旅路の果て……とかいうたりして


何のかんのと言いながらも、ゲームは楽しめました。
メーカーの思惑とは多分かなりかけ離れた、変態とか変質者とか露出狂とかのキャラが出てくるギャグゲーという扱いではあるものの(笑)。

そういえば、主人公は1年契約で茶髪アンジェの宇宙で雇われてるんですよ、実は。で、週給が1000G(この世界の通貨単位はG)で、オカリナが1個600G、小瓶入りのワインが1200Gで購入できる通貨価値を考慮すると、基本給のお粗末さは言わずもがな(笑)。あと、育成状況による歩合給と、新守護聖の召還に成功したら臨時賞与として5000Gが支給されます。給料日は毎週土の曜日ですが、育成とかの加減でレイチェルの執務室に行き損ねると、その週のギャラはちゃらになるというか、翌週分と合算して次の週にもらえるということはなく、ぼったくられます。まぁ、移動手段の船をあてがわれ、食と住の心配はないとはいえ、非常に労働環境が苛酷であるというか、劣悪この上きわまりないというか、労働者の人権を何と考えてるのか聞いてみたいところですな(笑)。そしてレオナードの保釈金は10000G。つまり主人公は基本給の10週分、3ヵ月強のギャラに相当する出費を強いられるワケです。まぁ、育成をマジメにやってたら取り戻せるけど、それってどうやねんなと(笑)。しかも主人公、守護聖をたらし込むためにプレゼントと称した貢ぎ物も確保せなアカンわけですから、そりゃもう、やさぐれずにはいられないわけですよ、お嬢さん。

一周目が無事に終わりまして、後は残りのイラストを集めるための二周目を残すのみですが、親密度も適当にあげるだけでいいし、力が良い加減に抜けるので、一周目よりも楽しめそうですね。ちなみにスチルイベントの季節とか時間帯とか決まってるので、数ヵ月時間つぶしをせなアカンこともあって、そゆ時は本命外の守護聖とデートしたりして、別に気に入られる必要はないので好き放題、し放題っす(笑)。

リュミエールとかクラヴィス、ルヴァ、メルをオールスタンディングのロックコンサートに連行してクラクラさせたり、人混みに酔わせたり、嫌がられたり。あと、自他共に認める怠け者のレオナードをスポーツジムに連れ込むと、この場所のお話で主人公のレオタード姿を期待して鼻の下を伸ばす様を監察したり、マルセルと一緒にレストランに行き、わざとチキンの料理を注文してみたり、リュミエールに尾頭付きの七面鳥のロースト(食料品店で購入。ランディは大喜びだ)をプレゼントしたりと、楽しい楽しい(笑)。それでも親密度は上がってしまうわけですから、守護聖ってちょっと悲しい存在かも知れません。

王立研究員と占いの館には女の子友達がいて、頻繁に通うと親密度がアップします。占いの館の友人は火龍族でコイン占いをしてくれまして、おまじないだけ★は2つ。相手を選ぶ時には親密度と相性の数値もわかるのが便利っす。あと、彼女と親しくなるほどにおまじないの効果も高くなるので、ついつい足繁く通うわけだ。けども気の毒なのは王立研究員の彼女。育成データとかは私の部屋でも最新情報がチェックできるので、別にどーでもいいというか、あんまり存在意義は感じられないというか、王立研究員がないと収まりが悪いから作ったのかという印象ですが、眼鏡っ娘とちゃうし。


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