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2003年05月02日(金) 19時18分
性的暴行傷害・初公判 両被告の接点はインターネット−−検察側冒頭陳述 ／群馬（毎日新聞）性的暴行目的で女性に重傷を負わせたとして性的暴行傷害罪に問われた前橋市元総社町、電気工事業、高橋利宏被告（３１）と和歌山市鷺ノ森、会社員、安田陽一被告（３８）に対する初公判が３０日、前橋地裁（久我泰博裁判長）であり、検察側は冒頭陳述で、高橋被告がインターネット上で仲間を募り、応じた安田被告と知り合ったことを明らかにした。両被告は、起訴事実を大筋で認めた。冒頭陳述などによると、高橋被告は今年１月８日ごろ、インターネットの掲示板に「強姦（ごうかん）の依頼をします。依頼を受けてくれる方、連絡してください」と書き込み、安田被告が返事を出した。両被告は、拉致の場所や方法、発覚の防ぎ方などをメールで相談。報酬として安田被告に前金５万円、成功後５万円の計１０万円を渡すことも約束した。 両被告は、高橋被告の妻と共謀し、今年２月上旬午後９時４０分ごろ、前橋市内の駐車場で、女性を軽乗用車内に押し倒し「騒ぐと殺すぞ」などと脅迫。髪をつかんで引っ張るなどしたうえ、性暴力を振るおうとして女性の目などに重傷を負わせた。【山田泰蔵】（毎日新聞） |