〜読者の声〜


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  筑波大学応用生物化学系 橘研究室気付
 でおねがいします。

 私は帯広畜産大学の学生(3年)です。先日私が所属する開拓同志会というサークルの後章を適して「有機農業新聞」のことを知りました。23号と29号を見たのですが大変興味をもちました。
 私は母の実家が農家だったために小さいころから農業には興味がありました。高校生のころ入口増加による食糧不是の問題に関心をもち、その解決のためには品種改良などによる生産性の向上が必要だと思いました。大学に入って化学肥料や農薬による環境汚染、化学肥料の技入による生産性の向上にも限界があることを知り、これからの農業は生産性の向上も大切だが循環型、持続型でなけれぱならないと思うようになりました。
 そこで有機農業に興味をもったのですが、有機農業だけでは現在の農業がかかえている問題の解決にならないのでほと思うこともあります。これからの農業がどうあるぺきかというのは難しい問題だと思います。
 難しいことはさておき、私はいまサークル活動や実習で畑をつくったり、牛の整謡をしたりしていますが、季節を感じ、収穫物だけでなく、芽のでる喜び、収獲の喜びも味わうことのできる農業をとてもすばらしいと思っています。次号からもぜひ読みたいと思いますので、送っていただけると幸いです。
(帯広市・泉 幸子)


 自然食品店を経営していると、化学物質を添加した食晶や農薬づけの農産物などを許すことができませんが、よくよく考えると、そういったものがあるから自分の存在価値もあるのだなあと恩います。自然の法期というのはすぺてを認めること、是も否も、幸も不幸も、善も悪もすぺて味わうことのような気がします。そんな生き方ができたらいいなと思っています。それには、いくつかのステップを超えなければならないことも事実であります。
 ステッブ1; 無邪気になる。素直になる。やさしくなる。
 ステッブ2; お金からフリーになる。
 ステッブ3; 人間からフリーになる。
せめてステップ1は達成したいものです。
(岩井市・小島宏)


 まずは「有機農業新聞」30号の感想を書きます。
 山本亜希子さんの「大脳とあんこ」は深くうなずきながら拝読しました。とくに「・・・皆が自分にほんとうに誇りをもてるように生きれば世の中はもっと良くなると思っていて・・・」という部分、同感します。私自身ほまだまだ誇りをもてる生き方をしているとはいえませんが、農業に携わっていることには誇りをもっています。
 先日知り合ったある女性が私の経歴(筑披大卒)を聞いて、私が農業をしていることを「もったいない11」といいました。いままでにもそういう言われ方をしたことは何度かありますが、そのたびに誇りを傷つけられる思いがして、ムっとしてしまいます。後にその女性が小学校の教師であることを知った時にはさらにショックを受けてしまいました。
 山本さんは現在は就農にむけて充電中とか。とても大切な時間を過ごしているのですね。私は農業をはじめてから、農業で生計をたてなければ・・・という思いに必死になりすぎていたことに、やっと気づいた今日この頃です。
「業としての農」以前に「ライフスクイルとしての農」を大切にしたくてやりだした自分なのに、いまはそのギャップに苦しんでいます。日常に流されつつも、誇りをもてる生き方を忘れずにいたいものです。あ〜私も「あんこ」をつくるところからやりなおさなければ・・・。山本さん、ありがとうございました。今後の報告もぜひ間きたいです。
 次は私の近況ですが、今年に入ってから、地域で農業をしている同年代(20〜30代)の女牲どおしが交流てきる場づくりを、普及員さんと一緒にはじめました。近くにいてもなかなか知り合う機会がなかったり、交流の場がなく、どうしても家と畑の往復だけで毎日がすぎていってしまいがちな若い女性がたくさんいることに気づいたからです。自分はほとんど畑のことはしないというお嫁さんも多いのですが、少しづつやろうと頑張っているようです。できればミニコミ誌をつくったりして楽しくできれぱいいなと思っています。
(和歌山県・富補園子)


 ご無沙汰していますが皆さんお元気でしょうか。この数カ月、農とかかわりのあるところをいくつかまわってきました。一燈園にも行ってきました。どこも楽しく面白いところでした。なかでも用口由一さんのところはとてもよかったです。10月上旬にはまた自然生クラブに行きます。そのときそちらに寄りたいとおもいます。
(旅の途中・落合宏)


 いま稲本豆腐店で野菜を直売してもらっています。私の借りている畑の土を分析してもらったところ、こんなにアルミの多い土ははしめてだといわれ、ショックを受けました。最初は草もはえなくて変だなと思いましたが今では中性付近ではえてくるといわれる雑草が次々出てくるようになりました。
(水海遣市・西田宏一)


 有機活性ケイ素を使って、キュウリ、レタス、ハクサイ、キャベツ、カポチャ、二ンジン、ダイコン、コマツナ、インゲン、ジャガイモなどを作っています。いつでも見学にきてください。いま農産物の独自の販路をつくっていこうと計画中です。
(つくば市・山本昌宏)


 梅は焼酎につけるものとばかり思っていましたが、日本酒につけてもおいしいようです。いま試作中ですが楽しい飲み物になりそうです。
(神崎町・寺囲啓佐)


 この夏休みに内豪吉に行ってきました。果てしなく続く草原に青い空、夜は満天の星、用の水は冷たく気持ちがいい、そのような大草原を馬で駆け回りました。烏には自分の意思があり、馬のこころを知るにはかなりの時間がかかりましたが、烏と気が合い走り出したときは最高でやみつきになりました。9月からまた中国医学の授業がはじまります。
(中国山東省・角囲美春)

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