新旧守護聖対決1(光、闇、風、番外編)


光の守護聖
◆レオナード
(27歳、身長192cm、体重83kg)
元バーテンにして密輸容疑で逮捕されたりしてる前科者(笑)。サクリアさえ持てれば前歴・賞罰など一切不問という潔さに、茶髪アンジェの宇宙の懐の深さが窺えます。クラヴィスよりのっぽさんなので、守護聖で一番デカイわけで、ついでに態度も一番デカイ。

この人をスカウトする時には保釈金10000G渡したりするんですけど、それってどーよ? とか、これは経費で落ちますか? とか、そんなことを思ったわけですが。や、結局、返済してはもらえませんが。まぁ、守護聖を10000Gで買い上げると思えば安い買い物かもしれないんですが、これでいいのか、倫理的に。ああ、せやから12禁なんやなとか思いつつ。初登場の無精髭にちょいとよろめきつつ、傍若無人なオレ様キャラもなかなかで、オマケに下品ときては、そそられずにはおれませんな(笑)。ファッションには興味はないが、アクセサリーはゴールドにかぎるのだとか。なるほど、せやからバーテンの衣装の色合いが実にナニやったり、守護聖の正装もアレなんやな。素肌に革製バンド、胸も腹もはだけた露出系コスチュームはアレか、女王補佐官の趣味なんやろかとか、妄想は無駄に膨らみます(笑)。あと、時々オネェ言葉。メルの執務室でおまじないについて質問している姿を目撃。『そんで、おまじないってのは、どうなのよ』と、眉間に皺を寄せて詰め寄る姿に腹を抱えましたが。つか、苛めてるようにしか見えません。メルからは声が大きくて怖いとか言われてましたねぇ。あと、ルヴァによると『怖くて近寄れない』そうで、ゼフェルは『守護聖になったばかりで、あのオレ様ぶりはどうよ』だとか。野蛮人とか獣とか、身勝手とか、お話にならないとか、評価は様々でありますが、評判は極めて平均的に悪いっすな(笑)。一番の嫌われ者です、アリオスが出てくるまで。あと飲兵衛。

新光の守護星を見た同居人が、言いました。
「コイツ誰?」
「守護星の一番エライさん」
「え? ただの変態か露出狂ちゃうん?
 この下、黒のビキニパンツしか履いてなさそうな
 あと、首輪。レザーの服に首輪は変態の証」
「ん〜〜〜〜〜、元場末のバーのバーテンダーやから、変態はありかもねぇ」
てなワケで、我が家でのレオナードの評価というか、ニックネームは変態露出狂になりました。

アニメーションつきの『恋愛エピローグ』では、意外な一面を見せてくれます。泥だらけの純情みたいな感じで、ある意味、卑怯(笑)。けど、アニメーションのあの迫り方ですが、普通の神経の17歳のお嬢ちゃんなら、怖なって逃げるのは必至。振っても大人で前向きな反応が好印象。いつぞや逆ギレしてた旧光の守護聖とはエライ違いです。

◆ジュリアス(25歳、身長188cm、体重70kg)
相変わらずの誇り高い態度が懐かしい、元祖・光の守護聖。平日デートに誘いに来る時も、仕事のついでに立ち寄ったなどと言い訳する態度が微笑ましい。休日デートでは主人公の健康状態を気にかけたりする姿に、さすがベテラン守護聖、しかも筆頭守護聖と感心したりもしますが、親密度が上がると公私混同も甚だしいというか、おい、ニイチャン、待ったれよと言いたくなるよな態度です。つか、頬を染めるな!! 頬を!!!

親密度がMAXになると、守護聖は誰もが執務室の奥の間に引きこもりますが、ジュリアスも例外ではありません。アカンやろ、アンタがそんなんやったら!! むしろ、主人公を奥の間に引き込む他の不埒な守護聖を、生活指導の鬼教師よろしくビシバシと引っ捕らえる方が、例えそれが嫉妬に狂った末の行動でも、その方がお似合いだと思うワケですがね、や、個人的に(笑)。レオナードについては、性根が腐ってるとでも言いたげでした。

