06−07モデルスキー板!試乗感想レポート
注)リンクを張るときは必ずTOPページにリンクするようにお願いします。
〜前置き〜
06-07シーズン中に販売されている板についてのインプレッションです。
ここの主旨としては雑誌などに記載されるデモなどのコメントとは一味違う一般スキーヤーの試乗感想掲載です。
板の乗り味というのは同じ板でも「技術レベル」や「滑るスタイル」によって人それぞれ大きく異なります。
あくまでここの内容は参考としてお読みください。
また試乗した方は、感想をくれればどなたでも掲載いたします。みんなで情報交換できたらいいですね。
又、ここに掲載されてない板の感想でも全然OKです。
試乗感想を投稿したい方はこちらをお読みになってください。
また、試乗感想が記載されているホームページのリンクも歓迎します。
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06−07モデル!気になる板達のリンク!
@kojiさんの試乗感想リンク(試乗感の採点方式はskijamと同じで書いていただいています)
AICI石井スポーツ スキーテストリポート(パソコンのパワーがかなりないとスムーズに見れません。PDF形式です)
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06−07モデル!気になる板達の紹介!
オガサカ06/08/16up ディナスター06/10/07up サロモン06/10/07up ヘッド06/08/16up
ロシニョール06/05/07up ノルディカ06/04/23up フォルクル06/06/04up アトミック06/10/07up
フィッシャー06/10/07up K206/07/09up VIST−SKI06/04/12up エラン06/06/04up
ハート06/06/04up ミズノ06/08/16up
★の評価は3点で満点です。
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オガサカ
@Triun S-LIGHT
試乗者:管理人 試乗日3月4日
身長:169cm 体重:65kg レベル:テクニカル
試乗場所:サンメドウズ清里スキー場 試乗長さ165cm 雪質:GOOD&アイスバーン
★★2.0点 食いつきいまいち。
ぱっと見はTriunSとライトの区別はつきませんが、試乗板があったのはライトの方でした。
トライアンという競技用の名前がついていますが、KEO's GTよりも弱い感じ。
自分が使うには雪面の捉えもあいまいで頼りなく感じました。
その辺りはSとライトの値段差(2万円)にも反映されているということか・・・・。
兄貴分のトライアンSは、太くなりパワーアップしているようだがライトはデザインだけが
変わったのかな?という印象。
そのデザインは、オガサカのホームページで見るよりだいぶかっこいいと思います。
ホームページ上では立体感がないのですが、実際の物は05/06モデルのような凹凸が
あります。トラGもおんなじ感じです。
個人的には中〜中上級者にオススメしたい板です。
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ATriun S
試乗者:ょぅさん
試乗場所 GALA湯沢スキー場 試乗長さ 155
ゲレンデ状況 悪雪(3/11) 身長160センチ体重53キロ
スキー技術
2級
★☆ずれる
幅広になったとかで、けっこう期待して試乗しました。最初の印象は「扱いやすい!」でした。
でも悪雪の急斜面ではスキーの外側の雪が崩れしまう感じでグリップ感がイマイチでした。
自分のケオッズGTのほうがグリップ感がありました。
試乗者:S.Iさん 試乗場所:野沢 試乗日:5月4日 雪質:グサ雪
身長:175cm、体重:68kg、足前:テクニカル&準指 30代半ばの♂
試乗長さ165cm
SL評価:★★2.0点
回り過ぎず、走り過ぎず、切れ過ぎず、ずれ過ぎずといった中庸な感じで競技用と言うより
基礎用に良いのではと思った。タイムも中庸でした。
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BKS-TE
試乗者:管理人 試乗日3月4日
身長:169cm 体重:65kg レベル:テクニカル
試乗場所:サンメドウズ清里スキー場 試乗長さ170cm 雪質:GOOD&アイスバーン
★★☆2.5点 サイドカーブの数値以上によく曲がる。
今年から追加されるNEWモデルです。
バーンのよい状態と、結構ハードなアイスバーンで試しました。
170cmだと回転半径がR16.2なので、一昔前のサロモンdemo10 2Vのようなイメージで
試乗したのですが全然違いました。 予想以上にかなり曲がります。
TOPの食いつきもよく非常に滑りやすいのでとても好印象。この時点では文句なく3.0満点です。
ただしハードな固い急斜面に移ると、板のよれを感じました。
なんというのかなトーションがあまり強くないというのか・・・。
そんな斜面で速めの大回りをすると板のTOPが叩かれて落とされてしまいます。
小回りは予想外に板がギュンと戻ってきたりと。(これがよしという人も当然います)
このあたりツインキール構造ということなのかな?
印象としては人口雪スキー場などの固い斜面はあまり得意ではないのかも。
(ただ固くても25度以下の斜面ではなんの問題もなさそうです)
ホームゲレンデが天然雪ゲレンデなら170cmという長さを選択すれば間違いなく
オールラウンドで力強い見方になってくれると思います。
2.5点より得点は高いが満点ではない。ただ2.75点は微妙なので2.5点とします。
1級以上にオススメ
試乗者:管理人 試乗日3月4日
身長:169cm 体重:65kg レベル:テクニカル
試乗場所:サンメドウズ清里スキー場 試乗長さ160cm 雪質:GOOD&アイスバーン
★★☆2.5点 160cmは短すぎるかな・・?
乗った印象は170cmと同じですが、短い分回転弧が小さくなってクルクルと回ってしまい
「いつでも小回り君」になってしまいがちに。
小回りということであれば170cmよりこちらの方が滑りやすいですね。
しかし160cmはスピードが出せない。
感覚的な物かもしれませんが短すぎてビビッていたせいもありますが・・・・。
TEを買うなら165又は170cmをオススメしたいです。
試乗者:ぽぺーさん 試乗日:3月15日
身長:172cm 体重:激重いので秘密
レベル:1級プレイヤー
試乗場所:尾瀬岩鞍スキー場 試乗長さ155cm 雪質:GOOD&アイスバーン
★★2.0点 短すぎたためだと思う。 オールラウンド性評価としては★★2.0点
試乗板が人気で165 or 170cmが無かったため、仕方なく155cmを選びました。
165 or170cmだったら違う印象をもったかも知れません。
非常に軽快でズラしもキレも自在に出来て操作性は高いのですが、いかんせんこの長さ。
安定感は感じられませんでした。また、硬いところでは板が負けているような印象を持ちました。
楽に、快適に滑るには良い板だと思います。
165
or 170cmにも乗ってみるとまた違った印象になると思います。
試乗者:とみぃ 試乗日2月8日
身長:182cm 体重:64kg レベル:1級
試乗場所:浦佐スキー場 試乗長さ170cm 雪質:湿雪
★★★3点 サロモン?
Newモデルかつ好きな長さということでスクール受講の合間に試乗してみました。
以前に試乗したKS-TRの印象から、トップが捉えがたいとの先入観がありましたが、
履いてみるとかなりテキトーに滑ってもしっかり曲がってくれますし、
どことなく今使っているSalomon Demo9(05-06)と似た乗り味を感じました。
そういえば形状も似てますね(^-^;
KS-CHのような斜面に貼り付くような独特のクセもなく、万人受けのする板だと思います。
多分私と同じくらい(一級近辺)の一本でなんでもやりたい派の方なら
充分満足いただけるのではないかと思います。
試乗者:ぽぺー 試乗日:5月4日
身長:172cm 体重:激重いので秘密
レベル:1級プレイヤー
試乗場所:奥只見丸山 試乗長さ170cm 雪質:グサグサ
★★☆2.5点
岩鞍で試乗できなかった170cmがあったので試乗してみました。
軽い操作で何でも出来て、コブでも問題なく滑れます。
アトミックST12に比べるとやはり板が弱いようで、悪雪や高速では頼りなく感じます。
STが角付け後に脚力を使って圧をかけて行くのとは反対に、KS-TEは角付けをしてから脚力
を使うと抜けてしまうよに感じました。そのまま板に任せる乗り方の方がフィーリングは良いようです。
2〜1級のレベルアップを目指す人や、指導員系の検定には良いのではないかと思います。
ただプライズとなるとちょっと...思いました。
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CUNITY TD-1
試乗者:管理人 試乗日3月4日
身長:169cm 体重:65kg レベル:テクニカル
試乗場所:サンメドウズ清里スキー場 試乗長さ170cm 雪質:GOOD&アイスバーン
★★☆2.5点 特徴がないのが特徴。とても扱いやすい板。
ユニティも今年フルモデルチェンジです。 デザインは03-04モデルが洗礼されたような感じで
かなり地味である。ただトライアン同様にホームページで見るよりはだいぶマシで本物の方が
かっこよく見える。 でもやっぱりちょっとねぇ。。。
170cmR15.4というサイドカーブで、KEO'sTEより数値上はサイドカーブが小さいがあちらの方が
食いつきがいいためかTE170cmの方がよく曲がる感じ。
KC-RV同様にシェルトップ構造(サンドイッチ)のため、板からの返り圧はターン中常に一定の
感じでとても扱いやすい。
板からの主張はまったくなく乗り手にすべて操作が任されているような印象。
しかし個人的にはそれが物足りなく感じました。きつい言い方をすれば「つまらない」ということ。
「この板すげぇっ!」と感じる板は「なんだか上手になったような気がする」
なんて板なのだがそれが全くないのだ。実はそれがこの板の特徴なんだと思います。
板の手助けがない自分の実力通りの滑りになります。
それからやはりハイスピードにはちょっと弱いような感じ。
KEO's TEの項で固い急斜面では「叩かれて落とされる」と書きましたが、ユニティの方が
もっと落とされます。(言い換えればこれは自分が下手な証拠なんでしょう(^^;
)
低速系の指導種目、1級検定などにはかなりオススメ
試乗者:ぽぺーさん 試乗日:3月15日
身長:172cm 体重:激重いので秘密
レベル:1級プレイヤー
試乗場所:尾瀬岩鞍スキー場 試乗長さ:170cm 雪質:GOOD&アイスバーン
★★☆2.5点 なんとも普通だ オールラウンド性評価として★★☆2.5点
HEADのSUPER SHAPEに続き本日サンドイッチ構造の板2本目です。
この板は返りが少し弱いようで、マッタリした乗り味で刺激がありません。
よく言えば刺激がない所が非常に良いというのか・・・。
高速安定性はかなりありましたが、硬いバーンにはかなり弱い印象をもちました。
HEADのSUPER SHAPEよりもマッタリしている板ですが、オールラウンド性はかなり高いと思いました。
試乗者:Shinn 身長:165cm 体重:80kg スキー歴:16年 年齢:50才
試乗長165cm
試乗日3月15日 雪質:軟雪
★☆1.5点 道具としては良く出来ていますが、思い出すのに苦労する影の薄い板です。
この板は以前から、可成り特殊な要求で作られていると感じては居ましたが、今回試乗して
それは確信に変わりました。
私事ですが、スキーが上達するにつれて、ターンは切り替えの時にしっかりと板に乗って
板を走らせる事でターン弧を作る事が理解出来ると気が付くのですが。
この板は通常では有り得ないほど縦に走らすだけでターン弧を作っている様に滑れてしまうので、
それが必要なスキーヤーに取ってはお助けグッズだと思います。
足裏に伝わってくる感覚には安っぽさは無いので、不整地もいける柔らかい板を求めるスキーヤーには
良いのかも知れません。
ゲレンデの下からみていると、それなりに必要なスキー操作をしているのによくよく考えてみると、
スキーヤーはいつまでたっても下に降りてこない、不思議な状況には可成りの確率でユニティが使われています。
しかし私がシーズンを通して一本の板だけで滑るとしたらこの板は選ばないと思います。
バネっぽさが気になりますがケオッズの方を選びます。
硬さが同じ位のケオッズの柔らかい方が、道具としての性能は下かも知れませんがまだ目標は持ちやすいと思います。
センターも含めて板全体が太くなって、体重のあるスキーヤーにも足場を作りやすくなり汎用性が
増しましたがモッサリ感は有りません。
しかしそれは、この板が元々体重のあるスキーヤーには向いていなかったからでは無いかと思います。
従ってもっと柔らかいTD−2に至っては私にはまともな感想は書けません。
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DKC-RV17
試乗者:管理人 試乗日3月4日
身長:169cm 体重:65kg レベル:テクニカル
試乗場所:サンメドウズ清里スキー場 試乗長さ165cm 雪質:GOOD&アイスバーン
★★★3.0点 とてもカッチリしており安心できる。
意外なダークフォースがKC-RVでした。
KC-RVは今年一応フルモデルチェンジのようでサイドカットなどが大きく変更されている。
KC-RV21というモデルとKC-RV17というモデルがあり、今回試乗したのはKC-RV17の方。
165cmという長さなのだがTOPがへんてこりんな跳ね上がり形状をしていてすごく短く感じます。
大丈夫なのかな?なんて思って滑ってみると「かなりかっちり感」がありすごく安定しています。
印象的にはTEの170cmより、KC-RV17の165cmの方がはるかにどっしりしておりアイスバーン
でも全然問題なかったです。
トーションが強いようで、ギューンと安定してターンしていく感じで、KEO'sシリーズよりも
カービング特性が強いかもしれません。
回転弧もサイドカーブという数値上はR16.5でTEの170cmR16.2と似ているが滑ってみると
印象はだいぶ違う。特に小回りが全然違いKC-RVの方が弧の大きい小回りを作りやすい。
シェルトップ構造(サンドイッチ)なので板の挙動はマイルド。ターン中も板からの返ってくる圧は
常に一定です。(それがつまらないという人もいるんですが)
個人的にはかなり気に入りました。購入候補の1本にあげてもいいかもしれません。
この板で不整地には入りませんでしたが、不整地はKEO'sの方が滑りやすいような気がします。
うーん、迷います。
又、いいかえると難しい板の部類とも言えるので、テクニカルを目指す人ぐらいのレベルの方には
KEO'sシリーズの方を個人的にはオススメしたいです。
テクニカル以上の人にオススメ
試乗者:管理人 試乗日3月15日
身長:169cm 体重:65kg レベル:テクニカル
試乗場所:尾瀬岩鞍スキー場 試乗長さ170cm 雪質:GOOD&アイスバーン
★★☆2.5点 170cmでもすんごい曲がる!
