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2003年03月30日(日) 00時00分

「出会い系」で悪徳商法 県内、会ってみたら…高額商品売りつけ富山新聞

 インターネットの「出会い系サイト」を利用して消費者に近づき、出会った際に高額な絵画やスーツなどを販売する新手の予約(アポイントメント)セールスが県内で相次いでいることが二十九日までに、県消費生活センターのまとめで分かった。相談者の中には、業者に脅されて再契約するなど法的に違反する事例もあり、同センターではサイトの利用に注意を呼び掛けている。 県消費生活センターによると、出会い系サイトを使った予約セールスに関する相談は昨年六月から寄せられ始めた。相談は昨年四月から今年一月までで九件あるが、今年に入ってからの相談が目立ち、二十代の若者が多い。購入品目は育毛セットやスーツ、アクセサリーなど幅広く、五、六十万円の商品が主流である。 同センターに寄せられた相談によると、今年一月、県西部の男性(20)が携帯電話の出会い系サイトで女性と知り合い、二月に富山市内の展示会場で会う約束を交わした。展示会場で男性は五十八万円のスーツを購入するよう持ちかけられ、長時間の説得の後、契約を交わした。後日、解約を求めて業者を尋ねたところ、業者から「責任を取れ。なめたらあかんで」と脅され、再契約させられたという。 この事例では、長時間の説得で消費者の退去を妨害する行為と、解約の申し込みを脅して止めさせる行為があり、消費者契約法に違反している。 県消費生活センターでは「電話による予約セールスと同様の商法で、安易に呼び出しに応じず、サイト利用の際には注意してほしい」と警告している。

http://www.toyama.hokkoku.co.jp/_today/T20030330002.htm

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