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2003年05月03日(土) 21時22分

米でネットオークション詐欺取締キャンペーンZDNet

 米連邦取引委員会(FTC)と米29州は4月30日、インターネットオークション詐欺取り締まりキャンペーン「Operation Bidder Beware」の立ち上げを発表した。

 FTCによると、このキャンペーンでFTCと州検察、州警察の協力によって、民事/刑事事件合わせて57件を法的措置に持ち込んだ。

 FTCが調査している苦情のうち、インターネットオークション詐欺は件数でトップを占めている。FTC消費者保護局ディレクターのHoward Beales氏によれば、ネットオークション関連でFTCに寄せられた苦情は2002年、5万1000件に上り、被害総額は3700万ドル。しかしこの数字は氷山の一角にすぎないと当局では見ている。

 苦情の大部分は、料金を支払ったのに品物が届かないというものだが、売り手が他人になりすまして当局の追及を逃れるケースなど、新手の手口も登場しており、他人のアカウントが乗っ取られるケースもあった。また、料金か品物、あるいはその両方を預かる偽のエスクローサービスで、売り手と買い手の両方がだまされる場合もある。

 Beales氏は消費者へのアドバイスとして、支払いには現金や小切手、為替ではなくクレジットカードを使った方が良いと勧告。またFTCは、eBayなどのサイトが提供しているメンバーのレーティングやほかの買い手のコメントを利用して、売り手をチェックするよう勧めており、売り手が企業の場合はBetter Business Bureau(BBB)への照会を推奨している。また、オークションサイトの規則を熟読し、そうしたサイトが提供している保護対策に通じておくべきだとBeales氏はアドバイスしている。(ZDNet)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030503-00000015-zdn-sci

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