18-19モデルスキー板!試乗感想レポート 

注)リンクを張るときは必ずTOPページにリンクするようにお願いします。ルールを守ってくださるようお願いします。
   http://www16.big.or.jp/~skijam/
   このように注意を書いても直接リンクしてしまうホームページがあります。とても残念です(T_T)

~前置き~
18-19シーズン中に販売される板についてのインプレッションです。
ここの主旨としては雑誌などに記載されるデモなどのコメントとは一味違う一般スキーヤーの試乗感想掲載です。
立場上、雑誌やデモなどは基本ほめることしかできないですからね。

板の乗り味というのは同じ板でも「技術レベル」や「滑るスタイル」によって人それぞれ大きく異なります。
記載されている記事を読んでいただければわかると思いますが、試乗感は人それぞれ千差万別です。
試乗の順番や、体調、雪質、斜度なども感想に大きく影響しますのでここの内容がすべてではないことをご了承ください。
あくまでここの内容は参考としてお読みください。

また試乗した方は、感想をくれればどなたでも掲載いたします。
すでに書いてある感想が絶賛されていたとしてもそれは人それぞれ。 思ったことを記述してください。

又、ここに掲載されてない板の感想でも全然OKです。

試乗感想を投稿したい方はこちらをお読みになってください。


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                     ↑↑ 掘り出し物があるかも! ↑↑

18-19モデルの気になる板


OGASAKA18/06/15  SALOMON18/04/25  HEAD18/04/25

ROSSIGNOL18/04/15 VOLKL18/04/25  ATOMIC18/04/25

FISCHER**/**/** HART18/06/15  NORDICA18/04/25

ELAN**/**/**  K2**/**/**  BLIZZARD18/04/25

Re Ism**/**/**  KEI-SKI**/**/**  DYNASTER**/**/**

BLOSSOM**/**/**  VIST-SKI**/**/**  IDO-ONE**/**/**

STOCKLI**/**/**  BLUEMORIS**/**/**  KNEISSL**/**/**

MEGA WAVE**/**/**   BLASTRACK**/**/**  ARMADA**/**/**


評価は★★★3点:非常に良い! ★★☆2.5点:良い ★★2点:標準。 ★☆1.5点:もうひといき。 1点:残念。


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オガサカ

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①TC-SA

FL585プレート
試乗者:管理人 試乗日2月17日
身長:169cm 体重:65kg レベル:テクニカル
試乗場所:タングラムスキーサーカス 試乗長さ165cm 雪質:新雪もさもさ
小回り★★★3.0点 大回り★★★3.0点 オールラウンド性★★★3.0点
カービング★★★3.0点 ずらし★★★3.0点 速度域:高速 中速 低速
板の印象:オガサカらしさ全開
今回の試乗は17-18モデルの管理人が使用しているTC-SCと乗り比べをしながら行いました。
まず、管理人が所有する17-18モデルのTC-SCの話です。
昨年、早期受注でソフトフレックス指定で購入。結果として管理人レベルにはちょうどよいしなり具合で大変気に入っております。
乗った感覚としてはTRUIN SLのようなカチッとした感じと、基礎板のルーズな軽やかな感じの融合が上手くいっているなと感じています。
来期のTC-SAの話を聞くと板の金型や製造方法はすべてTC-SCと同じ作りを踏襲して、ウッド芯材をソフト軽量に変更しているそうです。
あれ??となると管理人の板とほとんど同じなんじゃないの?となるわけですが、実際に乗った感じは結構違いました。
まず板のエッジ感がTC-SCよりも弱まり、振り回す操作も易しくなり板の自由度が高いと感じました。
なので板の扱える対象レベルは少し下がったと思います。
操作スイングが軽やかで、今までのTCモデルでいうとTC-SFに試乗した時のような印象を持ちました。
そのかわりTC-SCより重厚感が薄れた印象で、軽やかな より基礎板っぽくなった感じ。
昨年はオガサカが新しいTCシリーズに挑戦してきたなと思っていたのですが、なんかまた元のテイストに戻ってしまった感じがしないでもない。
従来のオガサカテイスト操作感で、過去のTRUIN SLと同じサイドカーブということでしょうか。。。。
これを良しと取るか、駄目と取るかは人それぞれだと思います。 管理人は18-19TC-SAも嫌いではないです。これはこれで全然ありです。
次に挙動についてです。 もさもさ雪の中でも感じたことは、TC-SAはTOPが捉えてからが穏やかな印象で内側に切り込んでくる感じが弱い。
17-18TC-SCの方がSL系っぽい動きとでもいいますでしょうか。
板の挙動意思が16-17TC-SHでほぼ無くなり、17-18TC-SCで意思がはっきりしてきて、18-19でTC-SCよりマイルドになった・・・。みたいな(笑)
ただ共通しているところもあります。TOPのエッジの捉えるきっかけが板を撓ませることで捕まえるような感じです。
なので傾けるだけで積極的に板のTOPが自動で捉える挙動を好む人はあまり良い印象を持たないかもしれません。ここはSCもSAも同じです。
管理人はTC-SCに慣れてしまっているので、TC-SAがマイルドになったことで少し物足りないと感じましたがしばらく乗ればすぐに慣れちゃうでしょう。
基礎スキーというジャンルでオールラウンド的に使うという感じではSCよりSAの方が向いていると思います。
コブ斜面もTC-SAの方が挙動が穏やかでいいと思います。
なので小回りの板1本でプライズなどを受験するというのであればとても向いていると思いました。
逆に大会などで小回り専用として使うには17-18TC-SCの方がいいシチュエーションがあるかもしれません。
うーん、もしかしたら17-18TC-SCの方を好む人が多いかもしれませんね。
いろいろ書きましたが今回はもさもさ雪の試乗で、この感覚が確証ではないので・・・・。
なので締まった雪での試乗を別の機会でして感想をまた書きたいと思います。


試乗者:管理人 試乗日3月17日
身長:169cm 体重:65kg レベル:テクニカル
試乗場所:車山高原 試乗長さ165cm 雪質:春スキーの朝一の締まった整地
小回り★★★3.0点 大回り★★★3.0点 オールラウンド性★★★3.0点
カービング★★★3.0点 ずらし★★★3.0点 速度域:高速 中速 低速
今回は朝の締まった硬めの斜面で試乗しました。試すには絶好の条件だったと思います。
とても素直な乗り味で操作性は抜群にいいです。トップとテールの自由度がかなり高くいかにもオガサカっぽいのり味です。
しかし管理人は17-18TC-SCのユーザーです。それと比べるとやはり板が弱く感じてしまうのが不満です。
操作性がかろやかにはなっていますが、雪面に対しての安心感が犠牲になってしまっています。
シェルトップからサンドイッチに構造が変わった時、「こんなにも変わるものなのか?」と思ったのですが変化の理由はそこではなかったようです。
たぶんTC-SAしか乗っていなければ不満はないと思います。
プライズ持ちの人ぐらいレベルだとTC-SCを知ってしまうとTC-SAはベストバイとは言えないですね・・・・。
硬い斜面でもSAは不安が残ります。
テクニカル以上の方は昨年のSCをどこかで試乗してからでもいいと思います。


試乗者:管理人 試乗日3月24日
身長:169cm 体重:65kg レベル:テクニカル
試乗場所:軽井沢スノーパーク 試乗長さ165cm 雪質:締まった硬い雪
小回り★★★3.0点 大回り★★★3.0点 オールラウンド性★★★3.0点
カービング★★★3.0点 ずらし★★★3.0点 速度域:高速 中速 低速
基礎スキーをやる人には無難な最高な板です。
ある程度硬い斜面で乗っても自在になんでもすることができます。 何度試乗してもすばらしい操作性です。
が、手放しで褒めることができません。何度も書きますが今期のTC-SCと比べてしまうとです・・・・
上級者であれば型落ちのTC-SCをオススメします。 何度乗っても私のTC-SCより優れているとは思えません。


試乗者:アロー 試乗日3月24日
身長:171cm 体重:重め レベル:1級 スキースタイル:カービング命
試乗場所:丸沼高原スキー場 試乗長さ160cm 雪質:昼前後の春の緩み始めた斜面
小回り★★★3.0点 大回り★★2.0点 オールラウンド性★★2.0点
カービング★★★3.0点 ずらし★★★3.0点 速度域:高速 中速 低速
板の印象:良く言えばこれぞ代表的な基礎板。悪く言えばいつもの幕の内弁当。
本当はもっと長い板を借りるつもりだったけど、無かったので160㎝。
実はかなり昔、OGASAKAのKEO'Sを貸してもらった時に「なんだこれ?楽しくねー。
これが基礎の代表メーカーの板?」なんて思っていて、それ以来OGASAKAは敬遠していました。でも、今回のこのTC-SAはそこそこ楽しかった。
ただあまりスピードを出す滑りだとちょっと物足りない感じがした。
これは小回り機という特性を考えれば、これはこれで有りだと思う。
それに何んと言っても正しい乗り方をすると板から「うん良し良し!」と褒められて、悪い滑り方をするとそっぽを向かれて「そこ違うだろ!」と
叱られている気分にさせられる不思議な板。
逆な言い方をすれば板が正しい乗り方を教えてくれるので、自然と上達のステップを歩め、自然と基礎に忠実に滑れるように出来ているのかも知れない。
どちらかと言えばカービングよりもズラシを得意とする人が選ぶ板のような気もする。
その意味ではちょっと古典的な板なのかも?ターゲットレベルは2級以上高いレベルの人でも大丈夫なぐらい受け入れ幅が広いと思う。
結論:バリバリ基礎スキーが欲しい人向け。


