このフィルムは、さる方から譲って頂いた、非常に貴重
な一品です。しかしながら、実際のところ何に使われた
のかは判らない状態です。16mmのフィルムと言うところ
から推察すると、恐らくTV版本放映用のシネテープでは
ないかと思われます。(16mmフィルムは非常に高価な上、
撮影にも専用の機材が必要になりますし、現像も相当な
費用がかかりますので、一般の方が使用すると言うこと
は、まず考えられません。8mmなら疑ったでしょうが。)
フィルムの状態ですが、第19話の前半部分とエンド部分
が切り取られています。バラクーダ号に爆弾を仕掛けに
やって来たコナンが、ラナのテレパシーを感じ取る部分
から、オーロをやっつけてバラクーダ号に逃げ込むシー
ンまでが残っています。
左の画像を見ていただくと判りますように、フィルムの
右側には音声データも収録されています。
フィルムは富士フィルム社製でKodak社製のスプールに
巻かれています。フィルム自体の状態は良いようです。
残念ながら、Southernは16mmフィルムを再生する機材を
持ち合わせていませんので、これを視聴することは叶い
ませんが、どこかの現像所でビデオテープ等へ録画して
もらえないものかと考えています。
しかし、このようなフィルムがなぜ外に出ているのかは
全くの謎です。本来は門外不出のフィルムであると思わ
れるのですが・・・。
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