度はご説明に不備があり申し訳ございませんでした。
どうぞよろしくお願いいたします。

これによって、不当に侵害された当方の権利が回復されると言うわけではありませんが、はてなの対応は評価に値するものだと思います。あらかじめ明示されていれば、ユーザーが比較・選択を行うことが出来ますから(ただし、明示されているから全てが許されるかと言うと、そうではありませんし、社会的な意義や影響によって妥当性も変わって来ます)。

まあ、未だ特定のキーワードが登録できないことについて具体的な説明が無いなど、依然、はてなの運営ポリシーは不透明ですが、徐々に改善されていくのかもしれません。とりあえず現在のところは、

はてなダイアリーでは、ゴマスリ発言しか許されない

または、

はてなダイアリーでは、訴えてこないような弱者しか、批判してはいけない(個人サイトを こき下ろすのは、大抵OK)

ってことだと思いますが。

(補足)

2004年2月23日(月)

はてなに個人情報を開示されました

はてなダイアリーを運営している「はてな」より、以下のようなメールが来ました。

本日、京都府五条警察署から、Beyond様について弊社が管理する個人情報についての照会がございました。

はてな利用規約
http://www.hatena.ne.jp/help/rules
4条2項3
「当社の業務提携先、広告主、その他の第三者に本サービスについて説明する際、ユーザーの統計情報を用いる場合。その場合、当社関係者以外の者がユーザー個々の登録情報を閲覧することはありません。但し、法的拘束力のもとで要求された場合、あるいは当該ユーザー自身の権利、財産を保護する目的が生じた場合は登録情報を開示する場合があります。 」

に基づき、

・ユーザー名
・氏名
・メールアドレス
・生年月日
・郵便番号
・性別
・ユーザー登録日時
・ログイン回数
・最終ログイン日時

を開示させて頂きましたので、ご報告いたします。
どうぞよろしくお願いします。

警察の「捜査関係事項照会書」は、インターネット接続サービス等に係る事業者の対応に関するガイドラインにも書いてある通り、「法的拘束力の無い照会」ですので、規約を書いてそれらしく見せていますが、はてなが自由意志で開示したと言うことだと思います。

あと、どの程度の範囲の情報が収集され、また公開されるのか規約には書いてませんね。プライバシーポリシーは、どこに書いてあるんだろう?

2004年2月21日(土)

関係図を更新

2月14日2月16日の関係図を、微妙にアップデートしました。

2004年2月20日(金)

国際特許って、なんだろう?

株式会社ウェディングの新WEBサイトには、「国際特許を取得した、ハイクオリティダイヤモンドを お届け出来るのは当社だけです」と称して、以下のようなことが書かれてあります。

ロイヤルグローダイヤモンド
ROYAL GLOW DIAMOND

数あるカットの中で今までは58面体のラウンドブリリアンカットが最上の輝きを放つと言われてきました。当社では2年の歳月をかけ、大手研磨業者と共同開発を行い、従来よりもさらに20%を上回る輝きを誇る世界最上のパーフェクトカットを実現しました。ダイヤモンドが持つ「輝き」を最大限に引出す8角形、81面体を採用しております。パーフェクトにカットされたダイヤモンドからは、自然と8本のアローと8つのハートが形成されます。このカットは国際特許(34269-01)を取得した当社だけがお届けできるハイクオリティーなダイヤモンドです。

永遠にお客様に大切にして頂けるダイヤモンドとして、当社より自信を持ってお届けします。

(赤字強調は、筆者)

さて、ここで述べられている「国際特許」と言うのは、どういうものなのでしょうか? googleで調べてみると、以下のようなサイトが見つかります。

外国特許出願制度

産業財産権保護のための国際条約(通常“パリ条約”と称する)に基づき、特許権は各国家にて独立的に発生し、一つの特許権により全世界にて権利を保護されることはできない(世間で通用されている“国際特許”とは存在しない)。

国際特許とは?

そんなものは存在しません。(ずばり)

「国際特許」という言葉は、通販のカタログ、ネット販売、TVショッピングなどで盛んに使われているようですが、特許制度は各国が法律で定めているものなので世界共通の制度など存在していません。つまり「あれは嘘」なのです。「絶対に儲かります。」なんてマルチ商法並の違法行為でしょうから、健全な消費者は騙されてはいけませんし、許してもいけません。(何度か広告を修正させました。)

ちなみに、似たような用語に、「国際特許出願(国際出願)」と言うものがあります。これは「複数の国に、まとめて出願する」手続きのことです。単なる「審査のお願い」ですから、特許が取得できるとは限りませんし、この場合でも、特許は各国で別の特許となります。

「国際特許取得」は、WEB サイトに書いてあるくらいですから、実際の勧誘現場では、「国際」「当社だけ」が強調されて説明されていることでしょうね。これも、南聡弁護士に言わせれば、「正当な勧誘方法」となるのかも知れませんが、このような宣伝手法が許されて良いとは思いません。

で、試しにアメリカ特許庁で、「34269-01」の特許を調べてみたのですが出てきません。「国際特許」と言うのは、どこで調べれば良いのでしょうか?

2004年2月19日(木)

京都府警が捜査しているようです

検非違使、京都所司代の血を引く、ネット最強警察「京都府警」から、捜査の手が伸びてきました。以下、プロバイダのメールから引用。

本日京都府五条警察署からお客様の氏名・住所・連絡先などについての捜査関係事項照会書が届きました。弊社では捜査当局から捜査関係事項照会書が届いた場合にはお客様の情報を提出しております。今回の照会についても提出となりますのでご報告させて頂きます。

京都府五条警察署刑事課知能特捜担当からの照会のようですが、刑事事件になるようなことは、全く身に覚えがありません。もしかして、京都府警の不祥事をサイトに載せているのが、癇に障ったのでしょうか?