試乗者:ぽぺー 試乗日2月17日
身長:172cm 体重:重い レベル:一応、テク&準指
試乗場所:タングラムスキーサーカス 試乗長さ165cm 雪質:新雪もさもさ
小回り★★★3.0点 大回り★★★3.0点 オールラウンド性★★★3.0点
カービング★★2.0点 ずらし★★★3.0点 速度域:高速 中速 低速
板の印象:TC-SCと別物
2年前のTC-SHは足の下で粘るけど走りを出しにくい印象。
昨年のTC-SCはサンドイッチ構造へと変化し、最初に試乗した時は硬くどっしりとして全く違った板になったように感じた。
今回のTC-SAはTC-SCのフィーリングを踏襲しているのではないかと予想して構えて乗ってみたが全く別で、第一印象はすごく軽い感じ。
オガサカの人によるとトップ側の軽量化したとのこと。何でもそつなくできるのは健在ではあるが少し安定感に欠けるような気もした。
ただ当日は車を停めていると埋まるくらいのペースの降雪と試したのは短時間試だけなので、別の機会に再確認してみたい。


試乗者:ぽぺー 試乗日3月17日
身長:172cm 体重:重い レベル:一応、テク&準指
試乗場所:車山高原 試乗長さ165cm 雪質:硬い
小回り★★★3.0点 大回り★★2.0点 オールラウンド性★★★2.0点
カービング★★2.0点 ずらし★★★3.0点 速度域:高速 中速 低速
板の印象:昨年のTC-SCとは別物
前日に雨が降り、その後一気に冷えたため斜面は恐ろしい硬さになっていた。
エッジグリップはあるが板が軽く感じるためイマイチ信用できず、恐る恐る滑走。
TC-SCの時に感じたような張りは無いので、ノーマルフレックスで問題なさそうだが、
この感じだとGR585Nと組み合わせた方が良いのではないかと思えた。
ビンディングを10mmほど前に出したてトップを抑えやすいようにしてみたところ好み
の動作に近づいたが、それでもトップを食わせることが難しく感じた。
個人的に昨年のTC-SCの挙動の方が好みだった。


試乗者:ぽぺー 試乗日3月24日
身長:172cm 体重:重い レベル:一応、テク&準指
試乗場所:軽井沢スノーパーク 試乗長さ165cm 雪質:硬い
小回り★★★3.0点 大回り★★2.0点 オールラウンド性★★★2.0点
カービング★★2.0点 ずらし★★★3.0点 速度域:高速 中速 低速
板の印象:やはりTC-SCとは別物
FL585版はトップ側の軽量化により、軽い操作性が特徴的。
ターン導入は自由=自己主張があまりなく癖のない板といえるが、個人的には安定
感や物足りなさを感じた。一方、GR585版になるとグリップ&安定感がアップし、
切り替えレスポンスも向上。整地での走りも良い感じになり、GR585を組み合わせる
のが前提なのだろうか?という印象。グサ雪やコブまでを考慮してFL585を選択するか、整地中心でGR585を選択するかが悩ましいように思える。
今回、試乗会場で管理人さんのTC-SCソフトフレックスを借りて試したところ、違いが
よくわかったので追記しておく。TC-SCの方が板が張り付く感じがあって重厚な乗り味。
板の挙動はトップ側からとらえが始まり、推進してから巻き込んできて全体が撓んでターンしている感覚がある。
当日、試乗した来期のTRIUN SL(GR585)にも挙動が似ている感じがあり、少し易しいTRIUN SLのように思えた。
多分TRIUN SL+FL585がTC-SCと似たような挙動になるのではないかと思う。
どっしりとした滑りや張り付くようなテイストを求めるのであれば、現在販売中の
TC-SCの在庫品か、来期のTRIUN SL+FL585を購入した方が良いように思える。


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GR585Nプレート

試乗者:管理人 試乗日3月18日
身長:169cm 体重:65kg レベル:テクニカル
試乗場所:車山高原 試乗長さ165cm 雪質:春スキーのやわらかい整地
小回り★★★3.0点 大回り★★★3.0点 オールラウンド性★★2.0点
カービング★★★3.0点 ずらし★★★3.0点 速度域:高速 中速 低速
FLプレート版に乗った後にのると、抜群の安定感があります。
おぉ!これこれ!と思いたいのですが、GRプレートだとTCシリーズの売りである軽やかさがなくなってしまっています。
TRUIN SL系の のり味に似ている印象で、この板を振り回せるスキーヤーはかなりの上級者だと思います。
GRプレートだとしなりが出にくくなるためか、小回りでは足元を最後に押し込んで板を自分で動かす量が増える操作に感じました。
これはたぶん雪面が柔らかかったから反力をもらえなかったからだと思います。
GRプレート版は人口雪などの硬い雪で、スピードが高い時に威力を発揮するのでしょう。
大回りをすると板の戻ってくる反応がはやくなり板が走りやすくなりますが、しなって撓んでいる時間が短くなるために弧が大きくならない印象です。
FLプレートでも足元に戻ってこようとする板との押し比べをするような感じですが、もっと顕著になりますね。
なのでオールラウンド性能では、しなっている時間を長くとれるFLプレート版の方が上です。
個人的には一般の基礎スキーヤーが使うのであれば、FLプレートの方をオススメします。


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②TC-MA

FL585プレート
試乗者:管理人 試乗日2月17日
身長:169cm 体重:65kg レベル:テクニカル
試乗場所:タングラムスキーサーカス 試乗長さ172cm 雪質:新雪もさもさ
小回り★★★3.0点 大回り★★★3.0点 オールラウンド性★★★3.0点
カービング★★★3.0点 ずらし★★★3.0点 速度域:高速 中速 低速
板の印象:大回り向けオールラウンド
TC-MAは非常に好印象です。
17-18TC-MCはしっかりしたフレックスで、オールラウンドに使えるといっても結構な大回り用に近い印象が強かったのですが
来期はソフトになってたわみが出しやすくエッジ感が弱まりマイルドになった印象です。
TC-SA同様にスイングウエイトが軽くなった感覚は同じで易しくなったと感じました。
なのでオールラウンド性が17-18TC-MCより上がったと感じました。
特に小回りがやりやすくなった印象で一本で八方などの広いゲレンデを滑るシチュエーションなどではとてもいいと思います。
逆にTC-LCではなく、MCを大回り用として使っていた人はロングが物足りないと思うかもしれません。
言い換えると昨年のTCシリーズの方が尖った乗り味の部分が多く、種目に特化していたような印象がします。
小回りモデルSAがルーズになり大回りがやりやすくなった。大回り系のMAがルーズになって小回りがやりやすくなった。
なんともオガサカらしい(^^;
管理人が好印象な理由は大回り専用の板はいらないけど、大回りがそこそこできる板がほしいという願望があります。
もちろん17-18TC-MCでも構わないのですが、もうちょっとソフトな感じがいいなと思っていた所だったので好印象ということです。
要は中途半端な板がほしいと思っているわけで(笑)
また、管理人は昨年TC-MHの方がTC-MCより好みと書きましたが この乗った感じだとTC-MHよりいいかもしれません。
ただし新雪のもさもさ試乗だったという雪面状況を考えると、TC-MHより全体的にプロポーションが太くなっているので良く感じたのかも。
昨年のMCだと硬派すぎると思っていた方は是非試乗してもらいたいと思います。
この板も別の日に締まった雪で試したいと思います。


試乗者:管理人 試乗日3月24日
身長:169cm 体重:65kg レベル:テクニカル
試乗場所:軽井沢スノーパーク 試乗長さ172cm 雪質:締まった硬い雪
小回り★★★3.0点 大回り★★★3.0点 オールラウンド性★★★3.0点
カービング★★★3.0点 ずらし★★★3.0点 速度域:高速 中速 低速
すばらしい中途半端感です(笑) 管理人はこの板が超絶にほしいです(^^;
タングラムのボフボフ雪で感じた感覚は、硬めの斜面でも同じように感じました。
一般ゲレンデスキーには最強の立ち位置です。
ロングターンをしてもショートターンをしてもなんでも無難にできます。
今期のTC-MCよりも板が撓みやすく、プライズ検定などでも幅があまりない斜面設定の時などは大活躍だと思います。
この板いいわー(笑) 乗っていて楽だし買うか悩む
逆に、これぐらいの長さの板で本気大回り板を検討している人がいるのであれば今期のTC-MCをオススメします。


試乗者:ぽぺー 試乗日2月17日
身長:172cm 体重:重い レベル:一応、テク&準指
試乗場所:タングラムスキーサーカス 試乗長さ165cm 雪質:新雪もさもさ
小回り★★★3.0点 大回り★★★3.0点 オールラウンド性★★★3.0点
カービング★★2.0点 ずらし★★★3.0点 速度域:高速 中速 低速
板の印象:緑モデルは好印象。
1日をすべて1本の板でこなすのであれば最良のパートナーとなる気がする板。
何でもできる優等生さは健在で、172㎝をオールラウンドに使うのが良さげ。
TC-MCよりは硬さを感じにくく扱いやすくなったように思える。
個人的な板の有効エッジ長を活かしたターンができているような感じのするTC-MHの方が
好みで、好みの順に並べるとTC-MH(17)>TC-MA(19)>TC-MC(18)という感じだろうか。
(昨年のTCは全般的に硬めで対象レベルが高かった気がします)



FM600プレート
試乗者:アロー 試乗日3月24日
身長:171cm 体重:重め レベル:1級 スキースタイル:カービング命
試乗場所:丸沼高原スキー場 試乗長さ167cm 雪質:午前中の硬めの斜面から緩み始め頃
小回り★★★3.0点 大回り★★★3.0点 オールラウンド性★★★3.0点
カービング★★★3.0点 ずらし★★★3.0点 速度域:高速 中速 低速
板の印象:飛ばしても高い安定感のある頼れる板。今回2番目に欲しくなった、かなり良い板。
雪はまだ固めだったけど少し時間がたって柔くなり始めていたから、ひょっとするとその適度な雪に絶妙にマッチしたタイミングで板の撓みが出ていたのかも知れない。
それを差し引いて考えてもこの板はかなりの優秀なのが理解できたし、今回かなり気に入った板。
TC-SAの場合は普通に楽しいけど大人し目に感じる板。
だけど、こちらのTC-MAの板はスピードに乗ってガンガン攻めまくっても許してもらえる度量があって、さらに超楽しい板。
TC-SAに大きく安定感をプラスしているような感覚で、かなり自由自在。大回り、小回り、ズラシ、カービングどれも不快な引っ掛かりが無く、まったく問題なし。
それどころかそれぞれの滑りに合わせたサポートを板にしてもらっているようにすら感じる。
ターンの切れ上がりの良さが心地良いし、回転性も自由に回転弧に合わせられてちょうど良い。
さらには「これ一本あれば自信をもってプライズ検定を受けられるだろうなぁ~」と思わせるほど基礎に忠実な演技をさせてくれる板だと思う。
(まだ受けないけどw)敢えて難点を上げるとすれば、極端に正しくない位置に乗るとソッポを向かれること。
そこは小賀坂だったら当たり前なのかもしれないけれど、ATOMICとは大きく違うところ。
ターゲットレベルは1級以上で、さらにかなり高いレベルの人が乗っても満足できて自由自在だと思う。
結論:ATOMICのS9iPROに比べても優秀さは遜色なく、コストパフォーマンスで言えばこっちがNO1かも。


