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2003年04月22日(火) 06時39分

無登録農薬、新たに19農家が使用 県内外3業者が販売熊本日日新聞

 昨年、県内で発がん性などが指摘されている無登録農薬の販売、使用が発覚した問題で、県は二十一日、新たに県内十九農家が県内外の三業者から無登録の輸入農薬などを購入し、使用していたことが分かったと発表した。

 三業者は、以前の調査で無登録農薬を販売していた玉名郡内と大阪府内の二業者と、新たに分かった下益城郡内の一業者。県内の二業者はメロン栽培に使われた無登録農薬「ナフサク」、大阪府内の業者は花き栽培用の輸入農薬十八種類を売っていた。

 農薬を使ったのは、花き栽培農家が十五戸、メロン農家が四戸。このうち、二〇〇二(平成十四)年の使用が明らかになったのは十二戸だった。地域別の内訳は熊本市四戸、上益城郡三戸、下益城郡二戸、玉名・阿蘇・球磨郡各一戸。残りの七戸は九九年から〇一年にかけて使っていた。

 花き農家が購入していた輸入農薬は、すでに県が全量回収。ナフサクは昨年、問題が発覚した際に地元農協が回収を終えている。

 県は昨年十二月までに無登録農薬の販売、使用調査を終了した。しかし今年二月と三月、九州農政局から新たな販売情報が寄せられ、それを基に調査していた。これで、調査対象の九九年以降、無登録農薬を使った農家は九百三十五戸(うち〇二年の使用は七百十一戸)、県内の販売業者は十四業者となった。

http://kumanichi.com/news/local/main/200304/20030422000063.htm

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