つくば有機農業文庫




 空想有機農業大学は、どういうわけか図書室(つくば有機農業文庫)と圃場(カレッジ・エコ・ファーム)だけは現実化しており、有機農業倶楽部(空想有機農業大学生)の正会員(定員30名)には公開されます。
 有機農業文庫は蔵書数、約1万冊(未整理・ボランティアで蔵書目録の作成を手伝ってくれる方、募集中)そのうち「有機農業を学ぶ人のためのブックガイド150」はすでに公開済み。今回は最近1ケ月に贈呈された本を紹介します。



「アジア小農業の再発見」岩崎美佐子編著 緑風出版 2200円
 日本国際ボランティアセンターで現在パレスチナの有機農業の支援活動をしている岩崎美佐子さんが、この本では前任地であるタイとカンボジアの有機農業の事例について報告しています。

「山で静かに暮らして世直しする方法」 宮本重吾著
 前回参院選で農民連合をひきいて14万票を獲得した宮本さんが、現在の日本社会の混迷は「農的風土」の破壊にあるとし、「農的風土」の再生により世直しは可能であると全国民に呼びかけた「熱血の書」

「天恵緑汁のつくり方と使い方」趙 漢珪 監修 農文協 1500円
 韓国自然農法といえば土着微生物と天恵緑汁というほどその名はよく知られているが、今回そのつくり方と使い方について、豊富な写真と図を用いてわかりやすく説明した実用の書。


 つくば有機農業文庫を電脳図書館にすべく構想中ですが、本の現物は橘の研究室にあります。閲覧を希望する方はお申し出ください。(ただし正会員のみ)
 場所 生物農林学系棟 B-113 橘研究室 TEL 0298-53-6630


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