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2002年12月10日(火) 20時30分
＜産地偽装＞日本ハムの子会社に再発防止を指示 農水省（毎日新聞）農水省は１０日、別の産地の豚肉を使った加工食品を「鹿児島特産のさつま黒豚」などと偽装表示して販売したとして、日本ハムの１００％子会社の「南日本ハム」（宮崎県日向市）に対し、ＪＡＳ（日本農林規格）法に基づき再発防止を指示した。同社が製造した加工食品をプライベートブランドとして販売していた百貨店「山形屋」（鹿児島市）、土産物販売業「南海食品」（同）にも、同様に改善を指示した。同省と南日本ハムによると、同社は今年９月まで、とん汁や焼き豚、ハム、ソーセージなどの加工食品を、実際は米国産の輸入豚肉を使っているのに鹿児島産と偽って表示したり、熊本や宮崎産の黒豚肉を「鹿児島純粋黒豚」などと表示。さらに、白豚の肉なのに「炭火焼 黒豚」と不正表示していた。商品は、主に鹿児島県内の土産物屋や、百貨店「山形屋」で販売されたという。 このため、同省は南日本ハムに対し、原材料管理の適正化や不正防止のチェック体制などの整備を求めた。ブランド業者２社に対しても、品質表示の点検強化などを指示。いずれも来年１月までに改善策を同省に報告するよう求めた。（毎日新聞） http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20021211-00000061-mai-soci |