場所が京都だけに、

ヤツは、知りすぎた

って感じに消されないか心配です(オヤジギャグ)。

2004年2月18日(水)

どんどん増殖する、株式会社ウェディングを絶賛するサイト

株式会社ウェディングを絶賛するサイトが、まるでエージェント・スミスの様にネットを埋め尽くそうとしています。今回のは、金をかけた豪華な作りですね。

BOX BOOSTER (http://www.r-queen.jp/index.html)

ウェディングと仲の良い「薬師寺保栄」氏を紹介するサイトでしょうか?「このサイトのスポンサー、株式会社ウェディングさんのサイトもご覧ください」との事で、「世界で一番輝きたければこのダイヤモンドをまとえばいい」と宣伝しています。

Whois によると、ドメインの持ち主は、

佐川 一
604-8162 京都府京都市中京区七観音町629番地1
075-231-8555

となっていて、株式会社ウェディングの住所と同じです。ちなみに、サーバーは、株式会社ディーネットさんです。

京都観光情報ミヤビスタ (http://www.koto-kyoto.jp/)

京都の観光案内のページでしょうか?「協賛:株式会社ウェディング,マリーウェディング,マリージュノ各社」となっております。

Whois によると、ドメインの持ち主は、

山本 太郎
604-8162 京都府京都市中京区七観音町629番地1
075-231-8555

となっていて、株式会社ウェディングの住所と同じです。ちなみに、サーバーは、株式会社ディーネットさんです。

BATTLE BULLETIN BOARD (http://www.go-fight.jp/)

格闘技の掲示板サイトのようです。「株式会社ウェディング グループは、格闘技イベントPRIDEを応援しています」とのこと。「初心者歓迎!マニアックなファンの方は大歓迎!! 」と書いてありますが、マニアックスのファンの方も歓迎でしょうか?

Whois によると、ドメインの持ち主は、

山田 一彦
604-8162 京都府京都市中京区七観音町629番地1
075-231-8555

となっていて、株式会社ウェディングの住所と同じです。ちなみに、サーバーは、株式会社ディーネットさんです。

ジュエリー・アイランド (http://www.geocities.jp/jwel_stone/)

誕生石や宝石言葉を、紹介するサイトのようです。「ウエディングジュエリーなら株式会社ウエディング」とのことで、リンク集は全てウェディンググループです。

HUSTLERS (http://www.geocities.jp/robertpich9/index.html)

ビリヤードの面白さやプロになるための日常を伝えていくサイトとの事です。個人サイトの様に作ってありますが、キーワードが「株式会社ウェディング、ハスラーズ」だそうです。

僕なりに優良スポンサー候補を探してみました」と言うことで、あげられているのが、以下の3つ。どういう基準なんでしょう?

    • 株式会社ウェディング様 http://www.wedding-japan.com/
    • ダイドードリンコ株式会社様 http://www.dydo.co.jp/
    • ダイコク電機株式会社様 http://www.daikoku.co.jp/

GirlySelect (http://www.geocities.jp/nyarubo/)

2002年からある超お役立ちリンク集らしいです。その割に、google、MSNなどサーチエンジンでは見つかりませんけどね。今月の注目サイトが、「マリーdeショッピン♪」とのこと。2004/01/26に登録されたばかりの「BOX BOOSTER」や、BellHeart.vg も早速リンクされています。情報が早いですね。

2004年2月17日(火)

PHASE-01 偽りの平和

I.E.(インターネット・イラ)35年2月14日、ネット上の情報交換から始まった株式会社ウェディング(マリージュノー)と匿名掲示板(仮)の対立は、「血のバレンタイン」の悲劇によって遂に開戦に踏み切った…。

と言うわけで(?)、株式会社ウェディングから2通目の内容証明郵便が届いたそうです(1通目はこちら)。ウェディングは、ついに「訴訟を提起」するとのこと。果たしてどちらが勝つのでしょうか?そして、次に訴えられるのは、当サイトでしょうか?今、インターネットに新たなる伝説が生まれようとしています。

ところで、株式会社ウェディング代理人の南聡弁護士は、同志社大学法科大学院の「法律文章作成」講師だそうです(下から8番目)。一般人の私から見ると、どうも通知書は支離滅裂、2ちゃんねるに書き込んでも「ソースは?」と一笑に付されてしまいそうな文章ですが、教えるくらいなので、きっと模範的文章なのだと思います。なんだか、弁護士の常識と一般人の常識の間に、大きな隔壁があるように思えてなりません。

まあ、googleで「株式会社ウェディング」を検索すると、公式サイトの上に、こせきさんの日記スラッシュドットジャパンの記事が来るようになりましたし、「一つづつ潰す」と言う実務家的な考えが、逆効果になっているような気がします。ウェディングと、法の秩序を守るべき代理人は、「何が根本的な問題か」と言うのを考えるべき時が来ていると思います。

ちなみに、google検索の順位変動を見るには、Wedding K.K. Google Rating System が便利です。

2004年2月16日(月)

関係の論理

これまで分かっている情報を元に、株式会社ウェディングと悪マニの関係(主に、ネット周辺)を、図にしてみました。間違いや、書かれていないつながりがありましたら、是非教えてください。

キーワード解説

株式会社第一物産

関西地区を中心に、パチンコホール、レストラン、ホテル、ゲームセンター、サウナ、カラオケなど多彩な事業を手掛ける会社

京都市中京区大宮通四条上ル錦大宮町126
代表取締役 坂本 照子

有限会社はてな

無料日記レンタルなどをやっているプロバイダ

京都市下京区中堂寺粟田町93番地 京都リサーチパーク4号館5F
電話 075-316-0235
ファックス 075-316-0235
代表者 近藤淳也

参考: 株式会社ウェディングと悪マニの関係(主に、マスコミ周辺)

2004年2月15日(日)

ときめきメモ

Gppgle(http://www.gppgle.com/)で見つけて、未整理なURLのメモ。

社団法人テレマーケティング協会 (http://www.jtasite.or.jp/top.html)

電話勧誘をする企業の集まり。株式会社マリーウェディングが、会員として名を連ねている。

たまたま見つけたのですが(名前が近いので(^^;)、ライブドアも「自社の製品・サービスを販売提供するために自社内でテレマーケティングを活用している企業」として加盟しています。何を売っているのだろう?