当日朝一で170cmをゲットして試乗してみました。
170cmはR17.7というサイドカーブですが数字以上にものすごく曲がります。
板をたわませやすいためだと思いますが、はっきり言ってKC-RV17を大回り用として使うには???
な感じがします。こいつを大回りに使うためには180cmのR20.0ぐらいある方がいいかも。
だったらKC-RV21の180cmの方がいいかもしれないし・・・・。 これは悩ましい所です。
KC-RV17はどちらかというと小回り系の板っぽい印象なんで小回り用に使うのがいいかも。
大回り、小回りを両立させる長さというのはどっちつかずになってしまう印象はぬぐいきれません。
これは好みなんで難しいところです。(下の165cmの項もお読みになってください)
試乗者:管理人 試乗日3月15日
身長:169cm 体重:65kg レベル:テクニカル
試乗場所:尾瀬岩鞍スキー場 試乗長さ165cm 雪質:GOOD&アイスバーン
★★★3.0点 165cmは2回目の試乗です。
170cmの後に165cmを借りてみました。
当然だが165cmの方が板がクイックに動きます。その分楽しいですね。
日本のスキー場は狭く混んでいることが多く、小回り主体になることを考えるとフリースキーなら165cmでも
オールラウンドと言って全然OKなような気がします。
ただスキー大会やプライズ検定での高速大回りを考慮すると165cmでは荷が重いかもしれません。
165cmであれば普段のフリースキーでの使用、大会などでは小回り系〜中回り系と割り切った方がいいと思います。
個人的には高速大回り時は別の板を使い、普段のフリーや大会の小回りなどはKC-RV17 165cm
といった使い方がいいかな?と感じました。
試乗者:とみぃ 試乗日5月4日
身長:182cm 体重:64kg
レベル:1級
試乗場所:奥只見丸山 試乗長さ170cm 雪質:グサ雪
★★★3.0点 高度なオールラウンド性
R17.7とのことでしたが、とてもよく曲がります。
多少のモサモサであれば気にせず進める強さもあります。
板の挙動が穏やかで、コブもガスガス行けます。
また、ズレ幅の調整、ターン弧の調整もやりやすく、オールラウンド性と速度耐性が高度に両立されている印象です。
KS-TEよりは何もしないでも曲がる感じがない分難しいですが、しっかり感はこちらの方が上です。
個人的に来期も一本で行くならこれで行くかな、という感じです。
試乗者:ぽぺー 試乗日:5月4日
身長:172cm 体重:激重いので秘密
レベル:1級プレイヤー
試乗場所:奥只見丸山 試乗長さ170cm 雪質:グサグサ
★★★3.0点
R=17.7となっているが、実際はそれよりも小さく感じます。
操作性抜群でなんでもこなせると感じ優等生的な板ですが、少し物足りなく思えます。
HEADのSUPER
SHAPEに比べる安定性は少しなくなると思いますが軽いのが非常に良いです。
また、03-04モデルのDemo10
2Vよりも扱いやすいと思います。
1本で全てを行うならこの板ではないでしょうか。
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EKS-CH
試乗者:ダックさん 身長:168cm 体重:70kg レベル:1級
試乗場所:奥伊吹スキー場 試乗長さ165cm 雪質:春のもこもこザク雪
★★☆(2.5点)
06/07シーズンも継続ということと、オガサカのベストセラーということなんで、期待感一杯で乗ってみした。
まず大回りですが、これははっきり言って最高です。
ターンの捉え・反発・反応は申し分ないし、また板がしっかりしており安定感があるので、ザク雪でも全く関係なく
カービングターンができます。今まで乗った板の中ではベストです。
次に小回り。この板は少し硬いことに加えて、荷重ポイントが他の板よりもかなり踵よりにあるように感じました。
しっかりと加重点を移動し、きちんと踵加重をしないと綺麗に板がたわまず、ズレてしまうので、かなりシビアな
操作が必要かもしれません。
最後にコブ。小回り同様に板の硬さと荷重点が気になりました。
上手く板の真上から踵荷重ができたときは綺麗にたわんでコブの中でも板の走りを感じられますが、コブの中で
バランスを崩すと加重点のシビアさと板の硬さが災いし、板がたわまず、ズレズレターンになるかコブから弾かれる
感じがします。
ということで、小回り系でかなりシビアな印象を受けました。上手く乗りこなすには、慣れというか正確な加重操
作が必要になると思いますので、1級以上の方にお勧めです。
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FKS-GT
試乗者:ぽぺー 試乗日:5月4日
身長:172cm 体重:激重いので秘密
レベル:1級プレイヤー
試乗場所:奥只見丸山 試乗長さ165cm 雪質:グサグサ
歯切れの良い走り★★★3.0点
メーカーサイトの紹介にもあるように、後半の走りが非常に良く出る板でした。
コブでも整地でも後半に走りが出て早い速度で脱出していき、走りを利用して歯切れの良いターン
ができました。一番長くて165cmになりますが、安定性もあるためオールランド用としても使えると思います。
Atomic
ST12が一定の抜け速度だとするとKS-GTは後半に一気に抜けるような感じでした。
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GトライアンG
試乗者:S.Iさん 試乗場所:戸隠 試乗日:3月18日 雪質:グサ雪
身長:175cm、体重:68kg、足前:テクニカル&準指 30代半ばの♂
試乗長さ185cm
★★☆2.5点
さすがオガサカ!柔らかい雪に強いです。雪が柔らかくてもしっかり曲がっていきます。
板が太いことが春雪に対して良い効果を発揮しているようです。
この時点ではまたオガサカでいいかと思っていた。
試乗者:S.Iさん 試乗場所:野沢 試乗日:5月4日 雪質:グサ雪
身長:175cm、体重:68kg、足前:テクニカル&準指 30代半ばの♂
試乗長さ180cm 185cm
GS評価:★★☆2.5点
自分の05モデルと比較し、板の幅が全体的に広がり、フレックスも柔らかくなりよく曲がります。
180cmでは曲がりすぎる感じで、185cmがベストサイズではないでしょうか。
ただ、フォルクルほどの印象はありません。タイムはこういった板の方が出るのかもしれませんが。
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ディナスター
@OMEGLASS COMP
試乗者:おかもと 試乗日8月31, 9月1日
身長:165cm 体重:58kg
レベル:テクニカル
試乗場所:NZ Mt.
Hutt 試乗長さ165cm 雪質:締まった雪→春雪
★★★3点 しっとり+カラッと
直前に乗ったのが、Salomon Equipe 3V
Raceだった事もレビューに影響していると
思いますが、かなり重厚感がありグリップ力も強く感じました。
フレックスがやわらかく、たわみが出やすく感じます。板の走りも十分にありますが、
過度なものではなく、比較的扱い易いと思います。
また、この板を履いて特に感じた点は、「雪離れが良い」という事。
フォールラインで最大加圧し次の切り替えに向けて圧を減らしていくと、意外と簡単
にエッジの食い込みを開放してくれます。かといって全体的にドライな滑走感もなく、
むしろしっとりした感じなので、少し不思議な感じでした。
競技選手用というカテゴリーの板ですが、コブで激しく攻めないので有れば、一般
スキーでも良い板なのではないでしょうか。
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サロモン
@demo X3
試乗者:管理人 試乗日3月15日
身長:169cm 体重:65kg レベル:テクニカル
試乗場所:尾瀬岩鞍スキー場 試乗長さ160cm 雪質:GOOD&アイスバーン
★★2.0点 鬼のように曲がる。小回りにしか使えん。
試乗した中でダントツに曲がります。 去年のdemo10 3Vも曲がりすぎてびびりましたが今年も健在(笑)
ほどよいを通り過ぎて異常の部類です。
サロモンの特徴だと思うのですが、板のTOPがあっという間に内に入ってきます。
これも去年と同じで、TOP先端エッジがオートマチックでターン始動する感じで自由度があまりない。
言い換えると板が勝手にターンしていて、マニュアル要素が少ない。
これがいいのか?わるいのか?(笑)
ただこれに慣れてしまうと、他のメーカーは「曲がらない板」という評価になってしまうと思います。
また中回りのような滑りをして思ったのですが切り替えが異常にクイックな板で、ターン切り替えで板がキュン!!
と勝手に走ります。 外エッジから内エッジの切り替えなどの速さは試乗した中でもダントツです。
ある意味板の走りを表現しやすい板、逆に言えば失敗をしやすい板とも言えるかも。
ゲレンデに履いて出たら最後、帰るまで小回りをやり続ける運命になります。体力のある方は是非(笑)
試乗者:ょぅさん
試乗場所 GALA湯沢スキー場 試乗長さ160
ゲレンデ状況 悪雪(3/12) 身長160センチ体重53キロ スキー技術 2級
★★フツー
今までのパイロット3V系は、小回り専用スキーといっていいほどのすごいサイドカーブでしたが、
そのわりには小回りが快感ではありませんでした。
今度のモデルは小〜中回りモデルとして扱いやすいものになりました。
滑走フィーリングにどっしり感とかは一切ありませんが、軽快なスキーが好きな人にはいいと思います。
試乗者:ぽぺーさん 試乗日:3月15日
身長:172cm 体重:激重いので秘密
レベル:1級プレイヤー
試乗場所:尾瀬岩鞍スキー場 試乗長さ:160cm 雪質:GOOD&アイスバーン
★★★ 3.0点 小回り性能 オールラウンド性としては★ 1.0点
サロモンdemo3兄弟一気乗りとして1番最初にのりました!!
アトミックST12同様、これまた衝撃を受けました。
自身では
04モデルのSALOMONを所有していますがX-BODYになってからは乗ったことが
ありませんでした。そして今回の初試乗。
尋常じゃない回転力を持った板で、斜面トラバースするだけで勝手に山側に上るほど。
小回りは捻り系よりは落差をとり、横スペースを使用したターンの方がこの板の特性にあっているようです。
返りが少し強いのが気になりましたが、慣れれば最強クラスの小回りが出来るのではないかと思いました。
小回りスペシャルとしての用途以外には使いにくそう。
試乗者:あらやん 試乗日3月12日
身長:175cm 体重:66kg レベル:クラウン
試乗板:DEMO
X3 165cm R12.5
試乗場所:北海道カムイリンクス 雪質:山頂〜中腹アイスバーン 中腹〜山腹GOODパウダー
★★☆2.5点 小回しか出来ない板、軽い
積極的なクロスオーバーとトップコントロールで面白いほど簡単に超小回りがこなせる。
軽い角付けでも簡単に板が体の真下に帰ってくる。
板の反応はナチュラルで踏み込めば反応速度が簡単に上がる。
アイスバーンでもエッジの捉えは的確。圧雪でも食込み過ぎる感覚はなかった。
バタつきはさほど感じられなかったので初心者の方にもオススメできる。
ズラシ滑走でも無問題だった。プライズに挑戦するなら小回りスペシャルで購入を検討してもイイと思う。
が、レジャーで滑るなら面白みに欠けるかもしれない。
デザインは好みが分かれると思う。
試乗者:とみぃ 試乗日5月4日
身長:182cm 体重:64kg
レベル:1級
試乗場所:奥只見丸山 試乗長さ160cm 雪質:グサ雪
★★ 2.0点 整地小回り専用
試乗して、初めは楽しく小回りできるいい板だと思いましたが、途中で気づきました。
小回り「していた」のではなく、板に小回り「させられていた」ことに(^-^;
中回りのターン弧を作りに行くのはやや難しい感じがしました。
検定で使うとしたら整地小回りのみで使うことになりそうです。
また、グサ雪にはやや弱いようです。
コブも上手い人なら旋回性能を活かしてキュンキュン行けると思いますが、
板が短いため前後バランスがやや難しく感じました。
試乗者:ぽぺー 試乗日:5月4日
身長:172cm 体重:激重いので秘密
レベル:1級プレイヤー
試乗場所:奥只見丸山 試乗長さ160cm 雪質:グサグサ
オールラウンド性は★1.0点
小回り性能のみ★★★3.0点
岩鞍に続き2回目の試乗でしたが、やはりこの板の小回り性能は尋常ではないと感じました。
角付けした瞬間に小回りモードに入り、回しこみを行うと横を向いて減速要素が強く出てしまいます。
また、悪雪に対してもあまり強くないように感じられました。
コブでも少し回しこむと横を向いてしまい、整地&不整地ともに回しこまない滑りが必要。
整地での小回りスペシャル以外の用途は無いように思えます。
試乗者:Shinn 身長:165cm 体重:80kg スキー歴:16年 年齢:50才
試乗日3月24日
試乗長さ160cm 雪質:うっすらと新雪が積もったアイスバーン
★★☆2.5点
笑ってしまうほど良く回るスキーです、まじめに練習するのが馬鹿らしくなってしまいます。
私の板04/EQ10−3VPilotと乗り比べてみると一見しての違いは、トップとテールのエラが
張っていない事、ビンディングが普通のプレートに乗っている事です。
EQ10−3VPilotのエラの張った形にはやはり無理があると思います。
引っかかりを防ぐためにトップテールのエッジがずれ易くして有るのでしょうか、ターンの
切り替えでX3に比べて不安定でずれる部分があります。
今までEQ10−3VPilotに乗っていて感じていた違和感はこのタイムラグのせいだったようです。
走るでも無い曲がるでも無い、グニャとした一瞬の「間」とでも言えばいいのでしょうか。
タイムラグがないと言う事でX3の方が切り替え後エッジが効いてくるのが明らかに早いので、
上体を前に前にと積極的な滑りが可能ですから自然とターン弧も深く出来ますし下へは走らすのもかんたんです。
また、Pilotでは重心位置から前後に荷重を移動してもそれを受け止める場所がない、
と言う様な踏みごたえの無いフィーリングでしたが。
X3だとしっかりヒールピースが固定されていて踵に体重を乗せる事が出来ますから、
踵荷重でバランスが取りやすくなりました。
踵荷重のサロモンの特徴で、テールさえ踏んでおけばトップは意識しなくても自然にコントロール出来てしまいます。
ターン弧の調節は切り替え時に決まってしまうのは、サロモンの伝統なんでしょうか相変わらずですが、
切り替えでもたつかずに、高い位置から板を走らす事が出来るので乗っている人間にとってはずっと楽になりました。
カービングだけでなくずらしも安定していました。
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Ademo X2
試乗者:管理人 試乗日3月15日
身長:169cm 体重:65kg レベル:テクニカル
試乗場所:尾瀬岩鞍スキー場 試乗長さ170cm 雪質:GOOD&アイスバーン
★1.0点 う〜ん。この板はいったい?
