鳥取砂丘
お盆は鳥取砂丘に行って来ました。んと、8月の13日です。
近畿道から中国自動車道を経て国道におりましたが、中国自動車道の入り口辺りで自然渋滞。既にこの時期には風物詩となっているような。自動車に乗っている時にはお手上げの渋滞も、単車だと擦り抜けという技を使って力ずくで回避できます。
といっても私は基本的に、信号が赤い時しかすり抜けとかしないし、一般道はおろか高速道路でのすり抜けは初体験でございます。ライダー歴10余年の同居人の先導ですり抜けをしたわけですが、これにはコツがあるそうです。まず、いつでも走行車線に戻れるように路肩と走行車線を分ける白線上をできるだけ走ること。それから高速の出入り口付近では必ず走行車線に戻ること。でないと、渋滞を抜けようとする単車を狙う取り締まりに引っ掛かるそうです。実際、この時にも池田の出入り口付近で10台近くの単車がひっかかってました。
お盆休暇に入っている人が多いせいで、一般道も結構混んでまして、目的地の鳥取に入ったのはお昼過ぎ。まずはサメ騒動で沸いているというか寂れているであろう白兎海岸で波と戯れて、鳥取砂丘に向かいました。実は鳥取砂丘に降り立つのは初めてです。白く光る砂が眩しい。雲の陰が落ちた部分と太陽光線を反射している部分の砂の色のコントラストが、何とも言えない感じです。海が見える丘まで歩きましたが、砂に足を取られるので想像以上に歩きにくいし、炎天下の砂地の照り返しとか輻射熱とかは強烈でしたぜ、もうやらへん。でもまぁ、青い日本海はとてもキレイでしたよ。
帰りも相変わらず道は混んでるし、暑いし。中国自動車道では夕立に降られました。夏場はどうしても薄着になるので、雨粒が当たると身体の前面がかなり痛いです。時速100kmの痛みに耐えられず、80kmで走りましたよ。特に無防備に肌を晒すことになってる首とか痛いです。最寄りのサービスエリアで雨宿りをしていたら、びしょ濡れのライダーの先客がいっぱいいて、私らの後からも大勢来て、男の人は脱いだシャツを絞ったりしてて、この時だけは男に生まれたかったと思ったり。
どうにか家に帰り着くまでにはシャツとジーンズは乾いてましたが、靴と下着が濡れたままでした。
HOME 司書箱 ツーリング記録