14-15モデルスキー板!試乗感想レポート 

注)リンクを張るときは必ずTOPページにリンクするようにお願いします。ルールを守ってくださるようお願いします。
   http://www16.big.or.jp/~skijam/
   このように注意を書いても直接リンクしてしまうホームページがあります。とても残念です(T_T)

~前置き~
14-15シーズン中に販売される板についてのインプレッションです。
ここの主旨としては雑誌などに記載されるデモなどのコメントとは一味違う一般スキーヤーの試乗感想掲載です。
立場上、雑誌やデモなどは基本ほめることしかできないですからね。

板の乗り味というのは同じ板でも「技術レベル」や「滑るスタイル」によって人それぞれ大きく異なります。
記載されている記事を読んでいただければわかると思いますが、試乗感は人それぞれ千差万別です。
あくまでここの内容は参考としてお読みください。
(試乗の順番や、体調、雪質なども感想に大きく影響しますのでここの内容がすべてではないことをご了承ください)

また試乗した方は、感想をくれればどなたでも掲載いたします。
すでに書いてある感想が絶賛されていたとしてもそれは人それぞれ。 思ったことを記述してください。

又、ここに掲載されてない板の感想でも全然OKです。

試乗感想を投稿したい方はこちらをお読みになってください。


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                     ↑↑ 掘り出し物があるかも! ↑↑

14-15モデルの気になる板


OGASAKA14/03/19  SALOMON14/05/31  HEAD14/05/31

ROSSIGNOL14/05/31  VOLKL14/03/24(動画有)  ATOMIC14/04/03

FISCHER14/03/18  HART14/04/03  NORDICA14/03/18

ELAN14/04/17  K214/04/17  BLIZZARD**/**/**

Re Ism**/**/**  KEI-SKI**/**/**  DYNASTER14/04/17

BLOSSOM**/**/**  VIST-SKI**/**/**  IDO-ONE**/**/**

STOCKLI**/**/**  BLUEMORIS**/**/**  KNEISSL**/**/**

MEGA WAVE**/**/**   BLASTRACK**/**/**  ARMADA**/**/**


評価は★★★3点:非常に良い! ★★☆2.5点:良い ★★2点:標準。 ★☆1.5点:もうひといき。 1点:残念。


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オガサカ
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①TC-SZ

RC600FLプレート
試乗者:管理人 試乗日3月15,16日
身長:169cm 体重:63kg レベル:テクニカル
試乗場所:峰の原高原スキー場 試乗長さ165cm 雪質:ハードパック&良質な雪&少し緩んだ雪
小回り★★★3.0点 大回り★★☆2.5点 オールラウンド性★★★3.0点
カービング★★★3.0点 ずらし★★★3.0点 速度域:高速 中速 低速
TC-SGに比べるといい意味でとてもしなやかになりました。
オガサカのサービスマンといろいろ話をしましたが、13-14シーズンモデルのTC-SGは硬すぎるという声から
14-15シーズンのTC-SZはソフト目にしてあるそうです。
まずTC-SZを履いた瞬間に板が軽いと感じました。サービスマンは「そんなことないけどなぁ」と言ってましたが・・・。
個人的にはもうちょっとどっしりしていてもいいような気がします。
滑り出すととても軽やかです。操作性がよくてびゅんびゅん小回りができますし、大回りっぽいターンも問題なく可能。
さすがオガサカ!とオガサカ好きの管理人がべた褒めしたい所なのですが、ちょっと待てよ・・・・・。
自分のTC-SV RC600FLと比べるとなんか頼りない気がする。 すぐに履き替えて同じ斜面を同じように滑る。
うぉ!自分の板はエッジがない(笑) それはさておき、間違いなくSVの方が安定しており、板のTOP方向に推進力がある。
1日目の朝のハードバーン、午後の良質な雪、2日目の緩んだ雪などで何回も乗りました。
その結果、管理人はSVの方に軍配をあげます。 SVの方が懐が深い感じだ。
だからといって駄目なわけではないです。購入しても間違いない板の筆頭と言えます。
コブなどでは非常に扱いやすいのも特筆できる点です。
SZとSVの乗り味は非常に似ています。印象的にはSVの弟分みたいな感じでしょうか。
SG>SV>SZで3兄弟ですね(笑) 全部同じサイドカーブですし・・・・本当にフレックス違いのような感じです。
女性の人やSVでは重い!なんて思っていた人にはうってつけではないでしょうか。
FM600プレートであれば2級でも十分扱えると思います。


FM600プレート
試乗者:北のKKK 試乗日3月9日
身長:172cm 体重:65㎏ レベル:なりたてテクニカルプライズ
試乗場所:カムイスキーリンクス 試乗長さ165cm 雪質:圧雪柔らかめ
小回り★★★3.0点 大回り★★2.0点 オールラウンド★★☆2.5点
カービング★★★3.0点 ずらし★★★3.0点 速度域:高速 中速 低速
ski jamはオガサカファンが多く、沢山インプレあるのでいつも参考にしている私です。
しかし実は普段オガサカにはあまり試乗しません。
今年は皆さんのTC-SGのインプレ拝見しており15年モデルはさらに良いのかと思い乗ってみました。
しかしTC-SZの第一印象はとにかく柔らかい、トップは特に柔らかく感じプレートの問題か?と感じながら乗っていました。
前日の降雪で20㎝以上の積雪があり圧雪バーンもシーズン中より柔らかめでした。
板の柔らかさ以外小回り中回りのコントロール性は悪くないです、特にトガッタ所は無く・・・・・
しかしこの板をとても良いと乗った場合、例えば14年モデル、ディナスターのCR67 DEMO R20のエッジグリップが
ハードな板は乗れないのではないかと?個人的に思います。
試乗日にコブも滑りましたが埋まったラインコブも特に苦労せず滑れました。
一番良かったのが未圧雪部分での滑走性でどのメーカーよりも良く滑りました。
が、個人的に特に欲しいモデルとは感じませんでした


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②TC-MZ

RC600FLプレート
試乗者:管理人 試乗日3月15
身長:169cm 体重:63kg レベル:テクニカル
試乗場所:峰の原高原スキー場 試乗長さ172cm 雪質:ハードパック&良質な雪&少し緩んだ雪
小回り★★☆2.5点 大回り★★☆2.5点 オールラウンド性★★★3.0点
カービング★★★3.0点 ずらし★★★3.0点 速度域:高速 中速 低速
SZに続き、連続で試乗しました。たしかにSZより緩やかにターン弧を描きます。
しかしショートターンも問題なくすることができます。 
小回り系と言われればそう思ってしまうほどで、この板を小回り用としてもいいかもしれません。
板は相当柔らかいと思えます。ハイスピードでターン弧を大きくするとしなりすぎて失速してしまいそうです。。。。
逆に、板のたわみをよく感じることができ、脚力がない人でも板をたわませることが容易だと思います。
また、ずらすことも容易でとても扱いやすい。
しかし固い斜面で試乗もしましたが気を使います。 いいポジションに乗っていないと板がずるっとすっぽ抜けて
しまうような感じになる。 なので思い切って体を使うことができない。
これはオガサカ全般に言えるのですが、特にMZはそのような感じが強く感じました。
ある意味、簡単さと難しさの両局面を持っているという表現が適切でしょうか。
この弱さを払拭した板がATOMICのLX166cm や VOLKL SW 166cm ではないかと。
管理人的にはこの3本の性格がすごくかぶります。
OGASAKA好きはATOMICはちょっと・・・・と思われる方が多いですが是非とも、ATOMIC、VOLKLと
乗り比べをしてもらいたいです。
2級程度からでも扱えると思います。