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③TC-LA

GR585プレート



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④KEO'S KS-RT

FL585プレート
試乗者:管理人 試乗日2月21日
身長:169cm 体重:64kg レベル:テクニカル
試乗場所:タングラムスキーサーカス 試乗長さ170cm 雪質:新雪もさもさ
小回り★★2.0点 大回り★★★3.0点 オールラウンド性★★★3.0点
カービング★★★3.0点 ずらし★★★3.0点 速度域:高速 中速 低速
板の印象:おお!硬い。
KSシリーズはツインキール構造とシェルトップ構造の2種類があり、毎年交互にモデルチェンジを繰り返しています。
言い換えるとKSシリーズは2年継続するということです。
ツインキール構造のKSシリーズは、LSが2年間販売され、来期からRTにモデルチェンジします。
このツインキール構造とは簡単に言うと、キャップスキーとサンドイッチ構造が2階建てになっているハイブリット構造のことです。
参考ですがこの構造を採用しているメーカーは17-18モデル サロモンなどのX-MAXシリーズなどです。
さて、このKS-RTの試乗は同じ来期モデルのTC-MAの172cmと乗り比べをしながら行いました。
まずすぐに感じたのがフレックスの硬さです。昨年のKS-LSよりもずいぶんしっかりして硬くなったと感じました。
特にビンディングより前側がバンと張っている印象で、面白いのはTC-MAよりも硬い印象です。
うーん、少し前のカービングスキーっぽいという感じです。大昔のスロベニア産時代のHARTスキーみたいな(笑)
最近のカービングスキー板はフレックスが柔らかめで、しなりを使って板全体で曲がるという感じの操作感が多いのですが、
昔ながらのエッジでターンをするような操作感。もしかしたら足元でクリンクリン曲がるような板なのかもしれない。
また、エッジの捉えが非常にわかりやすいのでカービングターンに限っていえば簡単にできるかも。
管理人は板がしなる感覚がわかりやすい板が好みなので、TC-MAの方が好みだなと思いました。
今日の雪質での試乗では対称レベルが上がったのか下がったのかよくわからなかったです。
管理人的にはツインキール構造の板であれば17-18モデルのKS-LSの方がオススメだと感じました。
ただもさもさ雪での試乗だったので、締まった雪で試乗を次の機会にまたしてみたいと思います。


試乗者:管理人 試乗日2月21日
身長:169cm 体重:64kg レベル:テクニカル
試乗場所:タングラムスキーサーカス 試乗長さ165cm 雪質:新雪もさもさ
小回り★★★3.0点 大回り★★★3.0点 オールラウンド性★★★3.0点
カービング★★★3.0点 ずらし★★★3.0点 速度域:高速 中速 低速
板の印象:165cmは170cmとは全然ちがう。
基本170と同じですが、5cm違うだけで板を回しこむ操作感はかなり違います。
とにかく小回りが格段にやりやすくなります。 今日の印象では個人的に165cmの方をオススメですね。
ただ長さが短くなると、硬さがより際立ってしなりを感じにくいという印象が強くなりました 。
165cmも17-18モデルKS-LSの方が印象がいいですね。
本日の試乗では正直なところ、この板の狙いがよくわからなかったです。
もうちょっと硬い斜面で試してみたいと思います。


試乗者:管理人 試乗日3月18日
身長:169cm 体重:65kg レベル:テクニカル
試乗場所:車山高原 試乗長さ165cm 雪質:春スキーの雪&硬い斜面
小回り★★2.0点 大回り★★2.0点 オールラウンド性★★2.0点
カービング★★2.0点 ずらし★★2.0点 速度域:高速 中速 低速
タングラムで感じた印象と同じでフレックスが硬い。滑った感じはとても軽く重厚感はない。
管理人が気になったのは しなりを感じにくく、板のたわみがターン中で一定ではない印象。
またフレックスが硬いからか板がしなった後の「ため」と「ねばり」がありません。
しなった瞬間に発射する系の乗り味で硬い斜面だと跳ねます。
この操作感だと板をたわませて深い弧を作るのが苦手ではないかと思います。
一方でテール側の雪面圧を抜いてしまい、テールをずらして操作すればのりにくいことはありません。
この点はあまり上級者向けではないと感じました。
大回りは、ビューッと走りますが、やはりしなりを感じにくくあまり好みではありません。
簡単に板の走りが引き出せますが、板の懐の深さを感じることができませんでした。
ツインキールのケオッズであれば昨年のTC-LSの方がいいと思います。


試乗者:管理人 試乗日3月24日
身長:169cm 体重:65kg レベル:テクニカル
試乗場所:軽井沢スノーパーク 試乗長さ165cm 雪質:締まった硬い雪
小回り★★★3.0点 大回り★★★3.0点 オールラウンド性★★★3.0点
カービング★★★3.0点 ずらし★★★3.0点 速度域:高速 中速 低速
ぽぺーが借りた時にエッジがないと言っていました。
管理人はエッジがないとは感じませんでしたが、車山で感じた硬い斜面でも跳ねる感じがなく、ほどよく圧が抜けている感じだったので
エッジがなかったのかもしれません。
しかし滑って感じたことは、一昔前の板に多かった乗り味だなーと。
ある意味カービングスキーを感じる誰でもわかりやすいのり味とでもいいますでしょうか・・・・・。
上級者やこれから基礎スキーをまじめに練習する人には個人的にはオススメできません。
今回の試乗で確信に変わりました。KS-RXかTRUIN Sをオススメします。


試乗者:ぽぺー 試乗日2月17日
身長:172cm 体重:重い レベル:一応、テク&準指
試乗場所:タングラムスキーサーカス 試乗長さ170cm 雪質:新雪もさもさ
小回り★★★3.0点 大回り★★2.0点 オールラウンド性★★★3.0点
カービング★★★3.0点 ずらし★★★3.0点 速度域:高速 中速 低速
板の印象:TCよりも硬い!
昨年はサンドイッチのKS-RVがモデルチェンジしてKS-RXに。今年はツインキールのKS-LSがKS-RTに変更となった。
特にKS-LSは所有しているため気になるモデル。
ファーストコンタクトの印象はとにかく硬く、前年のKS-RXのような細くて不安定さを感じる要素は無くなり、安定感はKS-RXよりもあるように思える。
板の挙動はTCが良く言えば前半の自由度、悪く言えばグリップさせづらいが、KEO'Sはトップから使える感じはするので、この点はTCシリーズよりも好ましい。
同時に165㎝も試したが、操作性が格段に上がり小回りがやりやすくなってこちらの方がキビキビ曲がるので好印象。
しかし、硬さが前面に出ているのか、昨年のTC-SCよりも硬いか同等に思えた。
当日は斜面がバフバフだったので、またどこかで試してみたい。


試乗者:ぽぺー 試乗日3月18日
身長:172cm 体重:重い レベル:一応、テク&準指
試乗場所:車山高原 試乗長さ165cm 雪質:春スキーの雪&硬い斜面
小回り★★★3.0点 大回り★★2.0点 オールラウンド性★★2.0点
カービング★★★3.0点 ずらし★★★3.0点 速度域:高速 中速 低速
板の印象:KS-LSには遠く及ばない。
前回とは雪質が異なり、雨の後に急激に冷えてカチカチ状態のバーン状況の中での試乗。
雪質によるのか板の硬さはそれほど感じられず、むしろ普通という状況。
KS-RXほどの不安定さはない気がするが、KS-LSよりは安定感と自由な操作性が無い。
複合ラディウスの影響なのか、ターン後半に意図しない走りが出るなど微妙な挙動をするように思えた。
KEO'Sは16-17、17-18で販売していたKS-LSがここ3年では一番良いです。
(とはいいつつも自分のKS-LSはVISTプレートなので通常仕様ではありません)


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⑤TRIUN SL

GR585プレート
試乗者:管理人 試乗日2月21日
身長:169cm 体重:64kg レベル:テクニカル
試乗場所:タングラムスキーサーカス 試乗長さ165cm 雪質:新雪もさもさ
小回り★★2.0点 大回り★★2.0点 オールラウンド性★★2.0点
カービング★★★3.0点 ずらし★★2.0点 速度域:高速 中速 低速
板の印象:基礎スキーにはあまり向かないかも。
サービスマンの話では、昨年よりもレベルをあげたと言っていました。
板の前側のフレックスを柔らかくしたことで、操作性もあがっているとのこと。
が、今日の雪の試乗ではそこの部分はよくわかりませんでした・・・・(^^; やはり硬い雪で実力を発揮する板だと思います。
自分の持っているTRUIN SLもそうですが、硬い雪と柔らかい雪、湿った雪、乾いた雪で挙動が大きく変わり試乗感想が変わる板だと思います。
今日の雪は比較的湿っている、降りたての柔らかい雪。 たぶんTRUIN SLが最も滑ることを想定していない雪ではないかと。。。。
板の反発をうまく引き出すことができず、機敏に板を動かすことができなかったので重い感じの小回りしか滑ることができませんでした。
管理人の技術力が足りないのが起因しているのは間違いないですが、板の動きが重くグワーングワーンという小回りしかできない。
なので本日の評価はいまいちという結果になってしまいました。
予想ですが、逆に人口雪などの硬くしまった斜面で試乗すると途端に高評価になる予感です。


