17-18モデルスキー板!試乗感想レポート
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http://www16.big.or.jp/~skijam/
このように注意を書いても直接リンクしてしまうホームページがあります。とても残念です(T_T)
~前置き~
17-18シーズン中に販売される板についてのインプレッションです。
ここの主旨としては雑誌などに記載されるデモなどのコメントとは一味違う一般スキーヤーの試乗感想掲載です。
立場上、雑誌やデモなどは基本ほめることしかできないですからね。
板の乗り味というのは同じ板でも「技術レベル」や「滑るスタイル」によって人それぞれ大きく異なります。
記載されている記事を読んでいただければわかると思いますが、試乗感は人それぞれ千差万別です。
試乗の順番や、体調、雪質、斜度なども感想に大きく影響しますのでここの内容がすべてではないことをご了承ください。
あくまでここの内容は参考としてお読みください。
また試乗した方は、感想をくれればどなたでも掲載いたします。
すでに書いてある感想が絶賛されていたとしてもそれは人それぞれ。 思ったことを記述してください。
又、ここに掲載されてない板の感想でも全然OKです。
試乗感想を投稿したい方はこちらをお読みになってください。
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↑↑ 掘り出し物があるかも! ↑↑
17-18モデルの気になる板
OGASAKA17/04/09 SALOMON**/**/** HEAD17/04/09
ROSSIGNOL17/04/09 VOLKL17/04/09 ATOMIC17/04/09
FISCHER17/03/23 HART17/03/23 NORDICA**/**/**
ELAN17/04/09 K2**/**/** BLIZZARD**/**/**
Re Ism**/**/** KEI-SKI**/**/** DYNASTER**/**/**
BLOSSOM**/**/** VIST-SKI**/**/** IDO-ONE**/**/**
STOCKLI**/**/** BLUEMORIS**/**/** KNEISSL**/**/**
MEGA WAVE**/**/** BLASTRACK**/**/** ARMADA**/**/**
評価は★★★3点:非常に良い! ★★☆2.5点:良い ★★2点:標準。 ★☆1.5点:もうひといき。 ★1点:残念。
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オガサカ フルモデルチェンジ
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①TC-SC
FL585プレート
試乗者:管理人 試乗日2月18日
身長:169cm 体重:64kg レベル:テクニカル
試乗場所:タングラムスキーサーカス 試乗長さ165cm 雪質:試乗にちょうどよい固さ
小回り★★★3.0点 大回り★★★3.0点 オールラウンド性★★★3.0点
カービング★★★3.0点 ずらし★★★3.0点 速度域:高速◎ 中速◎ 低速◎
板の印象:すごくしっかりした板。
16-17シーズンTC-SHからガラリと印象が変わりました。
サンドイッチとシェルトップという極めて似ているスキー構造で、あえてサンドイッチ構造に変化させてきたこと、
そしてQR,SX,SV,SG,SZ,SF,SHと長年続いたオガサカTCシリーズの王道サイドカーブ117-67-104を14-15シーズンまで
採用していたトライアンSLの120-67-101に変化させたという2つの変化はオガサカとしてかなり冒険をしたと思います。
いつかは変わる時が来るわけだからついにその時が来たというべきでしょうか。
まず履いてすぐにわかるのが、がっちりしてパンと板が張っている印象です。そして重量も重い。
昨年モデルとは明らかに違うのが滑る前に感じ取れます。
比較のために持ち込んだ、管理人が所有する14-15 TRIUN SL(新品)と比べても負けないぐらいの張りを感じました。
16-17TC-SHの印象は、板がずっと足元にとどまっているような滑走感覚で失敗が少ない板という感じでしたが
来期のTC-SCは元気よく走り、足元から板が自らの推進力で離れていく感じです。
管理人の所有する14-15TRIUN SLとサイドカーブが同じですが、弧の描き方や挙動はだいぶ違います。
TRIUN SLは自動で雪面を捉えてからすぐに丸い弧を描きはじめ、撓んだ後に山回りで瞬間的にバシュッと走る感じ。
結果、弧が小さくなる傾向があります。
一方、TC-SCは捉えが少しルーズでターン始動のきっかけを自ら仕掛けて作っていく感じです。このあたりは従来のTCと同じ。
そして撓んだ後に走ることは走りますがTRIUN SLほどの瞬発力はなく、山回りにかけてまっすぐ走っている印象。
結果、弧のサイズを自分で作る感じです。
言い換えるとTRIUN SLよりマニュアル的な要素が強く、TRIUN SLと同じように曲がるためにはひねる必要があります。
捻らないと大きめの弧になるので、あたりまえですがオールラウンド性はTC-SCの方が断然あると思いました。
自由度、適度なルーズな感じ、走りなど いかにも基礎スキーっぽい操作感です。
積極的にひねって操作すると、ターン後半に板が横に抜けて走るような感じの滑走感覚になったのも印象的です。
エッジが雪面を噛む感覚もTRIUN SLと違い、SLの方が線で噛む感じを強く感じます。
たぶんTC-SCの方がトーションが弱いんだと思います。
TRIUN SLの方が雑に乗っても勝手にエッジが噛んで走ってくる感じの操作感でクルクル回ります。
小回りという種目だけを考えると。TC-SCの方が難しいかもしれませんね。
同じメーカーの同じサイドカーブでもだいぶ印象が違うんだなーと改めて実感しました。
TRIUN SLと比較せずTC-SCを単独で評価した場合でも板の強さはかなりあり、かなり上級者向きという印象です。
少し前のTC-SGを彷彿させる板の固さですが、SGの滑り味を詳細に思い出せないのですいませんが比較はできません。
誰か持っている人が比較をしてくれたら興味深い試乗レポになるかもしれません。
管理人の感覚からすると従来のTCシリーズの中では、一番上級者向けになったと言えます。
従来のTCに乗りなれている人は、張りがあるので板のたわみを感じにくいと感じる人がいるのではないかと思えます。
たわませるのに、よりスピードとテクニックが必要になったとでも言うのでしょうか。
コブ斜面は、TOPが太くなったことや、張りが増して走りが出たことで操作性の難易度は従来のTCより増したと思えますので
コブが苦手な人は、この板だと難しく感じるかもしれません。
逆に、大回りなどは板がしっかりしているので安心してスピードを出すことができます。
整地でのオールラウンド性はかなりあると感じました。
今までのTCシリーズ+FLプレートだと、超アイスバーンでは弱いところがあったのですがこの板ではどうなのかが
