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2002年01月28日(月) 18時01分
「伏してお許し願いたい」＝社員からば声、社長は外でおわび−雪印食品（時事通信）「伏してお許しを」−。雪印食品は２８日午後２時半すぎ、東京都中央区の本社で、記者会見を開き、北海道産牛肉の偽装を認めるとともに、幹部が謝罪の言葉を繰り返した。社員からもば声が飛び、幹部からは「営業を続けさせて」との言葉も漏れた。会見の冒頭、桜田弘己専務は「不祥事が続き、大変ご迷惑をお掛けした。おわびの言葉もない。伏してお許しを願うばかりだ」と深々と頭を下げた。うつろな表情で、声は小さくて途切れがち。 「ラベルの張り替えはやろうと思えば、いつでもできるのではないか」「肉はどこに流通したのか。消費者に具体的に説明する義務があるのでは」と次々と質問が飛ぶ。 しかし、居並ぶ役員は「まだよく分かっていない」「早急に調べて回答したい」と硬い表情で繰り返すばかり。「社長が出席しない理由を」との質問には「外でおわびに歩いている」と答えてかわした。 会見中には、やりとりを聞いていた社員とみられる男性が「本当のことを言えよ。従業員として恥ずかしい」と大声を上げる場面もあった。 （時事通信） http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20020128-00000526-jij-soci |