恋愛イベントはジュリアスらしいですねぇ、ええ。アニメーションは結構大胆(はぁと)。森の湖に続く静かな小径に誘われる時、それが門限破りな行動だということを、ジュリアスの誘い文句で知りました(笑)。誘う時の物慣れないウブな感じも初々しいというか、どっかのスレた光の守護聖とはエライ違いですぜ。この生真面目さがいいやね、ジュリアスは。告白断ると、ちょっと怖いけど(笑)。

あと、実は飲兵衛。フォアグラを肴に晩酌してるくさいです。それから某惑星名物の高さが1メートルくらいのもみの木が好きだったり、馬の彫刻が好きだったり、牧場デートがお気に入りだったりする辺りが、個人的には笑えて好印象。こういうタイプが、美人の女結婚詐欺師に引っかかるんやんなぁと(笑)。


闇の守護聖
◆フランシス
(23歳、身長185cm、体重69kg)
元サイコテラピスト。どうも女性専門くさいですが、小娘から人妻までキャパは広い様子。うす紫色のシルクのブラウス姿が、美少年な風情を醸し出してますが、なんちゅーかお綺麗な顔とお上手な口で世の中渡ってきたのが確実というか、主人公を『レディ』と呼びますが、どっちかっちゅーと『奥さん……』の方が似合いそう(笑)。や、昼メロで人妻を誘惑する優男役がお似合いというか、ねぇ。兎がトラウマ。タンタンを見ただけで失神します。つか、アレが兎に見えることを問い詰めるより、むしろ、クタクタのぬいぐるみにしか見えないアレを怖がる神経が謎。

この人は吐息8割、残りが声というような喋り方をするので、メッセージを適当にスキップすると、「ハァ、ハァ、ハァ、ハァ……」としか言わない悪戯電話みたいな感じになるのが愉快で愉快で(笑)。某Iさんが『変態エロ電話魔』というありがたいニックネームをつけてくれましたよ。や、ホンマにそんな感じなんですよ、お嬢さん、つーか、奥さん……。

執務室に行った時のメッセージが、これまた凄いというか個性的。一人芝居系というか、一人で喋って自己完結してる風情がですね、まことに、吉本新喜劇の池野めだか師匠のようで、遠くで眺めている分には愉快だと思うが、身近にいると邪魔くさそう。

デート中の会話の反応を見ている限りでは、強気で元気な娘が好みというよりも、がさつな女が好きなんちゃうかと疑うことしきり。や、マジで、ウケを狙って選んだ答でドキドキインジケータがグーーーッと回ったり、やたら喜んだりするのが笑えるというか、コイツに『レディ、マニアですね』とか言われた日にゃぁ、『お前が言うな!!』と反論したくなるんですけどね、マジで。

恋愛エピローグの告白とかアニメーションはフランシス・ワンマンショーみたいな感じでですね、まぁ、とりあえずは色っぽいんですけどね。しかし個人的に、こういう性根の虚弱な人って苦手なんすよ。弱々しかったりする割に厚かましいとこもあったりするけど、それが人間らしくていいかなぁとか、まぁ、そんな感じで。もし、フランシスみたいなひとが身近におったら、間違いなくからかいまくるやろうと。んで、嫌われるんよなぁ……けど、案外とマゾっぽいから喜ばれるかもやけど、喜ばれたらあんましおもろないよなぁ……。

リュミエールがたらし設定なら、きっとフランシスみたいな感じなんやろなぁ。それと、この人は19人の中で一番睫毛が密生してて、しかもアイラインがバリバリです。アイメイク(してるなら)だけで言えば、オリヴィエよりも化粧が濃い(すっぴんでアレなら、それはそれで大問題)。どうよ、それって(笑)。

◆クラヴィス(25歳、身長190cm、体重73kg)
レオナードのお陰で、幸か不幸か守護聖一のノッポさんから、二番手になってしまった人。髪の毛、だいぶ伸びました。相変わらず黒くて暗くて無愛想。口数は少ないけども、親密度が上がるに連れて歩み寄りの姿勢も見えてきます。けど、ジュリアスと違って頬は染めません。