気になりますが今回は試せませんでした。 アイスバーンで強ければ管理人もTC-SCの評価が大幅UPです(^^;
対象スキーヤーは、1級レベルではちょっと手ごわいかもしれません。となるとテクニカル受験にはオーバースペック
と言えるかもしれません。
他のホームページで「すばらしい」という感想の書き込みをよく見ますが、相当上手なスキーヤーだと思います。
県予選上位者や全日本に出てしまうような人にはとてもいいと思いますが、1級や一般プライズ保持者の普段使いには
もうちょっと しなやかさがあった方がいいかもしれませんね。 かなり硬派な板です。
いろいろ書きましたが、板の素性はさすがオガサカと思えるものでした。
昨年から大幅な変更があったTC-SCは一度試乗をしてみてから、購入を検討した方がいいと思います。
従来のTCしか知らない人は、想像と違う可能性があります。
FL585プレートでもテクニカル所持者以上の方にオススメします。
試乗者:管理人 試乗日3月18日
身長:169cm 体重:64kg レベル:テクニカル
試乗場所:車山高原 試乗長さ165cm 雪質:試乗にちょうどよい締まった雪
小回り★★★3.0点 大回り★★★3.0点 オールラウンド性★★★3.0点
カービング★★★3.0点 ずらし★★★3.0点 速度域:高速◎ 中速◎ 低速◎
タングラムの試乗で感じたしっかりした小回り板という印象は変わらず。
しかしタングラムより雪が柔らかいからか板がしなやかに感じました。
強いスキー板は、雪面が硬いと撓ませるのが難しく、撓んだ後に板が勢いよく走る傾向が顕著に出るので
TC-SCはそのパターンかもしれません。 板の走りも前回より穏やかな気がしました。
それでも柔らかい雪でもターン後半に板が走ります。しかし切り替えの時にはしっかり時間を確保してくれるのが
TC-SCの一番の特徴だと思いました。 そのためスキーの操作バリエーションをすごく出しやすく、
切り替えをゆっくり行い大きな弧で滑ることもできるし、ひねりを加えて早く動かすこともできる。
うーん・・・タングラムで試乗した時よりもかなり懐が深く感じる。 すばらしいの一言だ。
管理人の一押しモデル認定です。
が、やっぱりテクニカル以上の人にオススメですかね。
マニュアル感が強く、板の手助けもあまりないので難しい部類の板だと思います。
動画をアップロードしておきます。
TC-SCを履いた管理人の小回り動画
-おまけ-
実は試乗で面白いことを試しました。
試乗ビンディングならではのビンディング全体を1cm前にずらして試乗するというもの。
なんでこんなことを思いついたかというと・・・・
来シーズンの管理人のもうひとつの一押しモデルHART STSPと乗り比べているときに、よく板を見るとビンディング
のついているセンター位置がTC-SCよりも前についている。 それが1cmぐらい。
通常、スキーのTOP側が長くテールが短いセッティングだと ターンの抜けがするどくなります。
逆にTOPを短くすると操作性が上がりキビキビ感が出てきます。
で、1cm前側にセットして滑ってみると想像以上の乗り味の変化がおきました。
ターン弧が小さめになり、板の向きが簡単に変わります。
何故か板のたわみをより感じることができます。 滑走速度も速くなり、テールが粘るような感じになりました。
うーん、こんなに変わるとは・・・・・。
皆さんも、もし試せたら試してみてください(^^;
ちなみに管理人はノーマルの方が好みです。
試乗者:管理人 試乗日3月25日
身長:169cm 体重:64kg レベル:テクニカル
試乗場所:軽井沢スノーパーク 試乗長さ165cm 雪質:硬くしまった人口雪。
小回り★★★3.0点 大回り★★★3.0点 オールラウンド性★★★3.0点
カービング★★★3.0点 ずらし★★★3.0点 速度域:高速◎ 中速◎ 低速◎
もうかれこれトータル10回ぐらいは借りたでしょうか。
どのスキー板は雪質で挙動がだいぶ変わるので、いろいろな斜面で試しています。
今回の試乗は人口雪の硬い急斜面です。
エッジの状態で改善できるかもしれませんが、正直もう少しグリップしてもいいと思いました。
本日はFLプレートしかなかったためGRプレートを試乗していませんが、このようなシチュエーションでは
GRプレートの方がいいと思います。
硬い急斜面でもSCの特徴である切り替えのゆったり感は感じれました。
このゆったり感というのを具体的に言うと板が勝手にターンを開始をしないということ。
これを管理人は自由度があると受け取りましたが、一緒に試乗会に来ていたインチキ。やぽぺーは
もっさりしていると言っていました。
キビキビしている板と比べるとワンテンポ遅い感じがあるのでこの感想は理解できます。
好みによって評価がわかれそうです。
マニュアル感を好む人はとても良しと感じるし、オートマ感を好む人は物足りない、つまらないと感じる。
そんな感じかな?と思います。
試乗者:スズキ 試乗日3月5日
身長:176cm 体重:66kg レベル:テクニカル、準指導員
試乗場所:高鷲スノーパーク 試乗長さ165cm 雪質:ちょい固め
小回り★★☆2.5点 大回り★★★3.0点 オールラウンド性★★☆2.5点
カービング★★★3.0点 ずらし★★★3.0点 速度域:高速◎ 中速◎ 低速◎
板の印象:かたい
第一印象は、昨年と大きく異なり硬いです。特に小回りで滑ると、回転性能、ターン導入性がそれほど高いとは感じられませんでした。
板の返りですが、切る小回りをするとヒュンヒユンではなく、ギュインギュインという感じです。
これはあくまで感じなので、第三者が見ていると、ヒュンヒュンと見えるかもしれませんが、板が重くて硬いため軽快感はありません。
ずらす小回りはやりやすいです。
大回りは、しっかりどっしり安定しています。
1級レベルでは難しいのではないかと思います。
私は、オガサカなら、より万人向けでオールラウンドのケオッズRXの方をお勧めします。
一番上へ
GR585Nプレート
試乗者:管理人 試乗日3月18日
身長:169cm 体重:64kg レベル:テクニカル
試乗場所:車山高原 試乗長さ165cm 雪質:試乗にちょうどよい締まった雪
小回り★★★3.0点 大回り★★★3.0点 オールラウンド性★★★3.0点
カービング★★★3.0点 ずらし★★★3.0点 速度域:高速◎ 中速◎ 低速◎
板の印象:足元しっかりキビキビ板。
GR585というと どっしり上級者向けのイメージですが、このTC-SC+GR585Nはそれを払拭する乗り味でした。
昨年のGR585よりも搭載されているメタルの長さが30mm程度短くなっているとか。
ただTC-SCとの組み合わせでGR585とGR585Nの差は比べられないから正直わからないんだけどね・・・・・。
試乗開始してすぐに感じたのは、FL585と操作感が変わらなく操作ができるということ。
これはかなり意外でした。
板の前後のたわみは全くスポイルされていないと感じましたし、足元のしっかり感はFLに比べて格段にあります。
足元がしっかりしていることで、板の前後が撓んでいることがFL585よりよく感じ取れる場面もあったぐらいです。
これがGR585Nの実力なのか?