ぽぺーさんが先に試乗して「なんじゃこの板は?」を連発しているので、本当なのか?
と思い試乗しました。 結果「なんじゃこれは〜?」でした(笑)
足元からテールにかけてのグリップ感が非常に強く、テールがひっかかる感じがします。
小回りはリフト2本ぐらいでは慣れることができず「全く駄目」という印象。
これは一昔前のアトミックのアンビションという板の乗り味に近い感じ。
ロングターンをしてもやはり印象が変わらず、足元からテールにかけてのグリップが強く感じられ
TOPの捕らえがイマイチ。
しかも春の重めの雪に対して板が弾かれてしまい、怖くてスピードを出すことができませんでした。
小回りも・・・・大回りも・・・・ う〜ん。この板はいったい? ぽぺーさんと全く同じ印象でした。
試乗者:ぽぺーさん 試乗日:3月15日
身長:172cm 体重:激重いので秘密
レベル:1級プレイヤー
試乗場所:尾瀬岩鞍スキー場 試乗長さ:162cm 雪質:GOOD&アイスバーン
★1.0点 大回り性能 オールラウンド性評価として★1.0点
サロモンdemo3兄弟一気乗りの第2段!!
X3とは違うベクトルの衝撃を受けたのがこの板です。
04モデルのDemo10 2Vを所有していたのでその感覚かとおもいきや、まったくの別物。
自分が下手になった感じを受けました(^_^;
リフト降りたスロープで違和感を感じていましたが、その思いは的中しました。
ターン前半は妙な捕らえが始まり、後半ではエッジグリップがなくならず2本の板が
別々に動いている感じがして小回りでは板がバラけるし、大回りをしても板が
パタパタしていて怖い状態。
170cmに乗っても印象は変わらないと思います。
(単に下手なだけかも)。
何をどうやっても扱えない板でした。乗れる人いますか・・・?
試乗者 みわ ♂ 身長167cm 体重69kg レベルクラウンプライズ
Salomon DemoX2+914 170cm 117-68-100 R=14.8
試乗場所 苗場 試乗日 4/9
雪質 硬くしまった雪少し荒れ始め
★★☆(チューン次第なのか)
こちらの管理人さんとほぺーさんのレポを読んでいたので、
ちょっとドキドキの試乗だったのですが、意外にも、「アレ?!マトモじゃない」。
念のため、その日試乗した友達(テクニカル)にも聞いてみたのですが、
特に乗り難さはなかったとのこと。エッジのチューン次第ってことなんでしょうか。
そう思って何本か乗ってみると、確かにテール側にかなりしっかり感はあります。
が、それはむしろターン後半の安定感につながっている気がしました。
トップ部は比較的たわみやすく、大変元気よく走ります。
コブでは、たわみもどりがあり過ぎて、かなりスリリングです。でも楽しいかも。
こういう板、僕は割と好みです。
試乗者:佐藤俊彦 身長:182cm体重70kg レベル:1級
試乗場所:ぶどうスキー場 試乗日:2〜3月(複数回) 試乗長さ170cm 雪質:いろいろ
★★軽めの雪ならオールラウンド性高し
知人が買った来期モデルのデモ用ハイエンドモデルのこの板を借りて
シーズン中何度か乗ってみたので報告します。
昨年モデルも試乗しましたが、そのとき重い湿雪だったので小回りがしずらいと感じた記憶があります。
この板はショップでも実際に比較したのですが、ブーツセンターの位置が目測で1〜1.5cmほど
センターに寄っています。そのせいか、トップが入りやすくなり、小回りがしやすくなったと思いました。
競技用に準ずるエッジグリップ力(特にテール側)がありますが、普通の雪なら気にはなりません。
ですが3月後半ど湿雪で滑ったときはテールの引っかかりを感じ中回りよりターンサイズを小さくはできなかったです。
またアイスバーンに近い硬いバーンで飛ばしたときは、全体に安定性に欠けると感じました。
板自体軽いですし(約3200g)、それは仕方ないことなのかもしれません。
165cmのノルディカのSL板の方が安心して飛ばせました。
その代わり現行モデルよりフレックスは柔らかくなり、特に初代パイロットのごとく足下からの
たわみが出やすくなったので、万能選手としての汎用性は高まった気がします。
私には板が描こうとするターン弧が自分の好みに合わないのでサロモンは購入したことがありませんが、
間違いなく現行モデルよりいろいろな面で進化していると感じられるのでサロモンユーザーにはお勧めできます。
ビンディングもワンタッチで位置が変えられます。
試乗者:とみぃ 試乗日5月4日
身長:182cm 体重:64kg
レベル:1級
試乗場所:奥只見丸山 試乗長さ170cm 雪質:グサ雪
★☆ 1.5点 用途が見つかりにくい(^-^;
大回り板とのことですが長さのせいか、あまりドッシリ感はなく、
トップがキョロキョロする感じでかといってトップの捕えが早いわけでもない、
不思議な乗り味で、やや用途不明な感じです。
少なくともプライズ受検の大回り用途で使う板ではないような気がします。
170cmで小回り・中回りも出来ましたし、コブもズラしやすくラクにこなせるので、
二級〜一級受験前後の方のオールラウンドに使えるかもしれません。
ただ、人によってはテールが引っかかる感じがすとのことですし、
オールラウンド用途では他に選ぶ板がある気がします。
試乗者:Shinn 身長:165cm 体重:80kg スキー歴:16年 年齢:50才
試乗長さ170cm
試乗日3月15日 雪質:荒れたぐさ雪
試乗日3月24日 雪質:うっすらと新雪が積もったアイスバーン
★☆1.5点 X3のトップの食い付きを弱くして間延びしたセンターと硬いテールをくっつけた様な板。
基本的なところはX3と同じです。
アトミックLT12程ではないですが可成り倒せます。
ターン弧は切り替えの時に決まってしまい、当然その次のターン弧は変わりますが、踏み込んでも
回り込んだりしてくれません。
テールが長くしっかりしているので、ターンの後半に掛けて踵に乗っていればX3より安定して深く回り込めます。
エッジグリップもゲレンデスキーとしては十分に有って、なおかつ私にもコントロールし易いです。
ただ踵よりに乗る私なのに、トップの存在感の薄さ比べてテールのしっかり感が強過ぎる様で違和感がありました。
そのせいか、テール全体でずらす様な感じで引っかかりが気になりました。
特に雪が柔らかいと抜けが悪くて「どっこいしょ」と心の中でかけ声を掛けながらの小回りでした。
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Bdemo XR
試乗者:管理人 試乗日3月15日
身長:169cm 体重:65kg レベル:テクニカル
試乗場所:尾瀬岩鞍スキー場 試乗長さ170cm 雪質:GOOD&アイスバーン
★★2.0点 意外にしっかりしていて驚き。
demoX2をベースにソフトタイプにした物。サロモンのdemoシリーズでは一番オススメな気がします。
グリップ感はかなりしっかりしており、ずらす滑るよりも切っていく滑りの方が得意そう。
そのためかターン弧を大きめにとった小回りの方が得意のようで、今までのサロモンのイメージで
小回りをすると板がずれなくてびっくりします。
demoX2に比べるとテールがルーズなんですが、やはり乗り味はなんとなく似ています。
しかしXR以上にテールが食いついてしまうと扱いにくくなってしまう感じ。このXRがぎりぎりのセンかな?
今までのサロモンのイメージで小回りがしたければX3を選択するか、XTを選択するしかなさそう。
なにげに今年のサロモンは中上級者層(2級ぐらい)の曲がりやすいというイメージを覆すラインナップ
と言えるかもしれません。
試乗者 みわさん ♂ 身長167cm 体重69kg レベルクラウンプライズ
試乗長さ:170cm 117-67-99 R=14.5
試乗場所 菅平パインビークつばくろゲレンデ 試乗日 3/4
雪質 やや緩んだ硬めの雪、一部アイスバーン
★★☆(これまでにないグリップ感)
05-06のDemo9の後継機種。
Salomonというと、適当にルーズなエッジグリップと回しやすさというイメージが
05-06まではあったのですが、
コイツはエッジグリップが実にシッカリしています。
Elan
Speedwaveの後だったので、余計にそう感じました。
やっぱパイロットを止めたせいなのでしょうか。
今までSalomonというだけで購入対象から外していた人は、
一度、06-07の板に試乗してみることをお勧めします。
板の返りは、どちらかというと歯切れ良くクィックな感じで、
長く走らせるロングターンには向いていないと思いました。
小〜中回りでの快感度が高いかと思います。
試乗者:ぽぺーさん 試乗日:3月15日
身長:172cm 体重:激重いので秘密
レベル:1級プレイヤー
試乗場所:尾瀬岩鞍スキー場 試乗長さ:170cm 雪質:GOOD&アイスバーン
★★2.0点 テールの引っかかりが少し気になる以外は普通 オールラウンド性評価として★★2.0点
サロモンdemo3兄弟一気乗りの第3段!!
X2をベースに・・・という話ですが、X2の残虐性(笑)は影をひそめていました。
しかし、テールの引っかかりに違和感を感じる印象を持ちました。
X2は例の如くの状態(X2の試乗レポ参照)、X3は過激な回転力を持っているため、
06-07モデルで一番&一般的にお勧めなのはこのXRだと思います。
3兄弟の中で一番乗りやすく、中回りでは非常に扱いやすかったです。
しかし自分の04モデルのDemo9 3V、EQUIPE10 3Vの方が乗りやすいため、欲しいとは思えません。
試乗者:Shinn 身長:165cm 体重:80kg スキー歴:16年 年齢:50才
試乗長さ162cm
試乗日3月24日 雪質:うっすらと新雪が積もったアイスバーンも緩みかけ
★★★3点 文句なしの満点です、切れるターンとずれるターン切り替えは自由自在です。
X2やX3との違いは滑り出しただけで感じます。
トップとテールがプレートの前後から先で柔らかく、ずらしがとても楽で思い通りのターンが選べます。
前後の張りが少ないので、自然と板のセンターに乗った少し重心の高い姿勢の良い滑りに成ってしまいました。
カービングはどうかというと、センターから少し踵よりに体重を乗せていると柔らかくずれやすかった
トップテールがたわんで、別の板かと思う程しっかりとしたカービングをします。
この時X2やX3と違って重心はセンターに置いたままで上体は前には倒せませんでした、トップとテールに
それ程張りがないので加速感は少ないです。
一本の板が、「これは切れる板だ」とか「ずれる板だ」と意識するとその通りの別の性格の板に変わる様な
不思議な乗り味に感じました。
まさに、「乗り手の意志通り」、ターン弧だけでなく性格まで変わってしまう基礎スキーが楽しくなる板です。
楽しいけどまじめな板です、中高年の基礎スキーヤーにもお勧め出来る、背筋を伸ばして楽な姿勢で
スイスイ滑れる板です。
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CEquipe 2V Race
試乗者:あきら 試乗日4月16日
身長:175cm 体重:75kg
レベル:テクニカル
試乗場所:尾瀬岩鞍スキー場 晴天 試乗長さ180cm r22.5
雪質:春雪(午後の荒れたグサ雪)
★★☆2.5点
乗りやすい。ノッペリしてる。下に落ちる。店員さんによる所、名前の通り「にぶい」板らしい。確かに(笑)。
でも、レスポンスが激しく無い分リカバリーし易い為、結果、タイムが伸びるとも云ってました。
試乗者:S.Iさん 試乗場所:戸隠 試乗日:3月18日 雪質:グサ雪
身長:175cm、体重:68kg、足前:テクニカル&準指 30代半ばの♂
試乗長さ180cm
★☆1.5点
雪が柔らかく、踏み込むと足場の雪が逃げてしまいGS用としての実力は判らなかった。
非常にフレックスが柔らかく、軽いため捻りを使った小回りがやり易い。
やっぱサロモンって感じで好きになれなかった。
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DEquipe 3V Race
試乗者:あきら 試乗日4月16日
身長:175cm 体重:75kg
レベル:テクニカル
試乗場所:尾瀬岩鞍スキー場 晴天 試乗長さ165cm
雪質:春雪(午後の荒れたグサ雪)
★★☆2.5点
トップからグイグイ入る。小回りは凄くやりやすい。小回りはかなり好印象。中回りは安定感に欠ける。
試乗者:ぽぺー 試乗日:5月4日
身長:172cm 体重:激重いので秘密
レベル:1級プレイヤー
試乗場所:奥只見丸山 試乗長さ165cm 雪質:グサグサ
★★2.0点
Demo系とは異なってかなりどっしりとした感じですが、操作性は非常に軽いです。
ただグリップが強いため、ズラシを多様するとかなり疲れます。
小回り〜中回りは比較的やりやすかったのですが、意外な事にコブが一番滑りやすかったです。
試乗者:S.Iさん 試乗場所:野沢 試乗日:5月4日 雪質:グサ雪
身長:175cm、体重:68kg、足前:テクニカル&準指 30代半ばの♂
SL評価:★★3.0点
私はサンドイッチ構造の板が好みなんですが、この板グリップ、回転性共に良くてベストタイムが
出てしまった(まったく買う気が無いのでショック)。
パイロット構造止めてもしかして07モデルは期待できるのかも。
試乗者:おかもと 試乗日8月31日
身長:165cm 体重:58kg レベル:テクニカル
試乗場所:NZ Mt.