マリー de ショッピン♪ (http://pm.wedding-japan.com/shoping/writehtml.cgi?sid=&fileName=)

携帯用通販サイト。運営統括責任者 塩川一彦(ウェディング楽天サイトと同じ人)

とくとくグリカ (http://grica.jp/)

携帯用グリーティングカード。サーバーは、大塚倉庫株式会社(218.45.235.185)。

くんぱっち (http://pacci.to/page/)

毎月一名、現金98000円が当たる懸賞サイト。株式会社シーエー・モバイル株式会社サイバーエージェントの子会社)とマリージュノの運営。利用規約が、なんかスゴイ。

第4条(本サービスの内容)

5. 当社らは、会員に対し、電子メール、ダイレクトメール、電話等を利用した広告または宣伝を、回数・時間等の制限なく反復・継続的に提供することができるものとし、会員は、かかる広告または宣伝の提供をあらかじめ承諾するものとします。

株式会社アイ・アンド・アイ (http://www.iandeye.co.jp/)

ジェムケリー (ソンシコーポレーション) 米倉涼子編・企業編

マリー・ジュノー (Weddingグループ) 井川 遙編・企業編

設立:1980年 ・改組:1989年3月
京都市下京区七条通新町西入夷之町686-3 コタニビル6F
TEL 075-343-6210

中坊進二氏インタビュー (http://www.newconcept.jp/bunsyou/m-juno/)

ニューコンセプト社のサイトに掲載されていたインタビュー。gppgle のキャッシュ

ブライダルジュエリーの販売から総合プロデュースへ

 ブライダルジュエリー「マリージュノー」の販売を中核事業として、創業から10年で同分野の売上高で全国八位にまで躍進している株式会社ウエディング。少子化によりブライダルマーケットが縮小するなかで、同社はジュエリー購入者への衣装提供、結婚式や披露宴のプロデュースという新しいビジネスを確立しつつある。

 実際に中坊進二代表のコメントから、そのビジネス戦略を考えてみたい。

――― 急成長の理由は、どのようなものだと認識していますか。

 当社は単に売りさばく販売会社ではなく、ブライダルジュエリーの提供から始まるお客様とのお付き合いで、信頼と信用を築いていくことを本質とする営業会社だと思っています。当社のそういった姿勢が、お客さまとの絆を深め、お客さまがお客さまを紹介くださるというサイクルにつながったからではないでしょうか。創業十年間で培われたその関係がパワーの源です。

――― 最近のブライダル事情はどのようなものですか。

 昔の型どおりの結婚式・披露宴は減ってきていますね。できるだけ自分たちの個性といいますか、思いを表現する式にしたいと願うカップルが増えています。

――― お客さまのニーズはいかがでしょうか。

 自分らしさにこだわり、自分好みのブランドを探そうとするパワーは大変なものです。自分の気に入ったものに出すお金にはデフレがないのでしょう。親の世代にはわかりにくい感覚かも知れません。(笑)

 創業十年の株式会社ウエディング。創業者中坊進二代表のパワーが今そのまま株式会社ウエディングとして表現されている。

中坊進二代表(なかぼう・しんじ)

1962年生まれ。80年和服販売会社入社。83年アダマスメルー設立。94年ウエディング設立。インフォメーション、ディ・サンクチュワリー、マリーウエディング、ベル・ハートのウエディンググループ代表として現在に至る。

参考文献:週刊ダイヤモンド 4/5特大号

月例イベントのページ (http://www.newconcept.jp/bunsyou/baseball/)

ニューコンセプト社のサイトに掲載されていたイベント紹介。たまたま、同じ名前?gppgle のキャッシュ

第12回 三陽商事(三陽タイタンズ)対福井興産(福井バーバリアンズ)の草野球大会
結果  9 − 3  (三陽タイタンズ勝利)

MVP : 中坊進二氏  (三陽商事 営業二課 キャッチャー)五月五日に行われた山陽タイタンズと福井バーバリアンズの試合は、初登板林忠弘君(福井興産今期入社、ピッチャー)の緊張する中から始まった。

一回表、二死一塁で四番中坊進二氏に甘く入ったカーブを見事にホームランにされてしまった。その後、林忠弘君も立ち直りなんとか三回まで抑えることができたが、四回表、制球が乱れ二つの四球を出し、迎えるバッターはまたもや中坊進二氏。ファールで6球粘った後のストレートを見事に右中間に持っていかれ、適時打の二塁打。これで流れは完全に三陽タイタンズに傾き、六回まで福井バーバリアンズに三塁を踏ませない一方的な試合になってしまった。七回裏、三陽タイタンズの抑えは山内一弘氏(総務部 ピッチャー)。ここで意地を見せたい福井バーバリアンズは代打攻勢でなんとか一死一塁・二塁までこぎつけ、バッターは米山俊介氏(総合企画部 センター)。初級から積極的に打ちにいき、三球目のカーブを見事にホームランにした、が、反撃もここまで。後続が倒れてしまった。

ヒーローインタビュー : 中坊進二氏
今日は活躍できてよかったです。今後、仕事にもこれくらい活躍できたらなぁと思います。

来月のイベント
福井興産主催 : フットサル大会(日時未定)

不二子屋Q次郎の感想 (http://www.newconcept.jp/bunsyou/tokuma/)

ニューコンセプト社のサイトに掲載されていた感想。http://www.tv-adictor.net/tokuma/ と同じ内容。gppgle のキャッシュ

site:www.newconcept.jp 中坊進二

gppgle で、検索した結果

2004年2月14日(土)

世界の中心で、愛(?)をカタチにする企業

これまで分かっている情報を元に、株式会社ウェディングと悪マニの関係(主に、マスコミ周辺)を、図にしてみました。間違いや、書かれていないつながりがありましたら、是非教えてください。

参考文献

京都に蠢く懲りない面々―淫靡な実力者たち

京都のフィクサー故・山段芳春氏と、KBS京都のつながりが書かれている。

キーワード解説

キャンディ・キャンディ裁判

いがらしゆみこ氏とフジサンケイアドワークが、「複製原画」と呼ばれるものを高額で販売していることについて、原作者の水木杏子氏が、販売差し止め請求したもの。水木氏側の勝訴で確定しています。

アールビバン

「有名作家の展示会」と偽って客引きをし、高額な版画(シルクスクリーン)を販売するキャッチセールス会社。同様の商法をやる会社として、アールブリアンがある。どちらも、秋葉原に行けば勧誘を体験できる(普通に断れば、1回2時間)。今まで、両者あわせて5回勧誘されているけど、なぜか営業マンは全員、自社の絵を持っているのが不思議。街頭で配られるポストカードには、小さい字で「展示即売会」と書いているけど、販売のことを説明されたことは 1回も無い。

産経新聞

当サイトに対し、「著作権侵害」とクレームを付けてきた。

2004年2月12日(木)

マスコミの取材を受けてきました。他いろいろ

先日、株式会社ウェディングについての取材を受けてきました。実際にオンエアされるかどうかは分かりませんが、面白くなってきましたね。

それで、ウェディングの勧誘にあった方や元社員の方で、取材に応じてもらえる方を探しているそうです。本来なら、私の方に情報を提供してくださった方に連絡するのが良いのでしょうけど、ちょっと大量すぎて収拾がつきません。お手数ですが、既にメールくださった方でも、そうでない方でも、「取材OK」と言う方はメールを送ってください。

