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2003年01月28日(火) 02時50分

火災保険金で闇金融 久留米男児殺害 宮原容疑者 動機は事業資金か西日本新聞

 福岡県久留米市の男児殺害事件で、殺人容疑で逮捕された同市国分町の無職宮原啓介容疑者(34)が、昨年一月に自宅を全焼させ、だまし取ったとされる火災保険金を元手に、無登録の高利貸しをしていたことが二十七日、久留米署捜査本部の調べで分かった。男児殺害後に受け取ったとされる約八百万円の生命保険金についても「通信販売事業の資金や借金返済に充てた」と供述。捜査本部は、同容疑者が新たな事業資金確保などのため保険金目当てに男児を殺害したとの疑いを強めている。

 宮原容疑者は自宅に放火し、火災保険金約二千二百万円をだまし取ったとして、現住建造物等放火と詐欺の罪で昨年十二月、福岡地裁久留米支部に起訴された。その後の調べで、火災保険金の使途について「知人らに高金利で金を貸していた」と供述。地元関係者によると、同容疑者はパチンコ店などで知り合った男性らに数万円から数百万円を貸していたが、別の業者とのトラブルも少なくなかったという。

 一方、同容疑者は、交際していた女性(一九九七年死亡)との間に生まれた田中良ちゃん=当時(6つ)=を自宅浴室で殺害したとされる二カ月前の九八年五月、自らを受取人にした良ちゃん名義の生命保険に加入。良ちゃんの死亡後、保険団体に事故死したとする報告書を提出して保険金約八百万円を受け取っている。

 同容疑者の供述などによると、生命保険金は、消費者金融からの借金(約百万円)返済のほか、薬や健康食品、米軍関連の衣料品などの通信販売事業資金に充当し、交際していた女性の死亡後は別の女性との交際費にも使ったとみられている。(西日本新聞)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030128-00000026-nnp-kyu

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