2000年モデル スキー板試乗

2000年モデルのスキー板を試乗した感想をみなさんに伝えるコーナーです。
はっきり断っておきますが、SAJ2級レベルの解説です(笑)1級や指導員の方 が試乗したら「もっと滑りやすい」と感じることは十分ありえます。2級である私の感想ということを忘れないでお読みください(^^;
また新しい板に試乗するたび更新していきますので、興味のある方はたまにここを 覗いて見てください。

ザウスでの試乗なので、いろいろな動きを試すことができないという実情があり、 スキー場で滑るとまた違ったフィーリングを得るかもしれないですが、一応ザウスで思ったままのことを書きます。

1.HEAD サイバーX60


 感想1
 スキージャーナルで基礎にはもってこいのようなことが書いてあるので、試乗 をしてみることにした。本当は170cmに試乗したかったのだが180cmが あったので180cmに試乗する。第1印象は「重い板」、履いた瞬間に重い! と感じるほどである。しかし滑りは結構軽快で、スキッド(ずれ)、カービング ターンとも無難にこなします。TOPが110mmもあるためか、バタツキはザ ウス程度の速度ではまったく無し。もっと速度をだすと面白いのでしょうが、 ザウスでは到底無理なので、印象としては平凡です。よく言えばオールマイティ ーとでもいうのでしょか・・・。悪く言えば特徴がないとも言えます。
基礎にはきっとこのような板がいいんでしょうね。


 2回目の試乗
 前回の試乗の時より膝の調子いいので、また借りてみることにしました。しか も前回よりもゲレンデがすいているのでスピードも前回より速めで滑りました。 履いた印象は、やっぱり重いです。今まで乗った板の中でもダントツの重さです ね。しかし前回同様、滑りは軽快でとってもすべりやすい。やはりオールマイテ ィーの印象は変わらず。1級受験に限らず、2級受験なんかにも非常によいです ね。適度なずれを自在に作り出すことができかなりいい感じ。もう一度10.2 Tと比べたくなってきました。また10.2Tに乗らなければ・・・。(笑) 

 感想2
 トップが重い感じがしました。高速大回りですごく安定してくれそうな板です ね。ターンの始動が楽で乗り始めるとス−っと板が走ってくれるという素直な板 です。ただし、小回りは板がまわしにくくて脚力のなさを痛感(笑) 言い訳です がスキーが3ヶ月ぶりということで、自分の板でも回しにくいと感じていたとい うことも付け加えます(^^;


2.ロシニョール 9D Pro9.9


 感想1
 今では珍くなってきたデモモデルです。やはりデモというからには、オールマ イティーな板だと期待感を持っていました。いざ乗ってみるとかなり従来型の板 に近い印象ですね。最近のきついカービングスキーというよりも昔からあるデモ 板という感じです。しかしサイドカーブは最近のカービングと同じものが採用さ れているわけですからもちろんカービングターンもできます。
私の印象では、かなり前よりに乗ると板が走り、後ろにのるとずれずれの板に変 貌します。感覚的には私のKEO’Sに近い印象です。私としては、女性にはあ まりお勧めいたしません。

 感想2
 平均的な板。とくに可もなく不可もなくと言った感じでしょうか(笑) ただし Rが20以下とは思えないほどずれます。184cmを履いたため 私には長すぎると思いました。フィーリングとしてどんな雪面にも安定した滑りができるような気がしました。 基礎の練習には向いてるのかな。。。 でも、おもしろみに欠けてる気もします が、私のような2級レベルでは性能が引き出せないのかも?(^^;


3.ロシニョール Pro10.2T


 感想1
 ロシニョールで検定受験モデルとして発売しているTシリーズ中で一番サイド カーブがきついモデルです。去年までの49Cαは、ことし10.0Tという名 前で発売されています。(基本的にカラーリングが変わっただけ)ということは 10.2Tは今年からカタログに加わったnewモデルということになります。 はいた印象は、とても軽快といえます。私のフィーリング的には9.9のカーブ よりこちらの方がマッチするみたいで、もしロシニョールの中から板を買いなさ いと言われたら、たぶんこれを購入すると思います。ただしすべてが合格点とい えますが、満点がないという感もあります。サイバーX60と同じような印象で すね。軽快さからして10.2のほうが私はお勧め。またカタログなどで見るよ り本物のほうが全然かっこいいということも付け加えておきます。

