〜読者の声〜


 読者の皆さんのご意見・感想は、私たちスタッフはもちろんのこと読者の皆さんに対しても大きな刺激となります。ぜひお手紙・FAXをお寄せください。
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筑波大学応用生物化学系 橘研究室気付 でおねがいします。

67回セミナー「土の団粒構造」はたいへん参考になりました。いままで解けなかった点がすっきりしました。すぱらしいチヤンスを提供していただいて、とても感謝しております。EM自然農法でイチゴの栽培・直売をはじめて5年目になります。あとは次回作のイチゴの出来上がりを楽しみにしているところです。
(水海遣市・小橋進)


現在、農業法人に勤務して、農場でサラダ用の野菜から大根、人参など様々な野莱をつくっていますが、何よりも機械め操作および補修ができなけれぱ仕事にならないという壁にぶちあたっています。先日は大学へおじやまして、いろいろ話を聞いていただき、ありがとうございました。もし機会がありましたら、農場にいらしてください。矛盾と希望をかかえながら毎日生きています。
〈群馬県・倉淵村・島田あかね)


このたび厚木市内の「わらぶきの家」で農茉を実践しながら、東京農大で勉強することができるようになりました。ところが直耕者にはなったものの自分がもっている有機農業に関する情報の少なざに気がつきました。そこでまわりで活発に活動している方々と一渚に勉強してみようと思いました。ぜひセミナーの会員にさせてくだざい。
(厚木市・村松大樹)


いつも有機農業新聞を楽しく読んでいます。また先日は68回のセミナーとけんちん亭での交流会にわくわくしながら参加させていただきました。68回のセミナーでもっとも印象に残っている発言は、飯泉ざんの「いのちより大切なものはなにか」という言葉です。ある子供が母親に「それは地球だよ」といったそうですが、子供のしなやかな感性がパラダイムシフトをおこすような気がします。いま通信教育で教職科目を勉強していてつくづく恩うことは、教職科目(教育原理・教育心理など)の内容に疑問や矛盾を感じている人が教師になったら学校も楽しくなるのではないだろうかということです。
(愛知県・野満育朗)


68回のセミナーでは楽しく学ぶことができました。ありがとうございました。セミナーの発言で一番驚いたのは、農業高校の生徒はエネルギーがあるという話の流れになったとき、農業高校出身の学生が「いやそれはちょっと違う。農業高校がいいのではなくて、そこで”いのち”を学ぶことができたから元気になれたのだ」といったことです。感動しました。すでにバラダイムシフトがおきていると恩いました。“いのち”を学ぶといったら、それは有機農業の核心です。これからの時代に求められているのは「学問のすすめ」ではなくて「有機農業のすすめ」です。国民の多くが農的生活に戻ることで、人間としての本能が目覚めていくような気がします。時間はかかりますが「まずは自分から」はじめることが大切だと恩います。
(岩井市・小島宏)


今年から本格的に畑をはじめます。4年前新潟へやってきた時には夢にも恩わなかった自分がいます。環境問題に取り組みたくて入学した農学部。そんな私が農場実習など真面目にやるはずもなく、ただ机の上の知識だけで「有機農業」を語っていました。3年生の時、私の有機農業に対する認識に劇的な変化が起こりました。きっかけはEMという微生物利用技術。畑の中の微生物という新たな方法を手に入れ、実際に自分でやってみようと思いました。そして韓国自然農法。EMとは違い、裏山から徴生物をもらてくるところに「つながり」を感じ、魅力に思いました。畑を実際やってみて「生命のつながり」を肌で感じたことは私にとって大きな転機になりました。
(新潟大・西囲卓司)