試乗者:ぽぺー 試乗日3月24日
身長:172cm 体重:重い レベル:一応、テク&準指
試乗場所:軽井沢スノーパーク 試乗長さ165cm 雪質:締まった硬い雪
小回り★★★3.0点 大回り★★2.0点 オールラウンド性★★2.0点
カービング★★★3.0点 ずらし★★2.0点 速度域:高速 中速 低速
板の印象:今年もオーバースペック気味
前方向に板が進み、進んだ勢いで板がグワーン、グワーンと撓んでターンをつなぐ感じ。
ハマれば気持ちのいいターンができるが、気合を入れて乗らないと身体が遅れるのと、失敗するリスクが多そうで、オーバースペックに思えた。
板の動きと重厚感は現地で管理人さんに借りたTC-SCに結構似ているように感じられた。
TRIUN SL+FL585のソフトフレックスにするとTC-SCに近い挙動になるようにも思えた。
乗れなくはないがオーバースペック気味に感じるのは今年も同様だったため、機会があればFL585版にも乗ってみたい。


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⑥TRIUN S

試乗者:管理人 試乗日3月24日
身長:169cm 体重:65kg レベル:テクニカル
試乗場所:軽井沢スノーパーク 試乗長さ165cm 雪質:締まった硬い雪
小回り★★★3.0点 大回り★★★3.0点 オールラウンド性★★★3.0点
カービング★★★3.0点 ずらし★★★3.0点 速度域:高速 中速 低速
テール側にSLと大きく書いてありますが、OGASAKAのOGとTRIUNのUNの上にSと書いてあります(笑)
ぱっと見は兄貴分のSLと区別がつかない。
乗った印象は普通にいいと思います。 KS-RTのような癖もなくとても素直な板です。
1級受験したい人方ぐらいのレベルでは来期のオガサカでもっとも無難なオススメ板ではないかと思いました。
もしくは昨年からの継続のKS-RXでしょうか。
オールラウンド系がほしければRX、小回り系がほしければTRUIN Sという感じの選択でいいと思います。
上級モデルに比べるとAL7178というプレートが入っていなのですが、普通に滑る分にはなにも気にならない感じ。
そういう分類をするのであればRXの方が少し上級モデルになるのかな。
一方でTC-SAがほしいような人には物足りないと思います。
中上級者向け一押しモデルです。


試乗者:ぽぺー 試乗日3月24日
身長:172cm 体重:重い レベル:一応、テク&準指
試乗場所:軽井沢スノーパーク 試乗長さ165cm 雪質:締まった硬い雪
小回り★★★3.0点 大回り★★2.0点 オールラウンド性★★2.0点
カービング★★☆2.5点 ずらし★★★3.0点 速度域:高速 中速 低速
板の印象:挙動は好みだが返りが弱い
前年まではサイドカットがTRIUN SLと異なっていたが18-19モデルで同じになり、トーション&フレックスが異なるモデルになった。
16-17モデルのSは試乗して好ましい印象があったが、来期モデルも素直で扱いやすい。
ターン導入にルーズさ(前半の自由度ともいうのか?)が表に出るTC-SAよりはクイック気味にトップがとらえる感覚があるため板の挙動は
個人的にはTCよりも好ましいが、板の返りや反応が弱いのが唯一もったいないと思える。来期KEO'Sよりも弱いかも?
そこさえクリアできれば非常に良いで、TRIUN SLとSの中間的な強度の板があればいいと思うが、となると17-18のTC-SCも選択肢に入ってくるような…(笑)


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サロモン 
注)ホームページのリンクを張るときは必ずTOPページにリンク願います
http://www16.big.or.jp/~skijam/


①S/RACE PRO Xビンディング

試乗者:管理人 試乗日3月18日
身長:169cm 体重:65kg レベル:テクニカル
試乗場所:車山高原 試乗長さ165cm 雪質:春スキーの雪
小回り★★2.0点 大回り★★2.0点 オールラウンド性1.0点
カービング★★★2.0点 ずらし1.0点 速度域:高速 中速 低速×
サロモンの競技モデル。この手の板は管理人が操れない部類の板です(^^;
これはやばいだろうと借りましたが、予定通り操ることができませんでした。オイ
足元だけがしっかりしている感じでTOP側がスカスカな乗り味。おまけに板が撓まないためTOPが捉えてくれない。
軽めの板に強烈なプレートとビンディングをつけちゃったような印象だ。
この手の板は硬い整地斜面で試乗すると評価が激変することが多いのでその部類ではないかと思われます。
たぶん管理人の板の操作が悪いのだろうが 本日の試乗は滑っていて板にのせられている感じで全く面白くない。
基礎スキーには使わない方が無難です。



②S/RACE RUSH P80 Xビンディング

試乗者:管理人 試乗日3月18日
身長:169cm 体重:65kg レベル:テクニカル
試乗場所:車山高原 試乗長さ165cm 雪質:春スキーの雪
小回り★★★3.0点 大回り★★★3.0点 オールラウンド性★★★3.0点
カービング★★★3.0点 ずらし★★☆2.5点 速度域:高速 中速 低速
見た目やカラーリングはなんとなく似ていますが完全に別物です。
ビンディングシステムはPROと同じなのですが全然操作感が違います。
RUSHシリーズは板のたわみをじっくり感じることができて、操作性もよく滑らかに弧を描きます。
面白いなと思ったところは、滑った感覚が無機質な所です。
弧を作っていく動きの中でロボットのような無駄な動きをしない感じで、一定の動きで板が走ります。
オガサカやハートのような抑揚がないとでもいいますでしょうか。スイッチポンで動き出すみたいな感じ
これをよしと取るかどうかは好みですが、管理人は嫌いではありません。 これはこれでありです。
このXビンディング仕様は少しハードですね。
コブ斜面や1日使うとなると、ちょっと疲れてしまうかもしれません。 整地限定であれば全然ありです。
テクニカル以上にオススメしたいです。


試乗者:アロー 試乗日3月24日
身長:171cm 体重:重め レベル:1級 スキースタイル:カービング命
試乗場所:丸沼高原スキー場 試乗長さ165cm 雪質:かなり緩んだ暖かすぎる斜面
小回り★★★3.0点 大回り★★☆2.5点 オールラウンド性★★☆2.5点
カービング★★★3.0点 ずらし★★★3.0点 速度域:高速 中速 低速
板の印象:思ってたより良いスキーかも。
この投稿はちょっと迷った。
何故なら雪も相当悪くなっていたし、何台も何台も試乗してきて、いい加減に疲れて感覚がマヒしかけていたし、これがこの日限界で
もうすぐ試乗会も終わりそうな雰囲気の中、最後に乗った試乗板だから。
ただ、他の割愛した印象が薄い板やコメントが付け難い板と比べると、良さがあったので敢えてここに記入します。
そういう事情をご理解の上、読んで頂ければ幸いです。
実は疲れて試乗票を返そうかと振り返った時、ふと綺麗な青色に魅かれて乗っただけの板でした(笑)
でも思いのほか感触は良かった。ずいぶん昔にSALOMONの板は持ってたので、変なバイアスは掛かっていなかった。
乗った感覚は軽快なオートマチック。トップもテールも動きが軽快。疲れていたし、雪が悪いのに軽快と感じるのだから、
他の多くの人も同じように感じるだろうし、この感覚は特筆すべき点かも知れない。
ぐさぐさの雪がちょっと固まりかけていてスピードはあまり出しずらい状況だったけれど、高速安定性も十分ありそうな感触だったし回転性も癖がなく素直な印象。
乗っていて楽しいかどうかという点でも、きっと楽しい部類だと思う。
(すみません疲れてて判断鈍ってます)この板は、最初の方の時間帯で乗っていたら、もっと詳しく理解できただろうし、評価も高くなったと思います。
ターゲットレベルはちょっと不明。
結論:かなり軽快で良い板…だろう。雪が良くて、自分も元気な時にもう一回乗らないと最終的な判断は難しい。



③S/RACE RUSH TLビンディング

試乗者:管理人 試乗日3月18日
身長:169cm 体重:65kg レベル:テクニカル
試乗場所:車山高原 試乗長さ165cm 雪質:春スキーの雪
小回り★★★3.0点 大回り★★★3.0点 オールラウンド性★★★3.0点
カービング★★★2.0点 ずらし★★★3.0点 速度域:高速 中速 低速
Xビンディング仕様のプレートとビンディング違いです。
乗った感じは、板の操作性の根本は変わらないまま 軽やかになる感じです。
どっしり感は薄れますが、軽くなりすぎる感じはしませんでした。
もともとサロモンの操作性がカービングが簡単にできるようなグリップ感があるので、エッジ感が弱いという感覚はありませんでした。
この辺りはオガサカなどとは違いますね。オガサカの場合は下のグレードになるとアイスバーンなどでエッジグリップに不安が出てきてしまうので。
Xビンディング同様に相変わらず無機質な操作感ですが、管理人はとても気に入りました。
オガサカやハートとは対極な感じで、持っていても面白いかもしれません。 幅も広いので雪が悪くてもへっちゃらな感じです。
簡単なので誰にでもオススメできる板の代表かもしれません。
オガサカのようなまじめな板ではなく、ちょっとずるがしたい人などにはうってつけかもしれません(笑)
1級レベルでも十分扱えます。中上級スキーヤーに対して管理人一押しモデルです。



④S/MAX BLAST TLビンディング

試乗者:管理人 試乗日3月18日
身長:169cm 体重:65kg レベル:テクニカル
試乗場所:車山高原 試乗長さ165cm 雪質:春スキーの雪
小回り★★★3.0点 大回り★★★3.0点 オールラウンド性★★★3.0点
カービング★★★2.0点 ずらし★★★3.0点 速度域:高速 中速 低速
このBLASTモデルは、RUSHモデルの太い版と思っていいと思います。
操作感はほぼ同じで板が太い分動きが少しゆっくりになりますが基本はRUSHのTLビンディングと変わらない操作性です。
個人的には、本気で滑らない日はこれでいいんじゃないかと思いますが、値段がビンディング込みで15万円を超えるというとんでもない
値段なので気軽に買えないですよね。なのでセカンド機としては買えないか・・・・。
春雪などはオートマチックに動くし太くて走破性は高いし最高でしょう。
1級レベルでも十分扱えます。