雪面状況がダイレクトに足裏に伝わってくる感じで、板の反応が鋭くなっているようにも感じました。
また、切り替えでの瞬発力が高まっており少しTRUIN SLに近くなったような感覚もありました。
一方、FL585プレートのような「間」を自由に扱える感じは薄まっています。
なんというのか、より小回り向きの板になった戦闘体制に入った感じのスキーとでも言いますでしょうか。
まあこれがGR585Nの狙いなのでしょうから、ネガティブ要素ではないと思います。
一般用途で扱うにはFLプレートの方がいいと思いますが、体重のある方などはGRも全然ありではないでしょうか。
TC-SCを小回りにしか使わないと割り切る方もGRプレートでいいと思います。
一番上へ
②TC-MC
FL585プレート
試乗者:管理人 試乗日2月21日
身長:169cm 体重:64kg レベル:テクニカル
試乗場所:タングラムスキーサーカス 試乗長さ172cm 雪質:試乗にちょうどよい固さ
小回り★★2.0点 大回り★★★3.0点 オールラウンド性★★★3.0点
カービング★★★3.0点 ずらし★★★3.0点 速度域:高速◎ 中速◎ 低速○
板の印象:大回り向けオールラウンド
TC-SCと同様にサンドイッチ構造になり張りがでてしっかりしました。
しっかりしたことで、より大回り向きになったような乗り味の印象です。
試乗板は172cmのFL585でしたが、板がたわんで曲がっていく感じは16-17TC-MHの方が感じやすいと思いました。
なのでオールラウンドで一般ゲレンデで使うには、ショートもロングもそつなくこなすMHの方がオススメかも。
一方ロングターンに関してTC-MCは、全くストレスなく滑走することができました。
板がしっかりしたので、TC-MHで少し感じていた板がたわみすぎて弧が小さくなって減速する感じはまったくありません。
これはいいですね。
本日はTC-LCに試乗しませんでしたが、一般ゲレンデ用途ではTC-MCで十分ではないかと思います。
ただし、大回りといっても体の動かし方は小回りの板と同じ部類の操作感で、ロングターンの前半に体を中に入れて
しまっても板がついてくるので、真の大回り板とは挙動は全く違います。
管理人の所持するVOLK SW 173cm よりも大きな弧を描くのも印象的です。
SWよりもフレックスがしっかりしていて板のたわみが小さいのが原因ではないかと思います。
たわみの反発を使った滑りは、VOLKL SWの方がやりやすく楽しさではVOLKLに軍配です。
なんというのかなオガサカの方がまじめな乗り味です。
TC-SC同様に少し難しくなった印象で、テクニカル所持者以上にオススメしたいと思います。
一番上へ
③TC-LC
GR585プレート
試乗者:管理人 試乗日3月18日
身長:169cm 体重:64kg レベル:テクニカル
試乗場所:車山高原 試乗長さ182cm 雪質:試乗にちょうどよい締まった雪
小回り評価せず3.0点 大回り★★★3.0点 オールラウンド性★1.0点
カービング★★★3.0点 ずらし★★2.0点 速度域:高速◎ 中速○ 低速△
板の印象:ロケットのような板
とにかく走ります。その走りは瞬間的な物ではなく、ロケットエンジンがついているかのような継続する走りです。
そして大きなターン弧を描きながら、突っ走ります(笑)
意外にもよくも曲がりますが、一般ゲレンデではちょっと無理ですね・・・・・。
試乗した時は結構な混雑でしたので、正直この板の性能はよくわかりませんでした。
印象としては、がっちりしていて硬いです。
大会や検定で使用するとしたら、よく斜面を研究する必要があります。
狭い設定斜面で使用すると数ターンで終わってしまい逆に点が出ない可能性があります。
戸隠のシルバーコースなどを全面使うシーンなどでは活躍すると思います。
一番上へ
④KEO'S KS-RX
FL585プレート
試乗者:管理人 試乗日2月21日
身長:169cm 体重:64kg レベル:テクニカル
試乗場所:タングラムスキーサーカス 試乗長さ165cm 雪質:試乗にちょうどよい固さ
小回り★★★3.0点 大回り★★★3.0点 オールラウンド性★★★3.0点
カービング★★★3.0点 ずらし★★★3.0点 速度域:高速◎ 中速◎ 低速◎
板の印象:THE基礎スキー
ケオッズシリーズは、シェルトップ構造とツインキール構造の2仕様があり、
シェルトップ構造がRシリーズ、ツインキール構造がLシリーズになります。
今回フルモデルチェンジしたのはシェルトップ構造のRシリーズの方で名前がRVからRXとなりました。
カテゴリ的には最近太くなりつつある基礎スキー板のなかでは113-67-96mmといった細身の
サンドイッチ(シェルトップ)構造の貴重な板とも言えます。
乗り味は、基礎スキー王道中の王道の乗り味で、この板の右に出るものはなかなかないと思いました。
ずれ、きれ、すべてが中庸のバランスが保たれており指導系の種目には最強かもしれません。
TCシリーズとは違いFLプレートでもかなりソフトな乗り味で、1級受験などにもベストバイと言えます。
板の強さ的には、一般ゲレンデであればプライズ持ちの方でも問題ないと思いますが
大会や検定などを意識してスピードを出してくると物足りなくなってくるかもしれません。
正直な感想としては、素直すぎて管理人は面白みにかけるなーという印象を持ちました。
一方、コブ斜面などでは抜群な操作性だと思います。 コブが苦手な人には一押しです。
適度な走り、しなやかさ、素直な操作性と3拍子が完璧にそろっています。
コブが苦手な人でオールラウンド板を探している人にはかなりオススメです!
