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2003年05月04日(日) 03時20分

<戸籍原本紛失>書類と照会後、裁断? 復元進める 埼玉・狭山毎日新聞

 埼玉県狭山市役所が4月、会社役員の男性(42)が母親の死亡届を提出した際に、照合用に使った男性の戸籍謄本原本を紛失していたことが3日、分かった。市職員が誤ってシュレッダーで裁断したとみられ、市は男性に事情を説明、法務局に届け出て原本の復元作業を行っている。男性は「戸籍謄本がないので、保険などのいろいろな手続きがストップして困っている」と訴えている。

 同市によると、男性から同市役所市民課戸籍係の窓口に4月15日、母親の死亡届が提出された。担当職員が戸籍謄本の原本や住民票などを用意し、提出書類と照合。さらに確認のため、死亡届と戸籍謄本原本などをコピーした。机の上の書類は7、8枚になったという。照合後、不要な書類はシュレッダーで裁断処理したという。

 原本紛失が判明したのは翌16日。点検のため、戸籍係が探したが見つからず、不要書類と一緒に裁断した可能性があると判断。21日に法務局に連絡し、22日、男性宅を訪れ事情を説明し謝罪したという。

 豊泉忠洋市民課長は「法務局の指導で復元作業をしている。市側の不注意で申し訳ない。法務局の判断を仰ぎながら、(男性に)最終的な報告をしたい」と話している。 【吉村建二】(毎日新聞)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030504-00000136-mai-soci

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