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ヘッド 
昨年度継続

①SUPERSHAPE iMAGNUM

試乗者:アロー 試乗日2月16日
身長:171cm 体重:重め レベル:1級 スキースタイル:カービング命
試乗場所:ブランシュたかやまスキー場 試乗長さ170cm 雪質:終日硬めの良い斜面
小回り★★★3.0点 大回り★★★3.0点 オールラウンド性★★★3.0点
カービング★★★3.0点 ずらし★★2.0点 速度域:高速 中速 低速
板の印象:この日のHEADスキー専用試乗会では一番良かった。
HEADも最近の注目度が高いスキーのようだから、この日はHEADスキーだけの試乗会に行ってきた。
数あるHEADスキーの中で、一番良かったのがこのSUPERSHAPE iMAGNUM。滑りはとても素直でiSPEEDほどハードな滑り心地ではなくマイルド。
iSPEEDは確かに早く滑れたけど、ゆっくり滑ってもなんか疲れるし少し硬めの板。
でもこのiMAGNUMの板なら一日乗っていても大丈夫そうなマイルドさがあって丁度良い硬さの板。
では力強く滑れないかと言えばそうでもなく、ガンガンに攻めるスキーでも十分に可能。安定性、走破性、面白さがありポイントが高いと思う。
特にズラシよりもカービング性能が高いように思うし、ターン弧を限定されるような事もなく自由度が高い。板の重さも適度に軽く違和感はない。
全体的にウェイトバランスが良いスキーなのだと思う。今シーズン2回行った試乗会の中では総合的に判断して3番目に欲しいと思った板。
ターゲットレベルは広く2級以上からテクニカル合格者ぐらいでも「気楽な普段乗り」程度ならたぶん満足するんじゃないかな。
結論:滑りの性能だけに限らず、滑る楽しさが十分にある点もプラスの評価。普段乗りだったら絶対買い。




②SUPERSHAPE iRALLY
試乗者:アロー 試乗日3月24日
身長:171cm 体重:重め レベル:1級 スキースタイル:カービング命
試乗場所:ブランシュたかやまスキー場 試乗長さ165cm 雪質:終日硬めの良い斜面
小回り★★2.0点 大回り★★☆2.5点 オールラウンド性★★★3.0点
カービング★★★3.0点 ずらし★★2.0点 速度域:高速 中速 低速
板の印象:こっちの赤色の中身がiMAGNUMだったら良かったのに。
iMAGNUMを履いたすぐ後にこのiRALLYを履いたけど、印象は全然違う。iMAGNUMはマイルドだけど攻められる強さがある。
でもこのiRALLYは攻めると安定感が急に下がる、ただ優しいマイルドなだけという印象がある。
そもそもあまり高速域の滑りは意識して設計されてないのだろうか?カービングもズラシもそれなりに可能だけど、なんか安定しない。
引っ掛かりがある訳ではないけど高速域に簡単に持っていけないような気がした。
ひょっとして私の体重が軽ければ、もっと簡単に高速域を体感できたかのかもしれんないけれどね。
でもまぁどちらにしろ、デザインはこの赤のiRALLYの方が遥かに緑のiMAGNUMより早そうに見えるから色は逆にして欲しい。
ターゲットレベルは2級ぐらいまでかも。1級で飛ばし屋は物足りないはず。1級より上はパスした方が良いかも。
結論:車で言えば見た目はカッコいいけど馬力が足りないスポーツカー。



③V-SHAPE V11

試乗者:アロー 試乗日2月24日
身長:171cm 体重:重め レベル:1級 スキースタイル:カービング命
試乗場所:ブランシュたかやまスキー場 試乗長さ165cm 雪質:終日硬めの良い斜面
小回り★★☆2.5点 大回り★★☆2.5点 オールラウンド性★★★3.0点
カービング★★☆2.5点 ずらし★★2.0点 速度域:高速 中速 低速
板の印象:超が付くほど板が軽すぎる。
板が軽すぎて慣れるまでちょっと怖いかもしれない。でもこの軽さに慣れてしまえば、逆に他のスキー板はもう履けないようになると思う。
ただ軽いからと言って安定性が悪いわけでもないので、気に入った人はかなりの上級者でもいるかも知れない。
最初は必要以上にクルクル回ってしまうように思い込んでいたけど、回転性は意外と普通。スキーの撓みも軽いけど程よい弾力があって適度な撓みを生んでいるように思う。
スキーの捻じれも思ったほど柔くない。でも鋭敏な感覚はあまりないと思う。
ただそれは基礎がメインであれば問題ないレベルだし、色々な意味でちょうど良い塩梅なんだと思います。だけどなんせ軽すぎて変な力の逃げがあるように思えてならない。
自分が下手なだけなんだろうけど、体がこの板を理解するには時間がかかりそう。
そもそもどっしりした重さによる安定感が皆無というのも新しいトレンドなんだろうか?ターゲットレベルは2級以上。
結論:年長者のスキーヤー、力が無い女性スキーヤーにも良いかも。



④WORLDCUP REBELS iSL

試乗者:アロー 試乗日2月16日
身長:171cm 体重:重め レベル:1級 スキースタイル:カービング命
試乗場所:ブランシュたかやまスキー場 試乗長さ170cm 雪質:終日硬めの良い斜面
小回り★★★3.0点 大回り★★2.0点 オールラウンド性1.0点
カービング★★★3.0点 ずらし1.0点 速度域:高速 中速 低速×
板の印象:純レースマシン。素人が手を出したらアカン。
レース板を借りたのだからレーシングマシンであるのは当たり前だけど、これはただのエキスパートモデルとは違う。
純競技用。実は「最高峰のRDの板でないければ同じ競技用でも普段利用にも使えるかな?
それに、こういう競技用を履いているとカッコいいじゃん!」…と、スケベ根性で期待して履いたんだけど、大間違いでした(笑)
板は硬いし、重いし、疲れるし。
V-SHAPEの後に乗ったのが悪かったかな?でも本気出して板にしっかりと体重をかけて内傾角を深くしてカービングさせると日本刀のようにスパァーーーンと切って行く。
もう怖いっていうぐらい鋭い。しかもトップが強引にグイグイ内側に入ろうとする。まるで板に意思があって、それに振り回されているような感覚があって呆気に取られてしまった。
リフト1本なのに結構疲れた。
まぁ、正直言ってこの板を評価する程の足前が無いので、1級レベルの自分が星を付けるのは躊躇していたけれども、
一般スキーヤー目線で言えば「素人が手を出したらアカン」ということだけは分かった。ターゲットレベルは純競技者、本格草レーサー、筋力のあるプライズ保持者。
結論:乗りこなすには技術力だけでなく筋力も相当必要。



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ロシニョール 
注)ホームページのリンクを張るときは必ずTOPページにリンク願います
http://www16.big.or.jp/~skijam/
①DEMO ALPHA TI

試乗者:管理人 試乗日3月18日
身長:169cm 体重:65kg レベル:テクニカル
試乗場所:車山高原 試乗長さ165cm 雪質:春スキーの雪
小回り★★★3.0点 大回り★★★3.0点 オールラウンド性★★★3.0点
カービング★★★2.0点 ずらし★★★3.0点 速度域:高速 中速 低速
このDEMOαシリーズは長らくモデルチェンジをしておらず、毎年コスメだけのチェンジを繰り返していましたが今年ついにモデルチェンジ。
ただ板の雰囲気は昨年と似ていますね・・・・。
DEMOαは3種類の板が試乗用としてあり、レースプレートが装着されたLTD、そしてこの板、そして幅広のPLUSだ。
まず滑った感じはとても軽やか。 昨年同様、ロシニョール独特の乗り味はやはりありますね。
オガサカなどのスキー操作とはかなり違う感じで癖がありかなりオートマチック系のスキー操作。
深く回るのがとても得意な感じで、足を外に出していくとスーッとスムーズに出て行き、弧をギュンとかいて足元に戻ってくる。
ぐさ雪の上をスムーズに進んでいく感じでいたの動きを阻害しないとよく走る感じだ。
板が勝手に中に返ってくるので捻る操作が苦手な人にはとても楽に感じると思いますが、逆にこの板に慣れちゃうと他の板にのった時に
操作ができなくなってしまうのではないかと思ったりもする。
板を外に出していかないとすぐに中に入ってきてしまうので、その変も独特な操作感だと思いました。
ロシニョールが好きな人にはとてもいいと思いますが、スキーの基本動作を覚えるにはちょっと向いていないように感じます。



②DEMO ALPHA PLUS TI

試乗者:管理人 試乗日3月18日
身長:169cm 体重:65kg レベル:テクニカル
試乗場所:車山高原 試乗長さ165cm 雪質:春スキーの雪
小回り★★★3.0点 大回り★★★3.0点 オールラウンド性★★★3.0点
カービング★★★2.0点 ずらし★★★3.0点 速度域:高速 中速 低速
操作感は幅が狭いTIとほぼ同じだと思いました。やはりロシニョール独特な乗り味感があります。
雪が腐っていましたが、板の幅が広いからかとても安定しているなというのがTIとの大きな違いでしょうか。
キビキビ感はちょっと雪が腐りすぎてて判断はできなかったです。
ターン後半にテールを重視してかかとを踏んでいくと、とても板が走ります。
借りるときに機敏な動きが得意ではないと聞いていたが、逆に思ったよりも小回りが問題なくできると思いました。
TI同様に独特な操作性があるのでそれに慣れれば問題ないかな。