 感想2
 今回乗った中で1番気持ちよく滑れました。板自体は軽いのですが、トップに 適度な重みがあって私の大回りの速さぐらいなら、全くばたつかず安定している と思います。 実際ロシニョールのスタッフに聞くと、草レーサーでもこのテクニカルシリーズ を愛用する人もいるそうで今年はこの板が人気がでるよといってました。 また、板への力の伝わりがいいので脚力のない人にも扱いやすいのでは・・・? 小回りも軽くてしやすかったですし、切り返しは楽で「ふっ」と板が向きを変え ます。ターンの始動も板が勝手にはじめる感じです。


4.アトミック βCARV/X 9.18 


 感想1
 去年のβデモ9.18のちょっと進化バージョンです。基本的にはほとんと同じで 私レベルでは何が変わったのかわからないかも。まあカラーは全然違いますけど ね(^^;乗った印象としては、大回りがやりやすいと感じました。私の基準は ケオッズなんですが、大回りはケオッズよりずっと楽で面白いです。ケオッズは スピードが出てくると、本当にしっかりのっていないと板がずれ出す感じがある んですが、この板では楽々で板が勝手に切れあがっていきます。荷重ポイントが 広いようで、どこに乗っても板がまわる感じがしました。小回りは、ずれないタ ーンをしないと板が走りません。基本的にテールをずらすという運動は苦手なよ うで、ターン前半から板を回しこむというターンをすると素直になります。ただ 私はこのようなターンをするとまだ完治していない膝が非常にいたくて、辛いも のがありました。今の私にはケオッズのほうが小回りは楽です。


5.アトミック βCARV/X 9.14 

すいません。写真がありませんでした・・・。

 感想1
 上記の9.18とエキストリームカーブの9.11の中間に属するモデルで、いったい ピュアカーブとエキストリームカーブのどっちなんだ?というような中途半端と 思えるサイドカーブを持つ板です。雑誌なんかではあまりお目にかからない板な ので知らない人もいるかも。実のところ私も知りませんでした(笑)
履いた印象としては、9.18よりよく曲がる!まあサイドカーブがきついわけだか ら当たり前の現象なのですが、板が雪面に「ガシッ!」と食いつく感じがあり、 「おりゃ〜!!!」と強引なターンができます。後ろを滑っている人には迷惑だ な〜と感じていたのですが、何回もやってました(笑)これは面白いですね。  小回りは、うーむ・・・。印象的には9.18がもっと鋭くなった感じで、私の今の 膝でいったいどうやれと!?(笑)
エキストリームとして購入するにはお勧めなんですが、もっと楽しそうな9.11が 存在するので、そちらを購入したほうがいいような気もします。


6.フィッシャー レボリューションICE 


 感想1
 まず印象として結構かっこいいです。こいつはなかなかデザインに引かれます ね。すべった印象としてちょっと脚力がいるかな?と思いました。大回りは板が かなり走るため、しっかりたわませて、角付けをしないと曲がらないという感じ を受けました。ただツボにはまった時は、「キ〜〜ン!!」と曲がれます。ただ ツボに入らないと、曲がれず暴走します。スキージャーナルによると、テールコ ントロールが自在のようなことが書いてありましたが大回りに関しては、9.14よ りもずれない気がしました。一応断っておきますが、9.14は160cm、この板は 177cmに試乗したので、長さの差もあるかもしれません。 小回りは、9.14よりずっといい感じです。テールをずらそうと思えば一応ずれま すし、切れるターンもOKという万能といえば万能の板です。バッチテストに向 いていそうな印象でお勧めの板といえるかも。でもこのような板として共通して いることは特徴がないんですよね・・・・。突出した面白みもないです・・・。


7.サロモン スーパーアックス9 Lady 3v 


 感想1
 ちょっと衝撃をうけました(笑)私自身スキーの感覚を3ヶ月の間に忘れてしま って四苦八苦してたときでした。滑り出しから「ん?これは・・・??」って感 じで体の動きが軽い事!(^-^) 小回り系の板といわれるだけあって板に踏み込ん だ後の板の跳ね返りが気持ちよいです。板自体は、履くとちょっと重いと感じた のですが滑り出すと適度な重さに変化!、すべりに安定性があります。私にはレディー3vの固さがちょうどいい感じ。軽い力で板が楽にたわんで回ります。
ずれのターンも容易で扱いやすかったです。大回りも私の1級受験の時に全然問 題なく使用できそうです。もちろん2級を受験される方にもお勧めですよん。
女性の皆さん是非乗ってみて!滑っていて顔がほころんでしまった板です(笑)


