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2003年05月08日(木) 20時34分
アイフル、営業収益で初の首位 消費者金融大手４社決算（朝日新聞）消費者金融大手４社の３月期決算は、自己破産の増加を背景に各社とも貸し倒れ費用が当初の予想を上回った。２社が減益となる一方、アイフルが一般企業の売上高にあたる営業収益で、通期の決算では初めて首位に立った。 長引く景気低迷で自己破産が急増しているのを背景に、各社は審査を強化。武富士は貸付金残高が８５年度決算以来の減少となり、アコムやプロミスも伸び悩んだ。一方、アイフルは、信販子会社のライフがカード発行数を増やして営業収益を押し上げた。貸付金残高でも首位になった。 貸し倒れ関連費用は、アイフルが前期比約５割増の１３４１億円を計上し、アコムは約６割増の１１５６億円、プロミスも約３割増の１２４８億円にのぼるなど各社の利益を圧迫した。 今年度の営業収益の計画は「厳しい経済環境は変わらず、貸し倒れも増える傾向」（プロミス）として、アイフルを除く３社がほぼ横ばい。好調だった消費者金融も頭打ち傾向になっている。(05/08 20:05) |