Hutt 試乗長さ165cm 雪質:締まった雪→春雪
★☆ 1.5点 相性合わない、仕方がない。
アトミックRACE
SL12の翌日に滑った限りでは、グリップも極端には弱くないし、
扱いやすく、以前よりしっかりした感じがして「普通の板になったな」と感心したのですが、
直後に他のSL板の乗り換えると、あまりにも頼りなく、弱い板に感じてしまいます。
これは私の滑り方による影響が多いと思いますので、一般的にはもう少し良い評価と
思われます。
ビデオで滑りを確認したら、内傾角が大きく(傾いていない)、ターンの切り替えがスムーズに
行われていませんでした。相性が良くないようです。
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ヘッド
@SUPER SHAPE
試乗者:管理人 試乗日3月4日
身長:169cm 体重:65kg レベル:テクニカル
試乗場所:サンメドウズ清里スキー場 試乗長さ165cm 雪質:GOOD&アイスバーン
★★★3.0点 これはすごい!ずらし小回り系オールラウンドの極めつけかも?
去年モデルとカラーリングが変わっただけ?のようだ。
この板は乗り味がとにかくマイルド。
ユニティと同じサンドイッチ構造だが、個人的にはオガサカよりこっちの方が好み。
165cm R11.4という深いサイドカーブですぐに板が足元に戻ってきてしまうため大回りはちょっと厳しいです。
ただ1級検定ぐらいの大回りであれば、なんの問題もないかと思います。
「カービング」と「ずらし」の性能を両立をさせたら絶対にこういうのり味になる!という感じの
特性をもっておりとにかく扱いやすい。
逆に、カービングでガンガン滑る人には物足りなく感じると思うかもしれません。
まさに「基礎用の板!!」という乗り味で、3.0点とします!
不整地もまったく問題ありません。ずらすことが容易なので滑っていて楽です。
1級検定なら全種目対応OK、なにげに指導系もOK!
テクニカル検定だったら不整地小回り、小回り、中回りにかなりオススメ!!
試乗者:ぽぺーさん 試乗日:3月15日
身長:172cm 体重:激重いので秘密
レベル:1級プレイヤー
試乗場所:尾瀬岩鞍スキー場 試乗長さ:170cm 雪質:GOOD&アイスバーン
★★☆2.5点 普通の中にも光るものあり オールラウンド性評価として★★★3.0点
管理人さんに薦められて試乗してみました。実はサンドイッチ構造の板に乗るのは初めて。
サンドイッチはマッタリしているという話を聞きましたが、このマッタリ感は自分の
フィーリングにあっていると思いました。
オガサカのサンドイッチ板UNITY TD-1との比較になりますがsuper shapeの方が好印象。
板自体もしっかりしているしマッタリし過ぎでなく必要なときには返ってくるのとテール部を
使うと走りを引き出すことも出来ました。
硬いバーンでもそれほど問題は感じませんでした。
マッタリ系、オールラウンド系としてオススメの1本だと思います。
試乗者:Shinn 身長:165cm 体重:80kg スキー歴:16年 年齢:50才
試乗長165cm
試乗日3月15日 雪質:軟雪
★☆1.5点 ネーミングをSUPERSHAPEに統一してこの板だけが走らない
事が浮き彫りになってしまいました。
昨シーズン私はこの板を、基礎にはシーズン一番のお勧めと思っていましたが
今回試乗して考えが変わりました。
オガサカのユニティも進化しミズノのMODE13I、サロモンのXRなどと比べてもあえて
お勧めする理由は少なくなってきていると思います。
(お断りしておきますが私は基礎スキーと言うほどの物をやっていないのであく
までイメージだと思ってください)
サイドカーブの割に余りエラが張ったシルエットではないので、先シーズン試乗した時は
ターンの導入を助けてくれる練習用の板としては分かり易い性能があると思っていましたが、
今回他の板を試乗して比べてみると明らかに幅の広いトップとテールは抵抗になっています。
雪接点から後ろのエッジが、切れるのではなくこすれる事で抵抗になって強引に
曲がっていく感じがあり簡単に板が横を向きます。
これがアトミックのST12だと、トップが食いついてグニャッとたわみスピードが乗ったまま
慣性力でテールが振り出されてつんのめる様なストレスが溜まるのですが。
また幅があって悪雪に強かったと感じましたが、ユニティもセンター幅が広がってアドバンテージも無くなりました。
もちろん、板が変わった訳ではないので、ターン導入がし易くて人に優しい板である事には
変わりがありませんが、同じくらい楽でもっと走る板が他社から出た以上すでに旬では無くなったと言う事です。
ちょっとした構造の設定の違いで大回りがもう少し楽しければ私の感想は変わったと思いますが。
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ASUPER SHAPE SPEED
試乗者:管理人 試乗日3月4日
身長:169cm 体重:65kg レベル:テクニカル
試乗場所:サンメドウズ清里スキー場 試乗長さ163cm 雪質:GOOD&アイスバーン
★★☆2.5点 乗り味はSUPER SHAPEに似ているが163cmという長さの存在に意味があるのか疑問。
去年のDEMO i.RC SWのプレートを、ソフトタイプに変えた物だそうだ。板自体は去年と同じみたい。
乗り味はSUPER SHAPEとそっくりでとにかくマイルド。じっくりと板をたわませて滑ることができる。
SUPER SHAPEと違う所は回転半径が大きいため当然板がゆっくり回ってくる。
そのため板がずれたいのか?切りたいのか?というグリップ感のあいまいな所がわかってしまう感じ。
言い換えると163cmという長さが小回りが得意なのか大回りが得意なのかよくわからない特性となっている。
(逆にSUPER SHAPEはすぐに板が足元に戻ってきてしまうので小回り用と改めて認識)
そういう意味からすると試乗板は163cmという板だったのだが、できれば170cm
もしくは177cm
の板に試乗してみたかった。 きっとこっちの方がしっかりしていて印象はいいと予想されます。
又、オールラウンド性はSUPER SHAPEより高い印象。ただしSUPER SHAPEの方が小回りが楽しいです!
1級検定なら全種目OK。 指導系もまったく問題なし。
テクニカル検定も不整地大回り、不整地小回りなんかで特に威力を発揮するかも。
長さが長ければ大回り用として使えるかもしれません。
試乗者:ょぅさん
試乗場所 GALA湯沢スキー場 試乗長さ 163
ゲレンデ状況 悪雪(3/11) 身長160センチ体重53キロ
スキー技術 2級
★★☆魔法のスキー
小回りの得意なスキーで大回りをしようとすると、切り替えた瞬間にスキーが回り始めて、
なかなかゆっくりした切り替えができないものです。
でもこのスキーは特別です。小回りはきゅんきゅんできるのに、大回りもじっくりできる不思議なスキーです。
大回りでも切り替えた瞬間にスキーが回り始めるのが好きな人には向いてないと思います。
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BI.XRC1200SW
試乗者:佐藤俊彦 身長:182cm体重70kg レベル:1級
試乗場所:八方尾根スキー場 試乗日:4月18日 試乗長さ170cm 雪質:粗目〜ザブ雪
★☆中速までならラクチン
サイドカーブは116/69/102と、センター幅は細めのヘッドの中ではもっとも幅がある板です。
3dの形状を持たせたサンドイッチ構造に魅力を感じ、試乗。回転半径は14.3m。
サイドカーブの割には小さいです。乗ってみてナルホドと思いました。
フリースレックスタイプの金具の性もあるのでしょう、センターが良くしなります。
今回のような重い雪質では中速以上になると足下がふわふわする感じがあり、怖くてあまりとばせませんでした。
SUPERSPEEDと比べると返りがまったりしており、雪質を問わず破綻を来すことなく滑れると思います。
対象としては1−2級。柔らかい板なので体重の軽い人でもいけます。
確かに長さの割には深回りしてくれるので、あらゆる回転弧への対応性は高いです。
似たようなデザインが多いデモシリーズより、色やデザインはこちらが上。さわやかさを感じさせてくれます。
この板でカーブプレートを付けた板を用意してくれたら、つまりもうすこし足下の安定感が増してくれたら
高速でも滑れるようになるし、サイドカーブ自体はオールラウンドに使うには最適な数値なので
余計その点を惜しく思います。
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CWC I.GS R.D Vist
試乗者:S.Iさん 試乗場所:アサマ2000 試乗日:3月25日 雪質:良好
身長:175cm、体重:68kg、足前:テクニカル&準指 30代半ばの♂
試乗長さ183cm
★1.0点
今回の試乗会で最も真っ直ぐ突き進んでいきました。
VISTのプレートのせいかも?私の技量では思ったとおりに曲がって行きません(まさに人間魚雷!)。
この板を使いこなせる人はきっと爆弾タイムを叩き出せるんではないでしょうか。
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ロシニョール
@Rossingnol D11Mutix
長さ:175cm 118-70-102 R1=11 R2=15 試乗場所 苗場
試乗者 みわ ♂ 身長167cm
体重69kg
レベルクラウンプライズ
試乗日 4/8
雪質 荒れてボコボコになりかけ、所々少し硬い。
★★☆(アームの付け替えによるバリエーションを評価)
アームの付け替えでロングターン用とショートターン用を一台で済ませられる
というのがウリの板。確かにアームの違いによって乗り味は大分変わります。
しかし、どちらか一方の乗り味が気に入って、チェンジしなくなるのではないかと思いました。
全体に、ワイドボディのためかカッチリしたグリップ感に乏しく、
基礎最上級機種としてはどーなんだろーという気がちょっとしました。
まず、ロングターンバージョンを試してみたのですが、
ロングターンは安定しているものの、たわみを作って走らせる感じが出しにくく、
長さのせいもあってショートはやり難いです。ただし、コブで意外に使えました。
余計なたわみが出ないためかと思います。
次にショートターンバージョン。
よくたわんでくれるので、ショートはしやすくなりましたが、
何故かロングターンもこっちの方がしやすいです。
ただし、コブでは、たわみもどりが出すぎて、やや不安定。
結局、僕なら、ショートターンバージョンでずっと通すんじゃないかと思います。
ただ、体重のある人は、ロングターンバージョンの方が好きかもしれません。
その日の雪質によって変えるというのも手かもしれません。
そういう選択の幅があるところを評価して、星二つ半にしてみました。
試乗者:とみぃ 試乗日5月4日
身長:182cm 体重:64kg
レベル:1級
試乗場所:奥只見丸山 試乗長さ165cm 雪質:グサ雪
★☆ 1.5点 硬い
ロングターンバージョンのみ試乗。
長いアームで板が固められてしまっている感じで、たわみが出ない感じがしました。
小回りはかなりやりづらい感じでしたが、大回りは無難にこなすことができました。
ただ、もうすこし安定感が欲しいところです。これは長さが165cmだったせいかもしれません。
コブでは板があまり衝撃を吸収してくれないため、少し怖さを感じました。
個人的にフィッシャーやサロモンの柔らかい板ばかり乗っているため、
相性があまりよろしくないように感じ、ショートアームは試乗しませんでした。
試乗者:ぽぺー 試乗日:5月4日
身長:172cm 体重:激重いので秘密
レベル:1級プレイヤー
試乗場所:奥只見丸山 試乗長さ165cm 雪質:グサグサ
オールラウンド性は★☆1.5点
ショート用★☆1.5点
ロング用 ★★2.0点
一本で二つの乗り味ということで興味があったD11Munixを試乗してみましたがROSSIGNOLは合わないようです。
ショート用アーム
・小回り〜中回りがやりやすいが、固い斜面に負けている気がした。
・安定性が感じられず大回りは微妙。
ロング用アーム
・ロング用は同じ板なのにアームを変えるとこれほど乗り味が変わるのかとある意味感心。
・感触としてはこちらの方が好みではあるが、なんだかイマイチ。
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AOVERSIZE 9S
試乗者:あきら 試乗日4月16日
身長:175cm 体重:75kg
レベル:テクニカル
試乗場所:尾瀬岩鞍スキー場 晴天 試乗長さ165cm r12
雪質:春雪(午後の荒れたグサ雪)
★★☆2.5点
固く、レスポンスが良い。トップからグイグイ入る。小回り凄くやりやすい。
小回りかなり好印象。中回りは安定感に欠ける。
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フォルクル
@ALLSATAR
試乗者:佐藤俊彦 身長:182cm体重70kg レベル:1級
試乗場所:八方尾根スキー場 試乗日:4月18日 試乗長さ168cm&175cm 雪質:粗目〜ザブ雪
★★★ 究極のオールラウンド板
今期主に乗っているノルディカのPro SLなどと比べると、センター部のエッジグリップが強いです。
しかし全体のたわみが出やすく、意外と操作性が良かったです。
以前フォルクル契約選手に聞いたら来期のそれは今期の板より入っているメタルの厚さが
薄くなっているとのことでしたが、このくらいのフレックスとトーションのバランスが一番良いように思います。
他のメーカーのハイエンドモデルと比べるとフォルクルの板は重量が軽く、それも好印象。
その対極にあるのはアトミックでしょう。
来期からトップシートがつるつるになり、板のデザインや質感も上場。
ストラクチャーもちゃんと入っており、仕上げも丁寧な感じで持つ喜びを感じさせてくれます。
昨年ロシのゼニス10Dを三つ星で評価しましたが、今になって思うとセンター部にしかメタルが
入っていないし、高速だとばたつく感じがします。今から再評価すれば二つ星ですね。
175cmにも乗りましたが、センター幅が70mmあるのでザブ雪の中でも安定感抜群。
それでいてトップとテールがしなやかなのでターン導入がしやすく、小回りも充分しやすくかったです。
レースタイガー(後述)と比べても高速安定性は申し分なく、長めのオールラウンド板として充分万能に使えます。
フォルクルはサイズレンジや競技板のセカンドモデルが充実しており選択に悩むのは嬉しい悲鳴と
いったところでしょうか。1台でテクの受験用に、私は来期これの168cmをを購入する予定です。
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ARacetiger GS Racing
試乗者:佐藤俊彦 身長:182cm体重70kg レベル:1級
試乗場所:八方尾根スキー場 試乗日:4月18日 試乗長さ180cm 雪質:粗目〜ザブ雪
★★★よく走り、よく曲がる
今期の継続モデルです。
初めて乗ってみたのですが意外とフレックスがしなやかで、返りの強さも適度。
重量も軽めでリフトに乗っていても膝に優しいです(笑)。
今年1月、オークションで新品を2万5千円で買ったロシの選手用GS板(181cm)と比べると
フレックスの柔らかさは同程度、返りはややこちらが俊敏、エッジグリップはロシがより強い
といったところでしょうか。
ただロシのそれは選手用なだけに柔らかいバーンではエッジが食い込みすぎ、ある程度以上の
スピードを出さないとたわみを引き出しにくい感じがします。
一方こちらは丁度いい感じ。板もよく走り、ずらしもしやすく、大回り主体にゲレンデで使うにはもってこい。
いい意味で汎用性があるため、ゲレンデユースでは三つ星の評価を与えたいです。
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BRacetiger SL Racing
試乗者:佐藤俊彦 身長:182cm体重70kg レベル:1級
試乗場所:八方尾根スキー場 試乗日:4月18日 試乗長さ165cm 雪質:粗目〜ザブ雪
★★雪面に張り付くようにターンする
この頃になるとかなりザブ雪気味になってきましたので、板の本当の乗り味はわかりません。
しかしながらSL板らしく、早いレスポンス、強いエッジグリップは感じられました。
エッジグリップは同社のGS板と比べても強めで、ちょっと引っかかる感じがしました。
フォルクルの競技用モデルの工場出荷時のエッジ角はかなり鋭角だと聞いています。
なので、エッジを調整すれば一般ゲレンデでも使いやすくなるとは思います。
やはり板の重さが軽めで、乗っていて軽快感があるのは好印象。
ただもろ阪神タイガースを彷彿とさせる色とデザインは何とかして欲しいです。
この板も継続モデル。
サイドカーブががらりと変わったセカンドモデルのRCとSCにも乗りたかったのですが
時間がなく果たせませんでした。
普段使っているノルディカPro SLと比べると、センター幅があるだけ(66mm)安定感はこちらの方が上。
足下の安定感もこちらが上。
大回りしたときの安定感は同じぐらいかな?レスポンスはフォルクルの方が早いです。
雪質が良ければもっと高い評価を付けたかもしれません。
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CS5 Titanium
試乗者:佐藤俊彦 身長:182cm体重70kg レベル:1級
試乗場所:八方尾根スキー場 試乗日:4月18日 試乗長さ168cm 雪質:粗目〜ザブ雪
★★軽すぎ!