8.サロモン スーパーアックス9 3v
 

 感想1
 噂のサロモンスーパーアックスシリーズです。フロントのみにプロリンクがあ るタイプでしなやかさを売りとしているショートターンモデルです。レディース モデルとの違いは、ビンディングのセンター位置が15mm後ろに設定されている ということとトーション(ねじれ強さ)、カラーのみで、構造等は全く同じです。上位モデルのア ックスセリーが固いと感じたら、迷わずこの板をお勧めいたします。この板はシ ョートターンモデルですが、大回りもなんなく こなせます。その点からこの板の対抗馬となる板は、ロシニョールの10.2T だと思いますが、かなりいい勝負でしょう。板の固さ、対象スキーヤーとも全く 同じではないでしょうか?違いとしては、10.2は大回りベース、3vは小回 りベースということです。私としては、大回りは10.2が有利、小回りは3v が有利だと思います。アックス9 3vは小回りベースなので、速度があがると 大回りが少し不安です。そのような方はセリーを選んでください。ずっとがっし りしていると思いますし不安も解消されるでしょう。アックス9の滑った印象と しては、ずれる切れるのどちらの滑りでもOKです。ザウスのコブでも全く平気 で、滑りにくさはありません。クロスフリーの扱いやすさを彷彿させます。 レディーではないですが、女性にも安心してお勧めできる板です。10.2Tと 値段もほとんど一緒ですので、おおいに悩んでください(笑)

 2回目の試乗

 先日よりもゲレンデが空いていて、なおかつフラットバーンの土曜の朝に試乗 してきました。やっぱりカービングスキーのチェックはフラットじゃないとね。 というわけで、感想ですが面白い!です。ずれる!切れる!という面白い特性を もっていて、去年大ヒットのアトミック9.18のようなカービングターンとは かなり違った印象です。9.18は板のどこに乗っても板が雪面に食いついて強 引にカービングターンになるという感じです(板がずれないと言ったほうがいい かも)が、3Vの場合、カービングを意識しないで乗ると板が全然雪面に食いつ かない印象をうけました。この辺りはケオッズのような感覚。だからずれずれの ターンもOKでいい感じです。だから前回の試乗でコブも楽々なんだと思いまし た。では、カービングターンはというとこれも全然OK!まあカービングスキー なんだからこれができないとお話にならないんだけども(笑)板が雪面に食いつ くという感じよりも、板で雪面を切り裂いていくような感覚。この辺りは9.1 8よりずっと軽快な滑りをします。逆の言い方をすると、9.18の方が楽にカ ービンターンができます。9.18はオートマチックカービングで、どんな曲が り方をしても、スキーヤーが遠心力を感じるターンができるといった印象で誰で も簡単にカービングターンを楽しむことができます。遠心力を感じるカービング ターンのし易さに関しては3Vのほうが、ちょっと技術がいるかもしれません。 しかしずれのターンを多用するとなると(コブなど)3Vに100%軍配があが ると思います。(^^)9.18は逆にずらすのが難しい印象です。 ある程度の技術があって、3Vでも遠心力を感じるターンができると思ったら、 3Vのほうがオールラウンドで使用できて楽しいかも。ただ3Vに乗って、ずれ ずれの板だと感じる人は9.18をお勧めします。そのような方は絶対9.18 の方が面白いと感じるはずですし後悔もしないと思いますよ。

 感想2
 一言で扱いやすいです。ladyとはそれほど変わらないと思ってましたが、 センターの位置がちょっと違うだけで、履いた印象は足に感じるトップの重さが 結構違いました。ただ滑り出すと重さはあまり感じず、小回りの時のターンの切 り替えはしやすかったです。基本的には、滑った印象は、レディーと似たような 印象です。あたりまえと言えば、あたりまえですね(笑)板はずれてくれるので 滑っていて楽でした。スピードに乗れば乗るほど、板のたわみを感じることがで きてよかったです(^-^)でも女性にはレディースモデルの方をお勧めします。