③DEMO ALPHA PLUS TI LTD

試乗者:管理人 試乗日3月24日
身長:169cm 体重:65kg レベル:テクニカル
試乗場所:軽井沢スノーパーク 試乗長さ165cm 雪質:締まった硬い雪
小回り★★★3.0点 大回り★★★3.0点 オールラウンド性★★★3.0点
カービング★★★3.0点 ずらし★★★3.0点 速度域:高速 中速 低速
この板はDEMO ALPHA TIと板自体は同じで、レースプレートが装着されているモデルになります。
オガサカのGRプレートのようなイメージでしょうか。
板自体が軽やか系なので、オガサカのTC+GRと被るような感じですね。
他の板同様のロシニョール独特な感じはあるものの特に難しい感じもなく操作性はよく感じました。
しかし本日の試乗バーンは硬めの人口雪でしたので、この板のようにプレートがっちり系の板が高評価になりがちなシチュエーション
だということも付け加えておきます。
新潟などの湿った締まった雪になるとグリップが強くて疲れる系の板になる可能性はあります。
乗った感じですが、板のTOPが捕らえてから、板が中に入ってくるまでの時間がとてもはやいので自分で捻る操作があまり必要ありません。
板に頼ったオートマチックな小回りができますが、この中に入ってくる動きがかなり鋭角に入ってきます。
このあたりがとてもロシニョールっぽいと思うところです。
管理人的にはもう少しゆっくり動く板の方が好みかな。
また購入するオールラウンドで使うのであればLTDでなくてもいいような気がします。



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フォルクル 
①RACE TIGER SL DEMO

試乗者:管理人 試乗日3月18日
身長:169cm 体重:65kg レベル:テクニカル
試乗場所:車山高原 試乗長さ165cm 雪質:春スキーの雪
小回り★★★3.0点 大回り★★★3.0点 オールラウンド性★★★3.0点
カービング★★★3.0点 ずらし★★★3.0点 速度域:高速 中速 低速
来期はフルモデルチェンジです。
中に入っている補強剤が昨年まではフラットに入っていたのですが、今年は立体になって配置されているとのこと。
これにより板の剛性があがりエッジグリップがより強くなっている。
その補強材はビンディングの下部分はカットされておりたわみを出しやすくなっているらしいのですが・・・・さてさて試乗してみます。
グサ雪でしたが、たしかにTOPとテールのグリップが非常に強めに感じました。しっかり雪面に食いつくので、常に力をいれていなければいけない感じ。
硬い雪だとまた違うのでしょうけども本日の印象は少し疲れる系の板だと思いました。
また、フォルクルらしく板が走る感じは健在でスルスル走ります。 軽快に小回りができるので滑っていて楽しいです。
コブ斜面ではちょっと板が走りすぎちゃうかもしれません。
少し競技のSLテイストをかじった小回り板がほしい人にはとても向いていると思います。
昨年のSDよりもどっしり感が出ていて管理人的にはオススメだと感じました。



②RACE TIGER SX DEMO

試乗者:管理人 試乗日3月24日
身長:169cm 体重:65kg レベル:テクニカル
試乗場所:軽井沢スノーパーク 試乗長さ165cm 雪質:締まった硬い雪
小回り★★★3.0点 大回り★★★3.0点 オールラウンド性★★★3.0点
カービング★★★3.0点 ずらし★★★3.0点 速度域:高速 中速 低速
来期から名称がSWからSXに変更です。
VOLKLのプラチナムシリーズは14-15モデルから17-18モデルまで微妙な変更はありますが、ほぼ同じモデルを継続していましたので
5年ぶりのフルモデルチェンジとなります。来期からはプラチナムという名前は使われません。
ポジション的にはSWの後継ということになり、カラーリングの青も継続ですね。 ビンディングはそのまま同じMotion SYSTEMが搭載されます。
SWからSXへの変更点はSL DEMO同様に中に入っている補強剤の形状が立体に変更になり、ビンディング下だけ補強材が抜かれている配置となります。
SWの特徴であったテール側のロッカーはそのまま継続されます。一方長さは166cmではなく165cmとなります。
まず乗った感じはSL DEMO同様にTOPとテールにしっかり感を感じ、グリップ力がしっかりしている印象です。
ビンディング下の補強材が抜かれている効果もかなり出ているようで、滑走中に板のしなりを十分に感じることが出来ます。
SWの時はしなった後のかえりが速めで、硬い斜面でギュンとたわませると発射気味に板が戻ってきたのですがこのSXはジワジワと戻ってくる感じで
操作がより簡単になっていると思いました。
またTOPが捉えてから弧を描いて中に入ってくるのがよくわかり、そのまま板が横に抜けていきます。
その弧もロシニョールのような鋭角な切り込み方ではなく、大きめに弧を描いてくるので時間的余裕があります。
板が横に抜けるので、ターン弧の幅を大きく簡単にできる印象です。今風な小回りとでもいいますでしょうか。
SWよりもだいぶよくなっていると思います。
管理人の一押しモデルです。



③RACE TIGER MX DEMO

試乗者:アロー 試乗日3月24日
身長:171cm 体重:重め レベル:1級 スキースタイル:カービング命
試乗場所:丸沼高原スキー場 試乗長さ168cm 雪質:昼前後の春の緩み始めた斜面
小回り★★☆2.5点 大回り★★☆2.5点 オールラウンド性★★2.0点
カービング★★☆2.5点 ずらし★★★3.0点 速度域:高速 中速 低速
板の印象:期待が大きかった分ちょっとガッカリ。
グリーンのような黄色のような嫌味でない色のデザインもカッコいいし、人気があるVOLKLなので試してみた。
で、乗った感じは「確かに良い板みたいだけど…」こう言ってはメーカーの人に失礼かもしれないけれど、この程度の良さだったら
他のメーカーのスキーでも十分に味わえるように思う。「平均値よりは少し高いようだけど、ただそれだけ」という感じ。
きっと乗る前からの期待値が余りにも高すぎて、こういう感想になったのかもしれない。
ただなんと言っても、この板で一番気になったのはターン初動のトップの引っ掛かり。どうもこういう引っ掛かりは好きじゃない。
それ以外は普通に良い板で大回り、小回り、ズラシ、カービング、高いレベルの良い感触で滑れるのだけど、ターンの最初にこういう点が気になってしまうと
全体のイメージも下がるかも。
そこがちょっと残念。これはチューンナップで解決するのか、それとも板のRの問題なのか、ビンディングの位置をずらせば解決するのか…
1級程度の実力には、そこまで分かりませんでした。ターゲットレベルはちょっと不明。
結論:良い板なのは理解できるし、相性が合う人には合うと思う。ただ自分には合わなかった。



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アトミック 
注)ホームページのリンクを張るときは必ずTOPページにリンク願います

http://www16.big.or.jp/~skijam/


①REDSTER S9i TLビンディング

試乗者:管理人 試乗日3月24日
身長:169cm 体重:65kg レベル:テクニカル
試乗場所:軽井沢スノーパーク 試乗長さ165cm 雪質:締まった硬い雪
小回り★★★3.0点 大回り★★★3.0点 オールラウンド性★★★3.0点
カービング★★★3.0点 ずらし★★★3.0点 速度域:高速 中速 低速
昨年からサイドウォール部を少しだけ補強して、ちょびっとだけしっかり感を出したとのこと。なので継続モデルではありません。
が、管理人には昨年との差がわかりませんでした(^^;
相変らずとてもマイルドな乗り味で非常にいいと思います。昔のATOMICらしさはどこにもありません。
弧も自然にできるし、唐突に板が走ることもなくずれもきれも優等生な板です。
これがいいのか悪いのかは微妙。 なぜならばATOMICってこんな易しいメーカーではなかったので・・・・。
基本は昨年とほとんど同じのり味です。



②REDSTER S9i PRO Xビンディング

試乗者:管理人 試乗日3月24日
身長:169cm 体重:65kg レベル:テクニカル
試乗場所:軽井沢スノーパーク 試乗長さ165cm 雪質:締まった硬い雪
小回り★★★3.0点 大回り★★★3.0点 オールラウンド性★★★3.0点
カービング★★★3.0点 ずらし★★★3.0点 速度域:高速 中速 低速
S9iはほぼ継続ですが、こちらPROモデルはフルモデルチェンジをします。
また、17-18モデルはカタログ外モデルだったのですが、18-19モデルからはカタログモデルに格上げになります。
まず一番の違いはサーボテックが追加になりました。また板自体も昨年よりしっかりしたとのことです。
一方ビンディングは継続でXビンディングのまま。
で、滑ってみるとだいぶジェントルになりました。ATOMICらしさという点では今期の方が優ります。
17-18モデルは、とにかくなやんちゃな板で元気爆発的な感じな乗り味が印象的でしたが、来期モデルはS9iの上位機種としてどっしり構えている感じです。
板の安定感はかなりあります。 OGASAKAのFLとGRの関係とも違い、板全体に安心感が出ています。
また、昨年よりも今風な乗り味に変わっていると思えます。
最近の板はたわみをしっかり出して弧を作っていく系が多いのですがこの板もそういう意味ではどセンターな板です。
板がたわみながら弧を作っていき、板がよこに自然に抜けていく。 オガサカの板もそうですがそれよりも横に抜けていきます。
操作感として似ているのはフォルクルSXに似ていると感じました。 ただS9i PROの方が上級者向けです。
この板はかなりいいと思います。
たぶんATOMICを履く上級基礎スキーヤーはこの板の一択になるのではないでしょうか。
管理人一押しモデルです。