オールラウンド板としてもう一台、関心のあったS5にも乗ってみました。
板の構造がやや異なり、こちらもメタルは入っているものの、トーションはALLSTARより弱く作られています。
重量もさらに軽く、身体に羽が生えたような軽快感が味わえます。
安定感が同じなら板は軽い方がいいのは当たり前。ただし硬いバーンではその分板が叩かれたり
ばたつくかもしれません。
ALLSTARとの違いはあまり感じられなかったです。
唯一、高速での安定性はやはりALLSTARの方がありました。
センター幅は1mmこちらが細いですが、乗り味に違いが出るほどではありません。
でも手で持ってあおってみた感じではALLSTARの方が粘りを感じます。戻りも強めですね。
それがターン後半の板の走りに現れている感じでした。
テクを目指す方なら迷うことなくALLSTARをお勧めします。
それにしてもこの軽さ、こぶ主体に滑る分にはこちらの方が楽しそう。
脚力のあまりない上級者の方にもお勧めできます。
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DUnlimited AC3 Ti
試乗者 みわ ♂ 身長167cm
体重69kg
レベルクラウンプライズ
試乗日 4/16 試乗場所 岩鞍 170cm 118-76-104 R=16.7
雪質 グサグサ、所々硬い。
★★☆(いい感じ!)
センター幅が広いので、グサグサ雪を気持ちよく走破してくれます。
カービング性能も高く、硬い所のグリップ感も悪くありません。
小回りやコブでも扱いやすくオールラウンドに使える板です。
柔らかい雪のゲレンデがホームの人にオススメします。
特にグサグサ雪で1級やテク検定を受けるなら、
他の板に比べて、かなりアドバンテージを取れると思います。
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ERacetiger GS Racing WC
試乗者:S.Iさん 試乗場所:戸隠 試乗日:3月18日 雪質:グサ雪
身長:175cm、体重:68kg、足前:テクニカル&準指 30代半ばの♂
試乗長さ180cm
★★★3点
最後の1本で履いてかなり良かった。モサモサの雪を掻き分けてグイグイ進んでいきます。
初めての乗り味です。非常に気に入ってしまいました。
試乗者:S.Iさん 試乗場所:アサマ2000 試乗日:3月25日 雪質:良好
身長:175cm、体重:68kg、足前:テクニカル&準指 30代半ばの♂
試乗長さ180、185cm
GS用:★★★3点 基礎用:★★☆2.5点
戸隠の印象が本当に良かったのか確かめるために再試乗。
180cmは選手用R:21m以上とは思えないほど良く曲がるし、グイグイ板が進んでいきます。
やっぱり乗り味最高。
戸隠に無かった185cmは更に推進力がアップします。
選手用なんて敷居が高いと考えていましたが、乗ってみて考えが変わった(やっぱ高いものはイイ!)。
既に予約しました。
広い会場なら基礎大回り専用で使用可(180cm)。基礎派の方も騙されたと思って乗ってみて下さい。
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アトミック
@demo LT12m
試乗者:管理人 試乗日3月4日
身長:169cm 体重:65kg レベル:テクニカル
試乗場所:サンメドウズ清里スキー場 試乗長さ175cm 雪質:GOOD&アイスバーン
★★★3.0点 昨年のLT11をよく覚えておらず昨年モデルと印象が全く同じ(^^;
今年からdemoというネーミングになり12シリーズが追加されました。(11はなくなったのかな?)
正直、LT11の印象と全く同じです(^^; カラーリングが同じだったら間違えてしまいそう。
乗り味はマイルドですが板の粘りがすごくあります。 板のTOP側がすごく柔らかいのがわかり
TOPがしなっているのがターン中に感じ取ることができます。
しかし板が叩かれることもなく安定感はLT11同様抜群でした。 また滑った感じは軽いのですが
持った感じの重量感も他メーカーに比べてあいかわらず抜群でした(笑)
KC-RVとは違った感じの安定感で、KC-RVは「カチっと感」 LT12は「粘り感」といった所。
これは好みでしょうか? 個人的にはどちらも無料でもらえるならノープロブレム(笑)
(ただしKC-RVの方がオールラウンドとして使えそうです)
LT12は大回り専用として使うのが正しい感じ。オールラウンドで使うにはちょっと難しいかも。
テクニカル検定の大回りにかなりオススメ!
試乗者:ぽぺーさん 試乗日:3月15日
身長:172cm 体重:激重いので秘密
レベル:1級プレイヤー
試乗場所:尾瀬岩鞍スキー場 試乗長さ:176cm 雪質:GOOD&アイスバーン
★★☆2.5点 走り&安定感あり!!! オールラウンド性評価として★☆1.5点
モデルチェンジ後のアトミックに乗ったことが無かったため久々のアトミックですが本日の朝一いきなり
このモデルから挑戦。
これまでのアトミックのイメージが払拭されるほどの変わりようで、ターンさせることが出来ました。
ターンサイズの設定が難しかったですが、慣れれば大回り用として非常に良い板だと思います。
エッジグリップが強いため、ズラすには疲れる板だと思いました。
大回りが苦手な自分にとっては小回り系の方が好きだということで2.5点です。
試乗者:あきら 試乗日4月16日
身長:175cm 体重:75kg
レベル:テクニカル
試乗場所:尾瀬岩鞍スキー場 晴天 試乗長さ169cm r12
雪質:春雪(午後の荒れたグサ雪)
★★2点
GS12、SL12と比べるとあまり印象が無い。
よく回るので大回りだと厳しいのかも。
テクニカルレベルならLT12の169cmよりSL12の165cmをオススメします。
試乗者 みわ ♂ 身長167cm 体重69kg
レベルクラウンプライズ
試乗日 4/16 176cm 115-68-99 R=17 試乗場所 岩鞍
雪質 朝の比較的締まったバーンとグサグサになりかけ。
★★☆(ややマッタリ)
ベータ・パワーブリッジ搭載で05-06のLT11よりも太くなりました。
チューンにもよるのでしょうが、LT11の過剰なグリップ感はなく、扱いやすいです。
センター幅が広がったので、グサグサ雪でも安定感があります。
LT11は、過敏過ぎて、雪面の荒れを拾ってしまう欠点があったのですが、
LT12はそこが上手く解消されています。振動吸収性が向上しているようです。
ただし、その過敏さと過剰なグリップ感を気に入っていた人には、
ちょっとマッタリし過ぎという感じになると思います。
また、ビンディングの取り付け位置はLT11同様後ろ目なので、
小回りをすると前の長さを感じることになります。
小回りに向かない点は、LT11と同じです。
試乗者:Shinn 身長:165cm 体重:80kg スキー歴:16年 年齢:50才
試乗長さ169cm
試乗日3月15日 雪質:荒れたぐさ雪
試乗日3月24日 雪質:うっすらと新雪が積もったアイスバーン
★★★3点 すべての整地、思い通りのターン弧、で2本の平行なシュプールを残すカービング専用板です。
昨シーズンのLT11の改良版と言う事で試乗しました。
LT11と比べる事は出来ないので、LT9にまず乗ってみて感覚を思い出してみようとしましたが
ゲレンデコンディションが違いすぎて結局はっきりとしたイメージは湧きませんでした。
それでも少しずつ思い出してみると、昨シーズンの軟雪ゲレンデでLT9はLT11に比べて同じようなタ−ンを
しながらもずらす滑りが楽だったと感じましたが。
今回の硬いゲレンデで、LT12は私としては余りずらし易い板ではなかったのですが、LT9はいきなりグリップを
失う様な不安定な動きしか感じられませんでした。
このLT12はサロモンX2と同じく踵よりに乗る板ですが、違うのはトップが切れ込んでターンを始めた後も
トップ付近にグリップが残っている感じで、踏むとターン中でもしっかりたわむ事です。
そのためターン途中でも弧を自由に変えられ、両方の板が広めのスタンスでも左右の板のたわみやターン弧を
調節出来るので、自然と2本の板は前後差なしに平行に出来ました。
踏めば踏む程たわんで膝の外側が雪面に近づくのを感じます、それがアイスバーンにうっすらとした新雪でも
午後からのベシャ雪でも変わらない事と、他の板ではついつい飛んでしまうウエーブの向こう側にぴったりと
張り付くのには驚きました。
アトミックの板を履くとブーツの甲の部分に必ず雪が乗っかっていました。
中斜面で、ターンのどの行程でも、踏み込みさえすればターン弧が深くなり、通常のデモ板では考えられない
位バンク角が深くなります。
ゲレンデの斜度が変わったり片斜面になっても馬の背や谷筋になっても、あらゆる圧雪面にかんたんに
エッジが吸い付く様にカービングで滑る事が出来ると言う事は、私の様に競技経験も全くないゲレンデスキーヤーに
とっては驚きです。
また、緩斜面で失速した後の再加速がとてもし易いのが印象的でした。
カービング小回りも長さからすると可成り楽に出来ました、と言うか長さを余り感じない板でした。
ずらしは全く苦手のようですが、実は回り込みながら適当にずれていたのかも知れません。
実は、試乗した後何週間も足の裏に感触が残っていて時々禁断症状が出ます。
試乗板の滑走面は必ずしも良い状態ではなくコンケーブが強かったそうです。
早期予約の板はコンテナの中からフラットな板を選び出してチューンナップしてくれるとの事で、
来シーズンは大回り用の板を買わない予定の私としては全く目の毒でしか有りません。
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AdemoST12
試乗者:管理人 試乗日3月15日
身長:169cm 体重:65kg レベル:テクニカル
試乗場所:尾瀬岩鞍スキー場 試乗長さ165cm 雪質:GOOD&アイスバーン
★★★3.0点 ST11同様抜群の安定感!
試乗前にST11に比べて何が変わったんですか?と聞くと
「全く変わりました」とのこと・・・・。
が、試乗してみるとST11との違いがあまりわからない(^^;
LT11とLT12の関係同様にカラーリングが同じだったら間違えてしまいそうだ。
しかし今年のアトミックのカラーリングはいったい?(--;
ファンタオレンジを連想させるのは俺だけ?。
しかし04-05⇒05-06⇒06-07とどんどん格好悪くなっていきます(笑)
カラーリングはともかく、ST11譲りの性能はやはりぴか一でオススメ度も高いですね。
板の安定感は試乗した小回り系の中では間違いなく一番です。
ST11同様ずらしてちょこまか滑るのがあまり得意ではなく、軸を大きめに
とったダイナミックな小回りを得意とする板だと思います。
ですので、テール振る小回りをする人(2級ぐらい)は「曲がらない!」と感じるかも。
そのため評価は中級者、上級者でわかれるような気がします。
テクニカル以上の人にかなりオススメ!
試乗者:ょぅさん
試乗場所 GALA湯沢スキー場
試乗長さ 155/165 ゲレンデ状況 悪雪(3/11)、ややガリガリバーン(3/12)
身長160センチ体重53キロ スキー技術 2級
★★★軽い、どっしり、切れる
SL12とほとんど同じだと感じました。いっしょに滑った仲間からは
「SL12のときよりもたついていた」って言われました。
試乗者:ぽぺーさん 試乗日:3月15日
身長:172cm 体重:激重いので秘密
レベル:1級プレイヤー
試乗場所:尾瀬岩鞍スキー場 試乗長さ:165cm 雪質:GOOD&アイスバーン
★★☆2.5点 脅威の安定性!!
