ストックを自分でカットしてみよう。2019.5.19

使用していない少し長めのカーボンストックを自力でカットしてみました。
その工程を記録として残しておきます。
もし実践することがあれば参考にしてみてください。

ストックというと最近は調整式のストックを買うことが多いですよね。

管理人のオススメはこれですね。
調整式ストックの王道だと思います。
SINANO STOCK フリーFAST

今回、カットするストックはこれです。
SINANO STOCK フリート
フリートはとてもバランスがよく気に入っています。
しかし今年は長いと感じて使っていませんでした。
ストックを復活させるべくカット作業を実行します。
※カットするにあたり闇の売人にアドバイスをもらいました。

さて、作業を開始します。
①ストラップを外す
シナノのストックは上面にSCREWが止まっていますので、外すとストラップが抜けます。



②グリップを抜く
グリップをポールから抜く作業は、やり方を知っていればとても簡単です。
それはグリップ部を煮ます(笑)
これを知らないと、とてつもなく苦労します。
沸騰させたぐらいの熱いお湯に1分程度つける。
その時は火は止めておきましょう。やけどに注意です。
できれば衛生上使わなくなったヤカンや鍋でやった方がいいです。



そしたら足を使って、引っこ抜きます。
ちょっと力をいれるとスポンと抜けます。

最初は風呂のお湯程度の温度で引き抜き作業をしました。
しかし体力を奪われただけの無駄作業となりました(^^;
思い切って高温で煮てしまいましょう。


③両面テープを綺麗に取る。
ポールに両面テープが貼られているので綺麗に除去します。
これから切断してしまうところはそのままでも構いません。



これを使うと作業がはかどります。
表面を傷める可能性があるので、少し使って様子をみてから使用してください。



④カットする箇所に印をつける。
何cmカットするかを決めて印をつけます。
今回は5cmカットすることにしました。



⑤カットする。
それではカットを開始します。
カットする道具も100円ショップで大丈夫です。
この時に使用するのこぎりは、歯が細かいものを準備してください。
木工用などの歯が大きい物はあまりオススメしません。
素材がカーボン、アルミどちらでも傾向は同じです。



カット終了しました。5分もかかりません。



⑥切断面を滑らかにする。
カットしたままでも大丈夫だと思いますが、切断面をヤスリで滑らかにします。
カーボン製でも簡単にできます。



⑦両面テープを張っておしこむ。
押し込む前に両面テープを貼るのですが、長いテープを貼ると入らなくなります。
位置や長さはグリップの下の方だけで構いません。
これでも押し込むにはかなり力が要ります。女性では厳しいかもしれません。
テープは抜け防止のちょっとした保険ですね。



ストラップをつけて、SCREWを締めて元通りにすればできあがりです。
工程としては30分ぐらいでしょうか。
今回はいい勉強になりました。


skijam TOPページに戻る