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2003年06月28日(土) 00時00分
インターネット分離へ／「住基」から小川村（朝日新聞・）県内２３自治体の住基ネットがインターネットと物理的につながっている問題で、分離方針を決めた上水内郡小川村は２７日、議会６月定例会で、分離に必要な端末購入費など６００万円を含む補正予算案を賛成多数で可決した。村は「９９％安全でも１％不安があれば、完全なものに近づける努力をしたい」と説明している。現行では、住基ネットが庁内ＬＡＮを介してインターネットにつながっており、同一端末から住基ネットもインターネットも利用できる仕組みになっている。ただし総務省の指導通り、不正アクセスに対する障壁システム（ファイアーウオール）を設置し、利用する職員もパスワードなどで限定している。 だが、県の審議会が「インターネットと住基ネットの接続は危険」と指摘したことから、村は「現行でも安全だが、万全の策を取ろう」と分離方針を決めたという。４８０万円かけて庁内ＬＡＮを再構築し、１２０万円で端末を５台追加する。 ２７日の本会議では、分離に異議を唱える意見はなく、賛成１２、反対１の賛成多数で補正予算を可決した。三水教弘議員は賛成討論で「いろいろ問題はあるが、予算をあげないと交付税が出ないということもある。情報化の時代に、情報漏れのないようにしていただきたい」と述べた。 |
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