試乗者:管理人 試乗日3月25日
身長:169cm 体重:64kg レベル:テクニカル
試乗場所:軽井沢スノーパーク 試乗長さ165cm 雪質:硬くしまった人口雪。
小回り★★★3.0点 大回り★★★3.0点 オールラウンド性★★★3.0点
カービング★★★3.0点 ずらし★★★3.0点 速度域:高速○ 中速◎ 低速◎
操作性は抜群です。前回同様にTHE基礎スキーだ。
エッジのグリップ感もとてもよく滑りだしはとてもいい。
しかし軽井沢のような硬い急斜面(25度ぐらい)でスピードが出てくると、板が弱く感じました。
エッジがかかった後に板が撓んだ後に、板が粘らない感じで踏み抜けてしまうことがある。
インチキ。が試乗している時も下から見ていると、板が踏み抜けないように調整して滑っているように見えました。
結果、さぐり感が出て迫ってくる感じがない滑りに見えてしまう。
低速で確実に滑る分には何の問題もないのですが、高速で硬い急斜面を攻める滑りには向いていないかも。
逆に天然雪などの柔らかい雪であれば問題ないと思えます。
滑るスキー場によって選択をしてみてるといいと思います。
一番上へ
⑤TRIUN SL
GR585プレート
試乗者:管理人 試乗日2月21日
身長:169cm 体重:64kg レベル:テクニカル
試乗場所:タングラムスキーサーカス 試乗長さ165cm 雪質:試乗にちょうどよい固さ
小回り★★★3.0点 大回り★★2.0点 オールラウンド性★★2.0点
カービング★★★3.0点 ずらし★★2.0点 速度域:高速◎ 中速◎ 低速○
板の印象:機敏な重戦車
本日の試乗で唯一のGR585プレートということもあり、履いた瞬間にものすごいがっちり感を感じました。
16-17 GR585 TRIUN SLよりも剛性感が出て、重量が増した気がします。
正直、タングラムのホテル正面ゲレンデでは斜度が足りない感じで、板のたわみをあまり感じることが
できず、この板の良さをあまり感じることができませんでした。
当たり前ですが、TCシリーズで容易にできるテールコントロールが難しく感じました。
管理人が持つTRIUN SL+FL600プレートとは比べ物にならないほど硬派な乗り味ですが
弧が自動で作られる感じや板の走り方などは似ています。
きっと17-18TRIUN SLもFLプレートであれば本日とはだいぶ印象が変わって管理人の板に似て来るかもしれません。
あまりにどっしりしていて、本日の斜面では昨年とのサイドカーブの違いなどはよくわかりませんでした。
とにかくよく曲がり内側に入ってくる印象が一番残っています。
このGRプレート付きモデルを管理人レベルが普段扱うにはテールをどんどんずらして滑る感じになりそうです。
板を動かすことができても、板の動きたい方向に反している動きで滑っていて気持ちよくありません。
一般スキーヤーが基礎スキーでTRIUN SL+GRプレートを選ぶのはちょっとないかもしれませんね。
FLプレートに試乗できていないので機会があればまた試乗をしたいと思っています。
試乗者:管理人 試乗日3月25日
身長:169cm 体重:64kg レベル:テクニカル
試乗場所:軽井沢スノーパーク 試乗長さ165cm 雪質:硬くしまった人口雪。
小回り★★★3.0点 大回り★★★3.0点 オールラウンド性★★★3.0点
カービング★★★3.0点 ずらし★★★3.0点 速度域:高速◎ 中速◎ 低速◎
タングラムのイメージとガラリと変わりました。
前回は天然雪100%の少し硬めのタングラム、今回は人口雪の硬い軽井沢スノーパークです。
スキー板は、人口雪と天然雪、湿雪と乾雪で同じ板なのに操作感ががらりと変わることがありますが、
TRIUN SLはそれが顕著に出たのではないかと思いました。
今日の雪はエッジのひっかかり感が全くないため、どの板の操作性がとてもよい状態。
TRIUN SL GRプレートも同様にスイスイ動かせます。タングラムで乗ったような鉄下駄感は皆無。
TOPからテールまでのエッジが均一にずらせる操作性ですごく素直な操作性だ。
横滑りをするとTOPとテールがぶれることなく、まっすぐ下にずりおちることができる。
エッジのスムーズ感はTCシリーズを上回るぐらい。本日試乗の中でも随一かも。
そしてもさもさした部分での突破力。もう自分が上手になったと思う勘違い路線まっしぐら系板です(笑)
アイスバーン気味の20度超えの斜面でもしっかりしたエッジグリップ感で不安なく板を踏んでいけます。
さすがSLの板だ。 基礎板のように踏み抜けてしまうようなさぐり感は全く必要ない。
言い方を帰れば雑に乗っても足場がきちんとできる感じ。
板の返りは管理人のTRIUN SLとは違いゆっくり目で易しいかも。
また、中回りなどはキレキレでターンができます。 これが一番気持ちいいかも。
同じオガサカTC-SCのGRプレートに本日試乗したかったのですが試乗板になく比較ができませんでした。残念。
今日だけの試乗感想では基礎でも扱えてしまいそうです・・・と書いてしまいそうですが
タングラムの感想を踏まえると、やっぱり基礎スキーヤーがTRIUN SL を選択するのは
よく考えてみた方がよさそうです。
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⑥UNITY SS-1
試乗者:管理人 試乗日2月21日
身長:169cm 体重:64kg レベル:テクニカル
試乗場所:タングラムスキーサーカス 試乗長さ170cm 雪質:試乗にちょうどよい固さ
小回り★★2.0点 大回り★★2.0点 オールラウンド性★★★3.0点
カービング★★2.0点 ずらし★★★3.0点 速度域:高速△ 中速○ 低速◎
板の印象:センター太め特有のぬめぬめした操作感
UNITYに久々に乗りましたが、こんな操作感だったっけ?という印象です。
とにかく板が柔らかく、のんびりした返りで、切り替えもゆっくりです。
プレートが装着されていないというのもありますが、少しスピードをあげて板が撓んでくると、板のTOPとテールの
接地感があまりなく足元だけで滑っているような感じになります。
センターが太い板に乗ると管理人がいつも感じる「ぬめぬめ」したエッジング感覚を超感じました。
このシャキッとしない感じは1級以上の方では物足りないと感じると思います。
正直、飛ばす板ではないですので管理人の試乗の仕方が間違っていたとも言えますが・・・・。
のんびり滑るオガサカ派向けの板です。 体には優しくシニア向けにとてもいいでしょう。
基礎スキーで易しい板であればユニティよりも、同様に易しさを持ちあわすKS-RX、もしくはRXの下モデルKS-CX
の方がオススメと言えるかもしれませんね。
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サロモン 昨年度継続
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継続販売なので16-17の試乗感想を見てください。
