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2003年06月14日(土) 19時11分
板倉町、また課税ミス 今年度の固定資産税取り過ぎ−−データ入力誤る ／群馬（毎日新聞）◇計１６０万円取り過ぎ板倉町が０３年度の固定資産税のうち２１件、計１６０万円を余分に徴収する課税ミスをしていたことが１３日、明らかになった。１件は既に納付されており、同町は急いで差額の還付手続きを済ませた。残りの２０件については、第２期分の納税で減額調整する方針。 同町税務課によると、資産評価額が一度に２０万円も増額された町民から、５月２９日に問い合わせがあり、課税ミスが発覚した。このため同課が再度点検したところ、全体で２１件のミスが見つかったという。 この問題は、１２日に開会した同町議会の一般質問でも取り上げられ、町側は、市街化調整区域内の山林区分の見直しに伴い、山林から農地に変更する課税計算のデータ入力時に、一部チェック漏れがあり、農地ではなく宅地として課税してしまい、評価額が膨らむミスが生じたと説明した。 同町では昨秋にも、７５〜８１年に家屋を増築した２０６世帯の住民から最長２７年間、固定資産税を年約３０００〜２万円余分に徴収、直近１０年分の差額計１９００万円を返還する課税ミスが発覚したばかり。同町は「誠に申し訳ない。今後こうした過ちを起こさないよう気を付けたい」としている。【中野秀喜】（毎日新聞） |