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2002年10月11日(金) 15時06分

名義貸し詐欺で告発/2女性を被害者ら琉球新報

 【沖縄】知人の女性2人に複数の消費者金融から借り入れさせられ、その金を持ち逃げされたとして、那覇市と浦添市に住む20代前半の女性3人と沖縄クレジット・サラ金被害をなくす会(石原浩代表幹事)が11日、詐欺容疑で沖縄署に告発状を提出した。

 同署はこれを受理した。

 なくす会によると被害者は把握しているだけで約40人(被害額約6500万円)で、本島中南部に住む20代前半の男女。

 同会では「相談は現在も増えており、最終的に1億円近くになるのでは」と話している。

 被害者は、今回訴えられた女性A(24)=沖縄市=や女性B(21)=浦添市=から「消費者金融でカードを作って金を引き出し、カードと一緒に預けてくれれば、引き出した金の1割がもらえるバイトがある。借金はこちらで返す」などと持ち掛けられ応じた。

 被害者はカードを作った時だけ、借りた金の約1割を受け取った。

 消費者金融から請求があると、被害者は、この2人に返済するよう連絡、2人は他で借りさせた金などを使って返済して、借り入れ限度額を上げ、さらに、カードの持ち主には無断で金を借りることを繰り返していた。

 2人は当初、中学や高校の同級生らにカードを作らせ、「友人を紹介すれば紹介料を払う」などと話して、紹介させており、被害者は知人、友人を介する形で広がっている。

http://www.ryukyushimpo.co.jp/news01/2002/2002_10/021011ed.html

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