矢野 あきら(YANOMAN)7月1日生 |
1956年 神戸で生まれる 1976年 国内では珍しい子ども向けバンド“スキップ楽団”を 結成し全国ツアーを開始する。 その間、NHK教育テレビ“たのしい教室”にもレギュラー出演、 音楽制作も担当。 1993年 ソロデビュー、昭和30年代の下町の人情や情景を 彼の持つ独特のセンスで唄い、語る「はらっぱコンサート」を開始。 彼の代表曲「豆腐屋さん」「ハラッパ」 「紙芝居がはじまるでぇ」等は、その頃創られた。 そして、阪神淡路大震災経験の後、熱い心を持って “YANOMANS”を結成。 「風にのって from KOBE」「哀しみを分けあって」など 深く心に響く作品を発表し、高い評価を受けている。 また、矢野 あきらの作詞・作曲による新作童謡 「なかまはたから」「鳥になれたら」の2曲は 2年連続で新作童謡コンクールの“グランプリ” “準グランプリ”を獲得している。 |
『いつものハラッパへ 遊びに行こう 滑り台もブランコも 何にも無いけど 泣いたり笑ったり 転んだり助けたり 僕達の合い言葉 ハラッパへ 行こぉ〜か』 私達の子どもの頃は、あちこちに“ハラッパ”がありました。 今の児童公園では無く、それは戦争の傷跡の単なる空き地なんですが、子ども達は“ハラッパ”と、呼んでいました。 そこで子ども達は泣いたり笑ったり、転んだり、助けたりしながら、人に対するやさしさ、思いやりの気持ち、痛み、 上下関係、ルールを知らず知らずの間に学んで来たんです。 “ハラッパ”の他にも、子ども達の社交場は沢山ありました。“駄菓子やさん”“お風呂やさん”“紙芝居”などなど・・・。 子ども達だけでは無く、その子達を育てる大人にも聞いてほしい歌です。 |