RVR-39 APHARMD THE BATTLER

      

 ワンフェスでの写真。ライデン以上のフルアーマー度になったが、太ももの装甲は作らず、迷彩の短パンでお茶を濁した。試着してるヒマが無かったので、寸法出しができなかったのと、膝関節やら股関節やらの処理が、まだヲレ的に煮詰まっていない為である。いちおー試作品は作ったんだけどね・・・。後から作った膝下と全然マッチしなかったのよ。
 上げ底と胸の大型化で上半身と頭身のバランスはそこそこ取れたが、脚の装甲が細すぎるし、膝下が短すぎるような気がする。基本的にロボット物は脚が大きいほうがカッコ良く見えるものなので、ちょっとなんとかしたいところ・・・。

 

 新旧胸パーツの比較、旧パーツとの大きさと形の差があまり無いように見えるが、厚みを増しているので、かなりデカイ。胸のラインは旧アファームドよりシンプルなラインなんだよねぇ。実は・・・。しかしまぁ、旧パーツの胸の幅でも自分の胸の幅いっぱいだったので、新装甲を着ると自分の腕は脇の下から出るような状態になってしまうのだった。そうなると二の腕も装甲も付けないと腕のラインがめちゃくちゃになるので、必然として新造。取り付けは肩アーマー内にワンタッチスナップで着けてる。胸のBTの文字は旧アファから剥がしたものを再利用している。その他の文字はインレタ。旧アファのときは、鏡面反転させてプリントアウトした文字をカッティングシートの裏紙に貼ってデザインナイフで切り出して作ったな・・そういえば(遠い目)
 

 背中。肩にマーキングは入れてねーわ、Vコンバーター周りにシート貼ってねーわと、手抜きの嵐が吹き荒れている。実はVコンバーターでサターンを背負うので、背中の寸法が基準パーツになっている。おかげで、胸だけ新造しようと思って作った後で、思い直して背中を作り直したら大きさのバランスが取れなくて、結局胸を作り直すハメになってるし・・・。

 肩関節。ベアリング入りスリップリングを付けて肩アーマーを回転できるようにした。近所のホームセンターでこれが一番小さい3インチのものだった。値段は1個数百円だったと思う。最初はキャスターの車輪部分を切り取って使おうと思っていたが、ちょうど良いのが見つかったのでコレにした。関節にわざわざベアリングを入れたのはウケを狙うため・・・という訳でも無く(いやま、それもちょっとあるけど)、スムーズに回って丈夫な関節を自作で作るのは手間だから。
 旧バトラーで、トンファーがブースターに当たってパーツが取れそうになってしまったりしたため、可動させたほうが結局はパーツが取れにくくなるとは考えていたが、甲冑のようにストラップでぶら下げるのは、VRのデザイン上合わないと思った訳。いちおーは「必然」で付けてます。

と言うわけで、ちゃんと肩装甲が回って手が上がるのである。でもこれ以上上がらなかったりするんだが(大汗)

 腰パーツの比較。腹装甲も作った。旧パーツは内側に付けた安全ピン付きのベルトでアンダーに止めていたが、今回はご覧の通りサスペンダーで行う。

 前から見ると小型化してるようにも見えるが、お尻側から見ると結構ボリュームがあるのが判る。
 ケツはちゃんと割れている(謎)

 肩装甲は旧パーツの改造品。赤い球(ナパーム?)は旧作と同じガチャガチャの球だが、一回り大きい物に換えた。合わせて張り出し部分も一回り大型化、斜めのスリットも付けた。。旧作では色塗っただけだけでごまかした全面のベルトみたいな部分も、ちゃんとキャタピラ状のデコレートを付けてある。それとイメージ合わせのため、ブースターを若干幅積めしてある。

 足&脚装甲。足はライデンからの流用。そんなわけで段ボール製である。もともとライデン用にしては小さすぎだったので、アファームドにはちょうど良い大きさだった(というか、アファームドにも小さいかも)。ライデンのときは上げ底が間に合わなかったが、今回は10cmちょっとの上げ底になっている。上げ底初・体・験(はぁと)・・・ってそーじゃねーだろ。中にはサンダルを接着してあるが、つっかけでは歩きづらい。靴を入れるか、かかとを固定できるサンダルにしないと長時間歩行は無理臭い。後ろに着いてる白いウレタンの板は、脚装甲のガイド。側面と後ろ面には本来は白いラインが入っているのだが、時間の関係でパスした(殴)

 脚はOMGアファームドを作った頃から何度と無く試作品を作ったのだが、変形6角のふくらはぎのパーツの角度出しができずに断念していた。今回は骨になるパーツを段ボールで作り、そこから実測でパーツの寸法を出すという、かなり原始的な方法でなんとか形にした。製作はウレタンのカタマリなので特筆するようなことはしてない。


 胸〜足までは新造で、頭、腕、トンファーは旧パーツのままである。頭は紙製の割にはずいぶん長持ちしてるなぁ。
 塗装はシルバーの部分はカッティングシート。黒い部分は軟質の塩ビシートをそれぞれG-10で貼った。ラリッサ貼りたいところなんだが、近所に売って無いしねぇ・・・。肩や二の腕はシート貼りが間に合わずスプレーの直塗装である。ワンフェスの間は保ったが、折を見てシート貼りしたい。腰装甲は緑の塩ビシートを貼ったが、色合いがペイントと合わず、上からラッカースプレーを吹いてある。しかし、ラッカーは塩ビにはノリが悪く、塗装膜のベタつきが取れず、パーツ同志や、紙等に触れると剥がれてしまう。合った色合いのシートを捜して張り直すしかないか・・。脚は形状が複雑でシート貼る時間が無かったので、ラテックス混合の緑で下塗りして、上塗りに緑のラッカーを吹いてある。ラテックスだけだとべた付いてパーツ同志がくっついてしまうのだ。足は段ボール製なので、そのまんま水性の艶消し黒で塗装。

 始めての試みがいくつかあったので、いろいろと問題点が出てきている。上げ底をスポンジゴムの積層にしたのだが、やわすぎて歩きづらいし、腰の位置の調整も不完全だし、拳が小さくてバランス悪いし、上半身に合わせると僕の腕でも関節の位置が合わないので、不便だとは思うが腕に見合った大きさダミーの拳を作りたい(荷物持てなくなるのは辛いが)・・・。あ、太ももの装甲も作った方がいいかもしれないな。

 梱包はLバッグ3個にSバッグ1個。脚の装甲を追加した割には、旧アファームドに比べてLバッグ1個の増量で済んだのは優秀と言えるか?。頭か足1個がどーしてもSバッグにはみ出しちゃうんだよねぇ・・・。どちらにしろ一人で持ち運ぶには結構キツイし、公共交通機関なんてもってのほかなので、出撃できる作戦は限られてくる。
 今後のプランは、ストライカーへの改造か(更にかさばらせてどーするよ・・・)、コマンダーへの改造か・・。バトラーで通すにしても、マシンガンくらいは作りたい。