が!! 声優さんにもメーカーにも罪はないと知りつつも、クラヴィスの向こうにドカベンこと山田太郎の姿が垣間見えてしまうんですよ、ええ。しかし、新クラヴィスの声もいい感じです。こう、面倒臭そうな喋り方とか、投げやりな返事とか、ぼそぼそとした感じとか、ああ、この人は物臭の守護聖やねんなぁと実感します。最初が極端に愛想がないだけに、親密度が上がるとなかなか良い気分にしてくれますし、親密度MAXの時に奥の間に主人公を連れ込むのは、とってもお似合い(笑)。カード占いとかしてくれそうです。そして引きこもるのが、実に様になるんですなぁ、これが。

デートでお気に入りのスポットに戸外のカフェもございますが、昼の日中からお日様の下におったら溶けてなくなるんではないかと余計な心配をしたくなったり、他の店を選んだら気に入らんクセに、『また、同じ店か』とかぬかす可愛いげのなさに拳を握ったりもしますがね、ええ。あと、デート中の質問で悩みがありそな素振りを見せるので、ここは一つ、相談にのるふりをしつつ腹を探ろうと思ってみたものの、「そこまで落ちぶれてはいない」などと答えるあたり、相変わらず人付き合いを舐めているとしか思えなかったワケですが、最初が力一杯辛気くさいだけに、懐いてきたり機嫌が悪くなったりしたら面白がってしまうのですが(笑)。

恋愛イベントでは聞き覚えがあるような、ないような台詞を連発してくれます。この人、全然変わってないねんなぁと、懐かしい気分にさせてくれます。この辺が多少でも人間的成長が見られたジュリアスとは、ひと味違うよなぁ。ついでに言えば、フランシスよりも前向き。つか、フランシスが後ろ向き過ぎというか、前を見てないというか、自分だけが大好きな印象が強いワケですが、そのせいか、非常にアクティブな闇の守護聖に見えましたのよ。そうそう、アニメーションで主人公を押し倒すさり気ない動きに守護聖としての年季というか、一人だけ四回目の正直に挑戦するチャレンジ精神の結実を見る主人公でありましたとさ(笑)。


風の守護聖
◆ユーイ
(17歳、身長163cm、体重48kg)
またの名を『諺小僧』。元漁師見習いやと思う。両親を早くに亡くしたため、唯一の身内の祖父に育てられたからなのか、何かというと会話に諺を引用する傾向があるので、年齢詐称疑惑さえ抱かれかねない年寄り臭い喋り方。その辺りはゼフェルも指摘(笑)。『年寄りくせぇことを知ってる割に、常識がない』と。や、その通りなんですけどね。口癖は『急がば回れ』で、母親を彷彿とさせる言動に弱い。というか、主人公の足腰の強さを誉める時に『良い母ちゃんになれる』と言い切るあたりが、笑えるけど可愛いんだ、これが。素直でいい子ですよ、彼は。田舎者丸出しでも恥じることはなく、好奇心で色々と勉強しようとするとか、知らないことを知る行為そのものを楽しんでいるような前向きさが、非常に実に風の守護聖っぽい。ヴィクトールは声のでかいとこが父ちゃんみたいだそうな。

港町の育ちだけに海とか船に関するアイテムが好きっぽい彼の趣味は、船の模型づくりだそうで、思わず『それはウォーターラインですか? スケールは?』というような、マニアックな質問をしたくなったんですけど、多分、帆船とかやよな、うん。あと、カヌーが好きだそうで、宮殿の執務室までカヌーでご出勤だそうです……てことは、ヒューイの家は宮殿よりも上流にあると考えてもいいのか? や、下流でもかまへんのですが、結構、大きな川が流れているもんだと思わなくもなく。つか、通勤手段が自由にもほどがあるというか、何というか、ねぇ(笑)。

親密度が高くなってくると、恋愛イベントが起きるわけですけど、ヒューイは嬉しかったり感動したりすると、とりあえず水の中に入ってしまうわけですよ、ええ。おまけに手足をバタバタさせたりするんですな。何故、そこで?と尋ねたくなるくらいに、入水。主人公は、それほど不思議には思ってないみたいなんですけどね(笑)。恋愛エピローグのアニメーションでも入水。とりあえず、水の中に入って頭を冷やしたりするんですけど、本人もこの癖はどうもおかしいと思っているふしがあるのですが、その割に行動を改めるつもりもないらしく、その辺が実に守護聖様(笑)。

多分、新旧守護聖の中でも将来が一番有望というか、常識人に育ってくれそうな期待はできそうなんですが、なんせ、二昔くらい前のテイストの、遅れてやってきた若大将みたいに無駄に爽やかで素朴な彼ですから、歳食ってからもこのままかも知れず、それはそれで見てみたいなぁと思う次第です。つか、ツッコミどころが少ないねんや、この子は!