9.サロモン スーパーアックスエキップ 3v


 感想1
 ちまたで超話題のスーパーアックスエキップ3vです。雑誌なんかでは、第3 世代カービング時代到来なんて書かれているほどで、カービングスキーとしては 新しい分野を開拓したスキーといえそうです。 その新しい分野というものは、 きついサイドカーブをもちながら、ずらしも簡単というものです。今までのカー ビングスキーはサイドカーブがきつくなると、板がずれにくくなってしまうとい う弱点がありました。しかしこの3vは、ノーマルスキーと同様のずれと、カー ビングスキーの切れを持ち合わせるという優れものといえるでしょう。 その3vシリーズですが、サロモンは同じサイドカーブで板の材質を変えた3種 類を発売しました。その3種類はアックス9、セリー、エキップというもので、 このエキップは3vシリーズの中で頂点にたつモデルです。レース用に設計され ているため、一番板は、固く、板が走ります。乗った印象は、やはりターンの後 半にかけて板が走る印象を一番受けました。また板の食いつきも、3種類の中で 最も鋭い感じです。別の言い方では、一番ずれないとも言えるでしょう。しかし ずれないといっても、ケオッズなみのずれも可能です。ケオッズの大人気になっ た理由として、ずれとカービングを両立したという点があげられると思いますが この3vシリーズに関しては、さらにきついカービングとずれを両立したという 点が特筆されます。エキップの印象としては、3種類の中でもっとも強引なカー ビングターンが可能だと思います。「ぎゅ〜〜ん」と曲がる感じは、9.18に 匹敵します。他の2種類は、もうちょっとソフトな印象で失敗してもごまかしが 利く感じですが、エキップは失敗するとすぐさま板が反応してしまいます。 その点でレース用という感じが強いですね。面白みに関しては、3種類の中で一 番あるかもしれません。しかし、基礎ではちょっと敏感過ぎるという点と板がち ょっと固いかもしれないということを付け加えておきます。


10.サロモン スーパーアックスセリー 3v


 感想1

試乗して今シーズン用に購入した板です。人それぞれ好みがあると思いますが 私はこの板のフィーリングが一番好きです。(だから購入したんですけどね) まず176cmと168cmの違いですが、板の癖のようなものはほとんど同じ ですね。ただし滑りはちょっと違います。一番違いを感じることができるのは、 回転弧です。176cmを履いた後に、168cmを履くと驚くほど板が切れあ がります。168cmは滑り出してすぐに「おおお〜」と思いました。板の戻り も断然早く板が必死に足元に帰ってこようとします。この辺りは176cmの ほうが「鈍い」というと変ですが「遊びがある」感じ。また同じ板でも176cmの方が 私は柔らかく感じます。理由としていろいろ考えられますが、同じ固さの短い棒 と長い棒では長い方がたわませやすいのと同じ原理かな?と思ってい ます(勘違いかもしれないのでつっこまないように)。 しかし板の楽しさからすれば、168cmの方が上です。板の切れあがりが鋭い方が 滑っていて楽しいというのは間違いないと断言できます(笑)。
滑るまで、私にはセリーが固いかもしれない?と思っていましたが全然そんなことは ありません。ザウスのイエローコース程度の速度で大回りをすると、板のたわみ が非常によく感じることができ私はとっても気に入りました。大回りを念頭にいれる 場合、私ぐらいの身長(170cm)体重(60kg)では、絶対に176cmの 選択をお勧めします。先ほどの述べましたが乗り比べると168cmでは板が足元に戻ろう とする力が強く、回転弧が小さくなりがちになります。目隠しして滑ったとしたら みんなエキストリームの板と勘違いするでしょう。基礎スキーだったら176cmが 無難かも。(悪魔でも私個人のお勧めですからね) しかし小回りでは、やはり168cmの板に軍配があがります。短い分板の取り回しが 楽だからです。素早い小回りをするなら176cmは、絶対168cmにかないません。 ただし176cmでも小回りは充分行けます。従来のカービングスキーの176cm とはきっと比べ物にならないかも。私の身長と体重で選択する場合、遊ぶスキーとして は168cmを絶対にお勧め!。検定なんかを考える場合は176cmをお勧めします。 これは私の私感ですので、自分自身でフィーリングを確かめることは重要ですよん。