★★ 2.0点 オールラウンド性
★★★3.0点 中回り性能
こいつは驚きました!!検定などで中回り板として使うと反則になるかも(笑)
小回りベースの板なのにこの安定感は尋常ではありません。
そして中回り時の滑走感覚はすばらしい!
これは中回り専用板として使用したいほどの衝撃を受けました。
いうならば中回りスペシャル・・・ホントは小回り用ですが大回りでも怖さはありません。
でも大回りはやりにくいです。(というより回転弧がならない)
LT12m同様、対象は1級以上の印象。
安い昨年モデルのST11とこのモデルの選択を悩みますが、どちらかちょっと真剣に欲しいかも。
試乗者:あきら 試乗日4月16日
身長:175cm 体重:75kg
レベル:テクニカル
試乗場所:尾瀬岩鞍スキー場 晴天 試乗長さ165cm r12
雪質:春雪(午後の荒れたグサ雪)
★☆1.5点
縦に抜けず、横に抜ける。SL12より安定感がいまいち。
テクニカルレベルならSL12がオススメ。
試乗者:とみぃ 試乗日5月4日
身長:182cm 体重:64kg
レベル:1級
試乗場所:奥只見丸山 試乗長さ160cm 雪質:グサ雪
★★★3.0点 快感!
管理人さんやぽぺー氏からのレポートを読んで期待して試乗しました。
捕えてから板が回り切るまでが早く、小回りが上手くなったような気になれました。
また、昔のアトミックのようにズレ幅が全く取れないなどということもなく、
コブも無難にこなせます(板が回りに行ってしまうので慣れは必要に思えましたが)。
グサ雪にも強く、実力が発揮されるレンジが広いのも特徴です。
かなり欲しくなる一台ですが、検定を考えると、
これを使うためには別に大回り板が必要でしょうね。
試乗者:Shinn 身長:165cm 体重:80kg スキー歴:16年 年齢:50才
試乗長さ165cm
試乗日3月24日 雪質:アイスバーンと午後からのベシャ雪
★1点 切れ込んで回りす過ぎ、前につんのめって疲れました。
LT12と同じくトップから切れ込む板ですが、トップ幅が更に広くサイドカーブがきついので
回り込み過ぎてつんのめる感じになりました。
その反動でテールが横を向き無理矢理ずれる感じです。
アイスバーンではそれ程でもなかったのですが、ベシャ雪では下に落ちて行きません。
トーションが硬いのかも知れません、自分の04/EQ10−3VPilotの方が適度に
ねじれて浮力があるので悪雪では全然楽です。
私には必要のないトップの食いつきです、LT12のトップの食いつきとズレるテールが有れば十分な気がします。
もしかしたら私にはDEMOLIMITEDが合っていたのかも知れませんが、その場に居合わせた皆さんの
「捕らえ所のないどうでも良い板」と言う感想を鵜呑みにして試乗しませんでしたが、後でとても後悔しました。
意外と長さを感じる板でもありました、オールラウンドとしてはLT12の短めの方が私には会っているのかも知れません。
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BdemoLIMITED
試乗者:管理人 試乗日3月15日
身長:169cm 体重:65kg レベル:テクニカル
試乗場所:尾瀬岩鞍スキー場 試乗長さ166cm 雪質:GOOD&アイスバーン
★★2.0点 中途半端な感じ。これは何が得意なんだ?
試乗した瞬間にLT9だと思いました。
なにげに昨年のLT9との区別がつかない・・・・。
しかしLT9というラインナップも別にあるわけだから何かが違うんでしょうけども。
06/07アトミックはどの板もそうだが去年モデルとほとんど同じではないか?と感じた。
なにげに前評判がよくて期待していたのだが、期待しすぎていたせいかちょっとがっかり。
ST12ほどの回転力と安定感はなく、LT12のような爽快な大回りができるわけでもない。
中間機種なんだから当然といえば当然なんですが、他のモデルのような面白さがないのだ。
05/06モデルのST11は160cmの次が170cmというラインナップだったが、06/07モデルのST12は
165cmというラインナップがあるため、この板の166cmという存在意義が薄い気がする。
このモデルの166cmを選ぶならST12の165cmをオススメしたい。
また、166cmより長い板を選ぶなら逆にLT12をオススメしたい。
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CRACE SL12
試乗者:ょぅさん
試乗場所 GALA湯沢スキー場
試乗長さ 155/165 ゲレンデ状況 悪雪(3/11)、ややガリガリバーン(3/12)
身長160センチ体重53キロ スキー技術 2級
★★★軽い、どっしり、切れる、スゴイ
アトミックの来季モデルは軽量なのが多く、レーシングモデルも例外ではありません。
このSL12も軽く、リフトに乗っているとスキーを履いているのを忘れるほどです。
滑ってみると重量感があり、カービング中回りの切れと安定感は最高です。
悪雪でもものともせずにカービングで突っ走っていけます。
悪雪などであまりエッジを立てずに小回りをしてみると、スムーズにずれてうまく滑れます。
こういうときは軽いので扱いやすいです。
レーシングモデル、それもアトミックなんて無縁かと思ってたけどこれはスゴイいいです。
カービング中回りが好きな人は試乗すべきです。
試乗者:あきら 試乗日4月16日
身長:175cm 体重:75kg
レベル:テクニカル
試乗場所:尾瀬岩鞍スキー場 晴天 試乗長さ165cm r12
雪質:春雪(午前中の柔らかい程度の雪と午後の荒れたグサ雪)
★★★3点
小回り、中回りで好印象。縦にどんどん踏める。安定感はバツグン。
良い意味で板が抜けやすい。以外にずらし易くてコブも行けた。
自分はこれの160cmか165cmを小回り、中回り用で購入予定です。
試乗者:S.Iさん 試乗場所:アサマ2000 試乗日:3月25日 雪質:良好
身長:175cm、体重:68kg、足前:テクニカル&準指 30代半ばの♂
試乗長さ180、185cm
★★★3点
GSと違ってこちらは良く回る、良く走ると非常に気に入りました。
雪が緩んできても走破性は良好でした。この板ならSL,基礎小回り両方に使えそうです。
但し、相変わらず重たいです。
試乗者:おかもと 試乗日8月30日
身長:165cm 体重:58kg レベル:テクニカル
試乗場所:NZ Mt.
Hutt 試乗長さ165cm 雪質:締まった雪→春雪
★★★3点 ターンを後半に引っ張らない滑りに向いている
非常に好印象です。ビデオに撮った滑りを見ても一番自分にあっているようです。
板のプロポーションが変わりラディウスが一昨年・昨年モデルの14.5mから12.0mに
なりましたが、回転性が極端に変わったという感じはありません。
グリップ力があり回転性も高いのですが、総じて過度ではないため扱いやすいです。
この板は少しドライな感じです。雪面にピターと吸い付くような感じではなく、
加圧の最大ポイントでしっかりと雪面にエッジが食い込んで、さっと雪面から離れる
感じです。
その割に、無加圧ゾーンでの挙動も不安が無く、安心して速度を上げられます。
私は2005モデルのSL11m(165cm)を二年愛用していた為、なじんだ感覚に
好印象だったかもしれません。
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DRACE GS12
試乗者:あきら 試乗日4月16日
身長:175cm 体重:75kg
レベル:テクニカル
試乗場所:尾瀬岩鞍スキー場 晴天 試乗長さ180cm r19
雪質:春雪(午前中の柔らかい程度の雪と午後の荒れたグサ雪)
★★★3点
縦にどんどん踏める。安定感バツグン。荒れた斜面の大回りが容易。どんどん下に落ちる。
ポールに入った感想は粘りのある板だと思った。リカバリーはしにくい。毎年抱く、固いイメージが無い。
以外に小回りも行ける。
春雪の為、圧を強くかけられず、本来の性能がわからなかった。
自分はこれの180cmを大回り用で購入予定です。
試乗者 みわ ♂ 身長167cm 体重69kg
レベルクラウンプライズ
試乗場所 苗場・岩鞍 試乗日 4/9・4/16 試乗長さ:180cm 111-66-94 R=19
雪質 硬くしまった雪が荒れ所々雪だまり(9日)、グサグサ雪と硬いポールバーン(16日)
★★★(抜群の安定感)
新構造ベータ・パワーブリッジを搭載。05-06GS11よりやや太くなりました。
これが本当にアトミックのGSモデルなのかと思うほど扱いやすいです。
過剰なグリップ感がなくなり、どっしりして雪面が多少荒れてもバタつきません。
グサグサ雪の走破性も結構良く、ポールセット外でもかなりイケます。
基礎大回り用としての適性が高いと思います。
テククラ受験や地方予選の大回り種目になら、かなりオススメできます。
試乗者:おかもと 試乗日8月30, 31日
身長:165cm 体重:58kg レベル:テクニカル
試乗場所:NZ Mt.
Hutt 試乗長さ180cm 雪質:締まった雪→春雪
★★★3点 プロポーションが変わっても特質変わらず?
こちらも非常に好印象です。ラディウスは昨年モデルと同じですが、全体的にワイドに
なったそうです。が、印象は大きく変わりません。切り替え易さもグリップ力も板の走り
も直ぐに交換してレビューしない今回は差が無いように感じます。
具体的にはターン始動も楽ですし、グリップ力もある程度強いです。
また、比較的板をたわませることも簡単です。
最近の一般向けアトミックのレーシング板全般にいえる事かと思いますが、
後半の強烈な板の走りやグリップ力はないのですが、必要十分には残っていつつ、
前半・中盤部の扱いやすさが上手くバランスしていると思います。
私程度のレベルには丁度良い具合にスパイスが効いています。
(2006モデルのGS11m
(180cm)を一年使用)
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ERACE GS12 FIS
試乗者:S.Iさん 試乗場所:アサマ2000 試乗日:3月25日 雪質:良好
身長:175cm、体重:68kg、足前:テクニカル&準指 30代半ばの♂
試乗長さ181cm
★★☆1.5点
もの凄いグリップ力です。
よく曲がるんですが、グリップが強烈過ぎて私のレベル(パワー、技術)では使いこなすことが
出来ませんでした。。
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FRACE ST12
試乗者:とみぃ 試乗日5月4日
身長:182cm 体重:64kg
レベル:1級
試乗場所:奥只見丸山 試乗長さ160cm 雪質:グサ雪
★★★3.0点 Demo ST12と同じもの?
Demo
ST12と並べて置いてあったので、比較の為乗ってみました。
カタログを見る限り、構造に違いはなく、オガサカのTriun
G&KC-RV21のように
仕上げの違いだけの問題と思われます。
こちらはスラローム入門用との位置づけのようですが、乗り味に特段変化はなく、
すこしずらしにくい気がしましたが、もしかしたら気のせいかもしれません(^-^;
色の好みで買ってしまっても問題なさそうです。
ただし、Demo
ST12にある165cmがST12にはありません。
試乗者:ぽぺー 試乗日:5月4日
身長:172cm 体重:激重いので秘密
レベル:1級プレイヤー
試乗場所:奥只見丸山 試乗長さ160cm 雪質:グサグサ
やはり最高!!★★★3.0点
Demo ST12とRace ST12という板があるのを知り、今回の試乗会でぜひとも乗りたかった1台。
試乗したみたところDemoとの違いはとくには感じられませんでした。
Rのサイズが大きいからか、長さが短いからかはわかりませんがDemoよりも乗りやすかったかも。
やはりST系は最高のフィーリングで、遅れた際の許容範囲もかなりありました。
操作性はDemoよりも軽く感じました。
小回り〜中回りはやはり最高。高速ターンでも恐怖心を感じることなく乗れます。今回の試乗
板の中では一番の安定性があったように思えます。
コブにも入りましたが、普通に使えました。
Demo
ST12と比べて遜色ないこと、カラーリングの好みから個人的にRaceを希望(笑)
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フィッシャー
@AMC900
試乗者:管理人 試乗日3月4日
身長:169cm 体重:65kg レベル:テクニカル
試乗場所:サンメドウズ清里スキー場 試乗長さ165cm 雪質:GOOD&アイスバーン
★☆1.5点 エッジが全体的にずれてアイスバーンでは弱すぎる。
エッジのせいなのか3月4日の試乗した板の中では最弱でした(^^; ユニティよりも弱い。
グリップ感にとぼしく踏ん張ると板全体が横にスライドしていく印象だ。
試乗会場のスタッフなどに話しを聞くと「AMC900は結構オススメ」とのこと。
やっぱりこの板のエッジのせいなんだろうか?