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ヘッド 昨年度継続
①i.RACE
試乗者:管理人 試乗日3月18日
身長:169cm 体重:64kg レベル:テクニカル
試乗場所:車山高原 試乗長さ165cm 雪質:試乗にちょうどよい締まった雪
小回り★1.0点 大回り★★2.0点 オールラウンド性★★2.0点
カービング★★2.0点 ずらし★1.0点 速度域:高速○ 中速○ 低速○
板の印象:つかみどころがない板
16-17モデルの継続板です。
昨年は試乗をしていないのでわかりませんが、この板はスムーズに操作ができませんでした。
たぶんですが試乗板はエッジが駄目な気がします。
小回りをしようとすると、テールが粘らずスピンをしてしまいます。
硬い斜面ではあまりグリップをしてくれず安心感がないため、板がすっぽ抜けないように恐る恐る
探りながらの滑りになってしまいます。
ロングターンではテール側をうまく使うと走る印象ですが、とにかくテールが粘らない(^^;
全体的にひねる操作を使うと板が抜ける操作感がすごく印象に残りました。
②i.SL
試乗者:スズキ 試乗日3月5日
身長:176cm 体重:66kg レベル:テクニカル、準指導員
試乗場所:高鷲スノーパーク 試乗長さ165cm 雪質:ちょい固め
小回り★★☆2.5点 大回り★★2.0点 オールラウンド性★★★3.0点
カービング★★★3.0点 ずらし★★★3.0点 速度域:高速○ 中速◎ 低速◎
板の印象:板の接雪感が希薄
以前はHEADの板のしっとり感と高速安定性が大好きだったのですが、最近のHEADは自分には合わないですね。
板か短く感じられ、特に接雪感が希薄で、どうも安心して身を委ねられない。
安定感がいまひとつ。大回りした時に感じます。
③i.SUPERSHAPE MAGNUM
試乗者:スズキ 試乗日3月5日
身長:176cm 体重:66kg レベル:テクニカル、準指導員
試乗場所:高鷲スノーパーク 試乗長さ170cm 雪質:ちょい固め
小回り★★★3.0点 大回り★★☆2.5点 オールラウンド性★★★3.0点
カービング★★★3.0点 ずらし★★★3.0点 速度域:高速○ 中速◎ 低速◎
板の印象:小回りマシン
大回りの印象は、i.SLと同じで、多少不安感があります。
しかし、170cmとは思えないほど小回りしやすいです。というか少し回りすぎ感あります。びっくりです。
オートマチックに板が体の外に出ていきます。
板の返りは軽快で、ヒュンヒュンといった具合です。
ズラシの小回りからキレの小回りに滑走中に操作を変えることも容易にできてしまいます。
小回りが苦手な人には良いのではないでしょうか。
長さは、165cmにするとかなり回りすぎ、かつ安定性に欠けてくると思うので、チョイスするなら170cmでしょう。
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ロシニョール 昨年度継続
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①DEMO ALPHA
試乗者:管理人 試乗日3月18日
身長:169cm 体重:64kg レベル:テクニカル
試乗場所:車山高原 試乗長さ167cm 雪質:くさりかけている雪だがぎりぎりセーフ。
小回り★★★3.0点 大回り★★★3.0点 オールラウンド性★★★3.0点
カービング★★★3.0点 ずらし★★★3.0点 速度域:高速◎ 中速◎ 低速◎
板の印象:面で滑る!
この板はついに継続3年目になりました。カラーが黄⇒赤⇒青となり信号色制覇です(笑)
なにげに管理人は毎年DEMOαソフトは試乗しているのですがDEMOαに試乗するのは初めてです。
理由はいつも貸し出し中(笑)
そして初試乗の結論から言うと、すばらしい板でした。
少し独特の乗り味で面白みと深みがあります。
サンドイッチ構造が全盛の中、王道の乗り味でオススメと聞かれるとハートST系とオガサカを推しますが
このデモαの乗り味は王道ではないけど一押しと答えます(笑)
本日の雪質の影響もあると思いますが、滑走感は面を使ってサラサラとすべるような印象が残りました。
雪面からのダイレクト感が薄く、少しフワフワしている操作感です。
しかし不安感もなくしっかりしている不思議な乗り味。
エッジがガツンと噛んでいるわけではないのに不思議とコントロール性はしっかりあるし板も走ります。
弧の大きさも自在に操れる感じで、小回り大回り共に問題ありません。
ロシニョールはいつもTOPが内側に切れ込んでくる印象があるのですが、このデモαはその感じもしませんでした。
もっと硬い斜面で乗るとどうなるかが気になります。機会があったら試乗してみたいです。
管理人一押しモデルです。
試乗者:管理人 試乗日3月25日
身長:169cm 体重:64kg レベル:テクニカル
試乗場所:軽井沢スノーパーク 試乗長さ167cm 雪質:硬くしまった人口雪。
小回り★★★3.0点 大回り★★★3.0点 オールラウンド性★★★3.0点
カービング★★★3.0点 ずらし★★★3.0点 速度域:高速◎ 中速◎ 低速◎
硬い急斜面でも操作性はとてもいいです。
エッジのせいかわからないですが、エッジでグイグイ曲がるわけではなくやはりサラサラ滑る印象。
本日の印象だとあまりアイスバーンには強い感じではありません。
アトミックのS9iproなどとは違い、ガツンとかませようとしてもずるっと抜けそうになるので
それをいかに上手にさばくかだと思います。
ただオガサカ ケオッズRXのような一旦噛んで撓んだ後に踏み抜ける感じとは少し違います。
エッジ感はオガサカのTC-SC FLプレートに似ている感じかな?とも思えました。
車山の試乗感想でも書きましたが、操作感はロシニョール独特な感じです。
フワフワしている感じというか。。。
ただ、嫌な感じではないので、慣れれば問題ないと思います。
オススメには変わりありません。
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フォルクル 昨年度継続
①Platinum SW
試乗者:管理人 試乗日3月25日
身長:169cm 体重:64kg レベル:テクニカル
試乗場所:軽井沢スノーパーク 試乗長さ173cm 雪質:硬くしまった人口雪。
小回り★★2.0点 大回り★★★3.0点 オールラウンド性★★★3.0点
カービング★★★3.0点 ずらし★★★3.0点 速度域:高速◎ 中速◎ 低速◎
本日試乗した板の中で、一番落下速度が速かったです(笑)
管理人の所有するVOLKL SWと基本操作感は変わらない。雪面が硬いと板が切り替えで発射気味になり難しい。
切り替えてから板が下に向かって走るのでそれについていくのが大変です。
VOLKLのプラチナムシリーズは全般に言えると思うのですが柔らかい天然雪で乗るとすごくいいのですが、
