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2003年06月28日(土) 00時00分

ブロードバンド1000万件超す 世帯普及率は22%に 東京新聞

 国内のブロードバンド(高速大容量)通信の加入件数が五月末時点で一千万件を突破したことが二十七日、総務省のまとめで明らかになった。二年前に比べ約十倍と急速に普及が拡大し、全世帯数の二割超に達した。

 先進国の中で、日本は数年前まで後れを取っていたが、競争激化で低価格化などが進み普及が急拡大。国際電気通信連合(ITU)が「速さと価格の安さで世界一」と評価するなど、日本はブロードバンドで最先端の環境を整えたといえそうだ。

 総務省が同日発表したインターネット接続サービスの利用調査によると、通常の電話回線を利用して高速接続を実現するADSL(非対称デジタル加入者線)のほか、家庭向け光ファイバー(FTTH)、CATV(ケーブルテレビ)の加入件数は合計で約一千四十八万八千件、世帯普及率は22・3%となった。

 普及が急拡大したのは、ソフトバンクグループの「ヤフーBB」など多数の新興企業がADSL事業に新規参入し、競争激化で低価格化が進んだため。ADSLがブロードバンド全体に占める割合は約75・3%で、普及のけん引役となっている。動画などをスムーズに再生できる「メガバンド」の回線も多い。

 五月末の加入件数の内訳は、ADSLが七百九十万七千回線、FTTHは三十九万八千回線、CATVが二百十八万三千回線。

 世界のブロードバンド加入件数で、一位は米国の千七百三十五万件(昨年十二月現在)、二位は韓国の一千八十七万件(今年三月現在)。日本は件数で韓国に並ぶ勢いだが、普及率は韓国(約七割)に及んでいない。


http://www.tokyo-np.co.jp/00/kei/20030628/mng_____kei_____001.shtml

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