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2003年04月03日(木) 00時00分
ネット履修登録に障害 早大 講義開始１週間遅れも （東京新聞）学外からでもインターネットを使って新年度の科目履修届を出せるようにと、早稲田大学（東京都新宿区）で今春初めて導入されたＷＥＢ（ウェブ）による履修登録用のコンピューターが、システムの故障で受け付けられなくなっていたことが二日、分かった。履修受け付けと同時に、ホームページに想定以上のアクセスが殺到したのが原因とみられる。同大は昨年までと同様に学生に来校させ、履修届を提出させる方式で登録作業を進めているが、四万人以上が在籍するマンモス校だけに作業は混乱。一部は講義開始が一週間ほど遅れるという。 ホームページからの履修登録のシステムはパソコンの普及が進む中、「春休みで帰省中でも登校せずに登録できるように」と、利便性を考慮して今春から全十学部で一斉導入された。 しかし、登録の受け付けが始まった三月二十日、未明からアクセスが殺到し、システムを制御するサーバーコンピューターなどに障害が発生。いったんは修復したが、その後もトラブルが重なり、学生から「接続できない」という苦情が殺到した。 このため二十八日になって、いったん受け付けを中止。学生には急きょ、学内窓口での履修受け付けに切り替えることを電子メールや郵便で通知した。同大は「初日は正午から受け付けるはずだったが、未明から想定外のアクセスが殺到した。学生は早めに履修登録を済ませたかったのだろうが、ＷＥＢ登録だけに頼っていたので迷惑をかけてしまった」と話していている。ホームページ上での履修登録システムは、創価大などでも導入されている。 http://www.tokyo-np.co.jp/00/sya/20030403/mng_____sya_____006.shtml |