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2003年04月29日(火) 11時49分

米大手3社、スパム対策で団結ZDNet

 電子メールサービスを提供するAmerica Online(AOL)、Yahoo!、Microsoftの米大手3社が迷惑メール対策に向け、リソースと技術を結集する。

 3社は4月28日、スパムメール送信を難しくする目的で電子メールへの技術的変更を呼びかける大筋の計画を発表した。対策として、スパム業者による大量の偽電子メールアカウント作成を阻止し、送信者の真の身元を特定する計画などが盛り込まれている。

 3社はあらゆるソフトとハードに対応した技術標準とガイドライン推進に向け、業界内の各種組織と協力すると表明。また、スパムメールへの認識を高めるために、消費者や企業と定期的に電子メールで連絡を取っている企業とも協力するとしている。

 AOL、Yahoo!、Microsoftの3社はインターネットサービスで熾烈な競争を展開しているが、その3社が手を組んだということは、スパムの氾濫がどれほど業界を圧倒しているかを物語るものだ。

 「われわれは過去数カ月にわたり、別々の組織や業界団体を通して共同で取り組みを進めており、必然的にスパムの氾濫についての対話が始まった。(この対話は)真剣な貢献へと発展し、ここ数週間でわれわれは真剣に腰を据えて、共通性があり同意できる分野を洗い出した」。AOL広報担当者Nicholas Graham氏はこう説明する。

 米国のインターネットサービスプロバイダー(ISP)や電子メールサービス提供企業はほとんどがスパム遮断のための技術を提供しているが、そのたびにスパム業者がこの回避策を発見するといういたちごっこが続いている。このためAOL、Yahoo!、Microsoftでは、取り組みを結集することがスパム対策の最大の手段かもしれないと話している。(ZDNet)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030429-00000022-zdn-sci

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