あと、自称ウェディング関係者の方から、「絶賛サイトが、リニューアル予定」との情報が届いております。「楽天にも出店予定」と書かれてあったところ、実際に店舗が出来ているようなので(ネタ元 2ちゃんねる)、注意して見守る必要がありそうです。リンクをたどると、他にも色々サイトが出来ているようですね。

ついでに、「社員同士の会話は禁止。トイレも監視されているよう」と言う情報もありましたが、本当なんでしょうか!?これが本当なら、まるでカルト宗教です。カルト宗教に詳しい紀藤弁護士は、「カルト内の信者の人権を無視する姿勢は、外部の人の人権を無視する発想と同根です。逆も真です」と述べています。また、「労働基準法や最低賃金法などの労働諸法規の脱法行為をきちんと取り締まることが、カルトの暴走を防ぐ意味でも不可欠です」とも述べています。もし仮に、被害を受けた/受けている従業員の方がいるのでしたら、すぐに労働基準監督署などに相談に行って欲しいと思います。

ちなみに、↓こんなカルト度チェックというものがあります。なんか、日本の会社は、普通に当てはまる会社も多そうな気もしますが(^^;、皆さんもチェックしてみてください。

  • 実在のカリスマ的指導者が中心にいて、メンバーは無条件に心酔している。
  • 新しいメンバーの獲得に余念がない。
  • 金儲けにのめり込んでいる。
  • 質問したり、疑問を持ったり、反対意見を唱えることは認められず、 罰せられるケースさえある。
  • 瞑想や詠唱、体力を消耗させる労働など、精神を麻痺させるテクニックを用いて 疑いの心を持てないように仕組んでいる。
  • 指導者がメンバーの考え方や行動、感情を細部に至るまで支配している。
  • エリート主義的な発想に立ち、集団とそのメンバーと指導者は特別な高い地位に あると主張している。
  • 自分たちは善、外部者は悪という「二分法」的な考え方に立ち、一般社会との 軋轢を生み出している。
  • 主流の宗教の聖職者などとは違って、指導者にはいかなる権威に対しても 従う意思がない。
  • 倫理に反すると考えられるようなこと(不正な目的の募金活動など)でも、 目的のためなら正当化されると教える、または、ほのめかす。
  • メンバーの罪悪感をあおって、支配力を強めている。
  • メンバーは集団に従属させられ、家族や友人との絆は断たれ、それ以前の 個人的な関心事も忘れてしまう。
  • メンバーは当然の義務として、集団の活動に法外なまでの時間を費やすことを 求められる。
  • 同じ集団のメンバーとの共同生活や、メンバーのみとの交流が奨励される、 あるいは、義務づけられている。

2004年2月11日(水)

コンテンツ移転のお知らせ

拝啓 梅かおるの候、ご清栄のこととお喜び申し上げます。いつもお世話になり、誠にありがとうございます。

 さて、当サイトを預かるプロックスシステムデザインより、「ページを削除しないなら、個人情報を公開します」との通告を受け、移転先を探していましたところ、電波2ちゃんねる(現ちゃんねるぼっくす)管理人の深水英一郎さんよりオファーがあり、そちらに置かせてもらうことになりました。

 おかげさまをもちましてアクセスもなんとか伸びておりますので、これからも今まで通り業務を遂行し、またより多くの皆様の御愛顧をいただくことが出来ます様、スタッフ一同精いっぱい努めて参る所存でございます。

 どうか今後とも、倍旧のご支援ご愛顧を賜りますようお願い申し上げます。

 まずはご案内かたがたお願い申し上げます。

敬具

1.移転先URL

他コンテンツ移転先については、今後の運営の中でお知らせしていきます。

会議室過去ログ
http://beyond.2log.net/akutoku/archives/qa/

2.移転日

2004年2月11日

以上

2004年2月8日(日)

たし目3月号は、テレビショッピング特集

たしかな目3月号表紙たし目3月号の特集は、「テレビショッピング大研究」です。

特集自体は、またもやイマイチだったのですが、それ以外の記事は面白かったです。

2004年2月5日(木)

フォースの暗黒面に引きずり込まれつつあるグーグル?

株式会社ウェディングのことを取り上げている、mine log さんが、google八分にされたそうです。偶然でしょうか?それとも…。

mine log さんのサイトは、@nifty がやっているココログというサービスを利用して作られています。@nifty は、昔から訴訟を沢山抱えていて、はてなとは違って「クレームに強い」という印象がありますから、誰かが googleの方に要請を出したのかもしれませんね。

ちなみに、googleで「株式会社ウェディング」を検索すると、2番目にはてな(内容は削除されています)、3番目にスラッシュドット・ジャパンが見つかります。そのうち、スラッシュドットも、google八分にされてしまうのでしょうか?

2004年2月4日(水)

犯罪に係る前科の公表についての判例

BIG-NETに届いた通知に関して、色々な方からの情報を頂きました。10通以上あるので名前の列挙は省かせて頂きますが、大変助かりました。どうもありがとうございます。

で、東京高裁平成元年9月5日判決(1番目のやつ)に関しては、WEB上に情報があるようです。また、東京地裁昭和62年11月20日判決(2番目のやつ)は、東京高裁平成元年9月5日判決の下級審との事です。

H 1. 9. 5 東京高裁 昭和62ネ3435 慰藉料請求事件

H06.02.08 第三小法廷・判決 平成1(オ)1649 慰藉料
上の事件の上告審。藤原弁護士は、なぜこっちを例に出してないのか謎です。最高裁の方が強そうなのに。知らなかったんでしょうか?判決の解説

裁判の流れ(ノンフィクション「逆転」事件と言うらしい)

赤字は、藤原弁護士が参照するように述べている判決

東京地裁
昭和62年11月20日判決
東京高裁
平成元年9月5日判決
最高裁・第三小法廷
平成6年2月8日判決

で、最高裁判決の要旨は以下のとおりなのですが、簡単に言うと「場合によるよ」と言うことのようです。

ある者の前科等にかかわる事実が著作物で実名を使用して公表された場合に、その者のその後の生活状況、当該刑事事件それ自体の歴史的又は社会的な意義その者の事件における当事者としての重要性、その者の社会的活動及びその影響力について、その著作物の目的、性格等に照らした実名使用の意義及び必要性を併せて判断し、右の前科等にかかわる事実を公表されない法的利益がこれを公表する理由に優越するときは、右の者は、その公表によって被った精神的苦痛の賠償を求めることができる。

なお、残りの一つについては、情報によると以下の様になっているそうです。

【事 件 名】 違法行為差止等請求事件
【事件番号】 昭和60年(ワ)第17号
【裁判日付】 昭和62年3月11日
【裁 判 所】 大分地方裁判所判決/一部認容,一部棄却◇未確定
【法令条文】 民法710 民法723
【裁 判 官】 東尾龍一

さて、BIG-NETに対しては、

とりあえず異議を申し立てる!