11.オガサカ KS−PG


 感想1

 一言で言えばケオッズそのままです。私が乗った感じでは劇的な変化 はないような雰囲気です。サイドカーブがツインキールと同じなので 多少サイドカーブがきつくなっているはずなんですが、それほどの差は・・・・・。 ただ板の張りというか、板の固さは非常に感じました。そのため板の走り はかなり早め。整地だけに限っていえば非常にオールマイティーな板 だと感じました。コブは、私程度のレベルだと固すぎです。コブでポンポン 跳ねてしまいエッジングをするタイミングを板が与えてくれません。 コブを考えると、私はPGよりPG2、又はスーパーケオッズの方が 向いているようです。これまで試乗した中ではケオッズシリーズが一番 のオールマイティー度でしょう。小回り、大回りとも全然問題なし。 基礎スキーをやるにも私が思うにケオッズシリーズが一番の適正板だと思います。 ケオッズシリーズは、きちんとしたポジションに乗っていないと板が言うことを聞きません。 サロモンやアトミックなどは、何処に乗っていても板がスキーヤーを 導いてくれるのに対して、ケオッズはスキーヤーが板を導くといった 感じを受けます。だから基礎には向いていると私は思います。 昔、ケオッズが発売された時、滑ったスキーヤーはみんな「おお!」と 感動をしました。しかしカービング全盛の今、その味付けではもう誰も 感動をしなくなってしまったのも事実です。板に乗った時の感動を求める 場合は、ケオッズシリーズはお勧めできません。しかし私は改めてケオッズ はすごい板だ!と認識しました。やはり来年はケオッズか?(笑)

12.オガサカ SUPER KS


 感想1

 この板は、去年の続投モデルで今シーズンのNEWモデルではありません。 しかしPGと同じサイドカーブを持っているので、PGはこの板の発展バージョン なのかもしれませんね。私の感想は、この板もケオッズとしか言いようがありません(笑) ただフィーリング的には、PGよりもなめらかというか、しなやかさがあります。 メーカーの主張は、こちらのほうが柔らかいらしいのでそのせいなのかもしれません。 こちらは、コブを滑ってもPGのように跳ねるといった印象はあまりありません。 それ以外の印象はPGとほとんど同じ。私的には、こちらの方が好きです。

13.オガサカ CV−X 


 感想1

 履いた瞬間に「重い!!」こいつは重すぎる(笑)。メタルが入っているので 重いのは当たり前なんですが、同じメタルが入っているPGよりも断然重い! まあ試乗の板が195cm(だっけ?)だったので私にとって異常に長いとい うのもあるんですが。長くて重いので、とにかく取りまわしが大変。最近3v (レンタル)でばかり滑っていたので、モノコックの板になれている私にとって ともかく脚力で勝負の板でした(笑) しかし私が履いたのは、ゲレンデが激しくコブコ ブになってから履いたので正確なインプレではないということを断っておきます。 もうちょっと短いのを乗ってみたいです。本来この板は、準指導員検定なんかで よく使われる板なんですが、やはり上級者向けだと感じました。 大回りや、小回りといった小細工は、コブのためできませんでしたので実際のところ はいったい・・・・。ぜんぜん感想になってませんね(T_T)正直一言で重い!です(笑)

14.オガサカ FC 

写真がないです・・・。すんません

 感想1

 この板もスーパーケオッズ同様、去年の続投モデルです。まず滑り出して 「おおおおおお〜!」と感動しました。こいつはオガサカらしくない!!(笑) まさにこの感想がはまってるのではないでしょうか?板が予想の動きをしなかった ため、板だけが先に走ってしまい焦りました(^^;ではどんな印象かというと、 とにかくカービング!オールマイティーというより大回りのために開発された といった感じ。オガサカらしくないというのは、時代の流れにのったカービング スキーという印象を受けたからです。「ぎゅ〜〜〜ん!!」と曲がることが 可能で面白いです。では小回りはというと、アトミックのような9.18のような 感じです。大回りが面白くて、あまり小回りをやらなかったのではっきりと 言えないのですが、やりやすいとはいえません。大回り用とわりきったほうが いいかもしれませんね。

15.オガサカ LOCUS OS 


 感想1

 ともかくずれる!ずれてずれてずれまくり!カービングターンをやるには 最適ポジションに乗らないと不可能です(笑)、小回りも難しい!!板を横に 向けると板が食いつかず、すぐに板が逃げてしまいます。結果、足元に 板が帰ってこず、ターンが連続でできなくなります。そうすると真っ直ぐ降りる だけになってしまうという・・・。チューニングが悪いのでしょうが、とにかく じゃじゃ馬で乗るにはある意味でテクニックが必要でした(笑) 板を横に出さず、縦にターン弧を作る動作で滑らないと小回りは不可です。 ともかく、板がバタバタして大変!しかしこの板で滑ってると他の 板がめちゃめちゃ簡単に感じるのは私だけ?(笑) こいつで滑れれば本物 です(^^; 断っておきますが、試乗した板のエッジはほとんど死んでいた と思うので、本当は乗りやすい板だと思いますよ。あれで本当の性能だと したらオガサカもすごい板を作るな〜・・(笑)



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