題      名

ニューウェイズ・ビジネスへの疑惑

著      者

高山俊之

発 行 会 社

あっぷる出版社

発行 年月日

2000年09月22日
ペ ー ジ 数 188ページ

ISBN 番号

4-87177-189-X

定     価

1,400円+税

ニューウエイズと言う怪しげな会社について、素晴らしく徹底的に調べた本。これを読むと、「怪しげ」では無く、「ああ、怪しい会社なんだ」と言うことが良く分かる。ここまでウソで塗り固められた会社も、そうは無く、ある意味「微笑ましい」。勧誘なんかされた日にゃ、思わず、大爆笑してしまいそうです。

検索キー:NEWAYS、ニューウェイズ

目次
第1章 日本市場で急成長する業界の異端児
 

後発の二番手ながら"おいしい日本市場"で急成長
前近代的な家族経営の会社
「優良企業」との評価はかなり疑問
本社・子会社ともに次々社名を変更
日本進出の初期から上級タイトルを10万〜10数万円で販売
日本支社設立後3年経っても問題多い「プレ・マーケ」を展開
日本開業の約束を二度も反古に
その後日本オープンの時期については沈黙

第2章 化粧品類や栄養補助食品の安全性に疑問の声
 

「何が入っていないかが重要」の謳い文句が大ヒット
『買ってはいけない』を会員が買い占め
「NW製品は化学合成成分のかたまり」と元会員が指摘
他社の化学合成成分を徹底糾弾しながら、同系成分を使用
会員の質問には特許権などを盾に逃げの一手
勧誘用カタログで槍玉の有害成分がNW製品の多くに含有
シールを貼って"成分表示隠し"も……
身体被害が起きても「好転反応」効果を謳う薬事法無視の行為
製品の中身がころころ変わる
日本では一番人気の製品もアメリカでは日陰の存在

第3章 苦情・トラブル続出、首切り旋風吹き荒れる
  クレジット代金の二重請求・引き落としが頻発
多重請求でブラックリスト掲載や借金地獄の甚大被害も
ボーナスの明細書誤記・支払い遅滞も多発
円建て注文で最上位会員は一儲け。下位会員軽視の企業体質
幻の新規通信事業計画で資金集め「詐欺」と怒りの声も
会社へは何を訴えてもダメ
会社へ訴え過ぎると降格どころか"首切り"処分
吹き荒れる"密告"の嵐、問答無用の素早い処分
横行する100万円購入押付け商法。アップはボーナス稼ぎ優先主義
ディストリビューター組織に留まっても苦悩の日々
「一生懸命活動した3年間を返してほしい!」
第4章 幹部社員や幹部会員が次々辞める
  日本通の有能な幹部社員2人がともに退社
元幹部社員らがスクラム組んで強力なライバル会社を設立
元大物ディストリビューターが明らかにした辞任の真相
会員上層部と会社の「ライン・チェンジ密約」でパニック状態
同業他社・ニュービジョン社に吸い寄せられるワケ
かなめのディストリビューター上層部が4人も辞める
会社を辞めてからもイジメ、理不尽で冷酷な会社
第5章 「ニューウエイズを考える会」で暴露された本社の実態
  有志が米国本社を視察、工場施設のひどさに呆れ果て
「ノー・アニマル・テスト・マークが泣いている」
見かけだけの社屋。地元の人も知らぬ「トム・マウア・マウンテン」
外されていた日本No1ダイヤの写真
工場は凄い薬臭、調合タンクにゴミ、危険表示のドラム缶だらけ
自社開発していない製品も!
グループ・リーダーとの話合い不調、僅か30分後に除名の通知
「そんなことはどうでもいい、みんな金だろう」
第6章 経営最高責任者の正体
  経歴を明かさないニューウェイズ社会長
製品の開発姿勢に拭い難い疑問・不信
目と耳を疑った経営トップの奇行的クレーム処理
利尿剤を痩身食品に違法使用の前科持ち業者
"遺伝子組換え成長ホルモン"も新手の健康食品に使用の疑惑
最上級クラス会員が移籍した同業他社に執拗な罵詈雑言
誹謗中傷行為は白社倫理綱領で禁止しながらトップ自ら違反
終章 元会員らの批判に対する会長の反論
  会長の「200万ドル買収説」こそ「虚言」
NW製品ヨイショの、学者にあるまじき行為
多重請求事件はコンピューター・ミスだけで片付けられるか
財務データ公表の回答なし、博土号取得の大学名も伏せたまま
FDAの厳しい指摘にも反省の色は皆無

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