有機農業新聞ありがとうございます。30号も続いているのですね。毎号書き手のそれぞれが自分の思いを自分の言葉・手法で表現しているので楽しく読むことができます。とくに悩みながらも様々な挑戦をしている姿をかいま見ることができるのは、私にとって刺激になります。私は「自然や社会とつながりをもったライフスタイルをめざして」の連載を休載したままですが、今でもこのテーマは私の最大のテーマです。今までは“社会”の方に力点をおいた試みを「市民運動」の世界で行なってきましたが、これから数年間は“自然”の方に力点をおいた試みをしていきたいと思っています。これから何ケ所か短期で農業関連のグループや個人の方を訪間していくつもりです。面白いところがありましたら投稿させていただきたいと思います。
(横浜市・落合宏)


いつもながら有機農業新間を楽しく拝見させていただいています。私もこの春で大学2年生になりました。思えぱ私が有機農業というものをはじめて知ったのはこの新聞からといってもいいすぎではありません。あれから3年ぐらい過ぎたでしょうか。まだまだ知らないことだらけです。大学の講義も農業に関することが増え毎日ワクワクしながら間いていますが、有機農業という話はまだありません。すこし残含ではありますが、待っているだけでそんないい話があるわけではないので、しぱらく独学する予定です。
以前、大学の講義がつまららなすぎて脱力感を覚えたとき、ポストに有機農業新聞が入っていました。あの時はほんとうに嬉しくて、それまでの自分にはないくらいニヤニヤと笑っていたことを思いだします。今恩えば変なことかもしれませんが、きっと無意識的に好きな農業に対して反応してしまったのだと思います。私は何度か「つくば有機セミナー」に参加させていただきましたが、皆さんの意見を間いたりして様々な考え方があるんだな、と驚かされました。それと同時に、じやあ私は一体有機農業についてどれだけの意見がいえるのか。そう考えてはみたものの、少しも説得力のある意見はでてくる様子もありませんでした。そのうえある友人に「私の家は農業をしているんだけど、将来は有機農業でやっていきたいんだ」と話したところ、「そんなのただの理想論でしかないし、お金もかかるし、欲しくても高くて買えない人がいるんじやないの」と言い返され、反論できずにいました。有機農業は好き、だけど自信をもってあの友人に言えなかった。そんな自分をみて悲しくもあり、一体何のために大学にいるんだろうと思いました。これから私はいろいろとぶつかる壁があるかと思います。そんな時は、はじめて有機セミナーヘ来た時の緊張感や期待を恩いだしたり、今までに読んだ有機農業新聞を何度も読み返して、乗り越えていけたらと思います。自分のことぱかりで失礼とは恩いますが、私に有機農業を知りたいというきっかけを作ってくれたこの新聞は、私にとって大事なものですし、これからもなくなってしまわないでいて欲しいと思っています。私自身これからも少しずつ有機農業のことを学んでいきたいと思います。それでは皆様お体に気をつけてお過ごしください。
(千葉大・園芸学部・森囲忍)


環境教育を通じて知り合った友人から有機農業新聞の27号をいただき、じっくりと読ませていただきました。私自身は農に直接関係は何ひとつもっていませんが、農業とくに食べものとそれとつながる人と人との関係に興味を抱いてきました。現在私は工学部の土木工学科に在学しています。土木は農をテーマに清動している皆様には、誤解を恐れずにいえぱ「敵」に見えてしまう分野かもしれませんが、現在、土木の恩恵を受けずして生活できる人が誰ひとりとしていないのもまた事実です。「敵」の中にこそ環境保護の鍵があるのではないかと考え、現在この学科へ籍をおいています。
今回お便りいたしましたのは「農」を実体験できる活動の場を提供していただきたいと思ったからです。常に土木という破壊の場に立っていると、本来の目的(環境保護・生命の原点)を時々見失いそうになります。そして一笑にされたらそれまでですが、土木と農という両極端の牲質をもつふたつの分野を職にしたいと考えているのです。そのために実質的な体験を一日でも早くしてみたいのですが、自分のいるところが工学部のため、なかなかその機会にめぐまれませんでした。今回有機農業新聞を読み、有機に関して、また農に対して強い意志を感じ、お便りしました。どうぞよろしくお願いいたします。
(関東学院大学工学部・中川恵子)


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