診 察 結 果 


 Aftertouch realaudio殿 
診察日 1998年4月7日
ページ分類 個人・趣味
総合評価  27.5点/100点満点
ページの性質
オリジナリティー 1.5点
双方向性 0.5点
デザイン 4
構成 2点
ボリューム 1点

たんぽぽ医師による診察結果

【病名】

こだわり症候群(別名芸術家症候群)

【症状】

 作者のこだわりは見えるが、空回りしている面もある。

【治療方法】

 「誰もが見れる」ページ構成を心がける

【その他】

 デザインはかなり Cool ではないでしょうか。さすが音楽をやっているだけはあるな、って感じです。

  • 仲間内のページですか?

 これはこだわり症候群の患者皆さんに言える事なのですが、仲間内のコミュニケーションスペースですか?そうではなく広く色々な人間に自分の音楽を聴いてもらいたいならこのままではだめでしょう。コミュニケーションスペースとして友人知人にだけ聞いてもらえればそれで良いや、というならこのままでも構いませんが、概して芸術家とは自己主張をしたがります。(笑)自分の音楽聞いて欲しいんでしょ?

  • miscellaneaって何て意味?

 思わず辞書引きました。(笑)

「雑集, 《特に 文学作品の》 雑録; もろもろの物, 諸般の物質文化」

こだわりは感じますが、わかんないのはまずいんでないですか?えっ私の言語能力が低いだけ?失礼しました。

−−>クリックして他のページに脱出。これじゃ意味が無い。(笑)

  • それぞれの曲に対する「思い」を聞かせて

 私は常々思っているのですが、ミュージシャンはもっと自分の曲に対する「思い」を語っても良いのではないでしょうか。この曲はこういった思いを込めて作りました・・・こういった一言があるだけでその曲に対するイメージが広がるような気がします。

  • ホームページの特性を生かして

 もっとホームページの特性を生かした方が良いのではないでしょうか。CD のように「聞け!!」でも良いですが、どうせならもっとインタラクティブにした方がホームページの特色が出ると思います。「ここでしか出来ないページ」を目指すのです。このままでは新宿駅の前でパフォーマンスをしているお兄ちゃんと同じです。

 掲示板の内容も内輪ねたが多いんじゃないですか?それぞれの曲の感想なんかがあまり書かれてませんよね。(多少はありますが)もっと自己主張して「感想を聞かせてくれ」って掲示板に自分から書き込んじゃっても良いのでは。

 自分の音楽に対する思いを語っても良いんじゃないですか。このままでは興味の無い人はそく別ページに行ってしまいます。あなたも芸術を志す者なら素人さんも取り込みましょう。

  • 新曲がリリースされたらどうやって知るの?

 新曲がリリースされたらメールなどで知らせてますか?芸術活動の中でも広報活動は面倒ですが重要ですよ。

〜結論〜

 ページのセンスは光るものがあります。でもデータファイルを置くだけでは意味がありません。もっと積極的に自己主張しましょう。

Dr.Beyondによる診察結果

デザイン自体は非常にクールで良い感じです。雑誌にも取り上げられてるようで、なかなか凄いですね。

Nice to meet you.

自己主張・作品発表型ページの最初の難関は「作品を見てもらう(聞いてもらう)」と言うものだと思います。この点が、非常に弱いと感じます。

まず、時間の無い人のために(って言うかほとんどそう)、1曲聞けば大体分かってもらえるようなものを提示した方が良いと思います。感性と言うものは、合う合わないと言うのがありますし、作品の出来は良い悪いと言うのがあります。「これを気に入ってもらえるのだったら、僕と友達」と言うようなものを強烈にプッシュ(出来ればトップページで)すると良いのではないでしょうか?

次に、リアルオーディオonly と言うのが頂けません。音楽畑(CDのタイトルにあらず)の人は全員持っているのかもしれませんが、僕は持ってませんでした。聞くために「リアルオーディオdownload→音楽download」と言う2手順を踏まなければならなかったので、大変でした。お勧めの1曲くらいは、WAV,AIFF,SMF,MP3など複数のフォーマットで聞けるようにしておいた方が親切だと思います。

How are you?

初対面の人への訴求力も弱いと感じますが、リピーターを呼ぶ仕掛けになると皆無だと思います。一度見て終わりですと当然アクセス向上は望めませんし、新たな発展も無理です。要するに面白い仕掛けが全然無いと言う事です。「たまたま訪れた人に、僕を知ってもらえれば良い」と言うコンセプトなのかもしれませんが、はっきり言って記憶にも残らないと思います。

まあ、順当に考えると定期的に新作を発表すると言うのが無難です。最初の訪問でリスナーの心をつかんでいれば、時々は訪れてくれるでしょう。

ただ、更なるアクセス向上を目指そうと考えるなら、それなりの企画を立てなければなりません(ここは、そういうアイデアの一つを提示するサイトですし)。例えば、以下のようなものはどうでしょうか?

・あなたのテーマ曲作ります。

応募者の、ページや個人のための曲を書くと言うものです。無料で希望者全員と言う事にすると大変な事になりますから(このページの診察申し込みのように(^^;)、「毎月抽選で」とか「思い入れが気に入った方」と言うような感じにすると良いと思います。

作ってあげた人のページからリンクを貼ってもらうようにすれば、そこから訪れる人も出てくるのではないでしょうか?

・曲作りの秘訣教えます。

自分の作曲のテクニックや裏話を徐々に公開していくと言うものです。クリエーターと言う観点から言うとちょっとこすい手段ですが、CM曲作りの逸話などを定期的に更新していくと面白いかも知れません。

・リレー作曲

リレー小説と言うのは良く見ますが、リレー作曲ってのはあるんでしょうか?連歌?ちょっと違うなあ(^^;。

これは、友達サイトの間で、小節を区切って順番に曲を付け足していくと言うものです。複数の感性によるスリリングな展開が面白いかもしれません。続きを複数用意して、リスナーに選択させていくと言うのも面白いでしょう。

これは一人では出来ませんので、知り合いを巻き込んでいくしかありませんが、うまく行けば相乗効果が望めます。

とにかく「来るたびに何か新しい何かがある」と言う事が大事です。

後は、鳴海昌平さんのページの所でも書いたように、有名になる努力をする(要は、広報)と言うのも必要かもしれません。

まとめ
  • 広報活動を積極的に行いましょう。
  • webページならではの、インタラクティブ性を高めましょう。
  • 素人の人にもとっつきやすい工夫をしましょう。


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