としますか。

2004年2月3日(火)

緊急速報!株式会社ウェディングが、匿名掲示板(仮)に内容証明郵便

もはや、おなじみの株式会社ウェディングが、匿名掲示板(仮)の管理人に対し、6,000万円の損害賠償を求める通知書を送付したそうです。

これまでの経緯

  1. ウェディング社が、匿名掲示板(仮)の管理人に対し、記事の削除を求めるメールを送る。
  2. (仮)管理人が、「真実を明らかにするため、情報をご提供ください」と返事を送る。
  3. ウェディング社からの返事は無く、プロバイダに対し「発信者情報開示請求」訴訟が行われる。ウェディング社曰く、「プロバイダを、名誉毀損の共同正犯という形で京都府警に刑事告訴し、受理された。管理人の個人情報が開示された後は、プロバイダに対する告訴を取下げる」。
  4. プロバイダが、(仮)管理人の個人情報を、任意で開示。
  5. (仮)管理人に、内容証明郵便で通知書が届く。

2004年2月2日(月)

株式会社ウェディングが、プロバイダに削除要請を行いました

当サイトをホスティングしている BIG-NETより、以下のようなメールが来ました。ちなみに、ウェディング社から、この件に関しての連絡は、一切、私のところには来ていません。

それで、藤原朋奈弁護士があげている3つの判決についてなんですが、事件番号も分からないしネットで探しても出てきません。誰か、お持ちの方、送っていただけないでしょうか?

  • 東京高裁平成元年9月5日判決
  • 東京地裁昭和62年11月20日判決
  • 大分地裁豊後高田支部昭和62年3月11日判決

関係ないけど、ウェディングの代理人は南法律事務所の方かと思っていたのですが、もっと沢山いるようですね。

本日、株式会社ウェディング代理人、藤原朋奈弁護士より3通目の通知書をいただきました。

内容は今までとは違い、コンテンツの具体的な箇所を削除するようにという要請でしたので、今回はこの代理人に対して、代理人が指摘する箇所を弊社が独断で削除できる具体的根拠(法律違反である旨の司法判断など)をお教え下さいとご返事しておきました。

それと同時に、前回の通知にかかれていた内容で一件お客様にお伝えしておきたいことがございます。それは、株式会社ウェディング社長の前歴の掲載に関する部分については、代理人の藤原弁護士いわく、

「前科に関しましては、貴社もご承知のとおり、保護の対象とされるべき個人情報に該当するものであり、また判例上も、犯罪行為が一応公益の関係をもつとしても、犯行当時新聞等で報道された犯罪に係る前科であっても、刑の執行終了後においては、むその前科に関する情報は、原則として未公開の情報と同様に扱われ、かつ、正当な社会的関心の対象外として取り扱われるべきであり、改めて実名を持ってその旨を指摘、公表することは許されない旨の判断がされております(東京高裁平成元年9月5日判決、東京地裁昭和62年11月20日判決、大分地裁豊後高田支部昭和62年3月11日判決等参照)。」

ということでした。この点については弊社も各裁判所の判断の通りかと思いますので、下記のURLについては削除するか、上記判決のように実名掲載のままにはしないようにして頂きますようお願い致します。

http://www6.big.or.jp/~beyond/akutoku/news/2000/0322.html
http://www6.big.or.jp/%7Ebeyond/akutoku/news/1999/0121.html

なお、上記URLの内容については参照リンク先が存在しませんので事実関係の確認が出来ませんでした。

補足

当サイトが利用しているプロバイダは 2社あり、BIG-NETPROX です。PROXに関しては、1月20日のトピックスも、ご参照ください。

2004年2月1日(日)

はてなとウェディングの蜜月関係?

最近、blog と呼ばれる日記レンタルサービスが流行しています。そのうちの一つに、はてなダイアリーと言うサービスがあるのですが、ユーザーが書いた「株式会社ウェディング」関係の記事を、管理人が無断でどんどん消していっているようです。

はてなダイアリーは、「はてな評議会」と言うものを設置しており、不適切な記事かどうかを議論したり、実際に不適切な記事は、「削除予定リスト」に入れてから削除するようにしているそうです。しかし、今回の削除は、自ら決めたルールを超越した、強権的削除のようです。削除の理由も、一切説明されていません。

それで、調べてみると、はてなダイアリーの運営会社も京都にありますね。場所的に近いですし、はてな側の配慮の仕方を見ると、何らかの話し合いが持たれたのかもしれません。そうでは無くとも、こう言ったサービスの運営者は、インターネットの発展を担う、ある種公的な立場に置かれているのですから、きちんとした説明責任があると思います。会社の儲けのためなら、半年前の卵を出荷してよいと言うものでも無いでしょう。

参考

追加情報

はてなダイアリー管理人に記事を削除された、こせきさんが、記事を書いています。これによると、「株式会社ウェディング様より、有限会社はてな様に削除要請があった」とのこと。

もっと、はてなのシステムを知りたい人向けの情報

はてなダイアリーでユーザーが書ける記事には、「日記」と「キーワード」の2種類があります。今回、削除されたのは、「日記の一部」および「『株式会社ウェディング』と言うキーワードそのもの」です。

現在、キーワードは再作成され、ウェディング社の企業理念が載ったものとなっています。2月2日、再度削除されました。はてな管理人の公式見解は、以下の通りです。キーワードの内容は特に問題ないけど、リンクが問題だと判断し、削除するそうです。

一部のキーワードについて、弊社にて強制的な削除処理を行わせて頂きました。

当該キーワードは、ご本人よりキーワードの削除要請があり、また、弊社にて内容を検討した結果、キーワードを含む日記の情報表示が、ご本人のご指摘による営業妨害、ならびに名誉毀損にあたる可能性があると判断し、削除とさせて頂きました。

弊社規約の範囲内でキーワードを作成・編集頂いた皆様には申し訳ございませんが、上記経緯をご理解頂き、ご了承いただければと思います。

特定のキーワードについて、一時的に編集頂けないようシステム的な改変を行いました。

今回の件については、キーワードを含む一連の日記を掲載する弊社の行為が、違法行為となる可能性があると判断し、対処を行ったものです。

ご理解、ご協力をお願いいたします。

2004年1月27日(火)

ぐぐるさんに、メール

1月21日に、再度、質問のメールを送ってみました。返事は、まだありません。

Google御中

ページが検索出来ない原因についてお答えいただき、どうもありがとうございます。それで、御社の対応方針について、お聞きしたいことがございますので、お答えいただけますでしょうか?

