★★読者の声★★

 3月号に掲載されていた「O‐157問題の波紋」は、とても輿味深いものでした。私は現在、学思寮で生活しています。O‐157が世間で騒がれ始めてから、寮食にも変化が見られるようになりました。1つは、すべての料理に熱処理が行われるようになりました。飾りの様に添えられているミニトマトやパセリにまできちんと熱処理されるようになりました。又、生徒が食べる30分前に、先生が検食を行うようにしたり、毎食すべての食品を1つ1つ検査したり、色々と気をつけています。寮の調理師さん達の私達への気配りにとても感謝しています。寮生活を通して、病原性大腸菌は熱に弱いことや、牛の体内に多く生息していることを知りました。
 有機農業新聞はとても解りやすく、高校生にも楽しく読むことができ、色々な面で視野を広げることに役立っています。農業に関心のない高校生にもっと読んで欲しいと思いました。そして、若いバイタリティあふれる考えを、これからの農業に生かしていけたら良いのではないかと思いました。
(水戸農業高校 池田理恵)


 同じ給食を食べた生徒なのに、中毒になった子とならない子がいる、あれは本当です。山形の佐藤藤三郎氏は、花粉症に弱い人強い人、それはその人の食べ物次第であり、負けないようにするにはマスクより先に食生活を正せと言っていたのに同感です。
(秋田県 高橋良蔵)


 第61回セミナーに久しぶりに参加させていただきました。そして、人の体も、環境も農業もすべてバランスなのだと思いました。学校給食の多くは、大量調理、企業の利益追求ばかりで、実質上、栄養も風味もない食事が作られています。O‐157問題の本質は、毒性のある食品添加物を野放しにし、補助金をばらまき、ひどい給食をのさらばらせる日本の政治、行政の体質にあると思います。まさに給食に、日本の教育、健康、環境問題の凝縮があると思います。そんなことを考えていたら子供達はかわいそうだと思いました。
(土浦市 坂倉有紀)



第62回つくば有機セミナーでの募金を含め「つくばボランティア基金」より11020円を重油災害ボランティアセンターへ送金しました。下記はお礼状の抜粋です。

今回のロシアタンカー重油流出事枚に際しまして絶大なる御支援を賜わりましたこと心より御札申し上げます。私達は“よみがえれ日本海”のスローガンのもとこれからもこの日本海をもとの日本海によみがえらすべく活動してまいります。これからもどうぞこの日本海を見守っていってくださいますようよろしく御願い致します。
重油災害ボランティアセンター センター長  東角 操

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