♪読者の声♯


◆知り合いに紹介されてつくば有機セミナーのことを知り、始めて参加いたしました。人は何故生まれてきたのか、私なりの答えは、人は生きるために生まれてきたと言えます。この大宇宙の営みの中で、生かされていることに気づいた時、そのことはとても謙虚に、そしてしずかに、喜びとして感じとれます。
 毎日をただただ感謝して生きることはとても大切なことですが、抽象的でわかりませんよね。そこで人は考えるわけです。その一つが有機農法になると思います。私たち人は、この有機農法を通じてかなりの真実に気づくとは言えないでしょうか。それは自然の摂理・大宇宙の法則、環境問題、政治、宗教、教育、法律、食事、医療など、まだまだたくさんのことを学びます。このつくば有機セミナーを通して、インテリ百姓がいっぱい育つ事を願っています。百姓という言葉は、差別用語らしいですが、全てのことが出来る、とてもすばらしい職業だと思いませんか。差別用語からはずすべきですよね。
 「ニンジンから世界へ」(赤峰勝人著、スパイク出版)はもうお読みになりましたか。読んでいたらゴメンナサイ。一人のお百姓さんが有機農業を通じて12年かけて出会う宇宙の法則、それは一本のニンジンを間びいた瞬間に全ての答えがわかったそうです。完全無農薬、無化学肥料の循環農法を手がけ、時間のある時は全国に講演活動もしているお百姓さんです。ものすごいエネルギーを感じる人です。
 私のライフスタイルはなるべく本音で生きることと考えていますが、しばしば「きれいごと」だとか「そんなに世の中甘くない」とか、「なんでそんな儲からない事」なんて言われます。しかし私は傷つきません。そんなことを言う人の気持ちが良くわかるからです。このあいだまで私も同じ人間だったからです。私自身は、以前よりもエネルギーが多くなったように感じています。このごろはだいたいの事はこのエネルギーが大切になっているんだろうなと思っています。いじめもエネルギー不足の表われです。事件、事故もエネルギー不足だからおきるようです。見えないけど、確かに
あるこのエネルギーをこれからもっと高めていきましょう。
(茨城県岩井市・小島宏)


◎皆さんのご意見、ご感想は、私たちスタッフはもちろん、読者の皆さんに
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宛先)〒305 つくば市天王台1―1―1
   筑波大学応用生物化学系 橘研究室付



第28号によせて

 作年度の「有機農業論」の最終回の授業の日の朝、40℃近い熱が出てダウンという失敗に懲りて、今年はスポーツ選手のごとく「有機農業論」に生活の全てを合わせるということで全力投球しました。その結果はどうであったか。結果はともかく「思いっきり」やることができました。とてもさわやかな(浄化された)気分です。
 このようなことができたのもたくさんの人たちのサポートがあったからで、とりわけ有機農業新聞のスタッフの皆さんは、今回の編集に100%ノータッチという私のわがままをゆるしてくれました。心から感謝の言葉をささげたいと思います。ありがとうございました。
(橘泰憲)


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