試乗者:アロー 試乗日3月24日
身長:171cm 体重:重め レベル:1級 スキースタイル:カービング命
試乗場所:丸沼高原スキー場 試乗長さ165cm 雪質:朝方の硬めのバーン
小回り★★★3.0点 大回り★★★3.0点 オールラウンド性★★★3.0点
カービング★★★3.0点 ずらし★★★3.0点 速度域:高速 中速 低速
板の印象:なんでも出来て隙が無いぐらい完璧。でもお値段かなり高め。
限界に近いスピードを出しても安定していて、何時もよりもっと飛ばしても大丈夫という安心感が得られる。
Sとあるので小回りベースだというのは直ぐに分かるけど、だからと言って小回りだけが得意という訳でもなく、小回りでも大回りでも引っ掛かりなくスムーズ。
回転性が高くグイグイとトップが内側に入ってくる。これはHEADのiSLのような振り回されるような入り方ではないし、クルクル回りすぎることでもない。
ターン弧もかなり自在。カービングもズラシもどちらも高い反応を示してくれる。
やっぱりこの板を履くからには、思いっきり深い内傾角でカービングさせる方が最高に楽しい気分にさせてもらえると思う。
でもスタイルに拘らずとも自然に上手くなった気にさせるぐらい自由度の幅が広い高性能なスキーだと思う。
例えば、わざとポジションをブレさせても板が自動的に良い位置に導いてくれるし、乗り手のちょっとしたミスも板がカバーしてくれるという具合。
この板で特に気に入った点は、強く踏むと反発力もタイミングよく強く返ってくる所。板の撓みを自在にコントロールできるスキーヤーならとても面白いと思えるはず。
動物に例えると、しなやかに動く黒豹といったネコ科のイメージ。
ただ、気になるのは新しいシステムのサーボテック。
カタログで見た感じだとエラストマーという合成ゴム?みたいなものをビンディング側に使っているようなので、耐久性がどれだけあるのかが気になるところ。
もし4~5年でゴムが劣化して滑りが変わってしまうのだとすると値段以上にさらに「お高い商品」になってしまうのかも知れない。
ターゲットレベルは1級以上でテクニカルやクラウンの人でも満足できるレベルだと思う。
結論:板を頻繁に買えるお金持ちで、飛ばし屋なら絶対お買い得。今回一番欲しい板かも。



③REDSTER X9i

試乗者:アロー 試乗日3月24日
身長:171cm 体重:重め レベル:1級 スキースタイル:カービング命
試乗場所:丸沼高原スキー場 試乗長さ175cm 雪質:昼からの暖かいジャバジャバ斜面
小回り★★★3.0点 大回り★★★3.0点 オールラウンド性★★★3.0点
カービング★★★3.0点 ずらし★★☆2.5点 速度域:高速 中速 低速
板の印象:S9iPROよりは大人し目な印象。でもなんで緑色?
スタッフに勧められた時の第一印象は「なんだこの変な緑色は?」だった。でも性能に関して言えば決して悪くない、否とても良い部類だと思う。
借りた板はS9iPROやS9iより10cm長い板だったけど、あまり長さは感じなかった。
スタッフ曰くレーシングテイストらしい。でもそれ本当に?と思うぐらいかなりマイルドでDEMO板ぽっい。
ただ雪が腐ってきた昼以降に試乗しているので、板から伝わってくる感覚がイマイチ分りにくく、もっとアイスバーンに近ければ
そのレーシング的な部分は理解できたかもしれない。
もちろん同じアトミックのS9iPROやS9iとも共通する切れの良さ、操作性の良さ、安定感などは腐った雪でも十分に感じられたので
カービング大好きスキーヤーの評価は高いと思う。S9iPROやS9iの両機種が性に合っている人は、このX9も同じく性に合う板だと思う。
ただこの板、ちょっと気になるのは鋭敏さという点ではS9i程ではないように感じられる。
ひょっとしたら雪が緩みすぎてそう感じただけかもしれないけど。
ターゲットレベルはスピード大好きな1級以上。短ければレベルの高い2級も大丈夫かも?
結論:カービング好きで色が変な緑色でもREDSTERの名前に違和感がなければ買い。



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フィッシャー 
昨年度継続
注)ホームページのリンクを張るときは必ずTOPページにリンク願います
http://www16.big.or.jp/~skijam/



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ハート 
①Circuit ST DEMO SPⅡ VFSプレート

試乗者:管理人 試乗日3月18日
身長:169cm 体重:65kg レベル:テクニカル
試乗場所:車山高原 試乗長さ165cm 雪質:春スキーの雪
小回り★★★3.0点 大回り★★★3.0点 オールラウンド性★★★3.0点
カービング★★★3.0点 ずらし★★★3.0点 速度域:高速 中速 低速
管理人が今シーズン試乗した中でナンバー1の板です。
昨年モデルもかなりよかったのですが、今年はTOPが一回り太くなり操作性が一段とよくなった気がします。
板のしなやかさ、走り。すべてにおいていいと感じました。管理人がひいきにしているオガサカよりも残念ながらいいですね。
まず癖がないです。 癖がない=個性がない となりがちですがこの板は個性はあります。
ターン後半の板のスムーズな走りや、ずれとキレの絶妙なバランスなど。 基礎スキー向けの個性はピカイチです。
弧を自在に作ることができる上、マニュアル操作感と板の走りを使ったオートマチック感のバランスも抜群にいいです。
またサンドイッチ構造特有の板のねばりを感じることができます。
板がしなやかに撓んで いきなり反発することもなく、ジワジワと板が戻ってきながら板が走るため失敗もしずらい。
この手の動きはオガサカが得意なのですが、来年は完全にHARTに一杯喰わされた感じです。
またVFSプレートとの相性も抜群だと思います。もともとの板がしっかりしている感じですがプレートの強さとのバランスも絶妙です。
1級程度の足前があれば十分扱えますし、テクニカル/クラウンレベルでも満足がいくと思います。
管理人の来シーズン一押しモデルです。
ただ問題があります。基本アルペンの試乗会でしかのることができない。4月末分までオーダー受注生産モデル。
買うのであれば4月末までにオーダーをいれる必要があります。 かなりハードルが高いですね・・・・(^^;


試乗者:ぽぺー 試乗日3月18日
身長:172cm 体重:重い レベル:一応、テク&準指
試乗場所:車山高原 試乗長さ165cm 雪質:春スキーの雪
小回り★★★3.0点 大回り★★★3.0点 オールラウンド性★★★3.0点
カービング★★★3.0点 ずらし★★★3.0点 速度域:高速 中速 低速
板の印象:スゴくずるい板(笑)
Hart STのSpecialモデルで、ノーマルのSTとは全く別物の板になる本モデル。
昨年のSP(SP1)を試乗して好印象的なメモを残していたけどski jam用の試乗記を書いておらず、それほど印象に残っていなかったのだが…。
滑りだした瞬間からなんとも言えない凄さが伝わってきて、何でもできる操作性と自由さ、キレと走りを高次元にバランスよく備えているように感じられる。
大回りっぽい滑りにも対応しており、1本でプライズ行ける気配。
アンダークロス?というのか、板が腰下まで戻ってきて切り替わるときの気持ちよさも自然の流れの中で体感で来た。
今年は自分の板の寿命やエッジが原因でほとんどまともに滑れない状況が多々あり、
買い替えを検討していたところにこの板が現れたため、期待を上回る結果に驚愕(^^;
少し難しくなるけど、MakerWCプレート版とも比べてみたい。


試乗者:ぽぺー 試乗日4月21日
身長:172cm 体重:重い レベル:一応、テク&準指
試乗場所:志賀高原 試乗長さ165cm 雪質:ハードパック気味
小回り★★★3.0点 大回り★★★3.0点 オールラウンド性★★★3.0点
カービング★★★3.0点 ずらし★★★3.0点 速度域:高速 中速 低速
板の印象:来期モデル一押し間違いなし!
現行のSP1:SL板のソフトバージョンという感じで、サイドカットはSLを踏襲。
来期のSP2:オリジナルのサイドカット採用で、ターン後半の切り上りを意識ということでSP1のSLっぽい挙動が無くなり、更に乗りやすくなった。
操作主体は自身のマニュアル操作だが、そこに程よい自然なサポートが入るのが特徴。
このサポート具合が実に絶妙で、ターン前半の導入の簡単さと後半の走りとそこから身体の下へ戻る感覚といい現時点の自身の乗り方にマッチしているように思える。
VF-Sプレートのため、ある程度ラフな操作をしても許容し、リカバリーもやりやすい。
安定感も十分あって小回り~大回り気味のターンも普通にこなせ、個人的に試乗した18-19モデルの中で1番の出来の板だと素直に思った。
コスメは人を選ぶかもしれないが、闇の売人の軍門に下って注文する見込み。


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②Circuit ST DEMO SPⅡ Marker ピストンプレート

試乗者:管理人 試乗日3月18日
身長:169cm 体重:65kg レベル:テクニカル
試乗場所:車山高原 試乗長さ165cm 雪質:春スキーの雪
小回り★★★3.0点 大回り★★★3.0点 オールラウンド性★★★3.0点
カービング★★★3.0点 ずらし★★★3.0点 速度域:高速 中速 低速
基本の操作感はVFSプレートモデルと同じですがマーカーモデルは、板の反応がはやくなり、
エッジがかかる位置もだいぶ速くなる感じです。
センター部に張りが出ることで撓みも抑制されるため、たわませるための速度域が高くなってきます。
また撓んだ後の戻りも速くなるため板の走り出しのタイミングもはやくなります。少し意気込んで乗る必要がありますね。
地方技術選などの上位選手などであれば、VFSよりマーカー版の方がいいという方も多いと思います。
逆にゲレンデで使う通常の基礎スキーやプライズ検定等であればVFSの方が少しルーズな所があるため失敗も
しにくいと思うのでマーカー版よりいいかもしれません。
後、見た目はこっちの方が断然かっこいいです(笑)
試乗をしてVFSとの違いを確かめてもらいたいですね。