人口雪の硬い急斜面では板のねばりを感じないので管理人は最近、人口雪スキー場では好んで使いません。
天然雪スキー場で乗ると評価はガラリと変わるんですけどねぇ。。。
今年も赤倉温泉で管理人の所有するVOLKL SW 173cmを1日使ったのですが、最高でした。
小回りも173cmで問題なくできますし、大回りも気持ちよく走ります。
やわらかい雪ではとてもオススメです(^^;
②Platinum CD
試乗者:スズキ 試乗日3月5日
身長:176cm 体重:66kg レベル:テクニカル、準指導員
試乗場所:琵琶湖バレイ 試乗長さ164cm 雪質:かなり緩んでやわらかい
小回り★★★3.0点 大回り★★★3.0点 オールラウンド性★★★3.0点
カービング★★★3.0点 ずらし★★★3.0点 速度域:高速◎ 中速◎ 低速◎
板の印象:汎用性高い
センター幅が広くて小回りしにくい、かと思いきや意外や意外問題ないです。
大回りも問題なく、グサ雪で安定してます。素性の良い板ですね。
まったく難しくないので1級ぐらいから十分使えます。
試乗感想は書きませんが、SDやSW、RACE TIGER(UVOなしタイプ)にも乗りましたが
Volklは全体的にどの機種も小回りしやすいように思います。
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アトミック フルモデルチェンジ
注)ホームページのリンクを張るときは必ずTOPページにリンク願います
http://www16.big.or.jp/~skijam/
①REDSTER S9i
試乗者:管理人 試乗日3月18日
身長:169cm 体重:64kg レベル:テクニカル
試乗場所:車山高原 試乗長さ165cm 雪質:試乗にちょうどよい締まった雪
小回り★★★3.0点 大回り★★★3.0点 オールラウンド性★★★3.0点
カービング★★★3.0点 ずらし★★★3.0点 速度域:高速◎ 中速◎ 低速◎
試乗板:アトミックらしさは皆無。
今年、アトミックはフルモデルチェンジです。
板はサンドイッチ構造となり、このモデルは板の真ん中にサーボテックという棒がついている。
一昔前のサロモンプロリンクなどとは違い、押さえつける機構ではないそうだがよくわからず。
履いた瞬間に軽っ!と声が出ました。そして滑り出して感じたのはすごく扱いやすい普通の板。
普通??この板は本当にアトミックなのか? しっとりした操作感で尖った所が全くない。
オガサカのケオッズなどと比較してもS9iの方がソフトなぐらいに感じる易しさだ。
易しい板は軽くてスカスカの乗り味になりがちなのですが、そのような感じがまったくないのは特筆できます。
今回のS9iの試乗では「しっとり」という所が印象深いですね。(対象の乾いた乗り味というとVOLKLでしょうか)
捻り操作をしても板が受け付けますし、捻らなくても板は回ってきます。
S9iは、一応基礎向けTOPモデルの位置づけのはずだが走りも穏やかで簡単な板。
操作性抜群で、板をコントロール下に完全におきたい人にはオススメ。
ちょっと面白みがないかな-。 これなら管理人はHARTの方をオススメしたい。
カタログ外でS9iproというサーボテックがついていないグレードがあるのらしいのですがそれに乗ってみたいです。
板のレベル的には1級受験にもとてもよいと思います。
逆にプライズ持ちのスキーヤーなどには、物足りないと思うかもしれません。
まあオススメかと聞かれたら「購入しても間違いない板」と答えます。
試乗者:スズキ 試乗日3月5日
身長:176cm 体重:66kg レベル:テクニカル、準指導員
試乗場所:高鷲スノーパーク 試乗長さ165cm 雪質:ちょい固め
小回り★★★3.0点 大回り★★★3.0点 オールラウンド性★★★3.0点
カービング★★★3.0点 ずらし★★★3.0点 速度域:高速◎ 中速◎ 低速◎
板の印象:扱いやすい
板が非常に軽く扱いやすい。軽いけれど大回りをしても板の安定性がスポイルされていない。
小回りをすると縦目に抜けようとする傾向が感じられたものの、操作できる範囲内。
1級ぐらいから使えるのではないかと思います。おススメです。
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②REDSTER S9
試乗者:Koji 試乗日3月11日
身長:182cm 体重77kg レベル:正指
試乗場所:ルスツリゾート 試乗長さ165cm
普段の板:16-17 ATOMIC SX170cm
小回り★★★3.0点 大回り★☆1.5点 オールラウンド★★★3.0点
カービング★★★2.0点、ずらし★★★3.0点、速度域:高速◯ 中速◎ 低速◎
板の印象:軽快
ATOMICがD2構造からフルモデルチェンジする、ということで期待して試乗しました。
持った感じ、軽いです。VolkのSpeedWallを思い出させる感じです。で、滑りだすと、
小回り系は自由自在。柔らかい雪や固い雪でも思いのまま小回りがしやすいな、と思います。
回りだしたらすぐに板が抜けるのはSXと同じですが、軽快に走る、という感じです。
一方で、大回りメインに滑ると、板がちょっと弱いのか、叩かれる感じがしました。
特に固めの雪を滑るとトップが結構叩かれて、切っていく滑りをするのはちょっといい感じはなかったです。
ずらし回していく限りにおいては問題ないかな、と思います。
あと、S9のビンディングはTLシリーズのみにてXビンディングはつけられないためか
SXほど足元のどっしり感は感じなかったですね。
パワーのある方にはちょっと向かないかもしれないです。
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③REDSTER S9iPro
試乗者:Koji 試乗日3月11日
身長:182cm 体重77kg レベル:正指
試乗場所:ルスツリゾート 試乗長さ165cm
普段の板:16-17 ATOMIC SX170cm
小回り★★★3.0点、大回り★★2.0点 オールラウンド★★2.0点
カービング★★★3.0点、ずらし★★2.0点、速度域:高速◎ 中速◎ 低速◯
板の印象:おお、これこれ
ATOMICのS9シリーズは、SLモデルのS9 FIS、SLセカンドモデル的位置付けのS9、
基礎向けのS9i、そしてSL Proの後継となるS9i Proがあります。で、S9i Proを乗りました。
持った感じ、SXとさほど変わらない重さですが、板がSL Proより綺麗にたわみます。
滑りだすと、ターン前半トップが捉えると板が一気に抜けようとしますが、
その捉えるまでの間を調整しやすく、結果深い小回りがしやすい感じです。
ただずらそうとするとちょっとやりにくいかな?この辺はチューン等で調整できそうな感じです。
一方で大回りをやると一気に走ります。グイグイ、えぐいターンしようぜ、と板が囁いてきます(^^;;。
個人的にはこういう囁き、嫌いじゃないです笑。多分、この板は購入候補になると思います
試乗者:管理人 試乗日3月25日
