悪のニュース記事

悪のニュース記事では、消費者問題、宗教問題、ネット事件に関する記事を収集しています。関連するニュースを見つけた方は、登録してください。

また、記事に対するコメントや追加情報を投稿することが出来ます。

記事登録

2003年05月10日(土) 21時01分

伝言ダイヤルの架空督促状、県内で被害相次ぐ 50〜60代狙う新たな手口 /熊本毎日新聞

 50〜60代をターゲットに、使ってない伝言ダイヤルの使用料を請求する「督促状」が送付される被害が、県内で相次いでいる。従来の20〜30代の「携帯世代」を狙ったケースとは違う新たな手口で、連休明けから目立っている。子供が利用したと思い込んだり、トラブルを避けるために料金を払い込む人もおり、県消費生活センターは「払い込まずに無視してほしい」と呼びかけている。
 「督促状」は封書で、差出人は「株式会社H・Lグループ」と記されている。伝言ダイヤルを使ったとして、使用料や手数料など計約1万3000円を指定銀行の口座に振り込むよう求めている。
 県消費生活センター(同市水道町)には、6日3件、7日16件、8日10件、9日2件の計31件の相談が寄せられている。熊本市消費者センター(同市花畑町)への相談も6〜9日で計22件に上っている。被害は50〜60代に集中している。
 市消費者センターによると、架空の「督促状」の相談は2、3年前からかなりあるが、中高年に狙いを絞ったケースは初めてという。県消費生活センターは「適度な金額なので、トラブルを好まない中高年が『仕方ない』と払ったり、『子供が使ったかも』と代わりに入金するのを狙ったのではないか」と分析、支払いに応じないよう呼びかけている。【新里啓一】(毎日新聞)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030510-00000002-mai-l43

この記事に対するコメント/追加情報を見る

ニュース記事一覧に戻る

トップページ