briefing of "YFSS2000"
「YFSS2000」紹介所
コレで、フリーウェア。
最大17名同時のネットワーク対戦、
ILS装置/アレスターフック付きの空母離着艦、
離着陸(全方位から最大秒速20メートルまでの風の設定も可能)、
自機1+味方2(計3)対敵5のコンピュータ空中戦、
機銃・爆弾・ミサイルによるAAM/SAM/ビルディング等への対地攻撃、
様々なシチュエーション(アクロバット編隊長や空港急襲等)
30種類以上の豊富な民間機・戦闘機・アクロ機・プロペラ機を操縦可能
松島基地、那覇空港、厚木基地、NEWTA空軍基地、謎の島×2を飛行可能
それがYS Flight Simulation System 2000です。
配布元の山川聡司さん(captainYS)のページへGO!
管理人的なこのゲームに於ける『ツボ』
無料の癖に、軽量でネット対戦にも対応。
リアルさを求めて某・マイク□ンフ卜FS2000などに散財するのも良いけれど、値段が高いからみんなでは遊べない。空は貴族にだけ赦された楽しみじゃないんだから、コレじゃやる気も萎えるばかり。
でもYSFSはフリーウェア中最高の出来を誇るソフト=タダ。しかも実行時にDirect3Dとか使わない状態で描画を最低限にしてあるので、ペンティアム133程度の今となっては非力なマシンや、グラフィックボードの性能が悪くDirect3dに非対応なオフィス仕様のマシンでも、3次元計算さえ出来れば軽く爽快に空を飛べる。
最近じゃネット対戦にも対応してるとなれば、一度は遊んで損はない定番ソフトのひとつにしてもいいのではないかと。
ちゃんと飛べるソフト。
その上で航空力学計算がしっかり出来てる。仰角を取った飛行=フレアをかけた着陸が出来る2000年12月現在では唯一の無料フライトシムだし、横風着陸や空母への着艦などもILS付きでサポート(!)。管理人は『コブラ』とか『失速中のスピン』とかにも多分成功した。
まぁ乱気流とか雨とかいった『天候』の概念が風以外にはなかったり、絶対に故障のありえない機体だったりするなどマニアには物足りないかもしれないが、高度25000程度を飛ぶのが一番燃料を消費しないという拘りを見せているソフトが無料だってだけで充分では?
フライトシム物の『エキス』は、この程度で存分に味わえることは保証できる。
カスタマイズが簡単(性能は特に)。
ソフトの構造が固まったものではないので、効果音サウンドや機体性能ファイルの書き換えでかなりいろいろな事が出来る。翼面積・機体重量・出力・武装さえ判ってれば、取り敢えずは空を飛ばすことが出来たりする。ysfsダウンロード頁から行けるツール頁で機体形状やシーナリー(地形)データも変更できる。
つまり、思いつき次第でどんな任務を自分に課しても良いのだ。この辺りが市販ソフトの「新しいシチュエーションが欲しければアペンドデータを買え!」的商売上手から上手く逃げられるポイントとなってる。
という訳で、某BM98と同じ頻度で遊ぶパソゲーとして我が家に君臨して、はや2年。
是非、みなさまにもお勧めします。