真鍮製キット組立上の注意点


皆様より真鍮キット組立をしたいがどうすれば良いのか等、全くの初心者

から、また経験はあるが上手く出来ないので組立上の注意点を教えて欲しい

とのメールが多くありましたので、ここでは簡単な注意点を書いてみます。


必要とする工具(有れば便利な物)

半田コテ

必須

Nゲージなら40〜60W位でも大丈夫かと思います。

出来れば鏝先が平らな物と細丸と2つあれば便利です。

 半田はヤニ入り・ヤニ無しがあり、ヤニ無しを使用。

フラックス必須

半田付けに必要な塩化亜鉛液 ¥600〜¥1000

きさげ

有れば便利

余分な半田を削り取る工具です。

精密ドライバー(-)でも代用出来ます。

直角治具

有れば便利

私はアルミ製のアングルを使っています。

これは熱の拡散にも効果があります。

目玉クリップ

材料同士を固定させる目的で使用しています。便利

後は、ヤスリ・ニッパー・紙ヤスリ・ドライバー・万力・糸のこ......等など

一般的な工具は当然必要ですが皆さんもお持ちのはず.......?


新しい半田鏝の注意点

新しい半田鏝を購入されましたら、先ず最初にすることは十分加熱してからフラックスに鏝先を付けて、糸半田などで半田メッキをして下さい。

鏝先が半田できれいな銀色になるはずです。作業終了時も同じようにして下さればいつでも快適な状態で使えます。加熱しすぎると鏝先が欠けたりしますが、万一そうなったらヤスリで平らに削ります。

セラミック製やコテ先にメッキされている半田ゴテはそのままで使います。(決して削らないように!


いよいよ組立に挑戦です!

 キットは入手されましたか?.....最初は簡単なキットから始めて下さい。

 いきなり部品の袋を開けずに、先ずは説明書を良く読んで、どういう順序で組み立てるかを頭の中で確認して下さい。順序を間違えると鏝先が届かなかったり、せっかく前に取り付けた部品が熱で取れてしまったりします。

 部品の半田付けは先ず大きい部品から付けるようにして下さい。

 プラキットと同じようにランナーから部品を切り取るには、良く切れるニッパーかカッターナイフで押し切るように切り放します。

 小さな部品・細長い部品の切り放しにはカッターナイフをお薦めします。

 いよいよ半田鏝を使ってみましょう。

 半田付けの基本は、くっつける相手を良く熱っすることです。付ける場所にフラックスを竹べらか筆で塗り、半田を流すようにします。

 「半田を流す」とは部品を良く熱していれば水のように流れて行きますが、熱し方が足りないと、半田が山のように盛り上がって接着力が弱まります。半田が流れ始めたら鏝先を部品から離せば直ちに固まります。

 失敗しても安心です。再度加熱すれば取れますから何度でも挑戦出来ます。ここが接着剤組立と違いとても便利なところです。(強度も数倍!)余分に流れていった半田は「きさげ」または精密ドライバー等で削り取りましょう。

 フラックスの他に半田ペースト(電線等に使用)と言う物もあります。細かい部品を取り付ける場合にペーストを利用すれば、半田は上手く流れてくれませんが、小さい部品の一時的な固定目的にも使えて便利です。

 キットによっては「ホワイトメタル」と言う部品を使う場合がありますがこの「ホワイトメタル」は熱に弱いので鏝先が触れると溶けてしまいます。なるべく最後に取り付けるように順序を良く考えて取り付けてください。(低温半田といって「ホワイトメタル」でも使用できる半田も有りますが、半田付け初心者にはまず無理だと思いますので接着剤を使って下さい。)

 半田付け作業が終了したら直ちに部品を洗って下さい。

 フラックスが付いたままで放置すると真鍮が腐食してしまいます。

 台所用のクレンザーを歯ブラシに付けて磨いて下さい。

 HO でしたら真鍮ブラシで磨きますが、N にはちょっと.......?

 注意!......クレンザーは良く洗い落として下さい.........塗装のジャマです。

 クレンザーで磨いた後に中性洗剤で油脂を取り除く.......(塗装の下準備)

もっと詳しい情報が欲しい方は


実際の製作方法などは下記の製作日記を御覧ください

決して上手い出来ではありませんが御参考になると思います。

アダチD52バラキット(1/80)製作日記

  何かご質問がありましたら掲示板にてご質問下さい。