板はとっても軽く去年のAMC800なんかに共通するところ。
ターン弧は小さくもなく大きくもなくオールラウンドといった感じがしました。
また足元のグリップ感が強く、その場で回転しようとする傾向の気がします。
これは去年のサロモン3Vと同じような挙動で、これが「よい」という人と「駄目」という
二種類にわかれるかもしれませんね。
1級ぐらいまでのスキーヤーにおすすめです。
試乗者:Shinn 身長:165cm 体重:80kg スキー歴:16年 年齢:50才
試乗長さ160cm
試乗日3月24日 雪質:所々緩み掛けたアイスバーン
★1点 一言で言ってしまうと、800のプレートを硬くしただけの板です。
800に有った足裏からのインフォメーションは有りません。
800でも硬く感じたビンディングのヒールピースの下辺りから後ろが、更に硬くなっています。
この板が踵よりに体重を乗せる板ならまだしも、フィッシャーの板は土踏まずを
中心とした足裏全体で踏む、どちらかと言うと前よりに体重を乗せる板だと私に
は感じられましたので可成り違和感がありました。
トップが柔らかくてテールが硬い板は、サロモンX2とかアトミックLT12の様に踵荷重で乗る板
だと自分では思っていましたので。
それと、滑っていて気が付いたんですが、800でも多少感じましたが何故かこの板に乗ると
切り替えでからだをフォールライン方向に投げ出すように滑ってしまいました。
頼りないトップに頼らずに切り替え直後からしっかりとしたテールを使ってしまうのでしょうか。
2005/RX10sから2006/AMC900の、フレックスが柔らかくトーションが強い印象とは別物でした。
競技板を使いやすくして上級板にするのは良く聞く事ですが、逆に低速から使いやすい
基礎板を強化した有りそうで無かった新しいカテゴリーの上級板だと思われます。
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ARC4 W.C. SC
試乗者:ょぅさん
試乗場所 GALA湯沢スキー場 試乗長さ 155
ゲレンデ状況
悪雪(3/11)、ややガリガリバーン(3/12)
身長160センチ体重53キロ スキー技術 2級
★★★軽い、しっとり、切れる
これもアトミックと同じように軽量です。感触はアトミックのSL12とほとんど同じですが、
エッジの前から後まで均等に使える感じがアトミックの方がまさっていると思いました。
逆に振動が少なくしっとりした感じがアトミックよりグッドです。
これもカービング中回りが好きな人は試乗すべき一台です。
試乗者:あきら 試乗日4月16日
身長:175cm 体重:75kg
レベル:テクニカル
試乗場所:尾瀬岩鞍スキー場 晴天 試乗長さ165cm
雪質:春雪(午後の荒れたグサ雪)
★1点
しなやか。他と比べると印象はいまひとつ。
試乗者:S.Iさん 試乗場所:アサマ2000 試乗日:3月25日 雪質:良好
身長:175cm、体重:68kg、足前:テクニカル&準指 30代半ばの♂
試乗長さ165cm
★★2点
フィッシャーのSL板はクルクル回りやすいと聞いていたが、モデルチェンジしたせいか
思ったほどクルクルとは回らないし、板のフレックスは硬かった。
基礎スキーには向かないと思いました
試乗者:おかもと 試乗日8月31, 9月1日
身長:165cm 体重:58kg
レベル:テクニカル
試乗場所:NZ Mt.
Hutt 試乗長さ165cm 雪質:締まった雪→春雪
★★☆2.5点 しっとり感あり、安定感あり。
今年の4月末に購入し、国内で数回、NZに持っていて2日滑走しました。
板そのものは硬くたわみにくい部類に入るかと思います。
ただし、今年から取り入れたFlowflexという構造が影響しているのかもしれませんが、
たわみに偏りは無く、意外と足元でたわんでいる感覚がはっきりとあります。
どちらかといえば、雪面にしっとりとくっついてすべる感覚で、ドライなアトミックSL12とは
逆に、若干”ウェット”な感じです。
これも”サスペンション”でカウンターフレックスを抑えているという謳い文句通りなのでしょうか。
ターンの切り替え時には幅広いトップで雪面に食い込んでいく感もありますし、
板に角度がつければ回っていきます。
後半もテールが他社のSLより結構長いため、板に置いていかれて後ろに転倒するような
すっぽ抜けもありません。以前のシニオS500やS400と同じくらいのセンターポジションでは
ないでしょうか。レーシングというよりオールランドモデルかと思います。
ただ、そうなるとレースしない癖にレーシング板好きな私には、刺激がちと足りない。
また、NZ2日目で板が曲がってしまい、のこり4日間スクールの好意に甘えて
試乗板をレンタルして過ごす羽目になりました。ちょっと恨み混じりで2.5点です。
こんなに直ぐ曲がるなら、曲がりを恐れず一般売り選手用にすればよかったのかもしれません
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BRC4 W.C. RC
試乗者:S.Iさん 試乗場所:アサマ2000 試乗日:3月25日 雪質:良好
身長:175cm、体重:68kg、足前:テクニカル&準指 30代半ばの♂
試乗長さ180cm
基礎用:★★☆2.5点 GS:★★2.0点
R:21mを貸してもらったつもりが、R:17mのこれでした。曲がりまくりです。
この板なら角を立てるだけでもよく曲がるのでGS初心者はこれの方がタイム出そうです。
基礎の大回り専用としては良いと思います
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CRC4 W.C. GS
試乗者:S.Iさん 試乗場所:アサマ2000 試乗日:3月25日 雪質:良好
身長:175cm、体重:68kg、足前:テクニカル&準指 30代半ばの♂
試乗長さ180cm
★★☆2.5点
FIS対応のR:21mタイプですが、よく曲がり非常に扱いやすいです。
新しい構造のプレートが付き、板もかまぼこ上から平たくなっていました。
これから競技を始める方にもとっつきやすいと思います。
GS専用なら185cmがお勧め。基礎なら180cmかな。
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DAMC800
フィッシャー AMC800
試乗者:Shinn 身長:165cm 体重:80kg スキー歴:16年 年齢:50才
試乗長さ160cm
試乗日3月24日 雪質:所々緩み掛けたアイスバーン
★★2点 ブーツ下の感覚が手に取る様に解ります。
まず第一印象では、板の方から全く主張しないのですが此方が働きかけるとスッ
と動き出す、可成り無機質な感じです。
実際にあおって見るとテールもたわむのですが、乗っているとブーツの後端より
前がやたらに柔らかく、センターからテールがやたら太く感じる板です。
155cmの板のトップと165cmの板のテールが踵あたりでつないで有るの
では、と言う感覚です。
プレートの強度は弱く設定してあるらしく、まるでレジャー板かと思うほど雪の
状況が足裏に伝わって来ます。
ミッド板のトップとテールを伸ばしたような感じがしましたが、バランスが取り
やすくて次にどこに重心を移動すべきかがとても分かり易いです。
滑っている時にバランスを崩すのは板ではなく上に乗っている人間ですので、足
裏に細かくインフォメーションが伝わってきてバランスの修正がし易いのはとて
も有りがたいです。
こんな板は今シーズン試乗した中でも無かった特性です。
かつてのS400が「乗れば上手くなるスキー」呼ばれていましたが、
AMC800も「足裏感覚が良くなって上手くなるスキー」だと思います。
ただし、当然の事ですがスピードを出せば不安感があります。
そこそこのスピードではグニャグニャするトップは頼りないですが、テールが
しっかりしているので何となく滑れてしまいます。
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VIST−SKI
@Vist Demo
試乗者 みわ ♂ 身長167cm 体重69kg レベルクラウンプライズ
Vist Demo V614-Pro Light 174cm 116-66-101 R=16.2
試乗場所 苗場 試乗日 4/9
雪質 かなり荒れて、硬いボコボコとザクザクが混在
★★★(難しいけどホレちゃうな〜)
Vistのオールラウンド板。カラーリングやデザインもお洒落で、
ビンディング位置を簡単に前後させられるという機能を持っています。
乗った第一印象は、なんと言っても鮮烈なエッジグリップ感。
とにかく、もうカービングしかさせませんよ、って感じ。
でありながら、しなやかさ、軽さのため、それほど乗りにくくはありません。難しいけど。
サンドイッチらしく、雪面に喰いついてしなやかにたわみ、一瞬タメを作ってヒュンと抜ける、
あの感じは快感ですね〜。カービング大回り中回りはホント刺激的&快適。
ボコボコに荒れていたのに、狙ったラインをトレースしてくれるので、比較的安心でした。
ただし、小回りは少し難しいです。あいまいなスキッドを許してくれないので、
スキッド系をやるなら根性決めてスキッドさせないと出来ません。
また、ターン後半にしっかりエッジリリースして抜けてからじゃないと、
ひっかかっちゃうので、次のターンにスムースに入っていけません。
コブは、意外にも安心して入れました。なにしろ狙ったラインを外さないので、
バンクも内側の壁も狙った通りに行けます。特にタテ目に攻める方が向いている気がしました。
同じサイドカーブでTeamV614-Pro
Lightという板もあります。
メーカーでは、Teamの方が少し柔らかいと説明していますが、乗った感じはあまり変わりません。
Teamの方がややたわみもどりが急かも。手であおった感じもほとんど変わりません。
メーカーの人やその場にいた人達にもあおってもらったのですが、
「わかんないねえ」とのこと。ちなみにTeamの方が定価は5000円だけ安いです。
エキサイティングで大好きな板ですが、自分で買うかと言われると、難しいです。
僕もそんなに若くないので、この板に乗るために夏場、トレーニングしなければならないかも。
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エラン
@demoSLX
試乗者:管理人 試乗日3月15日
身長:169cm 体重:65kg レベル:テクニカル
試乗場所:尾瀬岩鞍スキー場 試乗長さ160cm 雪質:GOOD&アイスバーン
★★★3.0点 去年同様抜群の操作性。
カラーリングは違いますが中身は昨年とあまり変わっていないような感じもします。
この板はサンドイッチ構造ですが、オガサカKC-RVやヘッドSUPER SHAPEなどよりも
ハードな乗り味でした。
しかしハードと言っても、操作性は抜群で綺麗に回転弧を作ることができます。
固い斜面では板の反発が強く、キュンキュン板が動きます。
この辺りはサンドイッチというよりオガサカのツインキールのような感覚に近いかも。
ただしケオッズシリーズよりは板が上級者向けにチューニングされているようで
こちらの方が安定感等があり好印象です。
この板がメタルが2枚入っているのですが、1枚のみのdemo SLというモデルがあります。
去年試乗しましたがdemo SLもとても扱いやすいオススメな板です。
テクニカル以上の人にはSLX。1級以上の人にはSLをオススメしたいですね。
試乗者:とみぃ 試乗日5月4日
身長:182cm 体重:64kg
レベル:1級
試乗場所:奥只見丸山 試乗長さ160cm 雪質:グサ雪
★★☆ 2.5点 安定感と操作性の高い整地専用小回り板
エランのSLX・GSX系のデモ用、競技用の違いはビンディングがフュージョンタイプか
どうかの違いで、板の外見やサイドカーブは(おそらく中身も)一緒で、
フュージョンタイプがデモ、そうでないものが競技用です。
SLXは去年モデルとサイドカーブは共通ですが、一枚チタンプレートが増えているとのこと。
下位モデルのSLにもメタルが入ったので、今期のエラン小回り板は全てメタル入りになりました。
グサ雪にも負けない強さがあり、小回りがラクにできますが、
オートマチック過ぎずいい感じ。ズレの多い小回りも可能です。
大回りも一応できましたが、基本は中回りまででしょう。
しっかり感と高い旋回性があり、楽しい板でした。
コブにも入ってみましたが、走りが強いのでやや怖さを感じました。
整地での小〜中専用と考えれば非常に良い板だと思います。
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Aspeedwave10
試乗者:ぽぺーさん 試乗日:3月15日
身長:172cm 体重:激重いので秘密
レベル:1級プレイヤー
試乗場所:尾瀬岩鞍スキー場 試乗長さ:160cm 雪質:GOOD&アイスバーン
★★☆2.5点 小回り性能 オールラウンド性評価として★★2.0点
普段乗ることの無いELANで、不気味なウネウネした形状でデザイン的にはイマイチ
でしたが乗ってみると小回りは軽快なテンポで行けました。
落差を取った小回りが比較的やりやすいようです。
160cmという長さは小回り用としては良いのですが、オールラウンドとして使うには
ちょっと不安定な感じがしました。
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Bspeedwave14
試乗者:管理人 試乗日3月15日
身長:169cm 体重:65kg レベル:テクニカル
試乗場所:尾瀬岩鞍スキー場 試乗長さ168cm 雪質:GOOD&アイスバーン
★☆1.5点 エッジグリップ感弱い。
speedwaveシリーズは8,10,12,14と4種類存在しておりこの板は最強モデル。
が、滑り出した瞬間に「うお〜ずれる〜」
フィッシャーのAMC900でも弱いと書きましたが、それよりも弱い。
ハイスピード系の滑りやアイスバーンには向いていないようです。
speedwaveは基礎とはジャンルが違うのでなんとも言えませんが検定などに
使うとしたら1級検定までが限界かと思います。
特にトーションが弱いようで板が踏ん張らず、スピードをあげることができませんでした。
個人的にはdemo SLXやdemo SLの方をオススメしておきます。
試乗者 みわさん ♂ 身長167cm 体重69kg レベルクラウンプライズ
試乗場所 菅平パインビークつばくろゲレンデ
試乗日 3/4 試乗長さ:168cm 116-69-105 R=13.3
雪質 やや緩んだ硬めの雪、一部アイスバーン
★★(良いかもしんないんだけど・・・)
Elanの新技術、W Flex搭載板の中でも最上級モデル。
板の表面が波打つ様子はちょっと異様です。
フレックスの柔らかさとトーションの強さを共存させようという新構造なのですが、
実際滑り出してみると・・・・、オイオイ、何だよ、このルーズなエッジわっ!
つばくろゲレンデ上部のアイスバーンに全く歯がたちません。
こんなチューンナップじゃ新構造も何も判んないよ〜〜〜。
とは思いましたが、やはり、噛んでくれる斜面では、大回りにシッカリ感があり、
その割りに中回りくらいの弧で板を踏み込むと、柔軟にたわむ感じはしました。
是非、もっと良い状態で乗りたい板です。
今度はちゃんとチューンナップしてきてくれ〜〜〜。
試乗者 みわ ♂ 身長167cm 体重69kg レベルクラウンプライズ
試乗長さ:168cm 116-69-105 R=13.3
試乗場所 苗場 試乗日 4/9 雪質 朝の硬くしまった雪
★☆(やっぱり・・・)
やっぱりエッジのグリップ感が甘い!
