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2002年10月24日(木) 17時29分

ピッキング対策に“穴”、玄関にドリルの穴被害急増読売新聞

 「ピッキング盗」への防止対策を講じたカギをつけたのに、家の中に侵入され、金品をとられた——。首都圏を中心に、こんな窃盗被害が爆発的に増加している。玄関ドアにドリルで穴を開けるという新手の侵入手口で、今年7月からの被害件数は全国で1000件を超えた。カギの業界団体は「ピッキング盗を上回る被害が予想される」と危機感を強め、警察庁と協議しながら、対策に乗り出した。

 警視庁などによると、特殊な工具を使用して鍵穴をこじ開けるピッキング盗は1997年ごろから増え始め、一昨年は都内だけで1万件を超える被害が確認されている。このため、警察とカギ業界は、ピッキング盗に強い新型カギへの交換を呼びかけ、これまでに全国で約400万戸に普及。警察の取り締まり強化も功を奏し、首都圏での被害は昨年から今年にかけて、一時沈静化していた。

 ところが、今夏以降、首都圏を中心に新型カギに交換したのに、被害に遭うケースが出始めた。

 被害は今年7月、埼玉県内で初めて確認された後、東京都内に波及。被害は首都圏を中心に全国に拡大し、10月に入ってから1000件を突破した。

 業界団体の全国防犯協会連合会(東京都千代田区)は、警察庁と連携して既存のカギに取り付け可能な防護器具の開発を急いでおり、近く、ホームページ(http://www.bohan.or.jp)で公表する。(読売新聞)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20021024-00000509-yom-soci

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