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③TC-LZ

RC600FLプレート
試乗者:管理人 試乗日3月15日
身長:169cm 体重:63kg レベル:テクニカル
試乗場所:峰の原高原スキー場 試乗長さ183cm 雪質:ハードパック&良質な雪
小回り評価せず 大回り★★★3.0点 オールラウンド性評価せず
カービング★★★3.0点 ずらし★★★3.0点 速度域:高速 中速 低速
MZに続き、すぐにLZに試乗しました。印象は超普通の大回り板です。
癖がまったくありません。 自分が働きかけた分だけしか板が仕事をしません。
ある意味、楽な板であり、難しい板でもあります。 板からの手助けは基本的に無し。
足場を丁寧に作っていく必要があります。 そうしないとただの弱いへなちょこの板になってしまいます(笑)
外社製に乗っている人はカルチャーショックでしょうね(^^;  ここまで板が仕事をしないとは!?みたいな。
しかし足場をちゃんと作れればとても滑らかにターン切り替えをすることができます。
管理人は同じくオガサカのTC-LXを持っていますが、TC-LXよりも雪面をなめる様にしなやかに受け止めます。
とても乗りごご地のよい高級車に乗っているような乗り味です。ただ、つまらない板とも言えます(^^;
また、TC-MZとは比べ物にならないぐらいターン弧が大きく滑ることができます。 やはり大回り用ですね。
板に頼れない分ごまかしが利きません。が、板が勝手に走ったりしないので失敗も少ないかも。
とても練習になると思いますよ。 自分の下手っぷりがよくわかります。
この板でうまくターンができなければ、板うんぬんより自分が下手と認めましょう。


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④KS-RS

RC600FLプレート
試乗者:管理人 試乗日3月15日
身長:169cm 体重:63kg レベル:テクニカル
試乗場所:峰の原高原スキー場 試乗長さ170cm 雪質:ハードパックアイスバーン気味
小回り★★2.0点 大回り★★2.0点 オールラウンド性★★★3.0点
カービング★★2.0点 ずらし★★★3.0点 速度域:高速 中速 低速
ツインキール構造の板。 サンドイッチ(シェルトップ構造)よりも後半に走るのが特徴です。
構造とは関係ないですが、KSシリーズは、TCシリーズの板に比べるとかなりずれる。
ハードパック斜面で試乗したのですが、高速域になるとエッジングで板が抜けてしまい板が返ってこない感じになる。
そのため、すごく気を使って操作しないといけないので恐る恐る滑る感じになってしまい気持ちよくない。
そもそもこの板をハードパックで試してはいけなかったのだろうと後で気がついた。
管理人程度の速度でもこんな感じなので、上級者には物足りないとは思えます。
この板の購入層ターゲットが1級程度ぐらいの人までかな?という印象です。
2級程度、1級受験レベルにもとてもいいと思います。
この板とレベル的にかぶるのは昨年からの継続KS-MD。
記憶が正しければKS-RSよりKS-MDの方がオーソドックな挙動を示す。(KS-MDはシェルトップ構造です)
スキー操作を学ぶにはKS-MDの方をオススメ。
値段も1000円しか違わないのでますますKS-MDをすすめたい。


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⑤TRUIN SL

RC600GRプレート
試乗者:管理人 試乗日3月15日
身長:169cm 体重:63kg レベル:テクニカル
試乗場所:峰の原高原スキー場 試乗長さ165cm 雪質:ハードパックアイスバーン気味
小回り★★★3.0点 大回り★★2.0点 オールラウンド性★☆1.5点
カービング★★★3.0点 ずらし★★★3.0点 速度域:高速 中速 低速
本当はメタル無しのFLプレートに試乗したかったのですが、メタル入りのGRプレート付きしか試乗会に
なかったためこの板に試乗しました。
が、斜面がかなり固かったこともあり問題なく滑ることができました。
たぶん固い斜面には、このGRプレートはとてもマッチングしているのだと思います。
板の反応もよく、とても滑りやすいと感じました。操作感はSZと同じような感じで滑ることができます。
が、これって変だと思います。
他メーカーの本気レース系の板は、あきらかに同じメーカーの基礎系の板と操作感が違う。
本気板は板を少しでも傾けるとTOPがガツンとかんで、板が内に切れ込んでいく・・・・・.。
しかしTRUIN SLはそんな挙動は皆無だ。
レーサーの人でOGASAKAに乗り続ける人は永久にOGASAKA。 わかる気がします。(昨年も書いた内容)
ただ管理人レベルの足前だと試乗したGRプレートでは斜面を選びますね。固い整地で荒れていない斜面限定かも。
言い換えれば普段履きにはちょっと厳しいということ。
FLプレートのようにひらりひらりではなく、GRはグワーングワーンと回す感じなので、ターンスペースも必要です。
一般上級スキーヤーが基礎でTRUIN SLを使うのであればFLプレートで決まりです。


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⑥Unity AS-1

試乗者:管理人 試乗日3月15日
身長:169cm 体重:63kg レベル:テクニカル
試乗場所:峰の原高原スキー場 試乗長さ170cm 雪質:良質な雪
小回り★★★3.0点 大回り★★★3.0点 オールラウンド性★★★3.0点
カービング★★★3.0点 ずらし★★★3.0点 速度域:高速 中速 低速
フルモデルチェンジです。
デザインは昔のデザインに戻ったそうです。(管理人が知らない時代です)
このダサさはある意味かっこいいかも(笑)
ただかっこいいと思うのはマニアだけですね。一般の人はレンタルに見えるかも。
今年のUnityシリーズは前後がロッカーになっています。フロントが5% テールが3%。
センター幅も75mmなので基礎スキーに使うとしたらかなり太めだ。
Unityというと基礎スキー王道のようなイメージですが、ちょっと路線が変わったような気がします。
乗った感じですが、リズムのLF-Aみたいな印象です。(たしかです・・・)
ターン中に板がビヨーンとしなっているのがよくわかるぐらい板がたわんでターンをしていく。。
ずらし、カービングも自在に操れる。 もちろん小回り、大回りも自由にできる。しかも楽にだ。
板の抜けも悪くありません。 緩やかに走って板が抜けていきます。
これは気張って滑るガチ基礎スキーではなく、楽しく滑る基礎スキー板の部類ですね。
固い斜面や高速ターンはあまり得意ではないかもしれませんが、春スキーなどでのんびり楽にすべるには最高かも。
しかもある程度は本気滑ることもできる。こういうスキーもありですね。
ちょっとほしくなりました。


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サロモン
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①X-KART MAX

試乗者:管理人 試乗日3月16日
身長:169cm 体重:63kg レベル:テクニカル
試乗場所:峰の原高原スキー場 試乗長さ164cm 雪質:良質な雪
小回り★★★3.0点 大回り★★★3.0点 オールラウンド性★★★3.0点
カービング★★★3.0点 ずらし★★★3.0点 速度域:高速 中速 低速
昨年からトップシートが変わっただけだそうです。
ツルツルした表面からザラザラした表面に変わりました。
あいかわらずクルクル軽やか、オートマチックに板が回ります。
ターン前半の板の捉えはオガサカTC-SZのように緩やかでもなく、ノルディカのSLRのように強めではありません。
ちょうどよい感じで滑りやすい。
感想は昨年とほとんど同じなので、昨年の感想を見てください。