硬い所だと、斜滑降しただけで頼りない感じです。
メーカーの人に「エッジがズルズルなんですけど、どうしたんですか?」
と聞いてみたんですが、特にたらしたワケではないとのこと。
そこで思い出すのは、03-04のFusionM12のこと。
一年間乗ってみて、とても気に入った板だったのですが、唯一の欠点は、
アイスバーンに弱かったこと。ちょっと似てるかもしれません。
しかし、M12もこれほど頼りないグリップ感じゃなかったけどなぁ。
多分、グリップする雪だと評価がまるで変わるのでしょうね。
良い雪でもう一度乗ってみたい板です。
試乗者 みわ ♂ 試乗場所 岩鞍 168cm 116-69-105 R=13.3
身長167cm 体重69kg レベルクラウンプライズ
試乗日 4/16
雪質 グサグサ、所々硬い
★★☆(雪さえ柔らかければ・・・)
しつこく三度目の試乗。
グサグサ雪でなら、よくたわみ、抜けて走ってくれます。
アイスバーンのないスキー場でなら、基本性能は高いんじゃないでしょうか。
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CRACE GSX
試乗者:とみぃ 試乗日5月4日
身長:182cm 体重:64kg
レベル:1級
試乗場所:奥只見丸山 試乗長さ178cm 雪質:グサ雪
★★☆2.5点 安定感と操作性の高い大回り専用板
こちらはビンディングがフュージョンタイプではない、競技用タイプです。
こちらもチタンプレートが2枚入っているタイプになります。
久々に大回り板に試乗しましたが、安定感抜群かつ板が下に落ちて行ってくれ、
不用意にズレないため、快感度の高い大回りが簡単にできました。
かといって操作性が悪いわけではなく、ズレを多めに入れるのも簡単で、
かなり無理をすれば小回りもできました(^-^;
さすがにコブは厳しかったですが、これを買う方が
この板でコブに入るとは思えないので問題ないですね(^-^;
試乗者:S.Iさん 試乗場所:アサマ2000 試乗日:3月25日 雪質:良好
身長:175cm、体重:68kg、足前:テクニカル&準指 30代半ばの♂
試乗長さ182cm 188cm
★★☆2.5点
なんか板がもの凄く細いです。
182cmの第一印象の曲がらないだろうという予想に反して結構曲がります。
雪が硬いほど良さそうな印象でした。
188cmは板の先まで力を伝え切れていない感じで、自分から板を回し込むような操作を
しないと曲がっていきませんでした。上級レーサー向き?
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DRACE SLX
試乗者:S.Iさん 試乗場所:アサマ2000 試乗日:3月25日 雪質:良好
身長:175cm、体重:68kg、足前:テクニカル&準指 30代半ばの♂
試乗長さ165cm
★★★3点
選手用と聞いて難しいのと思いきや、回転性は良いし、グリップしすぎることも無い。
これなら基礎スキーにも使えそう。でもコブ入ったらすぐヘタっちゃうんでしょうね。
お金のある人にお勧めしたいです。。
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ハート
@Hart C5.2 SP
試乗者 みわさん ♂ 身長167cm 体重69kg レベルクラウンプライズ
試乗長さ168cm 105-64.5-92 R=16.5
試乗場所 菅平パインビークつばくろゲレンデ 試乗日 3/4
雪質 やや緩んだ硬めの雪、一部アイスバーン
★★★(まさに理想のコブ&オールラウンド!)
Hartの選手が全日本のコブ種目で使うために開発された限定モデル。
というと敷居が高そうな感じですが、非常に軽く柔らかく扱いやすい板です。
多分、モーグル板をベースにして、それにRをつけたのだと思いますが、
モーグル板の不安定さはなく、ある程度サイドカーブがあるし、
グリップ感も悪くないので普通に整地でのカービング大回り、ヒネリ系小回りOK。
フレックスの柔らかさを生かしてカービング系小回りも出来ます。
もちろん、素性がコブスペシャルですから、高速大回りでは、
やや板の返りが軽すぎて、安定感でイマイチな気もしますが、
テク検定くらいのスピードなら大回り用としても不満はないのではないでしょうか。
コブの中では、軽さのために操作性が良く、先落としが非常に容易。
先落としの技術を持っている上級者にはもちろんグッドフィーリングですが、
これから先落としの技術を覚えるコブ入門者にもオススメできます。
先落としさえすればトップは簡単に噛みます(そこが「こ○王」との大きな違い)。
ただし、板のセンターからコブの溝にドシンと落ちると意外に走るので、
トップを噛ませる滑りをする必要があります。
ちとオドロキなのは、軽いのでキッカーでの飛んだり跳ねたりがしやすいこと。
なんか足に羽が生えたようで、20才くらい若返った気分にさせられました。~o~
欠点として考えられるのは、細身なので、深雪や新雪を踏み荒らしたバーンに
多少の不安があるかな〜という程度。
コブ中心のオールラウンド板を探している一級以上の方には絶対のオススメ。
今年の自分の購入候補リストの堂々トップですが、
もう一度、春の軟雪の深いコブで試してみたい板です。
試乗者 みわ ♂ 身長167cm 体重69kg レベルクラウンプライズ
試乗長さ:168cm 105-64.5-92 R=16.5 試乗場所 六日町八海山
試乗日 5/3・4 雪質 春のグサグサ雪と深いコブ
★★★(ちょっと難しい・・・けどコレに決定!)
今回は、二日間掛けて、深いコブを滑り込み、アルペンの人からよく話を聞いてきました。
まず、板の素性なのですが、どうも乗り易いと思っていたら、
以前僕が使っていた01-02のSL板S
CRV-TT RPのサイドカーブをそのまま使ったのだそうです。
道理でオールラウンドに使えると思いました。
材質的には、S
CRVよりも軽くなっているので、S
CRVに高速安定性では劣りますが、
その分コブでの扱いやすさが勝っています。
また、「C5.2 SP」という名前になっていますが、
デモ用セカンドモデル「C5.2HCS」とは全く無関係なんだそうです。
グサグサ雪で大回り小回りをしてみましたが、走破性にほぼ問題ありません。
深いコブでは、やや返りが強く、先落としを強くやり過ぎたり予想よりエグレたコブだと、
お釣りをもらって跳ね飛ばされそうになる場面がありました。
そのため、菅平の浅いコブでの試乗の時より難しさを感じました。
ただし、前後のウェートが軽く左右軸の運動(トップを下げる)が容易なので、
コブの中でのリカバリーがしやすく、自分が上手くなったような気がしました。
コブの中でスキッドに入る動きもし易く、そういう意味では、コブ入門者にも扱えると思います。
やはり、自分自身の来期のコブ&オールラウンド板はコレに決定!
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AHart F17
試乗者 みわ ♂ 身長167cm 体重69kg レベルクラウンプライズ
試乗長さ:168cm 93-63.5-83 R=22.9 試乗場所 六日町八海山
試乗日 5/3・4 雪質 春のグサグサ雪と深いコブ
★★☆(意外な扱いさすさ)
C5.2SPのついでにモーグル板F17にも試乗してみたのですが、意外にイケてしまいました。
このF17は選手用モデルF17S(R=32.1)よりもRが小さい一般モーグル用。
今年からサンドイッチ構造になったのだそうで、コブ以外でもソコソコ良いフィーリング。
Rから言っても、オールラウンドな使用が出来ないことはありません。
コブの中では、C5.2SP以上に軽く操作性が良いため、何でも出来ちゃう感じです。
C5.2SPに比べると真っ直ぐ行きたがりますが、それに任せて真っ直ぐ行ってしまっても、
問題がほとんど起こらないのには驚きです。
非常に先落としがしやすく、コブでの返りが適度なので、今まで不可能だったライン取りが
簡単に出来ちゃいました。
五十歳台後半の友人(テク受験中)に履かせたところ、コブ滑りがいきなりアクティブになり、
二十歳ほど若返った感じの元気な滑りになってしまいました。~o~;;
大変気に入った様子だったので、彼はもしかして、コブスペシャルに購入するかもしれません。
僕は・・・、やっぱオールラウンド性とバンクコブの滑りやすさなども考えて
C5.2SPに軍配を上げてしまいましたが、最後までちょっと
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ノルディカ
@SPEED MACHINE MACH3Power XBI
試乗者:佐藤俊彦 身長:182cm体重70kg レベル:1級
試乗場所:八方尾根スキー場 試乗日:4月18日 試乗長さ170cm 雪質:粗目〜ザブ雪
★★安定性はよく、どっしりしている
ノルディカはもう一台、ホットロッドモディファイドの170cmを持っています。
オールマウンテンタイプなので、整地でかっとぶと板がぶれ、あくまで中速までの速度域で乗る板です。
サイドカーブはホットロッドが119/74/104、こちらが119/72/104とセンター部が2mm
絞られているだけのプロフィール。
ビンディングシステムが埋め込み式になり、よりたわみやすくなったのではと思っていましたが、
なにせフレックスが競技用GS板であるドーベルマンPro GSより硬いように感じられ、
実際滑ってみてもそれほどビンディングの効果は感じられませんでした。
全体的に三日月型にたわむ感じで、ターン弧の調整はしやすかったです。
幅広なのでやはり安定感は抜群。ただ硬いバーンだと叩かれる可能性はあると思います。
使うシーンとしては、中〜大回り主体に飛ばす場合でしょうか。
この下にSPEEDMACHINE 14.2XBSというモデルがあるのですが、こちらはサイドカーブが
116/70/102とやや細めで、メタルは入っていません。
しかしこのくらいの幅でメタルを入れるなどして強度を持たせた方がオールラウンド性が高まると思うし、
それより細い板となるとノルディカではセンター幅64mmの競技用板しかないので
基礎シーンにふさわしいラインナップが不足していると感じます。
またノルディカはサイズラインナップが少なく、170の上は178になります。
この板で175だったら用途が思いつきますが、170は性格が中途半端な気がします。
K2
@アパッチクロスファイア
試乗者:Shinn 身長:165cm 体重:80kg スキー歴:16年 年齢:50才
試乗日3月15日 雪質:荒れたぐさ雪
試乗日3月24日 雪質:うっすらと新雪が積もったアイスバーン
試乗長さ167cm
★★☆2点 気象条件を問わない安定感抜群の大回り板。
昨シーズン試乗して欲しい板ナンバーワンでしたがプレートが変わって印象もだいぶ変わりました。
この板のサイドカーブの設定は他のメーカーの板とは違うようです。
普通のカービング板は、トップとテール付近がカーブがきつくて、傾け始めた時にトップがたわみ始めるのを
使ってターンに入り、踏み込むとテールが引っかかってたわんで回り込む、と言ったらいいのでしょうか。
しかしこの板の場合は雪面からインフォメーションが伝わってくるのはプレートの前後辺りです。
その範囲内をコントロールすると板全体がたわむ、と言うと何か乗りにくそうですが、遠く離れたトップやテールから
ワンテンポ遅れて伝わってくるインフォメーションでバランスヲ取るのではないので、外乱の影響も受けにくいので
悪雪でも安定感は抜群です。
この手の板に慣れていない人がいきなりアイスバーンで乗るととまどうかも知れません。
もっとオフピステ用に振ったRECONでさえラウンドテールなのにセミツインチップで、全長に対してエッジ長が
短くなるはずなのですが乗ってみると可成り長く感じます。
K2は来期ビンデングが変更されこのモデルもピストンコントロールが無くなっています。
05−06シーズンモデルは柔らかめで、スピードを上げていくとピストンコントロールが効いてくる感じでしたが、
来シーズンモデルはプレート自体が硬く余計乗りにくく感じるかも知れません。
自分としても05−06シーズンモデルの方がしっとりとした感じがあって好きでした。
また、先シーズンの試乗した時は荒れたまま凍った上にどか雪が降ったコンディションで、他の板だと失速して
しまう状況でも大回りの安定感は抜群でした。
ターン弧は、サイドカーブを感じさせない板なので、中大回りが気持ちいいです。
また、テールを踏んでもヒールピースのすぐ後ろのエッジを押さえている感じで、板の後半がたわんだりずれたり
してくれる感じは余り無いです。
そのため、テールは可成り硬く感じられ小回りは余り向いているとは思えません。
ついでに、皆さんは余り関心が無い事かも知れませんが、午後から昼頃にゲレンデが緩くなってくると数日前に
降った黄砂でリフト乗り場付近でブレーキが掛かって疲れるので後ろ向きに滑る事がありました。
その時、スイッチもフェイキーも一番やりやすかったのがこの板でした、さすがK2です。
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MIZUNO
@MODE13I
試乗者:Shinn 身長:165cm 体重:80kg スキー歴:16年 年齢:50才
試乗長さ 165cm
試乗日3月24日 雪質:アイスバーンと午後からのベシャ雪
★★★3点 何でもない滑りまでが楽しくなる来期一押しの基礎板です。
前モデルもブリザード製のOEMでしたが恐ろしく腰の無い板で、私は体重があるので
硬いゲレンデではビンディングから先で板が折れたかと思うほど頼りなく、
浮く感じの滑走感があり切れとは無縁に感じる板だという記憶しか有りません。
しかし、柔らかいゲレンデが踏み荒らされて凸凹してくると途端に滑り易くなり悪雪には結構強い印象でしたが。
来シーズンの板はモデルチェンジして見た目も滑りもガラッと変わっていました。
トップは可成り幅広く結構エラが張っています。
普通この形をしているとトップから切れ込みやすく意識しないとズレないはずなんですが、
実際に乗ってみると面白い様にテールをずらせます。
全くの低速ではなくスピードに乗った状態でも、進行方向に対してのずれる角度が半端じゃありません。
そして横向いたままのコントロールに全く不安を感じません。
スキッドじゃ無くドリフトですね。
LT12がしっかり張り付いていたウエーブの向こう側に向かって横向きに飛んでいきます。
かと言って頼りない感じは全くなくそこそこ強さも感じる板で、しなやかさではなく剛性で切っていく感じで
切ろうと思えばしっかり切れるし走ります、基礎スキーなのに楽しい。
ターンの途中でも切るズラすの切り替えが簡単です。
サロモンXTの方がしっかりしている範囲が狭くたわみやすく、そのたわみでしなやかさとワンテンポ
遅れた加速感を感じます、MODE13Iの方がビンディングの前後がしっかりしていてしなやかさは少ないです。
来シーズンはMODE12Sもですが可成り優しい板になっています。
昨年は基礎にお勧めの一押しはヘッドのSUPERSHAPEだとみんなに言っていましたが、MODE13Iと
乗り比べると、幅広いトップが抵抗になって走らないし回り込み過ぎます。
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