旅の予算は人によってそれぞれ違います。どれが良いかと言うものはありませんが、今回の私の旅はちょっとばかり費用がかかっている方だと思います。下記のとおりですので目安として参考にして見て下さい。

モスクワのナツィオナーリホテル（中央）とインツーリストホテル（後方・高層）。ナツィオナーリホテルは、レーニンがクレムリンに居を構えるまで滞在していたホテルです。

上の料金の一例を見ても分かりますように、全体的に料金が安く感じられます。特に鉄道（交通機関）は、利用する時間や距離と料金を比較させると、その安さを感じることが出来ると思います。しかし、反対に大都市部のホテルの料金がとても高いことも分かります。主要都市のホテルで立地も良いのですから仕方ありませんが、料金と施設の内容が比例していない感じを受けてしまいます。

客室内部/モスクワ
インツーリストホテル

客室内部/レニングラード
モスクワホテル

トランスファーを付けるか付けないかが、賛否両論・考えが分かれるとことです（元来、トランスファーは付けなくてもかまいません）。
他の料金と比較すると、トランスファーの料金は高いと感じると思います。しかし、個人を迎えに来て自動車に乗せて連れて行くのですから、そのサービスの対価としては日本人の経済観念から考えると妥当なところではないでしょうか。トランスファーの利点は、早朝や夜遅くてもインツーリスト関係の係員が待機していて、目的の場所へ連れていってくれることです。当然、駅等の専用外国人待合い室等も利用でき、スムーズに事が運べます。インツーリストの係員は、外国人旅行者がヴィザの日程通りに物事を運ぶようにするサポート的役割を担っており、決められたヴィザの日程等にトラブルが起きると、係員自身に対しても大きな問題になってしまうので確実に対処して行きます。例えば、列車等が大幅に遅れて到着が夜中になり、自分も疲れている時等、トランスファーの威力は発揮されます。
一種のお守り代わりと考えておくことも出来ると思います。