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②X-RACE

試乗者:管理人 試乗日3月23日
身長:169cm 体重:63kg レベル:テクニカル
試乗場所:尾瀬岩鞍スキー場 試乗長さ170cm 雪質:良質な雪
小回り★★☆2.5点 大回り★★★3.0点 オールラウンド性★★☆2.5点
カービング★★★3.0点 ずらし★☆1.5点 速度域:高速 中速 低速
ATOMICとSALOMONは兄弟関係なのだが、ジャパンモデルの基礎系はそれぞれ作りわけてきている。
管理人が試乗したX-RACEはZビンディング(ATOMICでいうNEOXビンディングと同種)が装着されていた。
サロモンは去年モデル継続なので昨年に試乗したのと同じ板ということになる。
170cmに試乗しましたが、すごくまったりした板の挙動です。
とても滑らかにターン中に板が走り、唐突な動きをしないので安心して板を踏んでいける。
かろやかにひらりひらりという挙動や、バシュっと走るような板の挙動ではなく、ターン全域でエッジグリップを
じわりと効かせ常にエッジコンタクトを雪面としている感じで滑る板と思える。
その挙動は自ら作る感じではなく、板がオートマチックで雪面を捉える。
言い換えれば雪面コンタクトを板が勝手にやってくれる楽チンな板だ。乱暴な乗り方をしても板がすっぽ抜ける感じがしない。
そういう意味で失敗がすくない滑りを約束してくれると思えた。
逆にエッジを外したい時もエッジが粘るので、自由度が少し少ない。
角付けが弱い人などはすごく助けられると思います。
エッジが自動で食い付いた後に、明確な意思を板が表示しないので、一瞬マニュアル操作に感じる操作感だが
実はオートマチックに滑らされているという感じです。


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③24HOURS MAX

試乗者:管理人 試乗日4月19日
身長:169cm 体重:63kg レベル:テクニカル
試乗場所:丸沼高原スキー場 試乗長さ170cm 雪質:緩んだ雪、硫安をまいた硬い雪
小回り★★★3.0点 大回り★★★3.0点 オールラウンド性★★★3.0点
カービング★★★3.0点 ずらし★★★3.0点 速度域:高速 中速 低速
すばらしいオールラウンド性能です。
昨年感じた印象と全く同じです。 とにかく癖がなく、なにをやらせてもそつなくこなす感じ。
詳しくは昨年の感想を読んでいただければいいかと。
X-RACEの170cmと悩むかもしれませんが、こちらの方が軽やかに板が動く印象で
ヒラリヒラリと滑ることができる。 あちらはグワーングワーンなので。
なんというのか、オガサカっぽいというのか・・面でずらして滑る感じが強い。
X-RACEより24Hoursの方が万人受けの乗り味で、誰でも扱えると思います。
いざ板を買うときになると、上級グレードのX-RACEがほしくなってしまうが、そこはよく
吟味した方がいいかも。
上級者でもゲレンデで一般用途であればなんの問題もないでしょう。。
コブなどもこちらの方が扱いやすいかもしれません。
どちらを選ぶかは好みです。


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ヘッド
①SUPER SHAPE i.MAGNUM

試乗者:管理人 試乗日3月23日
身長:169cm 体重:63kg レベル:テクニカル
試乗場所:尾瀬岩鞍スキー場 試乗長さ170cm 雪質:良質な雪
小回りできない 大回り★★★3.0点 オールラウンド性1.0点
カービング★★★3.0点 ずらし★★2.0点 速度域:高速 中速 低速
たぶん今から書く評価は適正ではないかもしれません。
理由はチューン。試乗した日は雪もよかったのですがiMAGNUMは板が管理人の思うようにずれず小回りができませんでした。
がんまさんが試乗したHEADの iRALLYもエッジが全然ずれなかったのでたぶんチューンが駄目なんではないかなと。
ただガチンと噛んでしまうような感じではなく、エッジ感は悪くなかったので本来の性能なのかどうかは判別できず。
なので小回りは評価してませんが、大回りをするとものすごく板が安定しています。170cmという長さもあるのかな。
荒れ気味の斜面でしたが、跳ねることもなく、しなやかに雪面を受け止めて滑らかにターンすることが可能。
これは「おぉ!と思いました」 これぞサンドイッチ構造の王道の乗り味!と思わせてくれる挙動です。
ただ、残念なことにこの板は大回り用ではない(^^;
どちらかというとセンター幅が広くてゆったり小回り系の板なんだけど、小回りができない。なぜだー(笑)
なのでいい感覚の大回りなんだけども弧が小さくなってしまう。
この感覚の乗り味でSUPER SHAPE iSPEEDなどは大回りに最高ではないかと思う。
板の感触はかなりいいですので、機会があればまた乗ってみたいです。


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②SUPER SHAPE i.SPEED

試乗者:管理人 試乗日4月19日
身長:169cm 体重:63kg レベル:テクニカル
試乗場所:丸沼高原スキー場 試乗長さ170cm 雪質:緩んだ雪、硫安をまいた硬い雪
小回り★★★3.0点 大回り★★★3.0点 オールラウンド性★★★3.0点
カービング★★★3.0点 ずらし★★★3.0点 速度域:高速 中速 低速
試乗した板はちょっとエッジがない感じで、尾瀬岩鞍で試乗したマグナムとは板の食いつきが全く違いました。
うーん。ヘッドの試乗板はきちんとメンテがされていないのだろうか・・・・。
ただ板の滑らかさはマグナム同様にすぐにわかりました。
さすが、かたくなにサンドイッチ構造を作り続けているメーカーとでも言うのでしょうか。
高級車のように、下からの突き上げを感じる感覚がすごく少ない。
板のジャンル的にはSALOMONの24Hoursなどともろ被りの印象。
SPEEDもしっかりチューンしてあげれば負けず劣らずのよいオールラウンド性になると予想できる乗り味でした。
サロモンの方が元気な感じで、こちらの方がジェントルな挙動です。
これは今履いている板に比べてとか、操作感、板の好みで感想がわかれると思います。
小回りも大回りも自由にできますし、ずらすことも容易だろう。
チューン屋さん渾身チューンというのは、ずれなくなっちゃうことが多いので基礎スキーで使うので
ナチュラルでお願いします。と頼んだ方がいいかな。


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ロシニョール
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①DEMO ALPHA SOFT

試乗者:北のKKK 試乗日3月9日
身長:172cm 体重:65㎏ レベル:なりたてテクニカルプライズ
試乗場所:カムイスキーリンクス試乗長さ167cm 雪質:圧雪柔らかめ
小回り★★★3.0点 大回り★★☆2.5点 オールラウンド★★☆2.5点
カービング★★★3.0点 ずらし★★★3.0点 速度域:高速 中速 低速
ski jamでは評判があまり良くないロシニョールですが、整地の操作性は結構好きな方です。
ロシのデモ系は自在なターン弧を簡単に作れるので14年デモBETA166㎝所持したまに使います。
15年モデルALPHAの先端にPROP TECHという芯材が使われトップの接地感が増すと言われてますが正直分かりませんでした。
操作感はロシ乗りなら全く違和感無く使えます、ただ整地の自在なターン弧での板の形状なのかコブでの操作性はあまりお勧めしません。
結構忙しいく余裕がありません、コブに不慣れな方は発射してしまうでしょう。
ビンディングがAXIAL2から3に変更されました。
デザインはどうでしょう?好みが分かれると思います。
表面のDEMOはEMO(えも)に見え、レース系のHEROはERO(えろ)に見えてしまうのは私だけでしょうか?


