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2002年08月19日(月) 21時10分

お年寄りに治療器の「催眠商法」、16億円荒稼ぎ?読売新聞

 神奈川県警生活経済課と川崎署は19日、医療器具として承認を受けていない電気治療器を製造、販売したとして、埼玉県鳩ヶ谷市南6、会社社長鈴木俊次容疑者(53)、東京都目黒区八雲3、訪問販売業甲斐年夫容疑者(58)ら5人を薬事法違反などの疑いで逮捕した。神奈川県警は、一昨年11月から今年4月までに、37都道府県の約1万1000人以上に販売し、16億円以上の利益を上げていたとみて裏付け捜査を進めている。

 調べによると、鈴木容疑者ら2人は昨年9月から今年1月にかけて、鳩ヶ谷市の会社工場で、医療器具として厚生労働大臣の承認・許可を得ていない家庭用低周波電気治療器「NEWパルホットGOLD・EQ—950型」を製造した疑い。

 また、甲斐容疑者ら3人は鈴木容疑者の会社から治療器を購入し、昨年12月から今年2月にかけて、新潟県三島郡の無職女性(65)ら13人に「肩こりや糖尿病などあらゆる病気が治る治療器。国から承認も得ている」と偽り、計195万円で販売した疑い。

 鈴木容疑者らは以前、製造承認を得た治療器を作っていたが、この治療器から安全装置のヒューズやスイッチを取り外すなどした改造版を製造、販売していた。

 甲斐容疑者らは、民家の駐車場や車庫にお年寄りらを集め、ジューサーや包丁、皿など安い商品を無料で配布して気を引いたうえ、最後に高額な商品を売り付ける「催眠商法」と呼ばれる手口で売っていたという。(読売新聞)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20020819-00000512-yom-soci

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