◆ランディ(18歳、身長177cm、体重64kg)
どこからツッコミを入れて、何から書けばいいのかわからんくらいに、一人で我が道をいってます。つーか、ゴーイングマイウェイにも程があるというか、金アンの宇宙のギャグメーカーを一人で背負って立つ程の活躍ぶりに大爆笑、や、マジで(笑)。永遠の青春小僧ぶりは健在というよりも、更にパワーアップしております。最近はルヴァを師匠に文武両道を目指してお勉強にも精を出しているそうですが、努力の跡は見る影もないというか、まぁ、そこがランディなんですけども。あと、世話焼きぶりも相変わらずで、同じ風の守護聖で後輩になるユーイの世話をアレコレと焼いてるみたいで、それは感謝してるけど、もちょっと放っておいてほしいとか言われ、ゼフェルにも説教しまくっているようで、更に一番仲良しのマルセルにまでお節介かもと思われているのが、不憫と言えば不憫ッスな。や、そこも実にランディなんすけどね。

デート中もたいがいオモロイですが、秀逸なのは青の中庭での告白ですかね。女を口説くために将来の展望を述べ、更に近未来というか、中間的な目標を語り、その達成を誓うランディ……実にランディらしいんすけども、しかし、ネオロマンスゲームにはほど遠い台詞に笑いがこみ上げてきますよ? いいんですか、コーエー(笑)。あと、森の湖での告白イベントでGetできるスチルがもう、秀逸というか何というか、笑うしかなかったんですよ、これが。『来たれ、若者』とか『笑顔で進む、明るい未来』とか『来たれ若人。国の守りを固めよう』とか、まぁ、その辺の青少年向けの啓蒙ポスターとか自衛隊員とか警官とか消防士とかの募集ポスターにしか見えないデザインというか、絵柄です。いくらランディでも、これはあんまりちゃうん? と、メーカーに抗議したくなりましたよ、ええ(笑)。ポーズが絵になっている分だけ不憫さが募る──実際、このての絵柄というかデザインは、ランディにしか使えないと断言できますが、それにしてもユーイとの扱いの差がありすぎというか、ランディはとうとうギャグキャラに決定してしまったのだなぁという、何とも言い難い感慨を覚えました。や、笑えたからエエねんけども。


番外
◆アリオス
(28歳、身長187cm、体重72kg)
扱いは隠しキャラ。特定の条件下で登場し、後々の接触の機会も限られておりますが、例によっておまじないしまくりで親密度はグングンと上がります(笑)。

アリオスは確か『天空の鎮魂歌(レクイエム)』では金アンの宇宙征服と死者を蘇らそうと企てた悪の帝王で、『トロワ』では前世での恋人と瓜二つらしい茶髪アンジェの宇宙に転生したものの記憶喪失で(この辺はうろ覚えなんですけどね)、途中で記憶を取り戻したんやなかったけかと覚えておりまして、それだけ茶髪ちゃんに執着していた割に、エトワールでは簡単に主人公に懐くのが笑えます。

以前からごく内輪の仲間内でのアリオスの評価は“ヒモ”であり、時々ワイルドやったり超ヒデキやったりするわけですが、今回は見事なまでのヒモっぷりを見せてくれるだけでなく、女王補佐官レイチェルのパシリ(本人談)やという事実から、どうにも茶髪アンジェには見限られたのではないかという見方が濃厚ではないかと(笑)。