試乗者:管理人 試乗日3月23日
身長:169cm 体重:63kg レベル:テクニカル
試乗場所:尾瀬岩鞍スキー場 試乗長さ167cm 雪質:良質な雪
小回り1.0点 大回り1.0点 オールラウンド性1.0点
カービング1.0点 ずらし★★2.0点 速度域:高速× 中速× 低速
本日の試乗会で最弱の乗り味でした。
もしこれが本当ならば買うに値しません。試乗会の前にメーカーの人に試乗してもらいたいです。
初心者向けとか、エッジが丸いというレベルではなく、グリップがあまく板がスピンをしてしまう。
雪面状態は悪くなかったので、雪のせいではないです。
スピードを出して滑ることはできませんでした。この乗り味であれば2級受験にもオススメできません。
購入するには絶対試乗してからにしてください。


試乗者:管理人 試乗日4月19日
身長:169cm 体重:63kg レベル:テクニカル
試乗場所:丸沼高原スキー場 試乗長さ167cm 雪質:緩んだ雪、硫安をまいた硬い雪
小回り★★★3.0点 大回り★★2.0点 オールラウンド性★★★3.0点
カービング★★★3.0点 ずらし★★★3.0点 速度域:高速 中速 低速
印象がガラリと変わりました。
非常に扱いやすい板に大変身。いったい前回の乗り味はなんだったんでしょう。という感じ。
板のチューングの影響は大きい。
昨年は板が真横に入ってきてスピンすると書きましたが、昨年よりはかなり減った気がするがその傾向はやはりありました。
これは管理人の操作方法での感覚なので、人によって感じ方が違うと思う。
管理人が分析するにロシニョールはオガサカのように積極的に自分からひねっていくと、
「板のターン+自分のひねりで曲がりすぎてしまう。=板が横を向く」
もちろんオガサカも板がターンしようとする動きはあるが、ロシニョールはその占める部分がかなり大きい。
ターン操作を10段階でわけるとしたら、オガサカは人5板5みたいな感じで、ロシは人2板8みたいな感じ。
板の自動割合が大きい板をオートマチック系と言っていますが、まさにこの板はその部類の代表格。
板にきっかけを与えて板に自由に動いてもらい、それをコントロール下において滑る。
車などのマニュアル派が、最新のオートマはいくら速くでも邪道だ。という議論と同じかも。
ただ大会や検定はどんな板に乗っているかなど関係なく、結果だけですのでそこは考え方しだいですね。
簡単に言えば、ロシニョールは板の性能がいいということです。
ビデオで確認すると弧の出来方はかっこいいと思えました。
この弧は管理人が作っているのではなく、板が勝手に作ってくれています。
管理人はマニュアル派なので、オガサカを好みますがこういう板も楽でいいなと思いました。
でも、マニュアル板派の人はオートマ板も操作できますが、オートマ板派はマニュアル板を操作できないということを付け加えておきます。
管理人は、1級まではマニュアル操作の板を強くオススメします。
オートマ派で取得した1級は、プライズで苦労すると思います。
板の性能としては、2級でも十分扱えると思います。 スキーが楽しく感じるでしょう。


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②DEMO BETA
試乗者:北のKKK 試乗日3月9日
身長:172cm 体重:65㎏ レベル:なりたてテクニカルプライズ
試乗場所:カムイスキーリンクス試乗長さ161cm 雪質:圧雪柔らかめ
小回り★★★3.0点 大回り★★2.0点 オールラウンド★★2.0点
カービング★★★3.0点 ずらし★★★3.0点 速度域:高速 中速 低速
試乗板に161㎝しか無く乗るつもりは無かったのですが、しかしこれがまた自分の14年BETA166㎝よりも
試乗用15年DEMO ALPHA167㎝より自在にくるくる回り深い内径角で面白い操作ができました。
コブも自分のBETAより気持楽か?などと思っていました。
15年モデルはトリコロール鳥マークが復活したのも良いと思います。
デザインは好みではありません、一般のスキーヤーにスラントノーズは必要ないと個人的に思います


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③DEMO ALHPA

試乗者:管理人 試乗日4月19日
身長:169cm 体重:63kg レベル:テクニカル
試乗場所:丸沼高原スキー場 試乗長さ165cm 雪質:緩んだ雪、硫安をまいた硬い雪
小回り★★★3.0点 大回り★★★3.0点 オールラウンド性★★★3.0点
カービング★★★3.0点 ずらし★★2.0点 速度域:高速 中速 低速
SOFTと比較すると板の中身以外にもサイドカーブや板の長さも違います。ということは別の板ということですね(^^;
しかも値段も8000円差なのであまり変わりません。なんでSOFTという名前にしたのかは謎です。
とは言え、基本的にはDEMO ALPHA SOFTと乗り味は似ていると思いました。
こちらの方がどっしりしており、スピードを出しても安定感があります。 当たり前といえば当たり前。
確実に上級者モデルと感じます。ひらりひらりというよりもグワーングワーンです。
板に頼って滑ると、いい感じで滑ることができます。 性能はとてもいい。
操作感はSOFTの方を読んでください。 基本同じだと思います。
ただ、こちらのモデルはプライズ以上の人にオススメしたいです。


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フォルクル
①PLATINUM SD SpeedWall

試乗者Koji 試乗日 3月1日
身長:182cm 体重:83kg レベル:準指
試乗場所:八方尾根 試乗長さ165cm 雪質:グサ雪 ナチュラルバーン
小回り:
★★2.0点 大回り:★★2.0点 オールラウンド:★★2.0点
カービング:
★★2.0点 ずらし:★★2.0点 速度域:高速 中速 低速
印象:可もなく不可もなく
実質4年継続してきたSDがようやくモデルチェンジするようです。
来期モデルから、トップがややロッカーになり、センターが少し太くなり、小型のUVOが装備され、XCELLビンディングが
ベースになったr-Motion2ビンディングに置き換わります。
乗ってみて、以前のようにトップからすぐに食い込んで行く感じはやや薄まった気がします。
ただ、ターン後半、板が走りつつもビンディング後半からテールにかけて板が粘る、という感じがしました。
テールがロッカーじゃない分、板也に乗っただけではギュンと抜ける感じはしませんが、後半踵よりに乗って操作できると
板全体が走って抜けてくれるところがあります。
多分、後半迄板を操作できる人ならかなりいい武器になるような気がします。ただ、自分みたいな重い人には
もう少しセンターが強くてもいいかな、という気がしました。
1級前後からでも十分使えると思います。なお、カラーリングは、阪神ファン向けな感じがします^^;;


試乗者:北のKKK 試乗日3月9日
身長:172cm 体重:65㎏ レベル:なりたてテクニカルプライズ
試乗場所:カムイスキーリンクス試乗長さ165cm 雪質:圧雪柔らかめ
小回り
★★★3.0点 大回り★★☆2.5点 オールラウンド★★☆2.5点
カービング
★★★3.0点 ずらし★★★3.0点 速度域:高速 中速 低速
14年モデルのPLATINUM UVOを何度か試乗し、他の板と何かが違うなどと思っていたのですが、
今年は上位機種全てUVO付きになりました。
SDはとにかくフォールラインに落とし込むとSWよりグングン下に落ち、加速するのでとにかく気持ちが良いです。
小回系で個人的に今年のお勧めです、コブもいけます