  1. 検索できなくなったページが、再び検索できるようになる可能性は、ございますでしょうか?
  2. 可能性があるとすれば、どのような手続きを行えばよいのでしょうか?
  3. 日本の法律に違反していると判断されたそうですが、各ページについて、具体的にどの部分が法律に違反していると判断されたのでしょうか?
  4. クレームを付けたユーザーの情報を、教えてください。
  5. 詳細情報を記載した文章が提出されたとのことですが、FAX にて送っていただけますでしょうか?
    FAX番号:************

以上、5点、よろしくお願いいたします。

さて、googleで検索できなくなって、3週間ほど経ちました。プロバイダからも嫌われるなど、順調に衰退の一途をたどっております。

このサイトを抜き、悪徳商法業界のトップサイトに踊り出る絶好のチャンスです。ここぞとばかりに新サイトを作ったり、ここぞとばかりに更新しまくってください。どこかに一極集中していると良くないと言うのは、今回の教訓ですよ。

2004年1月24日(土)

テレアポ商法にひっかかってみました@探偵ファイル

探偵ファイル2002年7月の記事に、こんな記事がありました。

テレアポ商法にひっかかってみました・前編
テレアポ商法にひっかかってみました・後編

携帯電話に、全く聞き覚えのない女性の声で突然電話がかかってきた。『京都の○○○ウェディング』というブライダル関連の会社の女性らしい。非常に明るい声で話す。

女性 「当社では、全国的に、年齢を問わず独身の男女を対象に結婚に対する意識調査を行い、ストーリー性のある婚約指輪のレクチャーを行なっております」

な、なんだストーリー性のある婚約指輪の買い方って?

伏字になっていて、何と言う会社なのか分かりません。株式会社ウェディングマリーウェディングと同じく、京都にあるテレアポ業者のようです。

google八分の件で、色々とサイトを観て回っていて見つけましたが、探偵ファイルの記事のことを取り上げているのは、たったひとつのサイトだけでした。すごい!(某弁護士風の驚き表現) 記念にリンクしておきたいのですが、どこのサイトか分からなくなりました(^^;。是非、ご連絡ください。

2月4日追加。

ご本人より連絡を、いただきました。探偵ファイルの記事を知ったのは、SUMMER VACATION さんのところです。どうも、ありがとうございます。

2004年1月21日(水)

NMSが倒産

NMSと言う内職商法の会社が、倒産しました。掲示板常連の「とうまさ」さんが、まとめてくださった詳細な年表があるので、トピックスで取り上げようかと思いましたが、誰もそんな記事望んでない気がするので、やめました(^^;。

代わりに、大学で蔓延するマルチ商法の記事を書こうかとも思ったのですが、それも読んでもらえない気がするので、やめました。

デカダンな空気が、蔓延中です。

2004年1月20日(火)

どこか良いプロバイダありませんか?

さて、当サイトはプロックスシステムデザイン株式会社と言うところからサーバーを借りて運営しています。それで、世の悪徳業者は、私にではなく、まずプロバイダにクレームを付けるのですが、それに耐えかねたプロバイダが「サイトを削除するか、個人情報を業者に教えるか、選べ」と脅してきました。

大変困りました。どこか良いプロバイダは、無いものでしょうか?

あと、長くやってるから皆さん安心しているかもしれませんが、アングラサイトの常で突然消えることもあるので、バックアップ等は各自取って置いてください。

2004年1月19日(月)

サポーター募集!

さて、1月6日1月15日のトピックスで取り上げたように、当サイトは、googleと言う権力を悪用する何者かにより、 google ひいてはインターネットから追い出されてしまいました。

このことは、悪徳商法に関する情報を共有することを至上命題としている当サイトとしては、黙認出来る状況ではありません。かといって、既に google に死刑宣告を受けた身で出来ることは限られています。そこで、「地球のみんな、ほんの少しでいい、オラに、オラに元気を分けてくれ〜!!」って感じで、サポーターを募集したいと思います。

まあ、サポーターと言っても、特に難しいことは、ありません。このページにリンクをはっていただけるだけで結構です。そして、出来ればサポーター登録もしてください(別の言い方をすると、相互リンク)。もし、よろしければ「株式会社ウェディングの情報募集」のページもリンクしていただけると、助かります(伏字なんてヘタレたことは言わず、是非実名でリンクしてください)。

それでは、よろしくお願いいたします。

2004年1月17日(土)

たし目2月号は、「電子マネー」特集

たしかな目2月号表紙たし目2月号の特集は、「電子マネー」特集です。

なんだか、ごちゃごちゃとして良く分かりません。ページ数の割には内容が薄く、デメリットに対するツッコミも浅い記事となっています。ハッキリ言って、イマイチです。

2004年1月15日(木)

googleから、削除された理由(わけ)

1月6日にgoogleに質問を送った返事が返ってきました。簡単にまとめると、「クレームが来たので、検索結果から削除した」と言うことのようです。

ご連絡ありがとうございました。お返事を差し上げるのが遅れました事をお詫び申し上げます。

弊社ではGoogleインデックスに表示されるドメインが、登録されている国の法律に従っている事を確認するよう努めています。弊社では、法律で公認されているコンテンツを削除すること及び情報アクセスの制限を行っておりません。しかしながら、特定のページのコンテンツが日本の法律に違反していると判断された場合、そのページをGoogle.co.jpから削除することがあります。この場合、クレームを頂いたユーザーから詳細情報を記載した署名入り文書を弊社法律部に提出していただく必要があります。

