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2002年11月01日(金) 17時51分
＜ジーオー事件＞大神被告を追送検 立件額１３億円に（毎日新聞）「ジー・オーグループ」（本部・東京都港区）の巨額詐欺商法事件で、警視庁生活経済課などは１日、会社ぐるみで会員１８人から現金をだまし取ったとして、組織犯罪処罰法違反（詐欺）などの疑いで、同グループ名誉会長の大神源太被告（３９）＝同法違反などの罪で既に起訴＝ら幹部５人を東京地検に追送検した。大神被告らの送検は５回目で、立件額は計約１３億５０００万円に達した。警視庁は今回の追送検で、同グループに対する一連の捜査を終結した。調べでは、大神容疑者らは９８年４月から０１年１２月にかけ、通信販売事業への投資などと称して、宮城県岩沼市の農業の男性（５０）ら会員１８人から現金計約２億４０００万円をだまし取った疑い。このうち００年２月の同法施行以前の分については、刑法の詐欺容疑を適用した。 ５回の送検で、立件対象となった被害者は計１３５人。うち、女性が９６人と７割を占めた。平均被害額は１人約１０００万円。立件額は、９２年に摘発された茨城カントリークラブ事件の約１２億３０００万円をしのぎ、警視庁が摘発した悪質商法事件としては過去最大となった。 大神容疑者は９月１０日の逮捕以降、５０日間近くの取り調べに対し、容疑を否認し、供述を拒否している。 【竹中拓実】 （毎日新聞） http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20021102-00000007-mai-soci |