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2003年03月24日(月) 17時44分
少額債権は簡裁で執行 法相、制度創設など諮問（共同通信）森山真弓法相は２４日午後の法制審議会（会長・鳥居淳子成城大教授）総会で、地方裁判所の権限となっている強制執行などの民事執行手続きのうち、少額訴訟の判決に基づく少額債権の執行手続きを簡易裁判所にゆだねる制度の創設など３項目の検討を諮問した。少額訴訟をめぐる審理から執行までの一連の手続きを簡裁に１本化し、利便性を高めるのが狙い。ほかに（１）不動産競売の最低売却価額制度（２）執行手続きでの裁判官と書記官の役割分担−の見直しも諮問した。 法務省は、今秋以降の国会に民事執行法改正案を提出する方針だ。 少額訴訟は、簡裁が原則１回の審理で即日判決を言い渡す特別訴訟手続き。現行は３０万円以下の金銭の支払い請求が対象だが、今国会に提出した民事訴訟法改正案では限度額を６０万円に引き上げている。（共同通信） http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030324-00000127-kyodo-pol |