試乗者:管理人 試乗日3月16日,22日,23日
身長:169cm 体重:63kg レベル:テクニカル
試乗場所:峰の原高原、尾瀬岩鞍 試乗長さ165cm 雪質:良質な雪、緩んだ雪、湿った締め固められた雪
小回り★★★3.0点 大回り★★★3.0点 オールラウンド性★★2.0点
カービング★★★3.0点 ずらし★★2.0点 速度域:高速 中速 低速
管理人のVOLKL SDを履いた 滑り動画 ←当日のテククラ検定バーンです。
滑り出してすぐに板の素直さがわかります。この素直さはある意味、無味無臭ともいえる特徴の無さと思えます。
板の走りも気持ちよく、このたぐいの感覚は、オガサカのTCシリーズを彷彿させる感じ。
と、16日の良質な雪や緩んだ雪での試乗で思っていました。
しかしこれは良質な雪で、テールをゆったりとスライドさせた幅を取ったショートターンをした場合の挙動です。
22日の試乗斜面は固い斜面に湿った雪が降り、それが締め固められてテカテカに輝いているようなバーン。
アイスバーンとは違う固さで板が非常にずれにくく、前回のような滑り方を許容させてくれない状態です。
これはどの板も似たような試乗状態で、SDに限ったことではなく、どんな板も非常にずれにくい。
そんな中、SDの試乗感は豹変です。 これにはぶったまげました。
他の板はずれないだけで「滑りにくいなー。この雪だと乗り味がよくわからないなー」という感じですが、
SDはずれにくい挙動だけでなく、エッジを噛ませた瞬間にロケットのように発射する挙動が追加になりました。
板自体が軽くどっしりしていない乗り味なので、本当に空に投げ出されるように発射します。 しょえー。
管理人の印象は、スラロームの板ともちょっと違います。 ある意味スラロームの板より難しい。
基礎系の軽やかな乗り味なのに、走りの勢いはスラロームの板なので空中に浮いてしまうような感覚になる。
そして、固く締まったボコボコしている斜面だと板が跳ねてしまう。固いコブではとんでもないことになると予想。
これは管理人の技術では扱えない・・・・と思えました。
が、次の日はまた雪が降りトップシーズン並の雪で斜面もフラット。時間が経っても板が突破できる柔らかい雪質。
なので基礎系のテールをスライドさせるショートターンが可能なバーン状態に。 おー扱いやすい(^^;
なんなんだこの板の豹変振りは。乗り味は前々回に乗った時と同じ評価です。う-ん・・・。
管理人的には基礎スキーで扱うには板のしなやかさがもう少しほしいかな。 来年モデルに期待(笑)
ただ、乗りなれてしまうと問題ないかも。
SDは足場が作りやすく滑っていてとても安心感がある。
足場が作りやすいということは、雪面からの圧を受けやすくポジショニングに幅が出せる。しかも直進安定性が高い。
管理人が乗っているオガサカと操作感は同じで滑ることができますが、オガサカより板がずれないで落ちて行こうと
する挙動が大きいため板さばきはSDの方が必要です。
SDは板の直進性や突破力、板の走りが上級者向けな気がします。
扱うのであればテクニカル以上ですね。きちんと扱えないと板に支配されてしまうような気がします。
女性や1級程度であれば手を出さない方がいいと思います。


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PLATINUM GD SpeedWall

試乗者:管理人 試乗日3月16日
身長:169cm 体重:63kg レベル:テクニカル
試乗場所:峰の原高原スキー場 試乗長さ180cm 雪質:良質な雪、緩んだ雪
小回り
★★2.0点 大回り★★★3.0点 オールラウンド性★★2.0点
カービング
★★★3.0点 ずらし★★★3.0点 速度域:高速 中速 低速
GDの乗り味は基本
SWと似ています。板の挙動やエッジ感は同じ部類と言えます。
SWの回転弧が、大きくなるような感じで滑ることができます。
もちろん長さが違う分の挙動差はありますが、乗り換えても違和感が全くありません。
この差がない感覚は他メーカーよりも少ないと思いました。これは検定や大会で大事な要素だと思います。
またGDはサイドカーブがR19と基礎スキーに使うには丁度よいのも特筆です。
特に検定では斜面の幅がないことが多いので、サイドカーブがR25を超えるような大きなRが必要ないことが多いと感じます。
なので、一般スキーヤーが使うのにR19で180cmという設定はベストな感じではないかと思います。
足場の安定感、走りなど申し分ありません。
プラチナムシリーズ全般にいえるのですが、足場をしっかり作れるのでポジションに余裕が生まれ内足を畳むことが容易にできます。
特にターン弧が大きくなるGDは感じやすいと思えました。
この内足をたたみ易い感覚というのは、なかなか感じることができない感覚です。
基礎で扱うロング用では管理人の一押しスキーです。



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③PLATINUM SW SpeedWall

試乗者Koji 試乗日 3月1日
身長:182cm 体重:83kg レベル:準指
試乗場所:八方尾根 試乗長さ166cm 雪質:グサ雪 ナチュラルバーン
小回り:
★★★3.0点 大回り:★★2.0点 オールラウンド:★★2.0点
カービング:
★★2.0点 ずらし:★★★3.0点 速度域:高速○ 中速 低速
印象:キュンキュン抜け放題
今期モデルのフレックスを調整し?SDと同様に小型のUVOが装備され、XCELLビンディングが
ベースになったr-Motion2ビンディングに置き換わります。
乗ってみて、乗る位置がややセンターよりに変わった感じがしました。
滑り出すと、小回りで、板がかみ始めるとあっという間に板がキュンと抜けてくれます。
最近自分が目指している、後半踵よりに操作して板をキュンと抜く動きが、あら簡単にできてしまいます。
大回り系の動きをすると、テールがSD程粘らないため、弧を大きくするのはちょっと慣れがいるか、と思いました。
これまで、個人的には小回りメインで使う板は、トップがロッカーじゃない方がいいのかな?と
思ってましたがこの板はそれを裏切ってくれました。久々に小回りで面白い板がでたな、という感じがします。
ただし、テールが粘らない割にはコブでずらして滑らせても簡単にこなしてしまいます。
小回りメインでなら、購入考えてもいいかな、と思ってます。


試乗者:北のKKK 試乗日3月9日
身長:172cm 体重:65㎏ レベル:なりたてテクニカルプライズ
試乗場所:カムイスキーリンクス 試乗長さ166cm雪質:圧雪柔らかめ
小回り
★★☆2.5点 大回り★★☆2.5点 オールラウンド★★★3.0点
カービング
★★★3.0点 ずらし★★★3.0点 速度域:高速 中速 低速
試乗会で唯一2回試乗した板です、今年はオールラウンド用の板を一本欲しいのでこの板は魅力的です。
整地、不整地、ターン弧関係なく安定し滑れました。
荒れたバーンの高速走行ではUVOがカタカタカタと大きな音をたて作動していました。
コブも滑り易く縦の落とし込みも問題ありません。
操作も神経質にならず、コブの頭から頭に飛ぶ事を良くやりますがビンビン決まります。
サロモンのX-RACEも凄く滑り易かったですが、オールラウンドではこれが一押しでした。
出来ればコブも整地もシーズン中の硬いバーンを滑りたかったです。


試乗者:管理人 試乗日3月16日,23日
身長:169cm 体重:63kg レベル:テクニカル
試乗場所:峰の原高原、尾瀬岩鞍 試乗長さ166cm 雪質:良質な雪、緩んだ雪
小回り
★★★3.0点 大回り★★★3.0点 オールラウンド性★★★3.0点
カービング
★★★3.0点 ずらし★★★3.0点 速度域:高速 中速 低速
SWはテールもロッカーになっているのが他のプラチナシリーズとの大きな違いですが
基本的には他のシリーズと乗り味は共通です。
他のプラチナムシリーズ同様に板の安定性が非常に高く、足場も作りやすい。
オガサカに比べると板のずれが少なく、フォールラインから自然に縦に落ちていく感じも同じだ。
テール側がロッカーになっているからか、後半のひっかかり感がなく滑ることができます。
とはいっても後半のエッジの粘りがないわけなく、テールを使うことも可能で板の走りはしっかりあります。
ショートターン用のSDと比べると、だいぶマイルドな挙動で操作に余裕があり疲れない。
SDで感じたしなやかさがもう少しほしいという感覚も、SWではちょうどよい感じで基礎スキーで扱うにはちょうどいいと思います。
ショートターンもなんの問題もなくできる弧を描けることから、ATOMICのLX166cmに非常にキャラがかぶります。
どちらも甲乙つけがたいため、ここは好みだと思います。
普段履きにはかなりオススメですね。オガサカTC-MZなどよりも楽に滑ることができます。
あくまで板に頼らないマニュアル操作にこだわる「ドM」な人はオガサカ。
板に頼りたい人はフォルクルやアトミックでしょうか。
どちらにせよSWは小回り系オールラウンドモデルが欲しい人には来年一押しモデルといえます。