身長:169cm 体重:64kg レベル:テクニカル
試乗場所:軽井沢スノーパーク 試乗長さ165cm 雪質:硬くしまった人口雪。
小回り★★★3.0点 大回り★★★3.0点 オールラウンド性★★★3.0点
カービング★★★3.0点 ずらし★★★3.0点 速度域:高速◎ 中速◎ 低速◎
S9i同様に履いた瞬間に板の重量感は軽い印象。
ただS9iと違い、ビンディングはXビンディングがついているためか足元のガッチリ感を感じます。
リフト乗り場に向かうまでのエッジの操作感も悪くない。S9i同様に素直な印象を受けます。
板のフレックスはソフト目。 管理人が試乗感想を書く上でベースにしているTC-SCと比べてもソフトだと思います。
本日の試乗バーンは斜度20強程度の人口雪の硬い斜面。試乗バーンの中では急斜面な部類だと思います。
ストレッチングっぽく上下動を使って滑ると、1ターンごとの反発力がとても強く板が撓むのがよくがわかる。
たわんだ後の反発力は鋭い部類で、板こそは宙に舞わないが、滑っている感じはドルフィンターンのような切り替えになる。
グンッと撓んで、ビュワッ!と走る感じで山まわりから体が宙に放り出されてついていけないことも。
ただVOLKL SWのように下に向かってではなく、ひねると横方向に走るのでこちらの方が扱いやすいと思いました。
下から見ている人達には、切り替えで上に抜けているように見えたと言っていたので、下で見ていても顕著にわかるぐらい
なので相当反動をもらっていたと思います。
ストレッチング操作ではなく、切り替えで吸収するように滑るといい感じで滑れた気がします。、
どんどんオートマチックに弧ができる感じで、あーアトミックだ~!みたいな印象(笑)
それとうまくずらさないと回転弧が小さくなる傾向があるかもしれません。
普段大きな弧で滑るインチキ。がこの板で滑っているのを見た時も、普段より弧が小さめになっていたのが印象的です。
やはり板が自動的に弧を作っていると感じました。 板に滑りたい弧の意思があります。
一方、中緩斜面ではキビキビと動き、きれっきれでターンできます。 印象的にはTRIUN SLといい勝負な感じ。
無敵な感じ(だいたいは勘違いですが(笑))をスキーヤーが味わえるとでも言うのでしょうか(笑)
特に中回りぐらいで滑っている時は、自分でうっとりするぐらいの気持ちよさです。
なんとなく操作感がHARTのSTSPに似ている感じがします。
上手になった気がしてしまうほしくなる代表格の板です。 それか本当に上手になっているかも・・・・。
テクニカル以上の人にオススメ。
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フィッシャー 昨年度継続
注)ホームページのリンクを張るときは必ずTOPページにリンク願います
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①RC4 The CURVE DTX
試乗者:管理人 試乗日3月18日
身長:169cm 体重:64kg レベル:テクニカル
試乗場所:車山高原 試乗長さ171cm 雪質:試乗にちょうどよい締まった雪
小回り★★★3.0点 大回り★★2.0点 オールラウンド性★★2.0点
カービング★★★3.0点 ずらし★★★3.0点 速度域:高速◎ 中速◎ 低速◎
試乗板:軽やかなSLテイストな板
昨年から継続の板です。試乗は昨年に続いて2回目。
切り替えで瞬発力がある板で、管理人の持つTRIUN SLのような発射気味の操作感です。
しかしTRIUN SLと違ってどっしり感は全くなく、すごく軽やかな滑走感です。
丸い弧を描いて小回りをするというより、切り替えの走りをつかってシュパ!シュパ!と
短いエッジングで雪面を切り刻みながら滑る感じになります。 これはこれで楽しいですね。
なので逆にロングターンはちょっと難しいと感じました。
板が切り替えでバシュっと走るので、切り替えが瞬間で終わってしまう感じでタメを作るのが難しい。
なので発射をおさえて滑ろうとすると、おとなしく滑る必要がでてきてしまうため我慢をしながら滑るような
感じに管理人はなってしまいました。ちょっとそこが残念。
管理人が今年大回りの滑り方を変えているのも原因だと思いますが、このような切り替えが走る板で
タメを上手に使える人は逆に非常に見栄えがすると思います。
オールラウンドで使うには少しテクニックがいりそうです。
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ハート STSP追加 それ以外昨年度継続。
①Circuit ST DEMO VFS
試乗者:管理人 試乗日3月18日
身長:169cm 体重:64kg レベル:テクニカル
試乗場所:車山高原 試乗長さ165cm 雪質:試乗にちょうどよい締まった雪
小回り★★★3.0点 大回り★★★3.0点 オールラウンド性★★★3.0点
カービング★★★3.0点 ずらし★★★3.0点 速度域:高速◎ 中速◎ 低速◎
板の印象:小回り系オールラウンド板で楽しい板といったらこれでしょ!
昨年から継続モデルですがデザインが少しだけ変わりました。
このSTモデルの上級モデルとして追加されるSTSPと共通のデザインです。
見分けがつくのはテールにあるマークが黒いのとサイドウォールが着色されているところです。
言われないとわからないですな。
昨年乗った印象と変わらずすごく扱いやすい板と感じました。板の強さ的にはアトミックのS9iといい勝負な気がします。
でも個人的にはHARTの乗り味の方が自然な感じで好みです。
STSPとの比較的感想は、STSPのところで記述します。とにかく素直でなんでもできる操作感です。
車山のアイスバーンでもそこそこいい感じで食いついて安心感と安定感を持って滑れます。
もちろん小回り系の板なので、小回りがやりやすいのはもちろんですが、大きめなターン弧も自在に作ることができる印象です。
とはいえ、オガサカのTCSCよりもオートマチック感があります。
なので弧を自分で作っていく滑りや、オールラウンド性ではオガサカに軍配。ただし普段使いの面白さはこっちが上ですね。
板が滑りを助けてくれます。 何気にすごくほしくなりました。
何と言っても、楽だし、楽しい、安心して板に乗れる板です。
個人的にはオガサカのケオッズRXよりもオススメです。
皆さんも是非試乗してみてください。
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②Circuit ST DEMO SP VFS
試乗者:管理人 試乗日3月18日
身長:169cm 体重:64kg レベル:テクニカル
試乗場所:車山高原 試乗長さ165cm 雪質:試乗にちょうどよい締まった雪
小回り★★★3.0点 大回り★★★3.0点 オールラウンド性★★★3.0点
カービング★★★3.0点 ずらし★★★3.0点 速度域:高速◎ 中速◎ 低速◎
板の印象:来期のダークフォースを発見!