この度ご指摘になったページは、日本の法律上、名誉毀損罪(刑法230条)及び営業妨害罪(刑法233条)に該当すると判断され、Google.co.jp及び弊社パートナーサイトから削除させていただきました。何卒ご了承いただきますようお願いいたします。

今後とも Google をどうぞよろしくお願いいたします。

当サイトが googleで検索できなくなったことに対し、「SEO対策」だの「偶然的結果」だの本質を全く見ようとしない方も多くおられましたが、これで「googleの検索結果は、恣意的なものである」ことがハッキリしました。もっと、たしかな目(略称、たし目)を養って欲しいと思います。
# それはともかく、googleの解答は、なかなか趣がある解答な気がします。

さて、ここで皆さんに考えて欲しいことがあります。良く、インターネットの登場により、市民と組織が言論という同じ土俵の上で戦えるようになったと言われます。一般論としては、正しいでしょう。しかし、インターネットと言う「自由競争市場」では、権力や影響力、富と言った「価値」が、一極集中していく傾向にあるため、間違った意見だとも思います。

現在、サーチエンジンと言えば google です。googleに表示されないと言うことは、誰も見ないのと同じことです。google と言えど一企業ですから、当然、資本の論理が働き、不都合なページは積極的に削除していくでしょうね。資金力のある企業なら、「広告で、批判記事を潰す」、「弁護士を雇い、法的威圧をかける」ことなど朝飯前です。

既に、いくつかの企業については、企業側に都合の良い情報しか見つけられない状況になっています。今後、ちょっと批判的な記事を書いたり体験談や感想を載せたりすると、「google八分の刑」や「プロバイダにクレームが行く」ことが頻繁に起こるようになるでしょう。ヤクザは身内を攻めるように、本人に攻撃するより効果的な場合が多いものです。

もはや、インターネットで正直な気持ちを書くことは許されないのでしょうか?消費者が、商品やサービスについての情報を集めることは不当なことなのでしょうか?「ひとりの普通人として、なにが出来るか」、考えてみて欲しいと思います。

P.S. この記事を見て、早速動き始めた企業が、きっといる。間違いない。

P.S.2 googleへの返事は、うまいツッコミが思いつかなかったので送ってません。誰か送った方がいたら、結果を教えてください。

【再掲】

今のところ、googleで検索できないページ一覧。さらに、調べて追加しました。これ以外に検索できないページがありましたら、教えてください(www6.big.or.jp 上にあるもの)。

http://www6.big.or.jp/~beyond/akutoku/
http://www6.big.or.jp/~beyond/akutoku/topic/index.html
http://www6.big.or.jp/~beyond/akutoku/topic/wedding.html
http://www6.big.or.jp/~beyond/akutoku/news/2000/0322.html
http://www6.big.or.jp/~beyond/akutoku/news/1999/0121.html

2004年1月14日(水)

株式会社ウェディングを絶賛するサイトの特徴・解答編

1月10日のトピックスの解答です。正解は、全てのサイトが、同じサーバー(211.130.204.177)上にあるでした。

別解として、全てのドメインを、株式会社ニューコンセプトが取得しているでも結構です。

(解説)

Windows なら、まず スタート>プログラム>アクセサリ>コマンドプロンプト を開きます。そして、それぞれのサイトに対して ping を打ってみるとIPアドレスがわかります。下の図で、黄色く色分けした部分が、IPアドレス、つまりサーバーの真の住所です。

C:\>ping www.fukufuku-nikoniko.com

Pinging www.fukufuku-nikoniko.com [211.130.204.177] with 32 bytes of data:

Reply from 211.130.204.177: bytes=32 time=32ms TTL=50

C:\>ping www.building4628.com

Pinging www.building4628.com [211.130.204.177] with 32 bytes of data:

Reply from 211.130.204.177: bytes=32 time=31ms TTL=50

IPアドレスが同じと言うことは、見かけは違っても実体は同じと言うことです。理由は分かりませんが、何故か、ウェディングを絶賛するサイトは同じサーバーに集まってくるようです。

また、ドメインの所有者を whois(所有者を検索するサービス)を使って調べると、「GLOBAL MEDIA ONLINE, INC」所有であることが分かります。GLOBAL MEDIA ONLINEと言えば、元interQですが、今は「お名前.com」で有名です。お名前.comで取得したドメインは、先ほどの whois では調べられないので、専用のwhois を使います。

すると、偶然にも全て株式会社ニューコンセプトが取得していることが分かります。ニューコンセプト社のやっているサービスに、検索エンジンの検索結果の上位に表示されるようにすると言うサービスがありますが、山のような絶賛ページは、そのためのものでしょうか?勧誘を受けた人が googleで調べると、上位は全て絶賛サイトです。明日から、何を信じて生きていけば良いのでしょうか?

ところで、ニューコンセプト社は「女帝」と言う映画を製作したそうです。「製作:中坊進二」とあるのは、株式会社ウェディング元社長の中坊進二さんでしょうか?

女帝/キャスト・スタッフ

薬師寺保栄

製作総指揮:矢野生男
製作:中坊進二
 
製作:メガストーンエンタテイメント
製作協力:株式会社ニューコンセプト フィルム・シティ  ウエディングライフサービス
配給:ムービーテレビジョン株式会社
ビデオ販売:徳間ジャパンコミュニケーションズ

2004年1月10日(土)

株式会社ウェディングを絶賛するサイトの特徴

google つながりで、ちょっと関連することを書きます。まず、株式会社ウェディングというキーワードで検索してみてください。そのうち、本当に京都のウェディング社のことを書いてあるページを探していくと、ウェディング社を褒めているページが幾つか見つかります。たとえば、以下のようなページです。

株式会社ウエディンググループが急成長! (http://www.fukufuku-nikoniko.com/)
社会福祉法人に、礼服を寄贈。社会に利益を還元している。グループ全体で自分達にできることを考え、それを実行する行動力があるからこそ、今の急成長があるのだ。

ウェディング本社ビル批評 (http://www.building4628.com/)
多くの分野に柔軟に対応し、業績を伸ばしている企業の一つです。お客様の出会いと喜びを共に共感し創っていく事ができたから、こんなにも早く成長できたのでしょう。

株式会社ウェディングさん指輪ちょ〜だい (http://www.tv-adictor.net/)
番組で結婚式挙げると、指輪をもらえるらしいよ。株式会社ウエデイングさんの指輪。京都のすごく大きな会社みたい。私、すごい良いと思うよ。株式会社ウエデイングさんの指輪もらって、結婚式もできたらすごい良いよね。

