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2003年06月03日(火) 16時07分

シスコシステムズ、無線 LAN 対応の企業向けモバイルIP電話機を国内発売japan.internet.com

シスコシステムズ株式会社 は2003年6月3日、無線 LAN 機能を内蔵する「シスコ無線IP電話 7920」(以下CP-7920)を7月から国内でも販売開始することを発表した。米国では今年4月末に発表された、エンタープライズ向けのIPテレフォニー製品。

CP-7920 は IEEE802.11b の無線 LAN 規格に対応する、IPベースの無線電話端末。IPテレフォニーシステムの中核で通話処理を行う「Cisco CallManager」や無線 LAN アクセスポイント「Cisco Aironet」シリーズをサポートしており、セキュリティ面では IEEE 802.1x/EAP(Cisco LEAP)認証および WEP による暗号化通信に対応。

また通話面では、据置型のIP電話端末「IP Phone 7960G」と同等の機能を持ち、一般的な音声通話や自分宛のボイスメール再生が可能。今後さらに、液晶画面の日本語表示やディレクトリサーチなどの機能拡張が行われる予定。

参考価格は CP-7920 本体が8万5000円、CallManager 用ライセンスが2万1000円など。同社では、IPテレフォニー化された企業オフィス内におけるデスク以外でのモバイル利用や、工場・店舗・病院など“作業現場”でのニーズを考えている、としている。

記者発表会で行われた製品デモンストレーションでは、ひとつの内線番号への呼び出しでデスクの据置型端末、CP-7920、PC上のソフトフォン(アプリケーション)が同時に着信した。「これらを利用シーンにあわせ、組み合わせて使用することでオフィス、工場・店舗などの作業現場、また出張先など、社内の“どこにいてもつながる”ということになる」(ワイヤレスネットワーク部部長 大金日出夫氏)。

「PHS を利用した既存の構内電話と比較して機器価格が高いのでは?」という質問に対しては、CP-7920は HTML アプリケーションをサポートするなど PDA のように発展可能であることを挙げて「電話としての機能だけではなく、IPベースのアプリケーションが利用可能な点を PHS との最大の差別化ポイントだと考えている」(執行役員マーケティング担当 山中理惠氏)と述べた。


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