このモデルは来期から追加されるカタログ外の限定モデル。
なんと6月の店頭早期受注会では締め切られていて購入できないという超レアモデルです。
STSP(スペシャル)と呼ばれ、外観はSTとほとんど同じだがサイドカーブ等は全く違う別物だ。
センター幅が65mmという競技スキーのような攻めたサイズなのも特徴。ちなみにSTは70mm。
なのでセンター幅が細いので春スキーなどにはむかないかもしれません。
STよりも板はしっかりしており、足元の安心感は断然あります。しかしオガサカのGRプレートの足元だけが強化された感じとは
違って板全体がしっかりした滑走感覚です。
ただしっかりしたといっても、オガサカのTC-SCの方がガッチリしてる印象で、たわみはSTSPの方が感じやすいと思いました。
よく撓むからかTC-SCよりもクルクル回ります。
管理人の印象としてはオガサカTC-SCをもっと小回り用にしたような感じでSTSPの方が軽くて軽やか。
弟分のSTもクルクル回りますが、STSPはもっと回ります。
板も程よく走り、自分の操作下から飛び出すような感じもなく、滑走中はST同様に板からのサポートも十分あります。
なのでグイグイ自ら動いて攻めることができます。
スキーが上手になったと錯覚を起こしてしまいそうな乗り味で、試乗した人は皆この板を欲しくなるでしょうね・・・(笑)
乗っていて非常に楽しいスキーです。
クルクル回るという言葉を聞くと小回りしかできないような板に思えますが、意外や意外に大きめのターンもできます。
大回りを滑る前の想像は、きっと足元にシュン! とすぐ戻ってきてしまうだろうと思っていたのですが、
足を伸ばしても板が滑らかに戻ってくる挙動でちょっと驚きました。オールラウンド性もなかなかだと思います。
今日よりもっと硬い雪や湿ったペタ雪だとどうなるかですね。雪質によって豹変する板があるので興味があります。
STとSTSPとオガサカ TC-SCを横並びで見た場合、一番小回りがやりやすく板が元気に動きます。
その分大回りを踏まえたオールラウンド性はこの3本の中では一歩譲ります。
ただ、先ほども書きましたが、一歩譲るといっても小回りの板の部類では十分で管理人評価の★3点は余裕でしょう。
管理人イチ押しモデルです。
ただし夏以降のお店では買えない可能性がありますので注意です。
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エラン SLX GSX SLフルモデルチェンジ それ以外昨年度継続
①SLX FUSION
試乗者:管理人 試乗日3月18日
身長:169cm 体重:64kg レベル:テクニカル
試乗場所:車山高原 試乗長さ165cm 雪質:くさりかけている雪だがぎりぎりセーフ。
小回り☆0.0点 大回り★★2.0点 オールラウンド性★1.0点
カービング★1.0点 ずらし☆0.0点 速度域:高速△ 中速△ 低速×
今年、フルモデルチェンジをしました。
エランというとここ数年は飛び道具的な構造を採用するイメージがありましたが、普通のサンドイッチ構造に原点回帰しました。
ただ、この板はちょっといただけません。
リフト乗り場に向かうまでにすごく違和感を感じました。ビンディングより前側のエッジに強烈なひっかかり感があります。
ずれを全く許容しない感じで、噛むか抜けるかの二択。
リフトを降りてプルークスタンスで滑ると左右のトップどうしが磁石で引き寄せられるように内側に入ってきて板が重なろうとするのだ。
これはこれですごい笑
こんなエッジ感だったので、滑る前から予測できていましたがやっぱり小回りをすることができませんでした。
エッジがひっかかってサイドカーブなりにしか滑れないのだ。
では、逆に全くずらさないターンを試すために大回りで滑る。 これはなんとかOK。ただし弧は調整不能(笑)
滑走感としては飛び道具構造が出る前の昔のエランの板っぽいなーと思いました。
テールに粘りがあり、ターン後半にテールをうまく使うと切り替えに向けて板が加速していきます。
今回の乗り味はたぶんエッジの調整不足ではないかと思いますがエランは買った新品状態でこのようなことがあり得るということです。
ここまでひどいのはちょっとヤバイです笑
購入するときはプレチューンが絶対必要と肝に命じて買いましょう。
オススメ度は本日の試乗では残念ながら低いです。
試乗者:スズキ 試乗日3月5日
身長:176cm 体重:66kg レベル:テクニカル、準指導員
試乗場所:琵琶湖バレイ 試乗長さ165cm 雪質:やわらかめ
小回り★★★3.0点 大回り★★☆2.5点 オールラウンド性★★★3.0点
カービング★★★3.0点 ずらし★★★3.0点 速度域:高速◎ 中速◎ 低速◎
板の印象:カカト部分が固い
すごく足裏が、特にカカト部分が硬く感じます。印象としては、ベニヤ板を踏んでる感じです。
スピードが出ると問題ないのですが、出だしからスキーを回そうとすると縦に行きます。
小回りもいったんターンに入ってしまえば、しやすいです。全体的には強い板ですが、すごく難しい板ではないように感じました。
ただ、上記のような癖がありますし、最低でも1級以上ですね。下のモデルのSLも、少し柔らかくなりますが特性としては同様です。
②AMPHIBIO 14Ti
試乗者:スズキ 試乗日3月5日
身長:176cm 体重:66kg レベル:テクニカル、準指導員
試乗場所:琵琶湖バレイ 試乗長さ166cm 雪質:やわらかめ
小回り★1.0点 大回り★★2.0点 オールラウンド性★★2.0点
カービング★★★3.0点 ずらし★★★3.0点 速度域:高速× 中速◎ 低速◎
板の印象:回転性能良すぎ
本人の意思とは関係なく、トップ寄りのエッジが勝手に雪面を捉えらえて、回り込もうとします。
操作を許しません。大回りも回りすぎです。
乗っていられませんでした。エランは、この板に限らず癖が強いように思います。
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K2 昨年度継続
注)ホームページのリンクを張るときは必ずTOPページにリンク願います
http://www16.big.or.jp/~skijam/
基本、継続販売なので16-17の試乗感想を見てください。
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BLOSSOM(ブロッサム)イタリアのスキー板です
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