19-20シーズン
滑走日記 Vol.10

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20年3月7日滑走日数19日目
湯の丸高原 天候:晴れ

今回は湯の丸高原に行ってきました。天候は快晴!
いつもは鹿沢に行くときに通過しながら横目で見ていたのですが滑るのは初めて。
さてさて、どんな感じでしょうか。

湯の丸高原は道路を挟んでスキー場が第1ゲレンデと第2〜6ゲレンデの2つに分断されています。
ゲレンデで繋がっておらずスキーを履いたまま移動ができない。第1ゲレンデから第2ゲレンデ方面への移動は緩い登りのため10分弱の移動時間が必要。
子供たちと来た場合、第1⇒第2への移動は無理だと感じました。




第1ゲレンデ。湯の丸高原で一番の上級者コースです。
上級者コースと言っても斜度は緩い。アサマの第2ステージが少し緩くなったようなイメージ。
単独斜面で道路に分断されているせいで、この斜面を滑りたい人しか滑走していないので空いている。
第2ゲレンデ方面から遠すぎて「第1にちょっと行こうぜ」という気にならないと思う。




朝の様子。雪質はとてもよくて滑りやすかったです。
動きの反復練習には最適な斜面。
斜度がきつくなくフラットなので考える余裕ができるし、いろいろ動きが試せるのがとてもいい。
このような斜面でじっくり考える滑走も大事だと思いました。
シーズンに数日はここでじっくり練習をしてもいいと感じます。
ただし練習目的でないとすぐに飽きます。




第1ゲレンデの上から、第2ゲレンデ方面を眺めた様子。
湯の丸高原のメイン斜面は間違いなくあちらですね。
第1ゲレンデは道場斜面です。




さて、今回のレポは珍しく技術的な話を。
自分自身の覚書きという意味でも書いておきたいと思います。
※下の写真をクリックすると管理人の滑りが見れます。
場所は第1ゲレンデ。斜度は20度弱ぐらいではないかと。
斜度感覚は斜面の端をカンジキで歩いている人の立ち具合でわかると思います。

管理人の滑りが上手か下手かはさておき(笑)
今日は「切り替えの体の使い方」を何度何度も確認しました。
すると当然、失敗する時とイメージ通りできる時が出てきます。
動画の中でイメージ通りできていない部分とできている部分があるのですが、さて原因はなんなのか。
いろいろ要因はあると思いますが切り替え時の重心位置が大きく関与していると考えています。

動画の切り替え直後ポジションをキャプチャーしてみました。
どちらも後ろ気味ですね(^^;
ここの目的は比較なのでそこはご愛敬ということで。
特に失敗している左の写真は谷回りを作りはじめる時にポジションが正しい位置まで戻り切れていない。
上手な人のターンは切り替えで体の後ろから板が生き物のように飛び出してくるように見えますが、このポジションが大きく影響していると考えています。左の写真のポジションで切り替えてターン始動したら最初から板が前にあるわけですから、飛び出してくるように見えるわけがありません。いかにターン後半で体を正しい位置にもっていき、ターン始動ポジションに早く入れるかが鍵です。
ショートターンをするためにはもっと切り替えに時間がないわけですから、このポジションでは間に合うわけがありません。
斜度が緩めでフラットな斜面で何度も確認をする。ザウスで練習したことを思い出します。初心に戻りますね。
もっとシーズンの早い時期に湯の丸に来るべきでした。残念。



8時から13時まで第1ゲレンデで滑りこんだ後は、第2ゲレンデ方面に移動します。遠い(^^;
駐車場が第1〜第6まであるのですが、第1ゲレンデを滑る場合は第2駐車場。
第2ゲレンデ側を滑る場合は、第3駐車場、第4駐車場に止めれば歩行は少なくなります。
両方滑る場合は、あきらめてください(笑)




第2ゲレンデ側に移動して昼ごはんにします。
第6ゲレンデ前のレストハウスフレンドでハッシュドビーフを注文。味は普通です。
13時すぎと遅めなので空いてました。




第6ゲレンデが湯の丸高原の中では一番長いコースになります。
斜度は緩めで15度ぐらいでしょうか。
フラットになってしまって漕がないといけないような場所はありません。これはとてもよい。
この斜度と長さは子供達には最高かもしれません。
一方で我々がショートターンをするには斜度が足りなすぎます。




第6ゲレンデのリフトは一番人気のようでリフト待ちが少しだけ発生した時間があります。
とはいっても5分ぐらいですが。




第3ゲレンデからは午前中滑っていた第1ゲレンデがよく見えます。
本日の道場滑走に付き合ってくれた、てっちゃん。
「上手になるためにはどうしたらいいのか?」
スキーに対して純粋に取り組んで、それだけを考えている。
昔の自分がそうだったことを思い出させてくれます。一緒にいると精神面で引っ張られます。
また教えることで管理人自身も知識が整理される相乗効果です。
ありがたやー。




第4ゲレンデ。ここも斜度は緩い。子供たちは最高だと思う(笑)
普通に滑るだけでは1本で飽きてしまうだろう。しかしここでも道場滑走は続く。
何回滑っただろうか? しかも考えながらなので意外に疲れる。




そして一番驚いたのが、第5ゲレンデ脇にあるパーク。
キッカーがでかっ! しかも皆、結構ひょいひょいと飛んでいる。
管理人は絶対無理です。




そして滑走終了は17時。本日の滑走時間は7時間・・・。
練習しているから結構あっという間でしたが、滑りすぎです。




余談ですが湯の丸高原には、高地トレーニングをするための本格スポーツトレーニングセンターがあります。
日本代表とかが結構来ているそうで。




帰りは道の駅 雷電くるみの里で、手打ちそばを食べようと思っていたのですがすでに売り切れ。
代わりに山賊揚げ定食を注文。
豪快でいいのですが、管理人にはちょっと大味すぎでした。
食べきれず(^^;




今回のスキーは、シーズンの中でも特別な練習になりました。
ちょっと滑れるスキーヤーは、湯の丸高原の斜度だと物足りないかもしれないという印象ですが、目的をもって練習をするにはとてもよいと感じます。また来たいですね。
動きをじっくりと確認しながら繰り返し練習をする。
とても大事なことです。
ただ緩斜面ばかりを滑っていると急斜面には対応できなくなってしまうので当然、強烈な急斜面を滑る練習も必要ですが、それは違うスキー場でやればいいことですから。



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