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④RACE TIGER SL WC D

試乗者:管理人 試乗日3月23日
身長:169cm 体重:63kg レベル:テクニカル
試乗場所:峰の原高原、尾瀬岩鞍 試乗長さ165cm 雪質:良質な雪
小回り
★★★3.0点 大回り★★2.0点 オールラウンド性★★2.0点
カービング
★★★3.0点 ずらし★★2.0点 速度域:高速 中速 低速
写真は本気SLですが、試乗した板は準競技のUVO無し、ビンディングがSDなどと同じ板です。
乗り味はノルディカなどのSLRと同系統な感じ。
ただSLRに比べると切り替えでバシュっと抜けるような感じは幾分マイルドな気がします。
SDに比べると板が更にしっかりしており、管理人はSDでももうちょっとしなやかであってほしいと
感じていたので、管理人の滑りのスタイルでは固すぎる感があります。
面で滑るよりも、線で滑る方を得意としている板ではないかと思えました。
エッジがガツンと噛んだ時の板のたわみはSDの方が大きいため、その反動はSDの方が大きめ
な気がしますが、全体的なエッジの強さはSLの方が強いです。
基礎で使うにはSDの方が軽やかな滑走感で自由度があるのでお勧めです。


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⑤PLATINUM SC
試乗者:北のKKK 試乗日3月9日
身長:172cm 体重:65㎏ レベル:なりたてテクニカルプライズ
試乗場所:カムイスキーリンクス 試乗長さ160cm雪質:圧雪柔らかめ
小回り
★★☆2.5点 大回り★★2.0点 オールラウンド★★2.0点
カービング
★★★3.0点 ずらし★★★3.0点 速度域:高速 中速 低速
国内では14年モデルPLATINUM UVO、インターナショナルではRACETIGER SC UVOで、
今年は上位機種全てがUVO付きになるので海外同様のネーミングSC UVOになりました。
多分ビンディングが変更になった位でモールドの変更は無いように思います。
この板柔らかいとよく言われますが、一般のスキーヤーならこの位で必要十分と感じます。
SD/SWまでは必要ないオールラウンダーにはこの位で十分です、SAJ1級位までのお勧めです


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アトミック
注)ホームページのリンクを張るときは必ずTOPページにリンク願います

http://www16.big.or.jp/~skijam/
①Bluester D2 3.0 SX





試乗者:管理人 試乗日3月16日
身長:169cm 体重:63kg レベル:テクニカル
試乗場所:峰の原高原スキー場 試乗長さ165cm 雪質:ハードパック斜面、良質な雪
小回り★★★3.0点 大回り★★2.0点 オールラウンド性★★★3.0点
カービング★★★3.0点 ずらし★★★3.0点 速度域:高速 中速 低速
フルモデルチェンジです。
サイドカーブも変わり、ダブルデッキ構造がVer3.0になりました。
昨年のBluestar SXよりもだいぶ「しなやか」になったのがスケーティングをしただけでわかります。
個人的には昨年よりもこちらの方が好きですね。
この「しなやか」になった理由はダブルデッキの構造変更が大きく関わっているいるそうです。
その構造とは①プレートと板の間に空間を持たす。 ②2つのピンでプレートを固定をする
この2つの効果で板のたわみを阻害しないようにしているとのこと。滑って見るとたしかに効果は大きい。
とりあえずSIDE VIEWの写真を撮影しましたので掲載しておきます。(写真はXビンディング)
この構造はXビンディング、NEOXビンディン仕様ともに同じ構造です。
板のラインナップ的には板とプレートが同じで、それぞれXビンディングとNEOXビンディングがあります。
昨年から追加されたSCにもXとNEOXが存在します。
なので小回り用として4種類から選択できることになります。うーん悩みますね(笑)
さて、滑走感覚ですがスケーティングで感じた通り、とにかくソフトな滑り味になりました。
これはオガサカのようなソフト感です。
もちろんオガサカとは違いますが、ATOMICのとんがった印象は昨年に続き更に潜めました。
ターン前半の谷回りで、板がグリップせず意思をあまり示しません。
スキーヤーがどこまで板を外にずらし出して行くのかを板がまっているような感じです。
板のTOPをスキーヤーが下に向けるとグリップを開始してターンが始まります。
あぁ、ATOMICもこうなったか・・・・というようなショックを受けました。
ただグリップしてからのターン弧の描き方はやはりATOMICっぽさは健在です。
フォールラインから山回りにかけて、下に走りながら真円の弧を描いていくような感じです。
オガサカなどに比べると下に向かって走ります。
その分ダイナミックな滑りに見えますが、難しさでもあります。
XビンディングとNEXOビンディングの差は、板の走りに影響します。
斜面が固いほど顕著に差がでます。 柔らかい雪ではよくわからないかも。
Xビンディングは、うまく板がたわむと反動でバシュっと走ります。 NEOXはいつでも穏やかです。
今、ATOMICに乗っている人は「なんてまろやかになったんだー」と思うはずです。
ぜひ、試乗してみてください。


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②Bluestar D2 3.0 LX

試乗者:管理人 試乗日3月15,16日
身長:169cm 体重:63kg レベル:テクニカル
試乗場所:峰の原高原スキー場 試乗長さ166cm 雪質:ハードパック斜面、良質な雪、緩んだ斜面
小回り★★★3.0点 大回り★★★3.0点 オールラウンド性★★★3.0点
カービング★★★3.0点 ずらし★★★3.0点 速度域:高速 中速 低速
これはびっくりな板だ。
昨年までのdemo Aシリーズがなくなり、demo Lシリーズになった。
特に166cmのオールマイティーぶりはすごいと感じます。小回りよし、中大回りよし。
挙動がとてもマイルドでSXよりも小回りは扱いやすい。
管理人は小回り用としてSXよりLX166cmをオススメしたいです。
SX同様、LXの乗り味は変な意味でオガサカに近づいたような感じだ。
とんがった部分がなく、板がとにかくしなやかに動く。 安定感もピカイチ。
一方でアトミックらしさの強さも持っており、かなり頼もしい乗り味と言えます。
なので大回りも166cmながら、かなり安定していると思えます。
Xビンディングを装着したモデルは、硬い斜面をハイスピードで滑ると元気よく走ります。
柔らかい斜面より固い斜面の方がXビンディングの性能を感じやすいです。
一方NEOXビンディングは、トゥピースとヒールピースがセパレートタイプになっているため
板がしなりやすく、易しい滑り味になります。
まあ、言葉で書くとすごい仕組みなような気がするが、NEOXビンディングは普通のビンディングということ。
1級程度までの男性であればNEOXビンディング。それ以上であればXビンディング。
女性の方はNEOXでいいのではないかと思います。
ともかく、管理人の一押しモデルです。


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③Redster SL

試乗者:管理人 試乗日3月16日
身長:169cm 体重:63kg レベル:テクニカル
試乗場所:峰の原高原スキー場 試乗長さ165cm 雪質:良質な雪
小回り★★2.0点 大回り★★★3.0点 オールラウンド性★★2.0点
カービング★★★3.0点 ずらし★☆1.5点 速度域:高速 中速 低速
基本的にはノルディカのSLと同じ乗り味の系統ですが、アトミックの方が幾分マイルドです。
ただ、この板もノルディカSL同様に管理人の技術では谷回りを作らず、すぐに捻る動作をしないと制御することができません。
回転弧を潰した感じの滑走ラインにして、暴走しないように捻り続ける必要があります。
中斜面ではキレキレで楽しいんだけど、急斜面小回りでは1パターンの滑りしかできず面白くない。
一般基礎スキーヤーにはオススメしません。