出会って間もない頃のアリオスは、やたら突っかかってきやがります。人を小馬鹿にした顔で、しかも鼻で笑いやがります。気に入らない話を振ると、露骨に不愉快そうな顔をするのですが、あるイベントではまるで雨の日に捨てられた子犬のような姿を見せてくれまして、そこで彼の所謂“誘い受け”体質が露呈するというか(笑)。とある惑星のとある街角で、痛むお腹を押さえて蹲るアリオス。心配した地元の子供に強がってみせるアリオス。そんな姿を主人公に目撃され、更に強がるアリオス。このイベントでアリオスは群からはぐれた子犬決定です。更にデートのお誘いメールが断られたことはなく、しかも待ち合わせに遅れることがないどころか、時には主人公の部屋まで寝込みを襲う気満々で迎えにくるという、実に彼には似合わないことをしてくれまして、その度に本来群で行動する犬科動物が群から放れた際、こう、何としても拠り所を求めずにはいられないのだなぁと感慨に耽りつつ、よりにもよって腹黒エトワールを選んでしまう不運さに目頭が熱くなるわけですよ、ええ(笑)。

しかしデートを重ねる程に子犬は森の湖に続く小径に主人公を誘い込む狼になりますが、そこから先は所詮12禁のゲームソフト。送り狼にはなれません(笑)。

恋愛イベントも告白イベントも実にアリオスらしい“俺に惚れると不幸になるぜ”臭がプンプンとして、しかも“そんなことないわ”と言ってほしそうな雰囲気を漂わせておるのが、実にナニです。告白を断ったりも平気でする性悪主人公に“そうさ、その方がお前のためなんだ”とか言いつつも、引き止めてほしそうな感じが実にアレだったりしますが。あ、キャラによっては一回断ってもめげないという選択肢があってもよかったなぁ。アリオスとかって似合うし。レオナードとかも。

ところで新旧守護聖ひっくるめた人間関係は微妙で、レオナードが一番の嫌われ者で、次点がフランシス。しかしアリオスの参入により、一番の嫌われっ子はアリオスに。アリオスに会える日が限られていたりするのもあり、平日はかなり暇になりまして、同じことの繰り返しに飽きているのもあり、“アリオスにお友達をつくろう作戦”を実行。お友達は勿論、かつて嫌われ者の双璧を担っていた新・光と闇の守護聖。おまじないかけまくり、相手について尋ねまくりで親密度をぐいぐいと上げたりして、コメントの変化を楽しませてもらいました。しかし親密度(この場合は友情か)が上がっても、レオナードの評価は良い意味でのお馬鹿さん。フランシスとアリオスは、ああ見えても良いヤツということでした。この三人の酒盛りって、ちょっと見てみたいっす。案外と泣き上戸のレオナードとか、絡み酒のフランシス、笑い上戸のアリオスとかって個人的にはかわいいと思いますが(笑)。

恋愛エピローグですが、金髪アンジェの宇宙の守護聖とアリオスは旧勢力に区分されているみたいでして、彼らの恋愛エピローグムービーは茶髪アンジェの守護聖のよりちょっとだけ短くて、その差を埋めるために特別なCGがムービーの前に2カット差し込まれてるんですが、これがもう、タカラヅカの男役スターさんを彷彿とさせるような、無駄にキラキラしいというか、うっかりしたら男装の麗人ですか? 実はあんたら性転換済みですか? そうですか? と言いたくなるような絵柄というかテイストで、ジュリアスはまぁ、元からピカピカの黄金色やからしゃーないとしても、クラヴィスとかランディまでがキラキラで、アリオスはもう何かを吹っ切ったとしか思えない程のキラキラぶりで、腹を抱えました。や、マジで(笑)。その後にムービーが続くわけですが、キラキラ・ヅカジェンヌが後を引いて大変でした。

ユーイが遅れて来た若大将なら、アリオスは再発見された絶滅種・アナクロ不良って感じですね。二昔は遡らないと少年漫画でさえ合うのが難しい、古き良き時代の不良っすよ。あー、面白かった。

 

ところで、5人目を落とす頃には、
「このゲーム、もしかせんでもお笑いゲー? つか、そうやんなぁ」
などと思い始めた司書さんです。つか、明らかに『ときメモGirl's Side』よりもギャグが多いというか、お笑い要素が満載というか、そんな気がしますですよ。コーエー、狙ってると思うんですけどね、絶対。

ちなみに最近では宮殿の二階の向かって左の執務室(光の守護聖)から右へと、それが終われば一回の左(緑の守護聖)へと順に落としてます。でないと、どうしても取りこぼしとか消化試合みたいになってしまうんすよ。特に年少組というか、お子様方がどうにもナニでアレな感じに残ってしまうという……。


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