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2003年06月06日(金) 15時18分

「スプートニク」に超高額入札、その後虚偽と判明ロイター

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 6月5日、オンラインオークションに出た人工衛星「スプートニク1号」(写真)が付けた異常な高値が、虚偽と判明した。3日、米スミソニアン所蔵の同衛星(2003年 ロイター/William Philpott)
   [サンフランシスコ 5日 ロイター] 世界初の人工衛星「スプートニク1号」の予備機とされる品物が、オンラインオークションのイーベイに出品され、異常な高値を付けたものの、虚偽の入札だったことが判明した。
 品物は、旧ソ連ゆかりの品物を扱う米カリフォルニア州サンディエゴのソビエツキー・コレクションが、開始価格2万5000ドルで出品。
 何カ月間も売れずに残っていた品物という。
 同社のロブ・フェス氏は「2万6000ドルを付けた後、20万ドルに跳ね上がった時はとても興奮したが、50万ドルを付けた時は疑わしいと思った。それから200万ドルに上がり、9900万ドルになったので、イーベイに連絡して出品を取りやめた」と語った。
 専門家によると、製造されたスプートニクの予備機は4基。しかし、「本物」の所有を主張している博物館や収集家の数はこれを大きく上回る。
 また、購入額もさまざまで、2基所有しているというウィスコンシン州のある収集家の購入額は今回の開始価格を下回り、シアトルの航空博物館が2年前のオークションで入手したスプートニクは、10万ドルを超える。
 イーベイによると、注目品への虚偽の入札は過去にも例があるという。
 ソビエツキー・コレクションは、今後もこの品物が売れるよう努める、としている。(ロイター)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030606-00000407-reu-int

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