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Bluestar D2 3.0 SC

試乗者:管理人 試乗日3月22日
身長:169cm 体重:63kg レベル:テクニカル
試乗場所:尾瀬岩鞍スキー場 試乗長さ165cm 雪質:ずれにくい雪
小回り★★☆2.5点 大回り★★2.0点 オールラウンド性★★2.0点
カービング★★☆2.5点 ずらし★★★3.0点 速度域:高速 中速 低速
SCシリーズもフルモデルチェンジをしてXビンディングとNEOXビンディングが選べますが
このソフトな板にXビンディングをつける必要性があるのかは微妙です。
板の挙動はとってもマイルドで、SXよりも更にマイルドな印象。
とはいえ、アトミックっぽいフォールラインから下に落ちていく感じもある。
しかし板の反応がまったりなので、ある程度滑れる人が高速で滑ると板がしなったまま
返ってこなくて物足りないと思うかも。管理人はちょっとそんな印象を持ちました。
なので13-14のSCよりも対象レベルが下がったような気がします。
その理由として14-15はSXがとても扱いやすくなった上、NEOXビンディングが選べるようになったことから
13-14のSCの役割は14-15のSX+NEOXビンディングではないかと思えます。
14-15SCモデルは女性や1級受験程度の方にオススメです。


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フィッシャー
注)ホームページのリンクを張るときは必ずTOPページにリンク願います
http://www16.big.or.jp/~skijam/
①RC4 SUPERIOR SC

試乗者:管理人 試乗日3月16日
身長:169cm 体重:63kg レベル:テクニカル
試乗場所:峰の原高原スキー場 試乗長さ160cm 雪質:良質な雪
小回り★☆1.5点 大回り★☆1.5点 オールラウンド性★☆1.5点
カービング★★2.0点 ずらし★★2.0点 速度域:高速 中速 低速
ちょっと独特な滑り味で、ビンディングから前側のエッジの存在感がほとんど感じられません。
ショートターンではフォールラインから足元が急激にグリップして、板が横に入ってきます。
かなり後ろよりによりかかるように板を操作する必要があります。
そうすれば、横に入ってくる動きを操ることができ、ターン後半に板の走りを引き出すことができます。
中回りでも同じような感じで、前側のグリップを感じることができません。
なので恐る恐るすべる感じになってしまう。
うーん、なんだこれは・・・・・。
あまりオーソドックスな乗り味ではないので、正しい板の操作を覚えるにはあまり向いていません。
これからスキーをする人は避けた方がいいと思います。


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②RC4 SC

試乗者:管理人 試乗日3月16日
身長:169cm 体重:63kg レベル:テクニカル
試乗場所:峰の原高原スキー場 試乗長さ165cm 雪質:良質な雪
小回り★★2.0点 大回り★★★3.0点 オールラウンド性★★★3.0点
カービング★★★3.0点 ずらし★★★3.0点 速度域:高速 中速 低速
SUPERIOR SCのすぐ後に乗りました。
このSCは準競技用とのことですが、こちらは何故か普通の乗り味です。
基礎スキーで使用するにはSUPERIORよりこちらの方が向いていると思います。
ただ、板がかなりしっかりしておりショートターンでは板のしなりを感じにくいです。
そのため、しなりが出るスピード域までいかないとターンをコントロールしにくい。
ずらしちゃえば問題ないのですが、管理人的にはちょっと使いにくい。
なので対象者はエキスパート向けと思えます。
反面、大回り系は板がしっかりしており、わみすぎないのて非常に滑りやすく安定しています。
これはとっても好印象。 小回り用なのに大回りの印象がいいのは微妙ですが。
管理人的には速度域が上でチョット難しいので遠慮しておきます。


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ハート
①Circuit 9.2ST VF-S

試乗者:管理人 試乗日3月23日
身長:169cm 体重:63kg レベル:テクニカル
試乗場所:尾瀬岩鞍スキー場 試乗長さ165cm 雪質:良質な雪
小回り★☆1.5点 大回り1.0点 オールラウンド性1.0点
カービング★★2.0点 ずらし☆1.5点 速度域:高速 中速 低速
なんだこの板は・・・? 今から書く内容は適正な評価ではないかもしれません。
雪質は問題なかったのでチューニングせい? とにかくエッジ感が普通ではない。
2本試乗板があり2本とも同じでした。この違和感は管理人的には尋常ではない。
何が変か?というと、ビンディングから前側がほとんど機能していない感じ。
前側を使って滑ろうとすると、グリップをしないのでターンができない。
逆に後ろだけを使って滑るとテールががっしり噛んでしまい、ずれなくて非常に滑りにくい。
滑れないことはないが、おっかなびっくりのギクシャクした滑りになります。
愛人さんがこの板を履いていた時に 「この板では滑れない」 と、うな垂れていた姿が目に焼きついています(笑)
このテールを使って滑る変な感覚は、フィッシャーのスペリオールなんてかわいいもんであちらが普通に思えます。(^^;
ともかく、この板は自分で試乗して滑走感覚を確認してから購入してください。


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②Circuit 9.2MT VF-S

試乗者:管理人 試乗日3月23日
身長:169cm 体重:63kg レベル:テクニカル
試乗場所:尾瀬岩鞍スキー場 試乗長さ165cm 雪質:良質な雪
小回り★★2.0点 大回り★★2.0点 オールラウンド性★★2.0点
カービング★★2.0点 ずらし★★2.0点 速度域:高速 中速 低速
STの後にMTに乗ると、同じ9.2シリーズで、この操作感の違いはいったいなんなのか?と思える。
管理人的にはこの板は硬いです。 昨年の試乗感想が蘇りました。
悪くは無いんだけど・・・しなやかさが足りない。 スポーツカーの硬い足回りのような印象。
きっと整地ではすごくいいと思いますが、コブで使うにはちょっと難しい印象を持ちました。
今回試乗したバーンはポコポコ荒れている斜面でした。
そこを高速で滑ると板が跳ねてしまい、エッジが雪面から離れてしまうので気を使います。
HEADのマグナムでも同じ斜面を滑りましたが、安定感や滑らかさはHEADの方が数段上です。
エッジグリップは強め。この辺りも含めてキャップ構造の板の特性かもしれませんね。
オガサカに乗ると弱くてずれてしまう・・・・なんて思っている人は「おぉ!」と思えるかも。


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③Infinty 5.2S VF-S

試乗者:管理人 試乗日3月23日
身長:169cm 体重:63kg レベル:テクニカル
試乗場所:尾瀬岩鞍スキー場 試乗長さ165cm 雪質:良質な雪
小回り★★★3.0点 大回り★★2.0点 オールラウンド性★★2.0点
カービング★★★3.0点 ずらし★★2.0点 速度域:高速 中速 低速
C9.2ST,C9.2MTに比べるとこのスキーが一番オーソドックな挙動を示します。
板がしなってたわみ、板が回るという感覚を一番つかみやすい。
管理人的には、3本の中で一番好きな乗り味です。
ただし、VF-Sプレート仕様であってもさすがに競技用だけにあって、どっしりした乗り味。
ひらりひらりという感じでは滑れない。
このどっしり感はなんとなくオガサカのGRプレート付きのTRUIN SLの動きに似ている感じ。
普通に小回りをするとターン弧は自動的に大きくなり、板が下に落下して加速する。
もちろん小さく減速させながら滑ることができるが、ちょっと無理をしている感じ。
そういう意味では、基礎スキーで使うにはちょっと対象レベルが上になる感じがします。
まあ、競技用なんだから当たり前か。
対象はテクニカル以上です。


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ノルディカ
注)ホームページのリンクを張るときは必ずTOPページにリンク願います
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①DOBERMANN SL

