悪のニュース記事

悪のニュース記事では、消費者問題、宗教問題、ネット事件に関する記事を収集しています。関連するニュースを見つけた方は、登録してください。

また、記事に対するコメントや追加情報を投稿することが出来ます。

記事登録

2003年06月21日(土) 00時00分

六ケ所村泊漁協職員が2000万着服東奥日報

 六ケ所村泊漁協の男性職員が、二年七カ月にわたって現金二千六十四万六千円を着服していたことが、二十一日に開かれた同漁協通常総会で分かった。この職員は着服の事実を認めており、既に全額を返済、懲戒処分を受け退職している。

 通常総会の説明などによると、同漁協信用部に勤務する五十代の男性職員が二〇〇〇年四月から〇二年十月まで、数回にわたり、同漁協の口座から自ら指定した口座に勝手に現金を振り込み、伝票操作や帳簿を改ざんしていた。着服は、組合への補助金の入金遅れや出入金の動きが激しいことから発覚したという。

 男性職員は信用部の責任者として、口座や帳簿の管理を一人で担当していた。着服した現金は「ギャンブルに使った」などと話しているという。着服発覚後、男性職員は土地の売却や金融機関からの借り入れで全額を返済している。

 総会では、組合員から「帳簿が改ざんされたとしても通帳や現金と照合すれば不正は見抜けたはず」と赤石憲二組合長らの責任を問う声が上がった。赤石組合長は既に自らに減給十分の一、三カ月、参事に同、二カ月の処分をしたと説明。「公金横領は重大だが、本人が速やかに事実を認め、返済に協力したため、法的手段は取らなかった」と述べた。

http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2003/0621/nto0621_20.html

この記事に対するコメント/追加情報を見る

ニュース記事一覧に戻る

トップページ