株式会社ウェディング 深謝多謝 (http://www.happyhappy29.com/)
結婚式は結婚指輪を買ったマリージュノーさんにお願いしました。株式会社ウエディングの中にそんなブライダルまでやっているとは知らなかったので、少し不安だったのですが値段的にも安かったし、店員の方もこちらの希望をすごく丁寧に聞いてもらえたので良かったです。

不思議な指輪 (http://www.pocketnovels.net/)
ホームページを調べて、早速お店に行くことにしました。マリージュノー(ウエディングの店名)で色々な指輪を見ると、なんかいい感じのシンプルなデザインの指輪があったので買うことにしました。なんか少し浮かれた気分でいると、あっという間に私にも彼氏ができてしまいました。本当に株式会社ウエディング様々です。

これ以外にも沢山あって、調べたところ、これだけのページが見つかります。結構、評判の良い会社の様です。

http://www.strong-style.net/
http://www.busy-business.net/
http://www.kikuring0628.com/
http://www.apa-apa1414.net/
http://www.tubu-tubu-nikki.net/
http://www.ukigumo4141.net/
http://www.kibun-ya.net/
http://www.fukufuku-nikoniko.com/fukusi/
http://www.1000-carat.com/
http://www.cinemania-japan.com/

さて、ここで問題です。これらウェディング社のことを褒めているサイトには、ある共通点が存在します。その共通点とは、どのようなものでしょうか?(配点は、25点)

答えがわかった方は、ぜひご自分のサイトや blog で発表してください。なにかプレゼントが(プロバイダ宛てに)送られてくる可能性があります(笑)。なお、当選者の発表は、発送を持って替えさせていただきます。

SEOに興味を持っている人とかには簡単すぎて、問題にもならないかも知れませんね。

2004年1月8日(金)

老人と若者から、選挙権を取り上げろ!

経験の浅い20歳代の若者をターゲットにした、デート商法やアポイントメント商法が増加しているそうだ。気をつけろ。

もうね、はたち位の若者なんて、経験も浅く正常な判断も出来ない馬鹿ばっかりだ。間違いない。こんな奴ら、法律で保護して、ついでに選挙権も取り上げろー。まあ、若者だけ選挙権を無くすのもバランスが悪い。SF商法とかオレオレ詐欺に引っかかるようなアホが多い老人も、強制保護して選挙権を取り上げるべきだ。これしか無い。

ってゆーか、有害図書規制とか青少年保護とか、おマヌケなことを言ってる連中が多いから、経験の浅い成人が量産される。これまた、間違いない。「聖域無き構造改革」の旗の下、規制緩和で自由化しないと、根本的な解決は難しいぞ。やってみろ。

などと、ちょっと過激なことを言ってみるテスト。

2004年1月6日(火)

google の検索結果から削除されました

昨年12月29日に引き続き、当サイトが google の検索結果に出てこなくなりました。googleで、「悪徳商法」とか「詐欺」で検索してやってくる人は、かなりの数にのぼりますから(と言うか、やってくる人の1位は google 経由)、検索出来なくなると、悪徳商法マニアには大きな痛手です。新規被害や事例の報告が無くなりますから。

これはもしかすると、消費者を食い物にしている組織や、言論の自由を尊ばない秘密結社の陰謀かもしれません。そこで、big-net上に置いてあるページのうち、どのページが検索できないか調べた上で、googleにメールを送ってみました。

さて、みんなの大好きな google は、返事を送ってくれるのでしょうか?

google 御中

私は、下記 WEB サイトの管理人の Beyond と申す者です。
http://www6.big.or.jp/~beyond/akutoku/

さて、御社サーチエンジンの検索結果についてお尋ねしたいことがありますので、メールいたしました。と言うのも、1月5日までは、当方のWEBサイトが検索出来たにも関わらず、1月6日以降、検索が出来なくなったからです。

当方の調査によると、検索できなくなったのは以下の3ページのみで、他のページ(サブディレクトリや、より深い階層のサブページ)は、ほぼ全て検索できます。
http://www6.big.or.jp/~beyond/akutoku/
http://www6.big.or.jp/~beyond/akutoku/topic/index.html
http://www6.big.or.jp/~beyond/akutoku/topic/wedding.html

手前味噌ながら、当方のWEBサイトは多数のページよりリンクが張られており、インターネットでは最大級の情報サイトであると自負しております。御社サーチエンジンの検索結果に表示されないことは、ユーザーの不利益のみならず、御社の信用を損なう結果になると考えております。

つきましては、弊 WEBサイトが検索できなくなった原因や理由について、調査の上ご回答願います。お忙しいところを恐縮ですが、1月14日までに、ご回答ください。

なお、本質問およびご回答は、公益のため全て公開させていただきますので、あらかじめご了承ください。

それでは、よろしくお願いいたします。

2004年1月1日(木)

あけまして おめでとうございます

昨年は、いろいろなイベントが発生して、なんだか長く感じました。そして、消費者ポータルJAPAN の開設や、構造改革(IT革命)の成果が出始め、新たな可能性が見えてきた年でもありました。

私は、技術者でありクリエイターでもあります。ですから、「素晴らしいインターネットで、個人のメディアがどうのこうの」とお題目を唱えたり、批判・批評をするだけで無く、WEBサイトという「成果」を、継続して出して行きたいと考えています。今年も、しつこくサイトを運営し、さらなる発展を目指していきたいです。

とは言え、様々な問題が出てきそうな年でもあります。当サイトのことを不満に思う組織(例えば、ウェディング産経)や、警察も動いているようですし、逮捕や訴訟などの障害がついに発生するかもしれません。ここで、唐突に聖書を見てみると、「使徒たちは、御名のために辱められるに値する者とされたことを喜び(使徒の働き 5章41節)」とあります。この「御名」とは、イエス・キリストのことですが、私はクリスチャンではありませんから「神から与えられたもの」とでも言い換えてみます。「神から与えられたもの」とは、人間が本来持つ権利、すなわち「自然権」のことであり、言論・表現の自由もまた自然権のひとつであります。

つまり、表現の自由を信奉する者は、それで迫害を受けても、むしろ喜ばないといけないと言うことです。まあ、実際そう言うことになったら面倒だし困るのですが、市民の利益を損なう企業や著作権と言ったものとは、そのくらいの気持ちを持って戦っていきたいものです。これは、市民運動というより、「防衛運動」です。

それでは、今年もよろしくお願いいたします。

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