試乗者:管理人 試乗日3月16日
身長:169cm 体重:63kg レベル:テクニカル
試乗場所:峰の原高原スキー場 試乗長さ165cm 雪質:良質な雪
小回り★★2.0点 大回り★★2.0点 オールラウンド性1.0点
カービング★★★3.0点 ずらし1.0点 速度域:高速 中速 低速×
昔ながらのこれぞカービングスキー!という乗り味だ。 面ですべるというよりもエッジの線で滑る感じだ。
板を少しでも傾けるとエッジが食いついて曲がって行く。そのため基礎で使う面を意識したズレを許容しません。
谷回りをつくるためには、フォールライン前のターン前半から深い角付けをしてエッジを立てた後に板をたわませる必要があります。
しかし管理人の技術ではそれができないため、すぐに捻らないとこの板を制御することができません。
なので小回りの横幅を出すことができない。 横幅を出すためには、山回りを長くとってごまかすしかありません。
落差をとって中斜面で中回りのような小回りで滑るといい感じです。
硬い急斜面ではスピードが出すぎてしまい、管理人は扱うことができませんでした。
メーカーの人は鍛えてないと膝を壊しますと言ってました。 納得です。
一般の人は手を出さない方がいいです。


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②DOBERMANN SLR

試乗者:管理人 試乗日3月15日
身長:169cm 体重:63kg レベル:テクニカル
試乗場所:峰の原高原スキー場 試乗長さ165cm 雪質:良質な雪
小回り★★★3.0点 大回り★★2.0点 オールラウンド性★★2.0点
カービング★★★3.0点 ずらし★★2.0点 速度域:高速 中速 低速
最近の基礎スキーの板は、TOPがあまり内側に入ってこない特性になっています。
一方レース系の板はTOPが内側にガンガン入ってくる板が多くあります。
そんな中、中間の特性を持った素直な板の位置づけに思えます。
管理人の技術では、テールを使った今っぽい滑りより、従来からある逆捻りを多様する滑りの方がマッチングがいいと感じました。
とても元気な板で、逆捻りエッジングをすると板が毎回発射するように走ります。
ただ発射される方向がいいらしく、コントロール不能にはならないのが不思議。
特に固い斜面では、ドルフィンターンのように自然になってしまいます。 これはこれで非常に面白い。
今のロッカー系の乗り味より、やっぱり従来の滑り味が好きな人。
そして捻り系の小回りが得意な方で、脚力がある人、もしくは体重が重い人にとてもオススメかな。
テクニカル以上の技術は必要です。


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エラン
①Race SLX

試乗者:管理人 試乗日3月23日
身長:169cm 体重:63kg レベル:テクニカル
試乗場所:尾瀬岩鞍スキー場 試乗長さ165cm 雪質:良質な雪
小回り★★☆2.5点 大回り★★2.0点 オールラウンド性★★2.0点
カービング★★2.0点 ずらし★★★3.0点 速度域:高速 中速 低速
いたって普通の乗り味です。ただ弧としては普通の代表格オガサカTC-SZなどに比べるとクルクル回る印象です。
もしTC-SZでもクルクル回ると思っている人は、この板ではグルグル回ると思います(笑)
エッジの操作感などはいたって普通で、とても扱いやすい。
ずらしを得意とした板の印象で、ずれちゃうわけでもなくいい感じ。
板のしなりを使って曲がる板なので、スキーの操作を覚えるにはとてもいいと思います。
テクニカル以上の上級者の人はちょっと物足りないと感じるかも。
管理人が物足りないと思ったのは、板がしなりすぎるからかターン前半で外足を伸ばそうとすると
すぐグリップして内に入ってきてしまう感じ。 ある意味ターンが簡単に始まるので楽といえば楽。
易しい板の部類で、2級受験をしようとしている人にもオススメできるかも。


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K2
注)ホームページのリンクを張るときは必ずTOPページにリンク願います
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①CHARGER MXCell12

試乗者:北のKKK 試乗日3月9日
身長:172cm 体重:65㎏ レベル:なりたてテクニカルプライズ
試乗場所:カムイスキーリンクス試乗長さ172cm 雪質:圧雪柔らかめ
小回り★★2.0点 大回り★★2.0点 オールラウンド★★2.0点
カービング★★2.0点 ずらし★★★3.0点 速度域:高速 中速 低速
K2好きな自分には少し残念な印象でした。
09年クロスファイアーを3シーズン13年モデルチャージャーを1シーズン使用した者にとってあまり進化を感じないモデルでした。
ビンディングやプレート変更により足元のしっかり感は増しました。
以前のレール差し込みのビンディングですが当方のビンディングはトウピース連結部分が滑走中破損、レールのガタも大きく
K2ジャパンに改善をお願した事もあります。
オールラウンドモデルとしては悪くないのですが、他のメーカーが良い物を出す中、この板が欲しいとは感じませんでした(何の進化も無し)。
13年モデルのチャージャー使用時サロモンのX-KARTと比べ、やはりK2が良いと思いましたが、
今年はサロモンのX-RACE Z12を試乗し整地、コブでもその操作性の良さを実感、思わずため息をついたのが正直なところです。
K2にはもう少し頑張って欲しいと感じます K2Jはマーケティングも下手ですしね


試乗者:管理人 試乗日3月23日
身長:169cm 体重:63kg レベル:テクニカル
試乗場所:尾瀬岩鞍スキー場 試乗長さ172cm 雪質:良質な雪
小回り★★☆2.5点 大回り★★2.0点 オールラウンド性★★★3.0点
カービング★★★3.0点 ずらし★★☆2.5点 速度域:高速 中速 低速
クルクル回ります。マニュアル操作というより板が勝手に回るオートマチックな感じ。
誰でもターン導入は易しくできるのではないかと。
逆に板がすぐに曲がろうとするので谷回りにバリエーションがでない気がする。
また弧の描き方は自動的に丸い感じになります。
管理人的にはもうちょっと板にじっとしていてもらった方が好みですが、別に悪い感じでもない。
最近の風潮かもしれませんが板の走りはおだやかで突然ビュっと走るようなこともなく一定に走ります。
ずらしやすいし、とても扱いやすいと思います。
2級ぐらいから問題なく扱えてしまうでしょう。


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ブリザード



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Stockli(ストックリ)


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Re Ism



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ディナスター
①CR DEMO65 R20 Racing

試乗者:管理人 試乗日3月23日
身長:169cm 体重:63kg レベル:テクニカル
試乗場所:尾瀬岩鞍スキー場 試乗長さ172cm 雪質:良質な雪
小回り★★★3.0点 大回り★★2.0点 オールラウンド性★★★3.0点
カービング★★2.0点 ずらし★★★3.0点 速度域:高速 中速 低速
なんだこの板は!! 滑り出した瞬間に出た言葉。
The SKI! スキー板本来の姿ってこれなんじゃないか? と思える。
オガサカを超えたマニュアル感(笑)
板の手助けは全くありません。 もう一度言います。本当に全くありません(^^;
きちんと正しく踏まないとエッジは全く噛まない。
しかしちゃんと踏めばちゃんと板は回るしグリップするとても不思議な板だ。
外社製とは思えない素朴な乗り味で、試乗した板の中でナンバー1と言ってもいいほどテクニカルな板だ。
すべて自分で操作したい昔ながらの操作性と今風な動きのミックスがほしい人にはオススメです。
この板を自由に扱えたら相当な足前でしょう。
コブなんかは最高じゃないでしょうか。 板が主張しないから自在に板をさばける。
板を完全にコントロール下におけたら無敵な操作感です。
ただエッジ感が強い板ではないので、高速な大回りはちょっと向かないですね。
もちろんエッジのチューニングで変わると思いますが、板のポテンシャルとしてはそういう印象です。
ショート系、コブで扱えたら最高な相棒な気がします。
ずらすことがとても容易なので2級程度でも十分扱えます。
ずらすことが容易と言っても板が弱いわけではありません。なので上級者でも十分扱えると思います。
いやーこんな板ってまだあるんだと思いました(笑) 非常に感心しました(^^;


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BLOSSOM(ブロッサム)
イタリアのスキー板です


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BLASTRACK


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ARMADA



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KNEISSL(クナイスル)



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MEGA WAVE(メガウェーブ)



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ブルーモリス


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VIST-SKI


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IDO-ONE


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KEI-SKI



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