試乗者:ぽぺー 試乗日3月18日
身長:172cm 体重:重い レベル:一応、テク&準指
試乗場所:車山高原 試乗長さ165cm 雪質:春スキーの雪
小回り★★★3.0点 大回り★★★3.0点 オールラウンド性★★★3.0点
カービング★★★3.0点 ずらし★★★3.0点 速度域:高速 中速 低速
板の印象:VF-S版より過激になり、少し神経質か?
ST SPのMarker版に試乗。
当日、先に乗ったVF-S版と基本的には同じような挙動ではあるが、こちらの方が反応がはやくなり、その分身体が遅れることが何度かあった。
足元が硬くなって安定感は出るが、撓ませるためには気を遣って乗らなけらばならず、その分失敗を許容しづらくなってくる。
VF-Sと比較してみて非常に悩ましい状況ではあるが、今回だけでは決めきれないので、別の試乗できる機会に再び試してきたい。
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試乗者:ぽぺー 試乗日3月31日
身長:172cm 体重:重い レベル:一応、テク&準指
試乗場所:上越国際 試乗長さ165cm 雪質:春スキーの雪
小回り★★★3.0点 大回り★★★3.0点 オールラウンド性★★★3.0点
カービング★★★3.0点 ずらし★★★3.0点 速度域:高速 中速 低速
板の印象:やはり乗りやすい板!
ジャパーナキャンプ&試乗会にて試乗。
参加者経由でスタッフの方に許可を取って試乗だけさせて貰いました。
当日はSP(SP2)はMarker版しか無かったが、VF-Sとの違いを試すのには問題無し。
キャンプの人に迷惑が掛からないように、朝一のキャンプ開始前に試乗。
硬いところでも問題なく少し緩んでもやっぱり乗りやすさは健在。
だが、緩めの斜度でも少しポジションが遅れたりすると途端に難しい一面が出てくることもあり今回乗ってみてVF-S版の方が候補として優勢に。
オーダーは試乗会限定の200本制限、期日は4月22日(日)という超早期オーダーの限定品ということなので、アルペン試乗会の志賀高原で最後の乗り比べかな…(^^;


試乗者:ぽぺー 試乗日4月21日
身長:172cm 体重:重い レベル:一応、テク&準指
試乗場所:志賀高原 試乗長さ165cm 雪質:ハードパック~緩みだし
小回り★★★3.0点 大回り★★★3.0点 オールラウンド性★★★3.0点
カービング★★★3.0点 ずらし★★★3.0点 速度域:高速 中速 低速
板の印象:やはり少し気難しい感じ
基本的な操作はVF-S版と同等であるが、板の返りや反応が鋭くなるのと撓ます速度域があがるため、失敗すると立て直すのに難がある。
プレートによる違いの確認のために今回の試乗に参加したが、自分のレベルではVF-S版が良いと改めて認識。
同時に160cmも試乗してみたところ、もの凄い回転力のため小回り専用用途であればありだが、165㎝よりもさらにクイックな挙動になり、小回りは結構忙しい感じがした。
通常なら165㎝を選択するのが良いと思う。


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③infinity I5.2 S VF-S
試乗者:ぽぺー 試乗日3月17日
身長:172cm 体重:重い レベル:一応、テク&準指
試乗場所:車山 試乗長さ165cm 雪質:ハードパック
小回り★★★3.0点 大回り★★★3.0点 オールラウンド性★★★3.0点
カービング★★★3.0点 ずらし★★★3.0点 速度域:高速 中速 低速
板の印象:以前より乗りやすい…VF-Sだからか?
Hartの最上位機種にVF-Sを載せたモデルで操作性が高く、癖も無く非常に乗りやすい。
キャップ構造からサンドイッチなったのも好印象。
数年前とそれほど大きく硬さを変えているわけではないという話であったが、操作性が格段に軽くなった気がする。
こんなに扱いやすかったっけ?という感じ。
SL板ということで、トップでとらえた後、鋭く縦気味に走るのが特徴だろうか。
また、細身のセンターの影響か、ダイレクト&クイックに反応して動く。
以前ほど凶悪さを感じることが無く、人によってはレース以外でも使うかもしれないが、普段履きには気を遣いそう。


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④infinity I5.2 G Marker ピストンプレート
試乗者:ぽぺー 試乗日3月31日
身長:172cm 体重:重い レベル:一応、テク&準指
試乗場所:上越国際 試乗長さ165cm 雪質:腐れてザブザブ気味
小回り★★2.0点 大回り★★★3.0点 オールラウンド性★★★3.0点
カービング★★★3.0点 ずらし★★★3.0点 速度域:高速◎ 中速 低速
板の印象:想像よりも楽な板だった
WCではないなんちゃってGSの方を試乗。
Rは23.1、サイドカットも102-65-85と細身。小回り板の感覚で雑に扱うとお約束通り曲がらないが、きちんと操作して扱うと真価を発揮。
比較的軽い板ではあるが、徐々にスピードを上げていくと安定感と操作性を高次元で兼ね備えていることが分かった。
雪の腐りかけた場所や荒れた場所でもしなやかに撓む面も持ち合わせており、乗りやすい。
親子連れなどが溜まっている斜面でもある程度斜度があれば、比較的楽に降りてくることができたが、緩斜面でのズラし主体の区間では曲げるのに苦労した。
非FIS一般向けのロング板としては非常に完成度が高いモデルだったように思える。


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ノルディカ
昨年度継続

①DOBERMANN SPITFIRE RB FDT

試乗者:アロー 試乗日3月24日
身長:171cm 体重:重め レベル:1級 スキースタイル:カービング命
試乗場所:丸沼高原スキー場 試乗長さ165cm 雪質:昼からの暖かいジャバジャバ斜面
小回り★★☆2.5点 大回り★★★3.0点 オールラウンド性★★2.0点
カービング★★★3.0点 ずらし★★2.0点 速度域:高速 中速 低速
板の印象:ちょっと癖があるけど面白いかも。でもデザインは好みではない。
正直言って、飛びぬけて性能が良くて値段が手頃であれば、多少デザインが悪くても購入する気になるけれども、このデザインは好きになれないなぁー。
ただ性能は良いと思うし自分の滑りのスタイルにも合ってる。敢えて言えばちょっと癖があるけど面白い板と思った。
トップもテールも変な引っ掛かりはなく、足元の安定感は十分にあって切れ味鋭いカービングターンもできる。春の腐った雪でも、他の板より難なく切り込める点もポイントが高いかも。
ただちょっと体軸の位置がいつもよりずれだけで急に不安定になる点が何度かあった。
そこが面白いと捉えるか、気に入らないと思うかで、買うべきか買わないべきか分かれると思う。ターゲットレベルは2級以上。
結論:買うなら試乗してフィーリングが合っているか確かめてからにするべき。



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エラン
昨年度継続

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K2 
昨年度継続
注)ホームページのリンクを張るときは必ずTOPページにリンク願います
http://www16.big.or.jp/~skijam/


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ブリザード
昨年度継続

①FIREBIRD COMPETITION

試乗者:アロー 試乗日3月24日
身長:171cm 体重:重め レベル:1級 スキースタイル:カービング命
試乗場所:丸沼高原スキー場 試乗長さ172cm 雪質:昼からの暖かいジャバジャバ斜面
小回り★★2.0点 大回り★★☆2.5点 オールラウンド性★★2.0点
カービング★★2.0点 ずらし★★2.0点 速度域:高速 中速 低速
板の印象:良くも悪くもロボット的
今の自分の板がBLIZZARDのSLRとGSRなので、贔屓目に見てしまうような気がしていたけれど、試乗後の感想は「この最新モデルは自分には合わないかも…」でした。
板自身は安定感があって、取り敢えず一通り何でも無難にこなせる板なんだと思う。
小回りも大回りも特に意識しないでも何となくできてしまう。一つ一つのチェック項目を普通に評価すれば高くなると思う。
でも、そういう高評価を下す気になれない。何となくできるというのは、良く言う「オートマチックにできる」というのとはちょっと違う。
抽象的過ぎる表現で申し訳ないけれど、なんと言うか「血が通ってないロボット的なスキー板」という言葉が自分の中では一番相応しいと思った。
もっと別の表現で言えば、カタログスペックは高いスポーツカーだけど、楽しさがイマイチ足りない車みたい。この物足りないという感覚はどこから来るのだろうか?
正直言って自分の今乗っている古いBLIZZARDの方がジャジャ馬だけど楽しい。このマイナスイメージは雪がもっと良ければ変わる可能性があるのかも知れない。
ターゲットレベルは2級以上で検定などで黙々と技術向上することだけが目的の人。
結論:BLIZZARDファンでスキーの楽しさをさほど重視しない人向け。



②FIREBIRD SRC

試乗者:アロー 試乗日3月24日
身長:171cm 体重:重め レベル:1級 スキースタイル:カービング命
試乗場所:丸沼高原スキー場 試乗長さ165cm 雪質:昼からの暖かいジャバジャバ斜面
小回り★★☆2.5点 大回り★★☆2.5点 オールラウンド性★★2.0点
カービング★★2.0点 ずらし★★2.0点 速度域:高速 中速 低速
板の印象:COMPETITINよりは血が通っている印象
先に乗ったCOMPETITINの印象があまりにもロボット的に感じたので、同じような乗り味を想像していたけど、ちょっと違った。
Rが小さい分、回転性が上がっているのか、こちらの方が角付けした時のレスポンスが良い印象を受けた。
でもどちらかと言えばズラシを得意とするスキーヤーに好かれる傾向があるのではないだろうか。
カービングターンが出来ないわけではないが、カービングでは無機質感がある気がする。
安定感についてはCOMPETITINと同じようにあるけど、面白さという点でいえばこっちのSRCの方が上。
またしても抽象的コメントで恐縮なのだが、車で言えば純スポーツカーではなく、チューニングしてあちこち弄って早い車にしたセダンみたいな感じ。
ただこれは印象であって、実際はもっとスポーティな部分もあるし、単に自分の体感としてそんな印象を持つだけなんだと思う。
デザインもCOMPETITINより華やかでカッコいいから、もし自分がBLIZZARDの中から選ぶのならこちら側になると思う。ターゲットレベルは2級以上。
結論:BLIZZARDファン以外でも大丈夫。デザインが好きなら良いかも。



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Stockli(ストックリ)



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Re Ism


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ディナスター


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BLOSSOM(ブロッサム)
イタリアのスキー板です


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BLASTRACK


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ARMADA



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KNEISSL(クナイスル)



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MEGA WAVE(メガウェーブ)



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ブルーモリス


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VIST-SKI


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IDO-ONE


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KEI-SKI



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